Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

テレビ番組 アーカイブ
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 見たい番組も無く番組表を眺めていたら、BSフジの「PRIME NEWS」に「ロック魂は死なない!」なんていう見出しを見つけてびっくり。あれって確か政治関係の討論番組じゃなかったけ…とか想いつつ、どうせ音楽の話じゃなくてアメリカの若者がどうのこうのとか社会現象を取り上げるんだよね…とか内心思いつつもとりあえずチャンネルを選んでみました。…鮎川誠が出てる…。

 
 BSフジLIVE PRIME NEWS - BS FUJI

 これは確かにロックの話をしているのだと分かり見始めました。最初の十数分は見逃しちゃったけど、最後まで見ました。まさかこういう番組でロックを取り上げるなんて!

 
 このブログで音楽についてたまに載せていますが、ロックな音楽を聴いているとはいえ自分がロックな人間だとは正直言えません。ロックな人、生き方、ああいうのに憧れたりするのですが、似合わない性分みたいで無理なんです。おまけにロックな人が聴くロックという音楽を本当に自分は聴いているのか、疑問に思う事が以前からありました。そんな疑問に対しての答えがこの番組にあったように思えました。

 
 見始めた部分からでは1960年代から順を追ってロックについて討論していました。ウッドストック、プログレ、グラムロック、70年代ハードロック(ツェッペリン)などなど。討論というよりは持論を皆が語るという感じでもありましたが、一応きちんと進行していたし、最後もきちんと締められたので見る側である自分もほっとできました。

 …鮎川さんって口下手だしこういう番組には似合わない感じだし、番組ゲストでしたししょっちゅうコメントを求められるのですが、こちらが恥ずかしくなると言うかもどかしくなるような、たどたどしい話しっぷりだったので…。でもあの人は確かにロックな人なのは、すごく分かるのです。ギター雑誌にもたびたび登場するし記事も読んだ事がありますが、なんというか…四の五の言うくらいだったらとっととアンプにプラグインしてギターを鳴らしたほうが早いぜ、みたいなそういう感じのひとのように感じます。あの話しっぷりも憎めない。w こてこての博多弁で話すみたいですし、肝心のギタープレイはほとんど聴いた事が無いのですが、すごく好感が持てるミュージシャンです。


 あと同じくゲストで出演していた、立川直樹という人のコメントも興味深いものでした。時たま本音が出ちゃって、でもそれが的を射ていて同感できるものばかりでした。隣の鮎川さんと談笑し合っていました。鮎川さんがコメントに困ってw「ロックに理由はない!!!」とかずばっと言って、立川さんが振り向き、そのとおり、だと言わんばかりの表情だったのが、印象深かったです。


 ひさしぶりに良い番組が見られました。よかったよかった。

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BS世界のドキュメンタリー


 年末に再放送したBBC制作のロックの歴史の番組を見終えたら、次回放送の内容がこのノルマンディー上陸作戦の話でちらっと映っていた映像が興味をそそるものだったのでぜひ見ることにしました。


 ドキュメンタリーなので、歴史家などが持論を力説しその間にちらっと再現映像が入るような固い内容かと思っていたのですが、これが大違いでした。ものすごい迫力のある再現映像!ほとんど戦争映画といってもよいくらいの出来で、思わず見入ってしまいました。再現映像の間に貴重な当時の映像やチャーチルやアイゼンハウアーの肉声などが流されました。

 実のところ歴史は好きですがいわゆる軍オタではないので、太平洋戦争はともかくヨーロッパを戦場とした第二次世界大戦についてはさほど知らず、このノルマンディー上陸作戦のについても名前程度でした。なので見ようと思った…というのもありますが、密かにドイツ戦車が見られるんじゃないかと期待していました。w ちらっとですがドイツ(たぶん)IV号戦車とシャーマン戦車が登場していました。ドイツ戦車兵がシャーマン戦車に出くわして驚いているシーンでした。

 この際なので書いておきます。ロンメルがたびたび登場しているのですが渋くてカッコ良い。本人とは似てないと思いますが、雰囲気が似ている様な気がしました。ねずみ色の軍服、鉄十字勲章が似合い過ぎ。司令部?の施設内でのシーンでは決まってロンメルの背後に掲げられた軍旗が映るシーンになっていました。軍旗はこれです→
ファイル:War Ensign of Germany 1938-1945.svg - Wikipedia

 少し意外だったのがその司令部の雰囲気。軍服を着ていますがまるでOLみたいなお姉さんがいたりして、敗戦濃厚になってきた時期なのにこのオフィスの様な雰囲気は意外でした。受話器を取るロンメルが部長みたいなんだもの。w

 ドイツ側はそんな感じで、連合国側はこれといって司令官とかは出ていませんでした。モントゴメリーやアイゼンハウアーの写真と当時の本人のコメントが流れていました。再現映像は、報道写真家で有名な、ロバート・キャパからの視点で映されている感じでした。一緒に戦艦に乗り込み上陸までの間、ひたすら船内で待ち続ける情景、そして遂に上陸…。上陸の際の戦闘がクライマックスでした。一斉に飛び降り舞うパラシュート、轟く爆音、塹壕から激しく反撃するドイツ兵、闇夜に光る炎…。そして夜が明け見えた惨状。


 …グロな描写はないのですが、戦闘の凄まじさがひしひしと伝わってくる映像でした。なんだか軍オタっぽい視点での感想っぽい気もしなくもないですが、番組内容自体はきちんと上陸作戦の一部始終が把握出来る様な仕上がりになっています。単に自分が見入った箇所をコメントしただけです。w


 あ、あとひとつだけ気になった当時の映像があります。上陸成功後のものだと思うのですが、海岸にたくさんの戦艦が到着しているのはさほど不思議ではありませんが、飛行船までもが集結しているのには驚きました。10機近くあったでしょうか。その光景が印象的でした。

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 あまりテレビを見ない人間ですが、秋になってから欠かさず見たい番組が見つかりました。

 NHKの「ブラタモリ」とテレ東の「空から日本を見てみよう 」です。


 共通しているのは、地図ということでしょうか。(同じ木曜日に放送されているっていうのもありますが。w) よく、日本の名所や観光地を巡るものや、歴史ある古刹・建築物を取り上げる番組は以前からごく普通にあります。そういうのも悪くはないです。しかし「地図」を元に町並みや風景を楽しむ、というのが、自分にはとても面白く感じました。

 もともと地図を眺めるのは子供の頃から好きでした。子供の頃、親と車で出かける際に車内でロードマップを見つつ町並みを眺めるのが楽しみでした。地図を見ていると、ひょんなところにひょんなものがあったり変わった地名が見つかったり、見ていて飽きません。小学校の社会科の授業で習った、地図の地図記号も興味があって、国土地理院が発行している地図....等高線が記載されているモノクロのアレも好きです。わざわざ買ってまで見るほどではないのですが。

 それと、歴史のある古刹や建築物を眺めるのもまた好きです。最近はサイクリングで行く目的地に選んだりしています。東京や京都みたいにそこらじゅうに有名な仏閣があるわけではないのですが、逆に観光客が来るはずも無いごくありふれたところに思いがけない発見もあるものです。


 そんな自分にとって、挙げた2つの番組はまさにぴったり。「ブラタモリ」は出演しているタモリさん自身が古地図を手に町歩きするのが趣味らしいので、それゆえにより楽しめます。出演者がタモリさんじゃなかったらあれほど面白い番組にはなっていないのではと思います。「坂道」も好きらしく?微妙な段差や坂から、昔の地理について考察するタモリさんがすごい。寺社に掲げられている由来や歴史を紹介した立て札をきちっと読む!というところとか、何気に鉄道好きだったりするところも、自分もそうなのでもれなく自分のツボを押さえられてます。w「空から〜」の方は、空撮映像がほとんどで気になる建物をその都度訪れる(紹介する)という感じで、スタジオ収録みたいなのが一切無いのでそこが良いです。もくもくと空撮映像が続き随所で変わった建物が紹介される、ただそれだけなのですが、逆にそれが自分には好感です。


 今までにありそうでなかった番組ですが、実に楽しめます。同じ様な趣味・嗜好の方はぜひ!…というかそういう人は既にチェック済みですね。

† 23:41 | トラックバック | Topへ▲ †

放送内容|仕事学のすすめ|NHK知る楽

 この番組を録画しています。(録画したものはまだ見ていないのですが) 普段こういう番組はあまり見ないのですが、佐々木常夫という方がこの番組の9月に出演するので見てみることにしました。


 「週刊東洋経済」という雑誌があります。たまに読むのですが、その中にこの方がコラムを連載していて、初めて名前を知りました。コラムの内容も、ごくありふれた雑多な作業でもすこしやりかたを買えるだけで、随分とその「質」に差が出てくることに気づかされ関心を持ちました。もちろんタイトルにも書いた仕事術みたいなものはビジネス書などで盛んに書かれているものですから関心はあるし多少は見知りしたことはあります。ただ、それを語る人物で興味を惹かれることはありませんでした。しかし書かれていたコラムがあまりにもツボだったのか、名前とセットで内容を覚えてしまいました。

 同じように名前と共に覚えてしまった人物がいます。同じく東洋経済にコラムを連載している、佐藤優という方です。あの鈴木宗男とともに逮捕された人と言えばピンと来るでしょうか。すこし前に上告棄却し刑が確定しましたが、執筆活動は継続していくのでしょうか。事情には通じていないので何とも言えませんが、どことなく「とばっちり」を受けて逮捕されたような気もします。ともかく、この方が連載しているコラムは仕事術....というかもっと包括的な処世術というべき内容でしょうか、こちらのほうは連載もかなり続いており内容は多岐に渡っています。例えば「書類の切り抜き/コピーをとる」ということだけを扱った回もありました。たかが切り抜きなどと言うなかれ。わずかな効率の差の累計が人生に差をつける、といっても過言ではない、そういうことに気づかされるのです。この方にもテレビで(政治関係でなくて)仕事術について語ってほしいのですが、無理ですよね..........。
 Wikipediaでこの人の項目を見たら、睡眠をあまりとらない人らしいですが、とても羨ましいです。自分なんかきちんと睡眠を取らないと、電車でつり革に掴まりながら爆睡してズッコケるくらいなので。酒豪っていうのも羨ましいなあ。それでロシアの高官とも円滑にコミュニケーションがとれる、っていうのにはなんとなく頷けます。「飲みニケーション」ですよね。下戸な自分には絶対ムリ。

 とりあえず番組は見て、雑誌も読むことにします。
昔から世渡り下手なのを自覚しているので、しっかりと身につけたいと思っています。
 
 
 
 話のついでになりますが、週刊東洋経済という雑誌には好印象を受けました。日経よりもこっちの方がなんとなく良さげに感じました。良い悪いではなくて日経はなんとなく経済のワイドショーっぽい切り口のような気がしてしまって、まあ大手だからって言うのもあるかもしれませんが。

 余談。佐藤優という名前を以前から知っていたのは、その名前のため。自分と同じ漢字が使われているから、否が応でも脳内に焼き付いてしまいます。速水優も同様の理由で日銀総裁のときは密かに応援していたのですが、世論からはかなり批判を浴びていましたね。今年5月の訃報を知り残念な気持ちで一杯です。

† 23:31 | トラックバック | Topへ▲ †

 ちょっと記事のカテゴリ分けに悩む話題です。

 
 唐突ですが「けいおん!」というアニメ/コミックをご存知ですか。何でも女子高生がバンドをやる4コママンガが元で最近深夜帯でアニメを放映しているのだとか。アニメは元から全然見ないですしマンガを読むのもかなりご無沙汰です。なにより最近はテレビもあんまり見ていないので、「けいおん」なんて言葉を見たり聞いても何がなんだかさっぱり分かりませんでした。


 「けいおん」という言葉を知る様になったのは2chの楽器板のスレッド内の書き込みでした。なんでもレスポールタイプのギターでチェリーサンバースト色のが至る所で売れているというのです。軽くWikipediaで調べてみたところ、登場人物のひとりがギブソンのチェリーサンバーストのレスポールを使用しているという設定になっているようです。
 レスポールのオリジナルはギブソンですが、とても高価なギターです。と同時に大変ポピュラーなギターでもあります。他社メーカーから数えきれない程のコピーモデルが昔から発売されています。

 チェックしているスレッドが安ギターの話題のスレでしたので、本家ギブソンのレスポールまで売れまくっているのかどうかは分かりませんが、少なくとも廉価なチェリーサンバーストのレスポールは売れているようです。サウンドハウスのブランド「プレイテック」のレスポールや、低価格ギターの代名詞「フォトジェニック」のギブソンタイプのブランド「メイソン」のそれ、やはり低価格ギターブランドで有名な「ブリッツ」のそれ.......ネット上の楽器屋、サウンドハウスとサクラ楽器をチェックしてみたところ、不思議なくらいレスポールのチェリーサンバーストだけ品切れになっています。(BLP-450 CS|レスポールタイプ 【BLITZ by ARIA・ブリッツ バイ アリア】 リンク先はブリッツのメーカー元のオンラインショップ。次回入荷が7月になってます。)

 レスポール以外にもやはり登場人物が使用しているフェンダーのジャズベース(3トーンサンバースト)の類似ベースがやはり売れているようです。中にはメーカー元のサイトの説明にも登場する影響ぶり。(LJB-X 3TS) 詳しくは分かりませんが、ジャズベースは作品内ではピックガードがべっ甲柄だとか。(上記製品は白色) 注意書きされるくらいですから問い合わせも殺到したのかもしれませんね。
 

 有名ギタリストに憧れて同じギターを手にするのは分かるのですが、アニメやコミックに登場する人物が使用しているという理由で手にする、というのには驚きました。といって別に軽蔑するつもりはありません。中にはそれがきっかけでギターを始めてみようと思い立った人もいるでしょうし、楽器市場も潤うはずですから、悪いことはとくにないはず。

 ただ、それほどまでに影響を及ぼすことにびっくりしました。アニメもコミックも同作品をチェックしていないので、それほど楽器が手にしたくなる様な魅力があるのかどうかは自分には分かりません。


 タイトルの「というよりは.....」に続く文章は、(凄いのは)いわゆるオタクの人達ではないか、ということです。この話題に関連性のありそうな話題を少し前に下書きし、まだ未公開ながら重複してしまいますが、オタクの人達の行動力には感心してしまいます。好きになったらすぐに嵌ってとことん深く嵌れる。よくオタクのネガティブな面だけを取り上げては叩く傾向がありますが、個人的にはそんな面だけだとは思えないのです。(オタクではない人でも夢中になれるものを持つ人はいるとは思いますが)やはり何かに夢中になれたり嵌って浸れる人は羨ましいし幸せそうにみえます。

 
 
 というわけで、「けいおん」には、水玉模様やらサークル模様、エディストライプ柄なんかのギターの登場を願うことにします。w
 

† 01:57 | トラックバック | Topへ▲ †

 元からあまりテレビは見ない方だったのですが、去年は以前にも増してテレビを見なくなった気がします。特に民放。

 
............ NHKだと、よく見るのはまずニュース。ワイドショーっぽい民放のニュース番組はちょっと......。最近はNHKでも夜9時のとかはけっこう毒されている気がしないでも無いけど.....その後の10時のテレ朝のと比べればかなりまともだけど。あとは気になる画家が取り上げられてれば、新日曜美術館。趣味の園芸とか美の壷とか。美の壷で谷啓さんが好事家のお爺さんを演じていますが、なんだか谷崎潤一郎みたいに見えてしまうのは自分だけ? 日本の美に対して蘊蓄たれているところと風貌が似過ぎ。BGMもジャズばっかりなので大好き。.....意外に音楽目当てでもいける番組なのでは。あとたまーにN響アワー。池辺晋一郎の語り口が好きです.............。

 
................なーんて語っていられたのは一昨年までの話。NHKの上記の番組でさえあまり熱心に見なくなってしまいました。別に飽きたわけではなくてテレビを見る事自体が面倒くさくなってしまった感じ。テレビを見るのはご飯を食べる時くらいなのでその時間に放送していない番組をわざわざ見ようとするのが面倒くさい.....という感じです。録画しておいてもいつでも見られるからいいや、と結局放ったらかしになってhしまったり。何てものぐさなんだ!って飽きれてしまうでしょう?

上記の番組でどうしても見たいものだけを見る、という感じで、例えばこないだ山口薫が取り上げられていてびっくり。郷土の画家レベルなのでは....と思っていただけに嬉しかったです。(ちなみに県立近代美術館でもちろん展示を見ました。)

 
 
 民放は特に見ないと言っておきながら、クイズ番組ばっかり見ていたかもしれません。特にQさまは気に入っています。ゴールデン枠に移行してからもっと早く気づけば良かったです。去年は民放各局クイズ番組の嵐だったみたいですが、中でもQさまは飛び抜けてお気に入りです。出題のスピードがテンポよく出題レベルが自分にはちょうどよくて、出題分野も偏ってなくて、好きです。一度深夜帯の時に見た事がありましたが、あれって完全に別番組でしたよね.....? 普通にお笑い番組だったような。なので迂闊でした。Qさまの出題される問題の前半〜後半の6、7辺りまではわかるんです。その後の8、9、10になると、出題によってはさっぱりなのもあって、ためになります。たまに国語の読みとか歴史人物では9、10が答えられて7とか8とかが意外に分からなかったりとか。そこが楽しい。電子辞書を買ってからというもの、日頃、内蔵されている国語辞典や百科事典を斜め読みしているから、それのせいでそういう分野にはちょっと詳しくなったのかも。........それで思ったのが、番組にはさむCM。電子辞書のCM入れたらぴったりかなって。

 同じテレ朝のでも爆笑問題が司会を務めている番組は、完全に雑学でQさまとは異なっていてそれで良いのですが、テンポが遅いし...そこがちょっと。しかし問題が難しいんだよなあ。難しく考え過ぎて不正解だったり、逆に世間知らずなせいで簡単な問題にも答えられなかったりして、けっこう悔しい。w

 あとたまにフジのも見たりします。あれは雑学っていうよりも目から鱗の様な問題が多くてどちらかというと知恵袋番組みたいな感じですよね。

 日テレ の世界一受けたい授業も最近よく見るようになりました。あれも見ていて楽しい。純粋に見ていて楽しめる番組で好きです。

 

 BSだと、定期的に見ていたという番組だと、鉄道模型ちゃんねる。いや、全く鉄道模型作りもしないし、鉄っちゃんでもないのですが、モデラーの制作具合がすごく興味深くて放送時間が変わる前(日曜の夜)までは欠かさず見ていました。本物のリアリティに近づけるためのテクニックのひとつとして、わざと汚す「ウェザリング」のテクニックとか初めて知りました。あれに出てくるモデラーはたぶんその筋では有名な方達なのだと思いますが、とにかく市販の模型で足りないものは片っ端から自作していく追求心がまさしくクリエイターに必要なもの。鉄道に詳しくないので、そこまでする必要があるの?と思う工程もよくあるのですが、そうしないと満足出来ないし本当に好きな人たちがそれを見たとき納得しないのかもしれませんね。
 別に鉄道模型に限る事ではありませんが、平行な線を引く、平行に直線でカットする、とか、ごくごく基本な作業でも、慣れないとまるでダメなのではと思うんです。他にも手書きで真円を描くとか直線を描くとか、いきなり出来ることではないはず。とりわけ几帳面さがない自分にとって弱点な部分なので痛感するところです。

 
 BSで他には.........番組表で良さそうなものがあれば見る、という感じです。お堅い....堅すぎる番組として「BBC地球伝説」はたまに見ます。海賊黒ひげとかイギリス海軍M1潜水艦の沈没の謎とか興味深かったです。ソドムとゴモラの水没の話も地球伝説でやってましたっけ。あとBS-iでトランシルバニアのドラキュラ公、ヴラド・ツェペシの話も見ました。他には.......NHKハイビジョンの海外のアーティストのライブ番組.....ワールド・プレミアム・ライブ。あれも気になるアーティストのライブのは見ます。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのは楽しめました。まさかVRのを取り上げるなんて!!! どうでも良い話ですが、オープニング曲がインギーまんまだったりします。あれで思わずにんまり。w

 
 ハイビジョン特集も興味を引く内容のものがけっこうあったりして見ます。
この前録画し損ねて悔しかった、財閥豪邸ものがたりが再放送されて感激でした。しかも最初の再放送を録り逃し、もう次に放送するのは一年後とかだ〜〜なんて相当凹んでいたら翌日辺りに朝早く再放送されることを知り、あわててセット。きっちり録画出来ました。うれしい!!!! あれ、番組内容も良いのですが、音楽がすごく良かったんですよ。思わずコピーしたくなるくらいキャッチーで重厚な音楽で個人的にすごく好みでした。この番組の感想は以前書きましたね。もうひとつ、感想を書きたい番組がありました。それはまた後日。


 ..........そんなところです。なんだかこうして日頃見ているテレビ番組の内容で、プロファイリングされてしまいそう。(今日の「世界一受けたい授業」の影響がさっそく。w)

† 22:47 | トラックバック | Topへ▲ †

NHKアーカイブス NHK映像ファイル あの人に会いたい:谷崎潤一郎


 あ〜〜〜〜、録っておけて良かった!!!
昨日の夕方、何気なく2chの谷崎潤一郎のスレをチェックしたら番組の情報が書き込まれていました。あわてて番組表をチェック。たった10分間ですが谷崎のコメントと映像が拝めることが何より貴重で、録っておきました。

 映像に映っている谷崎は晩年の頃で、新潮文庫に載っている写真のと比べるとそれよりも後年らしく、ちょっと受ける印象が違いましたが、谷崎のコメントを聞いていて、やっぱり「谷崎らしい」なと感じました。機嫌が良いのかそれとも元々そういう性格なのか、ずいぶん朗らかで笑みを絶やさない受け答えでした。「陰影礼賛」なんかを読んでみると、年を取ってからは来客嫌いらしかったので、もっと口数が少なくて重みのあるような感じなのではと勝手に想像していましたが実際は違いました。番組内でも大きく映りましたが、すこし見下ろした目線で見据える様な...あの写真!......いかにも文豪っぽい表情とは違っていました。

 10分という短い間の中で、さらっと谷崎の人生と著作品名を紹介し、リンク先の説明文にもある通り、女性のおしゃれに関する興味や、老人の性欲について話していました。若い頃のイケメンな谷崎の写真、後に結婚することとなる松子夫人へ宛てた恋文、松子夫人による、谷崎が戦時中、細雪の原稿を持って防空壕へ他の人に遅れて一番最後に入った旨を話した映像もありました。


 谷崎潤一郎の人生を調べると、なんとなく.....ピカソやルーベンスといった画家との共通点を見出します。特にピカソとの共通点。ともに何度も結婚していますしその度に作風が変わっています。そして長生きをした。ルーベンスは妻を亡くした後すぐに(そのとき53歳)別の女性を結婚したのですが、まあすごいのがその女性の年齢。わずか16歳。今だったら半ば犯罪ものです。w その時のコメントもすごい。「まだまだ厳格な禁欲生活を通すつもりはないので....」とのこと。ルーベンスは画家の側ら外交官なども務め多才で、多数の弟子を持ち大規模なアトリエを構え裕福な暮らしが出来たと言います。画家には貧乏が付きものなのですが彼にはとうてい無縁でした。谷崎もたくさんの女中を抱え贅沢な暮らしをしていたと言います。そして常に妻の存在があった。

 やはり欲は必要なのだと思います。挙げた人達はみな死ぬまで創作しつづけました。谷崎の場合、書痙で文字が書けなくなっても口述で代筆させて作品を発表しつづけました。枯れる事の無いエネルギーがどこから漲るのか。そのひとつに今回の番組での谷崎の至言「いつも女性には興味を持っている」に表れている気もします。

† 21:39 | トラックバック | Topへ▲ †

 ひさしぶりにテレビからヴァンヘイレンの音楽を耳にしました。

auのCMで使われていますね。
KDDIのサイトで見られます。
KDDI アドギャラリー/AD GALLERY

仲間由紀恵が出ているのとかがそうです。...........そういえば仲間由紀恵....この人、前もCMでフライングVを下げて出ていたことがあって、V弾いてるよ〜っっって感じで個人的に好印象だったり....します。まあV抜きにしても事実、綺麗だし清楚だし人柄良さそうだし。auのCMじゃなかったかもしれませんが。珍しいナチュラルのVだったような。'67リイシューのVだったっけ? だとしたらレギュラーラインでは生産されてないよねえ。'98バージョンの1958似のVだったらあるけど。


 CMに合ってるかとか似合ってないとかはこの際どうでもいいです。ヴァンヘイレンが忘れられてないのが嬉しいことです。ヴァンヘイレンのファンだったら既知だと思いますが、ベースのマイケル・アンソニーは解雇されて、エディの息子が代わりに加入し再始動したのもつかのま、エディがリハビリで施設に入院という状態です。リハビリっていうのもアルコール癖を治すためだとか言われていますが、なんだかはっきりしていないみたいで既に過去の人状態な気もします。ファンの間にも諦めムードが漂ってるし、入ってくる情報に振り回されて呆れ返ってしまった人もいるかもしれません。最後にリリースされたオリジナルアルバムから10年近く経っているし.......。

 ヴァンヘイレン共に大好きなオジーは、エディより10歳も上だというのについ最近アルバムをリリースしました。すっかりノーマークで未だに買っていないのですが、評判は良さそうです。もうすぐ還暦だっていうのにオジーはツアーやレコーディングに頑張っているのに........エディときたら........。見習って欲しい....かな。アルコールもタバコもドラッグも全て断ち切って、体調管理にも気をつけているオジーは偉いなあと思います。日々ジョギングに筋トレしてるっていうし。プロですよね......。

 以前、雑誌のインタビューで見たのですが、自分のことをプロのエンターテイナーだと言っていました。ファンが望むものにはきちんと応えてあげたい、と。決して安くはないチケットを買い忙しい合間の中で会場へ足を運んでくれるファンのために....とも語っていたと思います。2、3年前に、四輪バギーで事故って首の骨を折り一時は意識不明だった状態から復帰して相変わらず現役なのには、本当に頭が下がる思います。これは年齢には関係ないはず。 同じく、自分のことを、単に運がいいだけの人間だとも言っていましたが、決してそれだけではないはずです。(悪運強いとも言えますが。) ツアーを続けているのは、まあ......奥さんに尻を叩かれているからかもしれませんが?w 


 ともかく、CMでJumpが流れているせいで、ヴァンヘイレンのCDが売れているとか。Jumpの収録されているオリジナルアルバムの「1984」ではなくてベスト盤のほうらしいですが。「1984」は確かにJumpのお陰で800万枚以上売り上げて、ヴァンヘイレンの代表作/代表曲の1つにないrました。Jump以外にも 「Panama」や「Hot for teacher」などの、やはりVHの代表曲が収録されています。でも個人的には、確かにベスト盤にその3曲は入っているし、それ以外の収録曲が悪いとは言いませんが、買わずに済む様な気もなきにしもあらずです。(個人的な意見です)  とはいえお勧めしますよ。(どっちなんだよ)

Amazon.co.jp: 1984: 音楽: ヴァン・ヘイレン


 ちなみにJumpのプロモ映像がYouTubeにありました。この頃のヴァンヘイレンのPVっていまいち好きになれない.....。「Panama」のPVなんか..........。でもCMでJumpを知った人は、実はこんな雰囲気の曲だとは思わないでしょうね。
YouTube - van halen - jump

 1984がリリースされたのは前年の1983でしたっけ。ちょうどヤマハのDX7が発売されて、FM音源ならではのデジデジなデジタルサウンドが流行り始める頃でしたが、このJumpに使われているシンセは、アナログシンセのオーバーハイムのOB-Xa。オーバーハイムならではの分厚いサウンドが、今聴いても色褪せないのですね。これを弾いたエディ(・ヴァンヘイレン)はギタリストですが、多くのギタリストが憧れる「ブラウンサウンド」と呼ばれ魅了しています。そんなエディがシンセでも魅了しサウンドを流行らせたのは流石というしかありません。エディの凄さを書くと長くなるので、また別の時にでも書きます。

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いまさらですが続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い|NHK木曜時代劇

でも完結しちゃうみたい.......。(´・Д・`) サミシイ

でもでも、続編が見られるだけでも良し! それに飽きられて終わるよりも惜しまれて終わる方が、終わり方としては良いと思います。まあ.....今後見られなくなっちゃうのが残念ですが。こんなにハマり役な俳優さんは、なかなかいないんじゃないかと思うくらい、ピッタリゆえに本当に惜しいです。「最後の戦い」なんだから本当に続編の予定はないのだろうけど。

 十兵衛役の村上弘明さんは、調べてみると若い頃に仮面ライダーなんかもやってた人なんですね。........なんか意外な気もするけどなんだか納得してしまうような....。 くどいようですが、がっちりした体格に長身だし、顔の表情なんかも、本当に思い描く十兵衛の雰囲気にぴったりなんですよね。そうそうそれにあの眼帯.......大きめでゴツいからカッコいいんだよね。なんだか眼帯が......近未来のサイボーグみたいなのが片目に付けてる機械のようにも見えてきます。


 今シリーズもこれまでと同様に各話ごとに殺陣があって、必ず誰かに相手をさせられて斬っていますが、完結編だけあって、今回は殺陣よりもストーリー重視の感じがします。なので、ちょっと物足りない気もするのですが、最後は派手にやってくれるでしょう。前回も最後はかなり刀を振り回していましたし。そういえば、史実だと、柳生十兵衛は由井正雪よりも1年早く亡くなっているらしいんです。劇中にも最近何かとお騒がせな和泉元彌が由井正雪役で、幕府転覆を企て、邪魔になる十兵衛の暗殺を狙っているのですが、そうなるとどうなっちゃうのか...。由井正雪の没年はすなわち慶安事件の起きた年ですから、史実に沿った流れだと同じく登場している、丸橋忠弥も死なずに終わってしまうし.........。う〜ん.....気になります。

 見てのお楽しみ、だね。(^∀^)


† 00:48 | トラックバック | Topへ▲ †

 ついにアニメ始まりました。
といってももう2話目ですが。

 録画しっぱなしで実はまだ見ていません。アニメではコミックでのイメージと異なる場合が多々あるので、録画できてるかちらっと再生した時に、「何か違うな.....」と思ってしまうと、もう見る気が失せてしまう事があります。 スクールランブルはまさにそれで、録ったはいいがそのまま一度も見てなかったりします。今春からまたスクランのアニメが始まりましたが、見ていませんし録画もしてません。コミックも惰性で買っている様な状態です。

 アニメ以前にコミックでそれ以降買う気が失せてしまったものが多くて、何か良いものはないかと時々探っていますが、なかなか見つかりません。ずっと前に紹介しましたが、「ガンスリンガー・ガール」。あれは第1巻目のカバーイラストに惹かれて買ったのですが、どうもいまひとつでした。少し前に、「やさしいからだ」という3巻分で完結しているコミックがあって気になったので買ったのですが、やっぱりいまひとつでした。電撃とかイーブレイン関係のものはやっぱり自分には向いてなさそう。コミックのジャケ買いはリスクが大きいかも。最近はカバーイラストだけは妙に気合いが入っていて、おっ、と思わせられても中身を見たらクオリティが全然違ってた、とかそもそもカバーイラストと中身の雰囲気が違う.........みたいなのもあったりするので、難しい。


 そんな中、ホリックだけは当たり。大当たり。カバーイラストはもちろん、各扉絵のどれも素敵だしコマ割りの中の絵でも見とれてしまうものが少なくありません。仮にセリフを読まなくても楽しめそうな程です。まあ好みの要素が多く含まれているのが大きな理由だと思いますが。

 ゴシック、魔術、妖怪、アールヌーヴォー......別にミュシャっぽいとかそういうわけではないので、アールヌーヴォーかどうかはすごく個人的見解ですが、通じるところはあると思います。ああ、あとそれに登場人物の侑子さんがファムファタル.....。


TBSアニメーション「xxxHOLiC」公式HP
やっぱりアニメよりもコミックの方の画風が良いと思います。

Amazon.co.jp: 「xxxHOLiC 」シリーズ

 とにかくおすすめです。

† 00:05 | トラックバック | Topへ▲ †

柳生十兵衛七番勝負 島原の乱|NHK木曜時代劇

 番組開始から少し遅れてから見始めたのですが、すっかり嵌まってしまいました。

 いつもこの時間は同局の世界遺産の番組を見ていたのですが、新年度で曜日変更となったので他のチャンネルを回していたのですが、これといって見たいものが無くてNHKに回したら何やら時代劇をやっていたので、これもつまらないかも.......と思いながら眺めていたのですが、テレビ欄を見たら、「柳生十兵衛」の名前が.........!

 見ているとやがて眼帯をした十兵衛が登場。その風貌が堪らなくカッコ良い! 眼帯をしているせいか余計に隻眼が目立って、ギロリと動く目玉に凄みが感じられて、おまけにその重厚な眼帯もまたワイルドでカッコいい。ちょうど眉間にシワが寄る時の表情がとびきり良いのです。いかにも「ヤギュウジュウベエ」という感じです。

  七番勝負ということで、毎回誰か一人を斬っていくのですね。
まだかまだかと待ちかねて番組の終わり近くでいよいよ立ち回りの場面なのですが、もうこの場面が素晴らしい! 
特にハッとさせられたのがしのぎを削る際の.....刀同士がぶつかり合う音。重低音が効いていて、迫力満点。金属音というより、重金属音という感じです。すごい.....ヘヴィメタルだ!w 思わずメタリカのバッテリーのイントロが頭の中で流れてくる感じ。  とにかく刀のサウンドが素晴らしい。殺陣ももちろん素晴らしくてハラハラさせられるのですが、この重厚なサウンドが一層凄みを感じさせます。

 ..........前に大河ドラマで宮本武蔵やっていましたが、あれよりもこっちの柳生十兵衛の方が個人的には好きです。とにかく十兵衛はワイルド。あの隻眼のギロリと睨む目つきは.........さしずめ野獣の目つきといった感じ。刀を抜くのが、牙を剥くかのようにも思われます。

野獣十兵衛だ。w

というわけでおすすめ。
柳生、見るべし!w

柳生十兵衛 - Wikipedia

† 00:49 | トラックバック | Topへ▲ †

 録画していた、先週のNHK教育「トップランナー」をやっと見ました。
ゲストとして招かれていたのは、CLAMP。........まさにグッドタイミング、何でもテレビに出るのは初めてだとか.....そんなまたとない機会でしたので、もう見るしかない!という感じでしっかり録画しておきました。

 CLAMP.......。名前こそ以前から知っていましたが作品を実際手に取ったのは、HOLiCが初めてです。本当に最近では(......とはいってももう1年くらい前になってしまいますが)ひさびさのお気に入りクリエイターです。 以前は、どっちかっていうと女性向けの様なイメージがあったのでスルーしていたのですけれど、HOLiCのカバーイラストを見て、半ばジャケ買いしてからというもののすっかり嵌まっています。


 番組内で、仕事場が映っていたのですが、これがすごい綺麗な、スタイリッシュな仕事場で、けっこう驚きました。売れたからなのか、それとも今の漫画家は皆そうなのか分からないですが、かなり快適な空間であることは間違いありません。で、本棚には、ちょこっとしか映っていなかったのでパッと目についたものしか分かりませんでしたが、悪魔辞典に、万葉集に、哲学や宗教なんかの本もあったような.........、とにかく幅広い分野の本がありました。CLAMPのメンバーはみな趣味が異なるということをおっしゃっていましたが、たぶん、好みの分野も様々なのでしょう。....だからこそあれだけキャパシティが広く多彩な作品が作れるのだと思います。..........観覧者の質問の回答でも、いろいろ知っておく事は役に立つ.......みたいな事を言っていたので.....なるほどやっぱりそうなのかも....って改めて思いました。

 余談ですが、ずっと前の日記に同じ様な事を思っていて、漫画家のみならずクリエイターというのは幅広い知識を持つ事が大切なのかなあ.....と書いた事があったのですが...........やっぱりそうなのでしょうね。今まで他のクリエイターのインタビューや記事などを目や耳にしてきてやっぱりそう思います。その上で肝心なのが、オリジナルのスタイルを骨とし、様々な知識を肉とする.........事の様な気がします。ただ色々知っているだけでは単なる雑学王に過ぎませんし。


 話を戻して、仕事場(スタジオ)内には、ワインボトルがずらっと並べられていて.......なんでも昼間から飲酒OKなのだとか。..........どうりで、HOLiC内にやたら酒飲むシーンがあるかと思っていたけど.....やっぱり作者がそうだったのか.......。でもでも.......高校生がビール飲んだりするシーンはまずいだろ!って気がするのですが........まあ今時、高校生ともなれば普通にお酒を飲んだりするのかもしれませんが.........一応法律では禁じられているし...........仮にアニメになったらそのシーンは修正されてしまいますよね。(スクールランブルでも原作ではお酒を飲みまくったシーンがありましたがアニメではことごとくカットされた模様。) ..............そう、HOLiCの唯一嫌いなところはそこなんだよね.........。いや自分がお酒飲めないからだろう、と突っ込まれてしまうとハ〜('・c_・` ) って感じですけど。


 まあそれはともかく、4人(デビュー当時は6人だったらしいですが)でずっと続けて来た、というのもやっぱり凄いです。音楽で言えば、よく音楽性の違い...とかギャラの差(w.....なんかで解散してしまうでしょう? 15年以上もずっとやってこられたというのは、やっぱり「好き」だからなのでしょうね。...........クリエイターの多くの人が、いかに自分の好きなものに情熱を注ぎ込めるか......と自問しているのを、何度も耳にしました。(..........でももしかしたら、好みが違えど何か共通な部分があるからずっと一緒にやってこられるような......推測もできなくもないですが.....。)

 それと以外だったのが、作業の分業制。メンバーが、ストーリー、絵コンテ、作画....とそれぞれ担当別になっているようです。番組内でもお話されていましたが、厳しいスケジュールの下で、スピーディにこなしていく作業方法の結果なのでしょうね。4人のグループの漫画家なんてそうそういませんから特殊な形態なのかもしれませんが、ああいうのはアリだなと思います。 継続して大量に作品を制作できることが、クリエイターの寿命(といったら失礼かもしれませんが)を確実に伸ばすはずですから。いくら作品が良くても寡作だと人々の記憶から淘汰されていってしまうし.........生命線が細くなってしまう気がします。

 うぅ........長くなってしまいました。とりあえず番組の内容から感じた事をまとめてみました。
そうえいば、メンバーの誰かが、最近嵌まっていることで、真・女神転生、と答えていましたね。昔からメガテンファンぽい感じでした。何度も何度もやっても飽きない....とかおっしゃってたし。司会者から、何度も転生してるんですか、とか分かって言ってるのか分からないですが突っ込まれてましたね。ちなみにその方がHOLiCのカバーデザイン手掛けていました。..............................やっぱり、ね。

† 23:24 | トラックバック | Topへ▲ †

 新しく始まったNHKの朝の連続ドラマ「ファイト」。......県民ならばご存知の方もいらっしゃると思いますが、物語の舞台が何を隠そう、地元 群馬です。県としてもかなりプッシュしている様です。聞いた話では、ロケの多くが県内だったらしく、高崎競馬場とか某中学校とか県内のあちこちが映されている様です。番組はちょこっとしか確認していませんが(見たくないよ....)、なんだか群馬テレビ(群馬のローカル放送局)を見ている錯覚に陥りました。
 なんだか田舎パワー炸裂って感じで、県民としてちょっと恥ずかしい。だって、「〜だんべー」とか喋ってるんだもの。これ群馬弁なんですけど、今時この語尾で喋っている人ってそんなにいないはずなのに、思いっきり、しかも違和感感じる程誇張されている感じで「〜だんべー」なんだもの。

 かくして田舎パワー全開で群馬の力を知らしめるのかと思いきや........なんと歴代の朝ドラで最低視聴率を記録してしまったらしいですね。..........群馬のダメっぷりを知らしめてしまいました.........。うぅ.........。

ドラマのタイトルって「ファイト」だったよねえ......。本当、ファイト!って応援してあげたい........。

http://www3.nhk.or.jp/asadora/

† 22:03 | トラックバック | Topへ▲ †

 とりあえずこれで爆笑してください。www
http://www.geocities.jp/netazoo/danball/abiru.html

http://magic3.net/item/84

 あの番組は実は偶然にもたまたま見ていました。
......いくらなんでもこれはダウトだろ〜って思ってたけど、結果が分かりきっていたのなら意味ないし....かる〜く飴1コとかくすねてきた、とかそういうオチなんじゃないかな.....と思ってた自分が甘かった.............。

 段ボールごと業者を装って運び出してた.........って、これ、もはや万引きじゃないよねえ。窃盗だよ..........。
まあ、昔の事だし時効だと思って許してくれると思っていたのかもしれないけど、ちょっと罪の意識が足りないかもね。


 うちのサイトはそういうネタを振る様なブログではないので、そのネタはその辺りにするとして......書きたかったのは、リンク先にあるフラッシュのパロディ元であるアニメのドラゴンボール。

 なつかしい〜〜〜。ちょうど小学校1年生辺り('85、86)だったと思うのですが、よく見ていました。このアニメのオープニング曲をいまでもずっと憶えていて、こんなネタから改めて聴く機会が出来たわけですが、頭の中に残っていたのと比べると、随分すっきりした曲だったんですね。

 80年代は打ち込みが流行りだして、この曲もその流行りの影響なのかドラムとベースは生ではない感じですよね。カッチリしすぎだし、抑揚の無いドン、ダン、ドドドド....みたいなのがいかにも、って感じだし。ドラムの音色がエレドラっぽくて、当時の自分でもあれはださいと幼心にも思っていました。しかも妙に曲に空白が随所にあって、ちょっとあれ、って拍子抜けしてしまいますよね。今時の曲って、とにかく隙間がないでしょう? 絶えずシーケンスが組まれていたり、薄くパッドでコードが鳴っていたりするし、........一番違うのはドラムかな....? よく聴くとハイハットが刻まれていない!!! それにこの妙にギンギンしたスラップベース。これって当時売れてたDX7辺りのFM音源なのかな.......。

 そうか.......リズムがまずいんだな.........。これを新しく差し替えれば、けっこう今でも通用する様な気がするけど......いや、メロディもいかにもって感じだし、初めて耳にしたら、だっせ〜って言われるのがオチかも.....。ドラゴンボールZの方は通用しそうな気がするけど......。

 でも確かに、たまに耳にする"80年代の音楽は今の音楽よりもメロディアスだった"ということは、結構当てはまっている様な気がします。今時、あんなに作り込んだ「キメ」フレーズ(イントロ部分)は聴かなくなったし、メロディの好き嫌いは別にしても、定番のコード進行に対するキャッチーなメロディのネタが残されていたし....。とかなんとか言っても、80年代の音楽なんてリアルタイムで触れる事は、多くなかったしむしろ少ない位だったからあまり決めつけられないのだけど....。(個人的には90年代前半〜半ば辺りが最もキャッチーでメロディアスだった気がします。)当時、音楽なんて聴く事はしなかったし、影響を受けたとすれば、ゲームかアニメの音楽だったし。アニメのOP曲で他に覚えているのは.........「エスパー魔美」くらいかな。あれはね...サビも良いけどBメロが最高に良いんだ!!! ♪ツイてないね 紙ヒコーキ 先生に命中〜っていうところね。当時もたぶんすごく気に入っていたと思うけど.....レコードを買うということに興味を示さなかったからなあ......。今の子供達(小学生とかね)は普通にCDとかみんな買うのかな...? 

 ゲームは、プロフィールにも書いてあるけど、やっぱりドラクエIIIとドラゴンスレイヤーIV。最近のドラクエは全然知らないんで比べようがないけど、あれは本当、すごく好きでした。裏面のアレフガルドのフィールド曲とか、塔の曲の、調性が感じられない浮遊感のあるのも好きだったし、なんといってもラスボスのゾーマの曲。あれは震える程好きだった! 近代のクラシックの雰囲気があって、それなのにダークさがあって....あれには衝撃を受けました。 ドラスレのほうは何と言ってもカッコいい!の一言に尽きます。よく歌いながらプレイしてたもん。爽やかで明るい曲調は特に良かった。去年辺りに曲を耳コピして、譜面に書き出した程だから。ドラクエの方は、エレクトーン習ってた時にロトのテーマとか弾いてたから、一番身近な音楽だったかもしれません。当時のスコアを今でもとってあるけど、ここ1、2年前にそれを改めて眺めだしてアナライズしてたりします....。今でもゾーマと塔の曲は難解です。ゾーマの方はドリアンのモードのような感じなのはいいんだけど、冒頭の和音がポピュラー音楽のコードの概念ではなくてクラシックの和声ぽくていまいち分からない.....。塔の曲は、スタイルは違うけど、ラヴェルとかサティのような調性を感じさせない作りの上に変拍子だから、凄い!

 .....そういえば古代祐三って今何か音楽手掛けてたりするの.....?  ゲームのことは全然知らないんで知るよしもないのだけど。

† 23:40 | トラックバック | Topへ▲ †

 以前見つけた、とあるサイトをネタに書こうと思っていたら、昨日の新日曜美術館でそれを取り上げていました.....。もうびっくり!

 何についてかというとですね、タイトル通りです。 はい、「おたく」についてです。
去年、ヴェネチアで開かれたビエンナーレで日本が出展したのが、ずばり おたくの文化です。アニメ、ゲーム、フィギュア、同人誌......などなど、混じりっけのない100%ピュアなおたく要素です。時代も変わったものです。まさかNHKでおたくを(しかも美術番組に)取りあげるとは...........なんということか.....................。

とりあえずサイトをご覧になって下さい。おたく:人格=空間=都市
本気でおたくを文化として真面目に取り上げて、それを出展したようです。

 番組内でも細かく紹介されていたのですが、普段、クラシックな、もしくはアカデミックな美術を取り上げているあの番組の視聴者は、どう感じるか興味深いです。何かをむりやりカテゴライズしたり分析したりするのは、特にこういうものには無理があるような気がするので、これらを偏に文化だとか美術だとかそういう風に捉える事は難しいと思うし、説明するのも苦労すると思います。 おたくの要素の1つでもある「萌え」の意味についても取り上げていたのですが、これも同様に、説明する事は難しいと思うのです。 Don't think! Feel It!!って感じですよね..........。でも、「萌え」られないのにどうやって「萌え」を理解するんだ......なんて突っ込まれそうですが。w

 いや、自分自身、「萌え」の定義がよく分かっていませんでした。.........."架空のキャラクターやその特定要素に対する、疑似恋情を表す言葉"だそうです.........。そうだったの.........。ということは、ゴシックは萌えない、ランディも萌えられないし...........ちょっと使い方が間違っていたかも。う〜ん、あ、でも、サロメとマタハリには萌えられるかも。w もうとっくの昔に死んじゃってるけどね。 2次元の世界のキャラには萌えられないよなあ......これが萌えられると、立派なおたくの一員なの?


 他にも、おたくの部屋をミニチュアで再現したものや、海洋堂によるフィギュアなどいろいろ紹介されていました。ビッグサイトで毎年行われているコミケも取り上げられていましたね、そういえば。......また間の悪い事に、インタビューを受けた人が、おたくな風貌な人で........あーあ、これだからまたイメージ悪くなるんだ............。これがめちゃめちゃイケメンだったら受ける印象も随分違う気がする..........。なんというか、おたくの空間って"素人には窒息しちゃいそうな濃厚な香りが充満する空間"、ってイメージを浮かべてしまうんです。

 ああなると、すぐ、やばいイメージに繋がってしまうし(ロリだとか)。そうなると、実際、性犯罪や誘拐/殺人事件なんかを起こした人間がそういう要素を含んでいた事実があからさまになると、ますますイメージは悪くなる訳で.........なかなかイメージをプラスにすることは難しいから、こういう番組等取り上げられる事は良い事なのかもしれません。

10年後、20年後.........."おたく"がどう変貌していくか、少し楽しみです。.........まだ、少しだけだけどね。w

† 23:00 | トラックバック | Topへ▲ †

img ずっと前に、癲狂院のページをモノクロにするつもりだったと書きましたが、これがそうです。でも....とあるテレビ番組「本当は怖い家庭の医学」で、黒十字が象徴的に使われていたので、それだと真似ていると思われるのが嫌だったので、別の色にすることにしました。この番組のサイトではそうでもないのですが、番組のオープニングCGムービーは、ゴシックホラーそのもの! 番組内でも、ガーゴイルと思わしき置物が巨大な注射器を手に抱えていたりするし、間違いなく「狙って」いるでしょうね。.....病弱な自分にとってあの番組は脅し番組にしか見えませんが。w


img それなので、次の候補にしていた赤を試してみたのがこれです。 .....これもそれほど悪くない感じですが、他のコンテンツで赤を使う事にしているので、やっぱり他の色にしなくていけないので、結局、現在の緑色になったというわけです。 .......癲狂院の色は、当初は赤か黒のどちらかしか思いつかなかったし、それは個人的「ゴスロリ」のイメージで制作しようと思っていたのもあったりします。......ゴスロリ風なのも案外....というかばっちりマッチしていると思うので......誰か試してほしい......かな。ゴスロリって例の事件以降、どうも「リストカット」を連想させてしまうような.....イメージが大きいから、まあ病院って感じにすると、いいかな、って。コンテンツはネタだけにしてほしいですが。


img 各メニューのタイトル名も実は結構悩みまして、一応サイト名は精神病院だから、それにふさわしいのがいいかな、と思い、ネット上をかなり探してみたのですがなかなか良さそうなのが見当たらなくて、意外にこれで時間が掛かってしまいました。 何やら意味深な漢字は、薬品名の当て字です。明治期の雰囲気を少しでも言葉で表そうと思って、昔の当て字をいろいろと探ってみたのですが、舶来の薬品ばかりだったのだろうから、当て字にしたものがたくさんあるのだろうと思っていたら、これが全然無くて。古い医学書なんかも見てみたのですが.....明治期では既に遅過ぎた? 江戸末期辺りじゃないとダメなのかも........。画像にある薬品名は、左から、ヨードチンキ、モルヒネ、コカイン、青酸カリです。モルヒネは、ネットで出てこなかったので、本当に当て字があったのかどうかちょっと疑わしいのですが、本などでは見つかったし.......う〜ん。コカインがあるなら、マリファナとか、麻薬名でメニューにするのも有りかなと思ったのですが、他は見つからなくて......。あ、右に表記したのは、アンモニア、アルカリ、アルコールです。アンモニアは漢字が異なる当て字がありました。.....どっちが本物?
 カルモチンは、大正末期から昭和初期にかけて、この薬(鎮痛剤/頭痛薬)の多量の服用による自殺が流行ったそうで、カルモチンマニアといえば、.....やはり太宰治ですよね。しかも、『連れだけが死んで自分だけは助かる』という得意技を度々使っていましたが。180錠から300錠程飲まないと逝けないようで、......一度にそれだけの量をお店で買うと、自殺するのがばれるので、あちこちから少しずつ買って、集めたらしいですが..........そこまでしてやるの.....って感じですけど。知りうる限りでは、他に、金子みすゞや、種田山頭火、山本夏彦辺りがカルモチンで自殺を図っています。(後者二人は未遂)
 ........とまあ、昔の薬剤名でダークでレトロなw、雰囲気を出そうと思っていたのですが、あまり見つからなかったので諦めました。
 仕方ないので、それなら、残りは病名辺りしかないなあと思って、精神病の病名を探したのですが、あっても長ったらしい、しかも一般人は知らないものばかりでしたし、それらの病気を患っている人に失礼だと思って、それも諦めるはめに...。JEDO 医歯薬英語辞書  
 だいたい「癲狂院」の言葉自体、NGだと思うので、実は心配しています。放送禁止用語には指定されていないのですが(というか言葉が古過ぎて誰も使わないからなのかもしれませんが)、「癲狂」という言葉は.......もしかしたら「気xxい」なんかと同じレベルのやばさかもしれないと思うのです......。博識な方どなたか教えて頂けたら助かります.......。
 まあ、そんな病院に管理人自らをぶちこんだのだから(管理人名は一応変えたけど。さすがに実名で載せる勇気はありませんでした。)、ネタにしてもかなり危険なサイトです。w それをグラフィックでいかに上品に魅せるか、というところに拘りすぎたので、あんなに画像サイズが大きい激重なWebページに..............。

 病名じゃまずいってことで、「phobia」:恐怖症ならいいかな、と思って、これもまたネットで検索して、phobiaを集めたサイトがあったので、それから似合いそうなものをいくつかリストアップしたのが周りに書いてある単語です。.........結局1つも使わなかったのですが、まあ、どうでもよいphobiaがあるものです。本当にあるのかどうか疑わしいものまでありましたが見ていて面白かったです。The Phobia List Japan 

 あとは、上部にある黒い帯に十字の入ったバナー。これをメニューなどの背景に使う予定でした。はっきりいって現在のような細かな装飾にするつもりはなくて、もっと第七天のおまけ程度にしか考えていませんでした。その黒帯の十字は、個人的に、ハーケンクロイツっぽく感じてしまったので止めにしました。もしくは鉄十字にも見えます。黒背景に白色でふちどりを施した十字架っていうのは、けっこう邪悪な雰囲気があると思うのです。......邪悪さは取り入れるつもりはなかったし、もっと上品な感じが良いのかもと思う様になり、曲線を多用した装飾を考える事にしたわけです。

 で、タイトルに使ったフォントは「金文体」というダイナフォントのものなのですが、これの効果は大きかったと思っています。この和文フォントでなければ思い描く雰囲気を表現できなかったと思っています。.......だって、画像を見てよ.....一番上の隷書体だったら、「本気で」危険な雰囲気じゃない.......? その下の明朝体でもNGでしょう。これらのフォントしかなかったら、癲狂院なんてタイトルにしていなかったと思います。3番目のモトヤフォントのアポロでまあまあOKってところ。でも金文体は、読みやすさよりもデザインに魅力があるので、それ自体がデザインになる感じなので、タイトルには持ってこいだと思って、これにしてみました。

...........でも、実はとある本の表紙に同じ様なデザインが施されていたんです。知らず知らずのうちに頭の中に残っていたんですね。次にその本を紹介します。

† 21:36 | トラックバック | Topへ▲ †

 ブックマークを整理していたら、あぁ、スクールランブルのアニメが10月からスタートしていたことに気がついた。
.......気付くの遅いっ!......もう3週分も見のがしてしまった.......。テレビ欄の12chなんてほとんどチェックしてないし....、迂闊でした。というより最近見ているテレビ番組ってNHKのニュースと世界美術館紀行に美の巨人たちと.....えーと他はえーと..........大希林くらい? ここんとこテレビなんて全然見ていない気がします。マンガも読んでなかった......。

 早々にアニメ化したなんて、スクラン、絶好調なんですね。けっこう売れているのでしょうか。同じ名字の漫画家さんなので陰ながら応援してしまいます。以前にも書きましたが、いろいろ映画を知っている様ですし、マンガ内でも、キュビズムや塩の柱なんて言葉まで登場していたり、キャラの素描なども載っていたので、もしかしたら美術関係も詳しいのかもしれません。思い違いなのかもしれませんが、塩の柱っていったら、ソドムの町から逃げるロトとその二人の娘の遠くでロトの妻が逃げ遅れて塩の柱になってしまう、という話があって、絵画にもたまに登場するので........そうなのかな、って。

 そんなものですから、いつものように著者の素性が知りたくなってしまいます。ですが、今のところ全く持って謎な人状態。デビュー作みたいですし情報もないようなのです。天広さんと同様です。そんな秘密のある著者ゆえになおさら嵌まっていってしまいます。スクランの全部が好みというわけではありませんが、お金を払って見たくなったというのは事実なのです。......こんな読者は少ないでしょうが、作品よりも著作者の方を応援してしまう....感じです。自分でも何かしら創作しているから、気に入ったクリエイターには売れて欲しいと思ってしまうからかも知れません。

 ともかく、スクランのアニメ、見てみようと思っています。シスプリと比べれば、全く問題無しですし。w 大抵の電波なら耐えられる抗体になってしまいましたし。w ...って、そんなことを言ったら失礼ですね。ゴメンなさい。

 アニメっていったら、マリア様がみてる(マリみて)が気になって見ようと思っていたのに結局最後まで一度も見ずに放送は終わってしまいました.....。マリみては、同じようにアニメ化決定した時から知っていて、絵が綺麗だったので気になっていました。少女向け、っていうのが気にはなっていたけど(コバルト文庫から出ているんです....)。しかし実際のところ、男も嵌まっている者が多いらしいことは以前から耳にしていたし、シスプリの兄達の中にはマリみてへ流れていった様な話も聞いていたので、何となく分かる気がしました。天広さんの絵で描かれたシスプリのファンの4割は女性だったという結果があるようですし(http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20041021#p3)、それを考えると通じるスタイルがあるのかもね、って。それに、カトリックで、由緒ある......お嬢様学校っていったら、それってフェリス?....って感じでしょう? 生まれた星が凡人とは違う、無敵のお嬢様だもの。w 名台詞「ごきげんよう、お姉様....」でつかみはOKって感じだし。(余談ですが、フェリスの校舎はとても古く素敵な建物のようです。見てみたいです.....って辺りをウロウロして変質者と勘違いされてタイ━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━ホ!!!!!されなきゃいいけど。w)

......でも流石に本等は買う気になれませんでした。もうだいぶ前になるのですが、本屋でいかにもxxx風の男がG'sマガジンを立ち読みしていたんです。うわ〜顔から服装まで完全にxxxだなあ、とちょっと引き気味になってしまう位だったのですが、手にしていた袋に、マリみての本が.........。『もしかして自分も買ったら、この人と同類になっちゃうわけ?......やっぱりやめとこう.....』と思い留めたのでした。(それ以前にシスプリに手を出した時点で既に自分も同類なんだけど...。)まあ別に、人は人、自分は自分、みたいにしていても構わないとも思いますが、あれを目撃してしまうとね.....。作品自体はきっと素敵なのだと思いますが。

 アニメで気になるといえば、「BECK」もそうです。長く続いている作品のようですしご存じの方も多いと思います。いわゆる音楽マンガ?....バンドを組んで....みたいなストーリーの様なのですが、マンガ自体は以前から知ってはいましたが実は読んだ事がありません。この前たまたまテレビを付けたらちょうどアニメをやっていて、なんか面白いかも.....って思っています。少し前に、このマンガの主人公が手にしている(?)ギター(テレキャスター)が、実際フェンダー・ジャパンから同じ仕様で発売されましたし、バンドマンに影響があるマンガなのかも......。

スクランの話題だけのはずが、なにやらアニメのお話に.......。

スクールランブル(テレ東サイト内)
スクールランブル オフィシャルサイト
マリア様がみてる
BECK

† 19:01 | トラックバック | Topへ▲ †

 もうなんと言い表せばよいやら......。
今日の新日曜美術館は、なんとギュスターヴ・モローを取り上げていました。
.....1時間たっぷりと堪能できました。本当に至福の時でした。NHKに感謝したいくらい...です。


 ギュスターヴ・モロー...、Notebookで幾度となく取り上げているので、もうやめて、なんて言われてしまいそうですが.....ごめんなさい、本当に好きなので書かせて下さい。

 同じNHK教育テレビで放送されている「世界美術館紀行」では、以前ギュスターヴ・モロー美術館を取り上げていましたが、「美術館」という枠内で取り上げられたため、モロー美術館以外に所蔵されている、有名な、「ヘロデ王の前で躍るサロメ」、「オイディプスとスフィンクス」、「出現(水彩)」などは紹介されなかったのが残念でした。今回は美術館という枠はないし、その上放送時間も1時間(厳密に言えば50分くらいですが)ですから、内容の濃さが違いは言うまでもありません。(「世界〜」は30分番組)


 同じフランスでは印象派が時代の先端であり美術の主流であったのにも関わらず、モローは象徴主義という独特の美を追求していたのです。象徴主義という一応のカテゴリーはあるのですが、他の象徴主義の画家(クノップフなど)はまるで別物の様に個人的には見えます。.....「孤高の画家」とも呼ばれます。確かに私生活は俗世界とは隔離した世界を好んでいたようですが(かといって人嫌いとかなのではないし実際長年連れ添った恋人もいたし)、絵自体も同じことが言えるように思えます。

 モロー以前に、絵画の題材として神話や聖書の物語を取りあげるのは、当たり前のことでした。しかしモローの取り上げ方が独特なのです。
 サロメ....元は洗礼者ヨハネの斬首の場面のおまけのような存在だったのが、モローは、(破滅の)運命をもたらす女、すなわちファムファタルのように描くのです。「出現」では、サロメが指差した先には血を滴らせるヨハネの首がそこには「出現」しているのですが、背後のヘロデ王や楽器演奏者、死刑執行人には「それ」が見えていない様な素振りに見えます。誰も踏み込めない血塗られた聖域がふたりのためにそこにはあって、互いを見詰め合い、特にヨハネの首を欲しがる様なポーズをとり、きらびやかな宝石がちりばめられたヴェールを纏うサロメは.....妖しくも美しい。 「オイディプスとスフィンクス」も同様のことが言えると思います。通行人に謎解きをさせ答えられなかった者を殺してしまうスフィンクス、それを難なく解き退治したオイディプス.....ですが、モローのは、まるで男と女のような関係を思わせる様な雰囲気なのです。オイディプスの身体に抱きつく様な格好のスフィンクス、互いの目を見詰め合うふたりの姿は、訳ありの恋人の様にも見えます。張りつめた世界がそこにはあって、謎解きのゲームの駆け引きを演じているかのように見えます。

 それまでの絵画は聖書の内容を見る人に教えるための宗教画としての役割が強かったのもあるのでしょうが、モローの場合は、とにかくありがちな神話の世界ではないことは確かです。言われた通りに、台詞通りに、役を演じる舞台から抜け出し思い思い演じているかの様な劇的さが......本当に大好きです。


 ポースや表情もとても好きです。片手で蓮の花を掴み、もう片方の腕を力強く突き出し、うつむくサロメ、自分が八つ裂きにしたくせに竪琴の上にオルペウスの首を載せて抱き、優しげに俯くトラキアの娘.....、目を閉じた表情が多い様に思うのですが、あの表情が堪らなく好きです。のけ反るポーズもまた好きです。身を捩りうねるようなポーズが妙にリアルで、ぐっときます。
 それらと関連していると思うのですが、「クラシックな絵画」という感じがあまりしないのです。特に目の描かれ方は現代でも充分受けるものだと思えるのですが.....。見る人と絵の間に分厚いフィルターのようなものを感じないんです。描かれている人物などが活き活きしているからかもしれません。カッコ良くて綺麗で重厚で...ポップとさえも感じてしまう位です。

 そして、なにより緻密な設定...。宝飾、服飾、建築、植物....絵の中に描かれているあらゆるものがこれでもかとばかりに細部まで描かれているのには圧倒されます。サロメのヴェールなんかは本当に凄い.....。モローは1枚の絵を描く際に、資料収集によるリアルな描写、綿密な下書きを繰り返していたそうですから、これらの作業が、絵に幻想的ながらもリアルで生々しい表情を与えているのでしょう。

......もうこの辺りでやめよぅ。話すと止まらなくなってしまいます。本当に好きなんだから。 だから今回の番組は本当に楽しめました。そういえば、ナレーターが「世界美術館紀行」の時と同じ人でした。.....もしかして同時に制作していたのでしょうか。話も全く重なりませんでしたし。「世界〜」の方はモローの人生と女性観(ファムファタル)を取り上げつつ絵を紹介していましたが、「新日曜〜」では、モローの神話の取り上げ方や、純粋に絵の紹介をしている感じでした。

......そういえば以前、日経新聞紙上に続けて大きく掲載されたモローの記事についてのコメントしてなかった.....。あれはモローの絵というよりファムファタルについて語られた記事でしたが。

 必ず書くっ。

「オイディプスとスフィンクス」(メトロポリタン美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
Oedipus_and_the_Sphinx.jpg

「オルペウスを抱くトラキアの娘」(オルセー美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
Thracian_girl_carrying_the_head_of_Orpheus_on_his_lyre_1865.jpg


「出現」(水彩:ルーヴル美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
the_apparition.jpg

「出現」(油彩:モロー美術館)
http://antimine.pe.kr/blog/image/Apparition.jpg

......世界で一番大好きな絵。一番大好きなサロメ。
「ヘロデ王の前で躍るサロメ」(アーマンド・ハマー美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
Salome_Dancing_before_Herod.jpg

† 23:21 | トラックバック | Topへ▲ †

 今日からNHKで新しくポアロのアニメが始まりました。
アガサ・クリスティが生んだ名探偵、エルキュール・ポワロ、灰色の脳細胞を持つ男.....。格好良すぎ! コナンドイルのホームズはわりと読んだことはあるのですが、アガサクリスティのは全く読んだことがありません。ですが、新しく始まったこのアニメ、実に楽しめました。

 だって、「死神コナン」(w のせいでかなり脳味噌をやられていたし...、久々に唸らせてくれそうな推理アニメの予感です。最近のコナンは、アニメオリジナルのものはひどいのもあるし、もちろん推理以外のストーリーなども考慮すれば、もちろん好きなのですが、推理をアニメで楽しむ、ってことはコナンでは出来なかったので、このポアロのアニメは、今後も楽しみです。

....思ったのですが、日曜日にポアロ、月曜日にコナン.....お互い火花を散らしそう。というかポアロを見た翌日にコナンを見ると、えらく幻滅しそうな悪寒。


 先週までのこの放送枠は、手塚治虫の「火の鳥」をやっていましたが、あれもなんだかんだいって最終回まで全て見てしまいました。原作からいくつかピックアップして放送したようですが、ああいう正統な(?)アニメを見るのも良いですね。

† 22:24 | トラックバック | Topへ▲ †

.....なんだかんだいって見てしまいました。先ほどの番組。

 いや....民放の番組でああいう題材を取りあげるというのは好きではないんです。芸能人が騒いでちょこっと真面目にコメントして終わり....みたいなのが、ちょっと。個人的には芸能人のコメントは....いりません。

 ま、それはどうでもよいこと。

 流れる曲どれもがwwwヘ√レvv──(゚∀゚)──wwwヘ√レvv─ピキーン!ーって感じで気分は最高でした。本当はあれを爆音で聴くべきなのだけど....。


 それにしてもモーツァルトの伝説ぶりはほんとうにすごいものです。ほとんどの逸話は知っていましたが、あのように考えられる常識の範囲内を完全に逸脱した、ほとんどネタにしか思えない話が事実なわけですから、まったくもって魔人。(以前のNotebookでも魔人魔人って書きましたが、ぜったい魔人に決まってます!w もしくはアポロン辺りから何か知恵を吹き込まれたとしか思えない......。)

 生き方も、まさしく伝説のロックンローラー。少し前の書き込みで、ベートーヴェンのほうが好みだって書きましたが、モーツァルトだってとっても好きだよ。だってクレイジーじゃない?何から何まで。あのトビっぷりは、魔人にしか出来ない芸当だと思ってます......。


Kiss the heaven ....and RIP.

(う゛、自分の脳内妄想では、死後のモーツァルトはルシフェルの下へ降りていったんだった....←過去のnotebook参照。)

† 23:53 | トラックバック | Topへ▲ †

 そういえば感想を書いていませんでした。
地上波では2/11(祝)にNHK総合で放送されるようです。これもぜひ見てほしいなと、個人的にはオススメしたい番組です。

 今回の夢の美術館は、絵画で最も人気があると思われる、印象派にスポットを当てた内容で、「夢の美術館」サイト内の100選リストを見ても分かる様に、モネ、マネ、ルノワール、ドガの印象派、ゴーガン、ゴッホ、セザンヌの後期印象派画家の絵が複数選ばれています。それに加えて、新古典、ロマン、象徴主義などの絵もきちっと選ばれていて......おそらく見たことのある、超有名どころの絵ばかり登場するので、6時間の長い番組もあっという間に過ぎてしまうと思います。

 個人的には、以前書いた様に、モローとロートレック、ビアズリーが大好きですが、もちろんモネなどの絵も大好きです。今回リストに入らなかったオランジュリー美術館にある、巨大な睡蓮、あれは入れてほしかったです。ジベルニーに大きな庭園/池を蓮のために作り、そこで沢山の睡蓮の絵が生まれたわけですが、睡蓮の他にもルーアン大聖堂、カミーユ夫人に着物を着せモネらしくない、はしゃいだ作風の日本的趣味、そして同じくカミーユ夫人をモデルにした、日傘の女、サン・ラザール駅、どれも最高! さすが印象派のオーソリティ.......。でもまあ、やっぱりモネっていったら睡蓮か。あれだけ描いてしまうと、もう誰も睡蓮の絵は描けませんね。描いたとしたって誰があれより良い絵を描けるでしょう? 毎日毎日、睡蓮の池の前でスケッチをしていたというのだから、そして、朝、昼、夜と、変化していく様をも描いているのだから、すごい。同じ風景は二度とない、とか言っていたような。
 ルノワールも大好き。ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木漏れ日の下でのカフェの絵。あれを見ると、なんだかその場所へ行ってみたくなってしまうような、賑やかさと楽しさがあの絵には溢れていて....好きです。西洋美術館に展示してある、ハーレムも好きかも。中近東風のフランス人を描いただけなのですが、それを知る前までは、そのまんま中近東のハーレムを描いていたものかと、思い込んでいました......。


 あとはやっぱり、マネのオランピア。
番組内では、ヌードの代表作、ゴヤの裸のマハ(&着衣のマハ)、アングルのグランド・オダリスク、マネのオランピア、と紹介されていましたが(いや違ったかも)..........個人的にはオランピアが激萌絵。スタイルのいいモデルで描くのがふつうですが、オランピアは、娼婦をモデルにして、しかもそのまま娼婦を描いたわけで...その生々しさが、凄い! 目を逸らさずに、こちらを見つめている(というよりむしろ見下しているようにも見える。)あの挑発したような堂々とした眼差しにやられます。素っ裸ではなく、チョーカーとサンダルをさりげなく身に付けているのが妙にいい。.......いや、身体を張って生き抜いている人がモデルになっているのだから、強力なのもうなずける。生々しいといったら、印象派ではありませんが、ティツィアーノのウルビーノのビーナスも凄い。あれも一押し。青い血管さえも描かれている程に生々しい。
 そういえば、なぜかウルビーノ、オランピア、共に、傍らにネコや犬の姿が......。なぜなの。オランピアのネコはカワイイ。ぴょこっと右側に黒猫が描かれています。


 ミレイのオフェリアも好き。溺死した女性が仰向けになって水面から顔を出している絵ですが、内容の割に幻想的で、なんとなくモローにも通じるところがあるような感じ。

 で、モローの絵ですが、個人的には選んだ絵が違う気がします。「出現」はやはりルーヴルにある水彩の方を選ぶべき。油彩の方のは、サロメとヨハネのみしか描いていない感じだし、未完成っぽい感じがなんとも。サロメの表情は油彩の方が好みですが。もう一枚の「雅歌」、またマイナーな絵を紹介して..........日本でも見られる絵、ということで、大原美術館所蔵のこれを選んだのでしょうが........うむぅ。モローで選ぶなら、「オイディプスとスフィンクス」、「ヘロデ王の前で踊るサロメ」、「出現」(水彩)が妥当。「オイディプスとスフィンクス」の絵はたぶんモローの名を知らなくても見たことある人多いはず。「ヘロデ王〜」のは、かっこいい&綺麗の一言に尽きます。 それにしても、意外にもモローの絵の紹介に時間をかけてくれてなんだかすごい意外でした。軽く紹介されてすっとばされるものだと思っていたので、嬉しかったです。最初に紹介されたのは美輪明広によってだったので、うげっ、って感じでしたが、やはり色物扱いなのかなぁ、モローの絵って。そりゃあ、血のしたたる生首が宙に浮いてる絵が代表作じゃあ、仕方ないのか........。_| ̄|○

 ロートレックは、わざわざ絵以外にも、ロートレックのレシピを再現したのには、思わずにんまり。ロートレックは、美食家でレシピ集も出しているんです。(中には料理のレシピではなく社会を皮肉ったものもあるが) おいしそうな料理でしたね〜。出演者がみなおいしそうに召し上がっていました。

 そこで、出演者の話ですが、
高階秀爾にもう少しいろいろな話をしてもらいたかったのが一番の感想かな。美術評論家として有名な方で、西洋美術に大変詳しい方のハズ。前回の夢の美術館で的確に説明してくれていたので、今回もすごく期待していました。もちろん各話題ごとにきちっと話して締めてくれたのですが、もう少し時間をあげてもよかったのでは、と思います。
 他の出演者も.......山口もえにはなんていうかシスプリの亞里亞みたいで、なんだか話を聞いている内に日が暮れてしまいそうな感じで........。あの感じが良いのかもしれませんが。銅版画家の山本容子はけっこう好印象でした。芸術をやっているだけあって、意見が確か。ちなみに石澤アナはけっこう好き。以前、新日曜美術館の司会していたときから、好きでしたが、今回もはじけてくれるのかと期待していましたが、前回同様、やってくれた! ロンドンまで赴いてホームズに扮して名画を探っていました。演技はxxxだけど、爆笑。またやってください。w


 と、今回は、かなり視聴者を狙っているような内容でした。今まで絵を見たことがない人でも気楽に見られる様に構成されている気がします。オススメです!

...............見た後、オルセー、ルーヴルに行きたくなってしまうかもしれませんが。w
http://www.nhk.or.jp/yumebi/

† 15:50 | トラックバック | Topへ▲ †

 去年、3か月程の間隔で再放送されまくって、飽き気味になって、来年はさすがに新しいのをやってほしいと願っていたのですが、その通りになって、嬉しいです!

 新年いきなり、テンション高くて、けっこう楽しめました。きっと今年も数回再放送するのでしょうね。......何度も頭に叩き込められるので、そのくらい再放送してもらったほうがよいのかも、なんて思う様になりました。

 大希林の演出を手掛けているのは、久世光彦さん。
なにやら向田邦子の作品のドラマを手掛けたことがある有名な方だとか。相変わらず世間知らずで申し訳ないです........。その久世さん、1/6〜9までの読売新聞に掲載された歌会に参加されていたようで、句がいくつかありました。他の方の句もすばらしいですが、久世さんのも、うむぅ、さすが大希林を手掛けるだけある.......。悠久の日本語を網羅しているかのごとく、巧みに言葉を綴っていくのは、まさしく神妙!

 えらそうなことを言っていますが、短歌はおろか日本語さえも危うい自分にとって、そのような素晴らしい句が詠めるということは、とても羨ましく思います。さまざまな心情などを言葉に置き換える/表現する........、日本語というのは、擬態語など、他の外国語に比べて色々な表現が出来る言語でもあるわけで、日本人であるからには、目に見えない、感情を、豊かに言葉で表現したいものだと......思っています。

† 23:29 | トラックバック | Topへ▲ †

 あと買ったものは、泉鏡花の作品。
鏡花は明治時代の作家ですが、あのミステリアスでファンタジーな物語が自分にぴったりで、いろいろ買い込んでしまいました。
「外科室」......かつで恋に落ちた男女が、外科医と患者として邂逅する...という話。「高野聖」......山中で男が謎の魔女にたぶらかされていく話。.....などなど。ぅぅ.......わくわく。堪能できそうだよ。

 それと、視覚デザイン研究所からシリーズで出ているもので、
絵画の見かた、マリアのウインク、ヴィーナスの片思い、悪魔のダンス、オレ達に明日はない、計5册を一挙に購入。どれもイラストを多用し、簡潔な文章で説明されていてとてもわかりやすく、なにより楽しめる内容が、GOOD。それぞれのシリーズの内容は、有名画家の紹介、聖書のシーンを取りあげた絵画/聖書の説明、同様に、神話、悪魔、黙示録....が取りあげられている絵画の紹介/解説になっています。神話や聖書、悪魔などが、絵画などと一緒にわかるので、一石二鳥!......悪魔に関しては、すでに悪魔辞典や堕天使に関する本を持っているので、それ自体は知っているけれど、絵画は知らないので。
 イエス、ヨハネ、ユダ、マリア、ヤコブ、アダム、イヴとかはもちろん、ロトも載ってます。w 悪魔は、ルシファー、ベリアル、アスモデウス、メフィストフェレス、ベルゼブル、サタン、サキュバス、リリス、リリム、リーパーなどなど、.......。もう思わずにまっと笑ってしまいます。 思いっきりツボ。.......そういえば、バールが出てこなかったなあ。ないの?

どれもとにかくイイ(*゚ー゚)b
 絵画っていったら!!!
今年も「夢の美術館」が放送されるのです!!!
しかも今回はなんと「印象派100選」。
絵画の中で最も人気がありポピュラーな分野。
ルノワール、モネ、マネ、ドガ、セザンヌ、辺りはもちろん、ドラクロワ、ゴーギャン、ゴッホ、などもばっちり押さえてあるようです。

 そして、個人的には.........、
モロー、「サロメ」 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ビアズリー、「サロメ:クライマックス」 キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
ドレ、「ダンテ神曲」 キタ━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━!!!
ロートレック、「ムーランルージュ」 wwwヘ√レvv──(゚∀゚)──wwwヘ√レvv─ピキーン!
萌絵......。_| ̄|.....○コロコロ

 今回も、美術評論家の重鎮、高階秀爾が登場。
あの人、国立西洋美術館の館長をしていたと思ったら....今は大原美術館の館長になっていた....。大原美術館は、えっと.....岡山の倉敷だったかな......? 大原美術館に、モローの絵があるんだよねーーー! 今回100選に入っているモローの2点のうちの1つは、その大原美術館所蔵の「雅歌」という絵。

 この「夢の美術館」、ハイビジョンではすでに放送されたようだけど....BSは1/4、地上波は放送未定になっていたけど、おそらく4月頃じゃないかな。(イタリア100選のときは春分の日だったし) ....うちはBS見られるので、1/4にまたーり堪能しようと思います。.......5時間ぶっ続けで放送だもんね......、たのしみです。

http://www.nhk.or.jp/yumebi/

† 17:20 | トラックバック | Topへ▲ †

 過ごし方は人それぞれだと思いますが、自分の場合はというと、年を迎えてしまう前に、「伝承」のロングバージョンを仕上げて&オリジナルCDの発送しないと.....マズい。もう夏の頃から頼まれていた件だ。.....本当に申し訳ありません.....。で、それに加えてトップページデザインの制作、で、大掃除。
 う゛......。あと4日しかない.......。どれも平行して進行中だから、まあなんとか、ならないかもしれない。というかこんなこと書いている場合でもないのだけど。それに今日でプールが閉まっちゃうということだったので、泳ぎ納め(?)と張り切って泳ぎ過ぎた.....。なんかへとへとで眠ぃ。

.......振り返ると、毎年毎年、そんなのばっかりだ。クリスマスなんか毎年版画彫ってる始末だし。あぁ、やっぱりロマンスには程遠い。_| ̄|○ガクッ.....。

 で、大晦日ですが、やっぱり大晦日になっても大掃除やってるんだよ。さすがに夜になればすべて片付き、ほっとできるけれど。
 ちなみに紅白は見ない派。というよりいつも大晦日はテレビ見てないのだけど。最近の音楽がちっとも好きになれなくて、出演するアーティストもさっぱりだし。ああいうところで、オジーがへろへろになった状態で、「みぃ〜すたぁ....くろぉうりぃ〜.....」って歌い出したら最狂なんだけど!で、バケツ&ホースで放水!で、最後にカエルジャンプ。w .....見事なまでに雰囲気をぶち壊してくれるかもしれない。w  ジューダスのロブ・ハルフォードみたいに、バイクで入場するのもアリかも。マリリンマンソンみたいにボンテージスーツ&両性具有コスプレして、ってのも、すごいことになるかも......しれない。

......打ち切り決定は必至だ。

う、その後の予定はまた次回に書こう。

† 22:36 | トラックバック | Topへ▲ †

 「人間講座」(http://www.nhk.or.jp/ningenkoza/200312/mon.html)で、樋口一葉を取りあげているのがあって、見てます。一葉の作品を読んだことがあるといっても、本の巻末に載っている略歴くらいしか知らないし、なにより気に入った作品の作者がどう生きて何を感じ取って作品を生みだしたのか...ということが非常に気になるタチなので、そんな自分にまさにうってつけの番組です。

 番組は....(現時点では)一葉の人生を詳しく解説するみたいだけど、作品の解説とかってしてくれないのかなあ......。これから、かな? 少しくらいなら自分でもわかるけれど、「詳しく」しりたいし。一葉の家の目の前が吉原だったってことが「たけくらべ」に少なからず影響していることは分かるし、「おおつごもり」も、貧しかったのがにじみ出ているような気もする。

 そんな彼女が、紙幣の顔になるとは....。あの世で何を思うのでしょうね。そういえば、その五千円紙幣に印刷される一葉の肖像なのですが、なんか「違う」。よく一葉の肖像として使い回されている、穏やかそうな表情のものと若干異なり、なんというか....ちょっと骨張っていて、老けてみえるし、ちょっとキツそうな表情、にも見える.......。

 なんかそれでも1枚ピン札を保管しそうな予感。
 人間講座、っていったら、昔、安藤忠雄のもあったね!「建築に夢を見た」とかだったかな。あれも見たぞ!まさかご本人自らはなしてくれるとはね、ためになったよ。....あの人って、必ずと言っていい程、建築とはおおよそ関係なさそうな話題をひっぱりだしてきて、ずばっと核心を言い切ってしまう。

 話を戻して。
人間講座のサイトを見て気になったのが、水曜日の「日本語を問い直す」というテーマ。 ......自分が言える資格もないのだけど...、最近の日本語はどうも乱雑な扱い方/使われ方をしているなあと常々感じます。海外の言葉を安易にカタカナ語で済ましてしまったり、言葉の誤用も平気で使われるケースも増えてきているし、日本古来の風情のある言葉は失われつつあるし..、そんな時代だからこそ、日本語を問い直す、というテーマはまさに打ってつけ、だと思います。

 いつかこのままだと、英語が第2公用語になった時、とんでもない日本語になっていそうで......怖い、です。

 それと、もう一つ見始めた番組が、BSなのですが、「パリ五次元紀行」という番組。
毎回パリと繋がリのあった人物(日本人だけかな?)を取りあげて、それをパリ市内のタクシー運転手がその取りあげる人物とやりとりしている....という架空のストーリーで綴られていくのですが、映像/音楽共に綺麗! 映像は、故意にエフェクトがかけられていて、紫や緑色の色調になっていたりして、アートを見ているような感覚で楽しめます。
 それとタクシーの後部座席に、これまたとびきり綺麗なパリジェンヌがいるんです。どうも、そのパリジェンヌが取りあげる人物のことを知りたがっていて、その人物のことを知っている(という設定)運転手に聞くためにタクシーに乗っている、っていう感じ......のようです。(しかし本当に綺麗だったねえ、見とれそうな程。ぉぃ)

......本当、フランスって、老若男女問わず、みんな綺麗です。景色も日本みたいに混み合っていなく、とてもすっきりしていて、建物は洗練されているデザインだし、どこを撮っても、サマになってしまうような景色ばかり。
 そりゃあ、フランスに魂を奪われる日本人がいても不思議じゃないのもうなずける。

† 23:47 | トラックバック | Topへ▲ †

 う〜〜ん、やっぱり30分番組だから、急ぎ足の紹介になってしまうのは仕方ないか....。でも大満足!あぁ、狂える....最狂!

 よくモローは、夢を描く画家だとか、絵で表すデカダンス文学だとか言われるけれど、見れば見る程、納得。神話や聖書の何の変哲もない物語を、劇的にドラマティックに表現してしまうのです!「ありえない世界を創り出す」ために1つの絵に取りかかる前に、膨大な資料を集め、デッサンを幾度となく描いていたようで、そのリアルな表現がより見る人をその世界へ誘うのかもしれません。

 たぶん....神話やファンタジーっぽいのが好きな人には気に入ってもらえるような気がするのです。あと.....「兄くん」も一応チェキだね。w 千影みたいなキャラが好きなら、たぶん、モローの描くサロメにも気に入ってもらえると思います。

 そういえば、モローの描く女性は.......みな微乳(美乳とも書くけどw)だったりします。間違っても巨乳の女性は出てきません。体格もスレンダー過ぎる程、筋肉が見えるくらい、身体が引き締まっています。(別に筋骨隆々というわけではなくて)....中性的だとも言われていますね。それに比べて男が綺麗に描き過ぎ、かも。表情はもちろん好きですが。ルーベンスなどの様に肉感な女性は、本当、出てこないし、表情も、モロー独特。.....あの俯き、瞳を閉じた表情、あれは最高!レダ、ヘロデ王の前で踊るサロメ、オルペウスの首を抱くトラキアの娘、青年と死、刺青のサロメ、どれも大好き! 踊るサロメとトラキアの娘、青年と死は特にね。

 ファンタジーっぽいのも、好き。
若い頃の作品なので、あんまり評価はよくないようだけれど、「アルベレスの戦いの後で逃げ出すダリウス」、「ハムレット」、「飼い馬に喰い殺されるディオメデス」などなど、好きです。人物のポーズがたまらなく好き。毒杯をあおぐハムレットの、腕を食いちぎられるディオメデスの、仰け反ったポーズ。     

 ダークでエッジの効いたのも大好きだ。ヨカナーンの血滴る生首が一番強烈だけど、「求婚者達」の、オデゥッセウスが50人皆殺ししてしまう絵は凄すぎる....。

 だけど、結局の所、モローの絵で一番目立ってしまうのは、ファムファタルだということ....。運命に逆らうことが出来ずに目の前の女に破滅させられる男の姿........これだよねえ、やっぱり。...なんか一歩間違うと、女王様と奴隷みたいな構図になってしまいそうだけど。全く別物です。

 番組でも、どうもそこが強調されていて、それ自体は間違いではないけれど、取りあげる絵の多くがそうした倒錯したものだったので、初めてモローを知った人の中には、ちょっとやばいところに逝っちゃってる人、とも思われかねない気がしました。「メッサリーナ」を取りあげてたし。でもまあ、デカダンスには、あの堕落は必要だし、逆らえない運命がよく表れているし。

 とにかく、番組を見て改めてモローの良さを実感しました。間違いなくこれからもずっとお気に入りです。

† 23:40 | トラックバック | Topへ▲ †

 2週間も待たされた...。あう、もう待切れない。
今夜9:30からNHK教育で「世界美術館紀行」でお気に入りの画家、ギュスターヴ・モローの個人美術館"ギュスターヴ・モロー美術館」を取りあげるのです。 油彩画のサロメ、ユピテルとセメレー、キマイラにガラテア......

わくわくわくわく。

 でも心残りが。
「出現」には油彩画と水彩画があって、モローは後年油彩をあまり好まなかったようでその「出現」の油彩画は、サロメとヨナカーンこそきちっと描かれているものの、他の背景の建物の柱や、水彩画では描かれているシタールのような楽器を持った人物が描かれていなかったりするのです。その水彩画はモロー美術館にはなくて、ルーヴル美術館に、あるんです.......。いや、どちらも最高なのですが。
「オイディプスとスフィンクス」も「ヘロデ王の前で踊るサロメ」も取りあげられないのか......ぐすん。

それはともかく、モローの番組が拝めるのだから......文句は、ないか。

† 19:44 | トラックバック | Topへ▲ †

 ってのを、放送するんだ...?
もっともBSでは、今日放送したみたいだけど。
地上波だと、明日NHK総合10:00am〜
 国立西洋美術館で今展示しているからだね。というか、カタログ見てわかったけど、NHKが西洋美術館とともに主催しているんだね。そうかなるほどっと。

 「光り輝く少女の正体」って.......ぇえと、世界美術館紀行や美の巨人たち、て解説していたような。......う、でも忘れてしまった。あの「夜警」の光の照らし方が、「普通」ではないのはわかっているけど。うむぅ、明日じっくりと番組見よう。

 ........そういえば、世界美術館紀行でモロー美術館を取りあげるのって、再来週なのね。昨日も、来週も番組はお休みなのであった。
.......正直言って待切れません。
もう_| ̄|...○コロコロ こんな状態だし......。

† 18:56 | トラックバック | Topへ▲ †

 来週の、世界美術館紀行、
なんと!!!ギュスターヴ・モロー美術館が放送されるのです!!!!
.......モローなんて、物好きにしか相手にされていないのでは、なんて思っていたのですが、どうやらそうでもないみたい? モローの美術館は、実は個人美術館の先駆けなんです。そういうこともあって、美術館巡りのこの番組で、取りあげられるのかな.....。

 サロメ、トラキアの娘、オルフェウス、ガラテア、ユピテル、セメレー、スフィンクス、モーゼ、ぅぅぅ、今から楽しみ。

 実は、明日、東京へいくことになって......ついでに国立西洋美術館でも観てこようかなと思っています。実はあそこでも(全然関係ないが、西洋美術館ってコルビュジェが設計したんですよね。)モローの作品が拝めるのです!もちろんお目当てはそれだけではないけれど......。「牢獄のサロメ」とかあるんだ......。西洋美術館は、昔、中学の頃行ったけど、あの時は画家の名前や作品なんか全然知らなかったから、あれだったけど、今はかなり知っているから、わくわく。

 来週の今頃は、モローの絵で萌え死にしてることでしょう.......。
_| ̄|....○ コロコロ  (←ヨカナーン?いや、多分、自分だ.。)

† 22:33 | トラックバック | Topへ▲ †

 もう3、4週前ですか、名探偵コナンのスペシャルをテレビでやっていましたが、あれって、以前に一度放送してましたよねえ...?キッドが出てくるやつ。
 個人的にキッド(まじっく快斗)が出てくるのは好きです。あのどうしようもないキザぶりと手の負えないバカっぷり、コナンの世界と違和感なくリンクしているところが、すごく好きです。

 で、そのまじっく快斗に出てくるキャラで、紅子、(名字は、あれ、テレビでは小泉になってたっけ?忘れた...)が、一瞬、シスプリの千影とだぶってしまって....。そういや..マンガではルシフェル召還してたりしてて、まあ、血影とイメージ的にも似ているし、髪型が同じく紫色のシニヨンだったような....? 心の中では「そこで、『兄くん』っていわなきゃだめだろ.....」と思ってました。w でも声は、コナンで出てくる灰原哀と同じだったけど。というか声優陣がコナンと同じだったんですよねえ。そこがまた(*゚ー゚)bわけだけど。

 今度は、コナンと四葉のコンビで事件を解決してほしいぞっ。
その前の週に再放送していた「月光殺人事件」(再放送は見逃してしまいましたが)は、よく憶えてます。犯人が自殺してしまうのはあの事件だけだったっけ。最後は壮絶な結末で、けっこう泣けるかも。初期のコナンは、どうも当時売れてた「金田一少年の事件簿」を意識し、対抗意識をばしばし燃やしていたような気がします....。『犯人が自ら命を絶つのは許せねーんだよ!』とかなんとかいってたし。あれって、犯人がよく自殺した「金田一〜」への当てつけだよなぁ......。

 ......ついでにいっておくと、
コナンで、時々、事件の管轄が群馬県警の時があるけど、群馬県警の刑事、どうしてあんなにヘボなんだよぅ....。県民としてあれは情けない。群馬県警があの情けない姿を見たら、どう思うのか。それに、コナンでよくわかった。いかに、群馬県が、「近くて便利なド田舎」だったってことがっ!!!........ぇえ、そうですよっ、ぴったりだ! 東京から近くて便利な僻地ですよっ!

.........当たっているだけに.......言い訳できない....。

† 23:49 | トラックバック | Topへ▲ †

......実はテレビはあんまり見ません。
もちろんあまり見ないとはいったって、一日見ない日があるわけではありません。しかし人より確実にテレビを見ていないと思います。そんな自分ですが、土曜日は見たい番組がたくさんあって、よく見ます。

 見るのは、夜の8:45から、
「大希林」、「いろはに邦楽」、「21世紀ビジネス塾」、「世界美術館紀行」、「美の巨人たち」
.......「美の巨人たち」以外はみなNHK教育。
最初は「大希林」と「世界〜」、「美の〜」だけだったのですが、そのエアポケットを埋める様にたまたま見ていて、なかなかおもしろいので続けて見る様になりました。

 「大希林」と「いろはに邦楽」は、どうも3、4か月の周期で繰り返し放送してる感じ。おかげでばっちり内容が憶えられました。w 新しいのもやってほしいなぁと思うけれど、ネタがないのかなぁ。

「21世紀ビジネス塾」は、おまえに見る必要あるのかよ?なんて突っ込まれそうだけど、まあ、見ていておもしろいよ。この不景気でうまく切り抜き生き抜いている企業の戦略、アイデア、などなど強かな姿勢が、うむぅ、身に滲みます。
 土曜日ではないけれど、「クローズアップ現代」もよく見ます。
ああいう現代社会がテーマなのはけっこう興味あるし....。
 「美の巨人たち」は毎週1枚づつ絵画を紹介する番組だけど、もう放送開始から3年ほど経っているので、「超」有名絵画はほとんど放映済み。見始めたのが去年の夏辺りからなのでだいぶ見逃してます。もっと早くから見るべきだったと、かなり後悔しています。

 それでも今でも知ってる絵画は出てくるし、ネタはまだまだ尽きず、といった感じ。最初の方のを再放送してもらいたい!!

 あ、絵画だけじゃなかった。建築とかも紹介してた。
バラガン、コルビュジェ、ガウディ、とか。いつか住吉の長家とかも放送されるのかなあ。

† 23:04 | トラックバック | Topへ▲ †

......という、和楽器/純邦楽の良さを紹介する番組が、NHK教育の毎週土曜「大希林」の後にやっているのですが、これがなかなか見ていて楽しいです。

 昔、学校でちょこっと位は習ったことがあると思いますが、ひちりき、笙を始め、琴や三味線など、詳しく紹介して実際に演奏してくれるのですが、この演奏する曲が面白いのです。日本伝統の曲ももちろん演奏するのですが、J-POPやクラシックの曲を和楽器で演奏するのです!!!

 バッハの「平均律クラヴィーア」や(今夜はブラームスでした)、ちょっと前流行った「大きな古時計」などなど.......。しかしこれがいい雰囲気なんです。クラシック楽器だと、笛でもフルートなどは金管ですよね? でも和楽器の笛はみな木管で、やはり独特の音色がするものです。わびさびが効いて、こういうのもアリだなあと思いました。

 和楽器というと、日頃お目にかかることはないので詳しく知らなかったりするものです。ちょっと衝撃を受けたのが、琴、です。あれはギターで言うフレットが自在に移動できるんですね。(シタールも同じような感じだけれど)あれを動かすことにより、13弦のチューニングを変えて、日本の音階から普通のメジャースケールにあうようにしたりできるんですね。で、バッハとかさらっと弾いちゃうんですよ、出演していた人。意外にキャパシティが広いのにはびっくり。しかもギターのタッピングハーモニクスみたいな奏法も見せてくれてました。(12フレット上を人指し指のバレーでばしっと叩くのに似てた)

 う〜ん、思ったけど、琴とか三味線にピックアップ付けてエレクトリックにして、アンプでどかーんってのもアリじゃない?
.....誰かやらないかなぁ........。

† 23:23 | トラックバック | Topへ▲ †

 この「日本語歳時記『大希林』」というのは、NHK教育テレビの毎週土曜夜8:45分からある番組です。番組名からもわかると思いますが、日本語の奥深さや、使い方など、楽しく学べる(?)教養番組なのです。

 この番組を知ったのは、昨年末にこの番組のスペシャルがありまして、1時間半くらいでしたか、いろいろ総集編みたいな感じで、それに加えて演出した方なども交えて、日本語の大切さを語っていました。その特番かぎりだと思っていたのが、何と毎週放送しているではないですか! う.....不覚でした。しかし来年度からも引き続き放送するということで、これは見るしかない!ってことで、それ以来、欠かさず見てます。

 番組は、弥勒さん(樹木希林)という文筆家と、その家に住み込みでお手伝いをしている、さつきさん(三木さつき:すみませんこの方存じませんでした)とのやり取りの中で、たいていの場合、さつきさんの間違った日本語の使い方などを弥勒さんから指摘されて、切り札として『あらゆることが載っている、広辞苑をも凌ぐ最強の国語辞典「大希林」(伝家の宝刀みたいですね。)」を引っ張りださせ、同時に解説される......といった感じです。

 ほぼ10分間しかない非常に短い番組ではありますが、とてもためになります。ふたりのやりとりも爆笑できるし、とてもわかりやすく親しみやすくて、日頃、書く文章がめちゃめちゃな自分にとって、この番組は、見逃せません! 取り扱う内容も、わりと日常の会話の中で使われるようなものが多いので、教養はもちろん、実用度も非常に高いのです。オススメ!!


 ......と、感想を述べたところで、実はさらに述べたいことがあります。こんなことに嬉しがるのはたぶん自分だけだろうとは思いますが。

 この「大希林」という番組のOP/EDの音楽に注目!
OPは、何とレスポール+マーシャルと琵琶によるツインリード!!出演している二人が弾いてます(弾く真似かな)。さつきさんの方がレスポールです。マーシャルのコンボアンプに片足のっけて弾いてます。年末のスペシャルの時には、なんとセット内にずっとレスポールが置かれていた!もちろん、ギブソン レスポールスタンダード。で、番組中ある場面で、さつきさんが後ろに置いてあったレスポールをおもわず蹴飛ばしそうになったのを、見逃さなかったぞ! スタンドが揺れて....「うわぁ、レスポールがぁぁ〜」っとテレビの前でひきつりそうになったのはこのオレです。EDも定番のロックンロールの音楽をこれまたギターと琵琶による演奏になっています。(*新年度になってからEDが変わりました)ギターサウンドはかなりギンギンって感じで、う〜んって感じですがそれでもOK。番組名からも、内容からも想像できない音楽なんで、驚く人もいるかも。(自分もそうでした。もっと雅な音楽かと思っていたのに、でも大満足!)番組最後で「サンキュぅ」(テンキュじゃないです)で終わるし、まあ個人的ににんまりしてしまうOP/EDです。

 そしてもうひとつが、番組のセット。
コンクリート打ち放しの茶室のようなお家です。置かれている家具や小物はどれも古いけど素敵なものばかりで、そのマッチングがとても良い空間を生みだしています。......あのコンクリ打ち放しの茶室、どこかで見た覚えがあるんだけれど....。安藤忠雄の設計にあったような気がしたのですが、確認したところ確かに茶室を手掛けたことはありましたが、それとは異なる作りでした......。う〜む、でも絶対見たことのある作りだ。う〜〜〜、デジャヴなのかなぁ。 まあとにかく良いセットです。住んでみたいものです。

とにかく諸々含めてオススメっ!

† 00:00 | トラックバック | Topへ▲ †

 NHKの大坂放送局の何の記念だか忘れましたが、今年の1月から6月まで全6回シリーズで、アジアの古都を紹介していく番組で、当時の姿をCGで再現する.....と予告していたので、面白そうだしグラフィックスなど参考になるかもって思って毎回欠かさず見ました。

古都は、放送順に、中国/北京、インド/ベナレス、インドネシア/ジョグジャカルタ、ネパール/カトマンズ、イラン/イスファハン、日本/京都......というラインナップでした。

アジアの古都ということで、どこも長い歴史がある土地で、その長い歴史の中から生まれ引き継がれてきた伝統や制度、思想など、魅力的で興味深かったです。古都=現在の首都とは限らない(中国、ネパール以外)ので、全然知らない場所もあったりしました。

 CGでかつての古都を再現するというので、けっこうCG使ってたりするのかな?なんて思っていましたが、ちらっとっていう感じで、ちょっと期待外れでしたがそれでも細かい部分まで再現されていて、すごくキレイに仕上がっていたので、昔の繁栄振りを伺うことができました。

以下、印象に残った古都をいくつか。

 インドのベナレスには、マニカルニカー・ガートという町全体が火葬場という、なんか凄まじい所でそこの種火を代々守ってきたという家族がでてきたりして.....いやあ、さすがインドって感じで、これは衝撃的でした。 毎日毎日、ここに遺体が運び込まれてくるんです。遠い地方の方からもやってきたりして。番組ではある家族を映していたのですが、その家族の祖父が、病気で死期が迫ってきているらしく、ベナレスで死にたい、と、旅費も大変かかるのにも関わらず遠いところからやってきたそうなんです。ちょっと見るのが辛かったです.....。一度良くなって故郷へ帰っていったのですが、その後急変し、故郷で亡くなってしまったそうで、2度もベナレスへは来られないということでその故郷で葬儀を済ませてしまったそうで、ちょっと可哀想でした。

 ネパールのカトマンズでは、まだ小さな女のコを女神にしてしまうという、それをクマリと呼ぶのですが、まさしく女神転生、って感じで、これもある意味衝撃的でした。向こうの人達はマジなんでしょうけど、こっちから見たら、ふつうありえないですよね? しかもその女神はまだ4歳ですよ!! でも毎日たくさんの人が拝みにやってくるんです。でも、もう千年も前から代々王宮で守り続けているそうで、インドもそうですが、なんか現世を超越した雰囲気がすごく出ていて、なんかファンタジーの世界を覗いているような感覚でした。

 そして、最後は日本の皇都、京都。
平安京というと、魔術やオカルトっぽい(最近では陰陽師でしょうか...)イメージがあったので、番組の内容もそれかなあ?ってちょっと期待していましたが、そういうダークな内容ではありませんでした。
 番組では、京都が繁栄したのは豊かな水だった、ということで、すっとその水に関連する内容でした。実は京都の地下には琵琶湖に匹敵する程の大きな水瓶のような地下水があるそうなんです。昔から水を司る役職もあったそうで、現在でもそれが受け継がれているそうです。ただ、近代化に伴って道路のアスファルトなどで地面が露出しなくなったせいで、地下水が少なくなってきているらしいんです。それでもある豆腐屋は地下水にこだわって作り続けていました。

 放送が始まる前は、主にCG見るのが目的だったりしましたけど、見始めてからは、なんかどうでもよくなったって感じです。 それよりも(番組の主旨自体がそうだったのかもしれませんが)、それぞれの古都で生活する人々たちの人生観みたいなものが垣間見れて良かったです。

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 もう随分前からですが、テレビ見てる時は番組内に流れるBGMはもちろん、CMのBGMなど歌もののBGMじゃなくても、注意深く聴いて、いいな、と思った部分のすぐコード進行をアナライズしてしまいます。ギターのリフなんかでいいのがあると、コピーしたくなってしまうんです。

 そんなわけで、テレビから聞こえる音楽はかなりチェックしてます。あんまりテレビは見ないのですが、見てる時は必ず。そういう風になったのは、以前、ヴァイやインギー、ヴァンヘイレンとかの曲がよく使われていたからだと思います。イントロの部分だけループして使われてたりとかしてて。まあこういうのは、洋楽とか聴いてる人は同じように、知ってる曲が流れるとなんとなく嬉しいような気分になりますよね。それから注意深く聴くようになってます。特にニュース番組のスポーツニュースの時なんかは、昔はよくヴァイの"I Would Love To"や、ジョー・サトリアーニの何でしたっけ、"Surfing with the alien"だったかな....この2曲はよく流れてました。冒頭に書いたように、自分の知らない曲で、おっ!っと思う事もよくあるんです。スポーツ関係のBGMは、ギターインストが圧倒的に多くて、CDとか出てないものもあるんじゃないかと思います。


 もう3年くらい前からかな....。ずっと使われてるのですが、フジテレビの野球中継の番組のオープニング、エンディング、CM入る前にかかる、あの曲。あれ、すごく好きっ!! 誰が作った曲かは分からないし、おそらくCDにもなっていないと思いますが、あの曲は最高!!HR/HM好きな方や、ギター弾いてる人は、ぜひ聴いてほしい曲です。

 誤解を恐れずに書くと....オジーの"Bark At The Moon"をポップにした感じ。ルートをペダルにしたズクズク弾き(w、にコードを挟む、メタル系では定番なリフ。"Bark〜"のリフはまさにその典型的な例ですが、そのBGMのギターインストも同じく、そういうリフがメインになっています。最初にアウフタクトでコードから弾きだすのが、"Bark〜"と同じ感じですが、決して同じ感じではなく、すごくカッコいい。ジェイクのダブルピッキングも使われてたりして、、作った方も、"Bark-"を意識して作ったんでしょうか....、とにかくあれをポップにした感じで。メロディは弾きまくっているという感じではないですが、いい感じに速弾きして、ロングトーンのビブラートがいい。またサウンドもツヤがあり、太いサウンドで、非常にクリアに弾かれていて....、おそらくスタジオミュージシャンとかなのかもしれません。とにかくそこで聴かれるギタープレイは、上手いのです。エンディングはドラマティックに決めてくれるし....。勉強になる部分多し。

 ただ、あれを作ったのが、おそらく打ち込み、とりわけダンス系が流行ってた時のものだと思うんですが、ドラムがどうもしょぼい。打ち込みドラムだと思うんですが、ロック系のドラムサウンドではないので、そこが実に惜しいのです。次の年には、そこを修正してまた使われたら、いいな、って思ってましたが......変わってないですね。。・゚・(ノД`)・゚・。

 とにかくあれは個人的に野球中継のBGMの中では、最高。コピーしたいくらい。しかもそれが今年も使われているということは評判もいいのかな...。 去年は、それに加えて他球場の試合報告時に流れるメロディーなんかが、おそらく両手タッピング。あれは、今年は聴かれなくなってしまって......ちょっと残念。

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