Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

テレビ番組 アーカイブ
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 見たい番組も無く番組表を眺めていたら、BSフジの「PRIME NEWS」に「ロック魂は死なない!」なんていう見出しを見つけてびっくり。あれって確か政治関係の討論番組じゃなかったけ…とか想いつつ、どうせ音楽の話じゃなくてアメリカの若者がどうのこうのとか社会現象を取り上げるんだよね…とか内心思いつつもとりあえずチャンネルを選んでみました。…鮎川誠が出てる…。

 
 BSフジLIVE PRIME NEWS - BS FUJI

 これは確かにロックの話をしているのだと分かり見始めました。最初の十数分は見逃しちゃったけど、最後まで見ました。まさかこういう番組でロックを取り上げるなんて!

 
 このブログで音楽についてたまに載せていますが、ロックな音楽を聴いているとはいえ自分がロックな人間だとは正直言えません。ロックな人、生き方、ああいうのに憧れたりするのですが、似合わない性分みたいで無理なんです。おまけにロックな人が聴くロックという音楽を本当に自分は聴いているのか、疑問に思う事が以前からありました。そんな疑問に対しての答えがこの番組にあったように思えました。

 
 見始めた部分からでは1960年代から順を追ってロックについて討論していました。ウッドストック、プログレ、グラムロック、70年代ハードロック(ツェッペリン)などなど。討論というよりは持論を皆が語るという感じでもありましたが、一応きちんと進行していたし、最後もきちんと締められたので見る側である自分もほっとできました。

 …鮎川さんって口下手だしこういう番組には似合わない感じだし、番組ゲストでしたししょっちゅうコメントを求められるのですが、こちらが恥ずかしくなると言うかもどかしくなるような、たどたどしい話しっぷりだったので…。でもあの人は確かにロックな人なのは、すごく分かるのです。ギター雑誌にもたびたび登場するし記事も読んだ事がありますが、なんというか…四の五の言うくらいだったらとっととアンプにプラグインしてギターを鳴らしたほうが早いぜ、みたいなそういう感じのひとのように感じます。あの話しっぷりも憎めない。w こてこての博多弁で話すみたいですし、肝心のギタープレイはほとんど聴いた事が無いのですが、すごく好感が持てるミュージシャンです。


 あと同じくゲストで出演していた、立川直樹という人のコメントも興味深いものでした。時たま本音が出ちゃって、でもそれが的を射ていて同感できるものばかりでした。隣の鮎川さんと談笑し合っていました。鮎川さんがコメントに困ってw「ロックに理由はない!!!」とかずばっと言って、立川さんが振り向き、そのとおり、だと言わんばかりの表情だったのが、印象深かったです。


 ひさしぶりに良い番組が見られました。よかったよかった。

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BS世界のドキュメンタリー


 年末に再放送したBBC制作のロックの歴史の番組を見終えたら、次回放送の内容がこのノルマンディー上陸作戦の話でちらっと映っていた映像が興味をそそるものだったのでぜひ見ることにしました。


 ドキュメンタリーなので、歴史家などが持論を力説しその間にちらっと再現映像が入るような固い内容かと思っていたのですが、これが大違いでした。ものすごい迫力のある再現映像!ほとんど戦争映画といってもよいくらいの出来で、思わず見入ってしまいました。再現映像の間に貴重な当時の映像やチャーチルやアイゼンハウアーの肉声などが流されました。

 実のところ歴史は好きですがいわゆる軍オタではないので、太平洋戦争はともかくヨーロッパを戦場とした第二次世界大戦についてはさほど知らず、このノルマンディー上陸作戦のについても名前程度でした。なので見ようと思った…というのもありますが、密かにドイツ戦車が見られるんじゃないかと期待していました。w ちらっとですがドイツ(たぶん)IV号戦車とシャーマン戦車が登場していました。ドイツ戦車兵がシャーマン戦車に出くわして驚いているシーンでした。

 この際なので書いておきます。ロンメルがたびたび登場しているのですが渋くてカッコ良い。本人とは似てないと思いますが、雰囲気が似ている様な気がしました。ねずみ色の軍服、鉄十字勲章が似合い過ぎ。司令部?の施設内でのシーンでは決まってロンメルの背後に掲げられた軍旗が映るシーンになっていました。軍旗はこれです→
ファイル:War Ensign of Germany 1938-1945.svg - Wikipedia

 少し意外だったのがその司令部の雰囲気。軍服を着ていますがまるでOLみたいなお姉さんがいたりして、敗戦濃厚になってきた時期なのにこのオフィスの様な雰囲気は意外でした。受話器を取るロンメルが部長みたいなんだもの。w

 ドイツ側はそんな感じで、連合国側はこれといって司令官とかは出ていませんでした。モントゴメリーやアイゼンハウアーの写真と当時の本人のコメントが流れていました。再現映像は、報道写真家で有名な、ロバート・キャパからの視点で映されている感じでした。一緒に戦艦に乗り込み上陸までの間、ひたすら船内で待ち続ける情景、そして遂に上陸…。上陸の際の戦闘がクライマックスでした。一斉に飛び降り舞うパラシュート、轟く爆音、塹壕から激しく反撃するドイツ兵、闇夜に光る炎…。そして夜が明け見えた惨状。


 …グロな描写はないのですが、戦闘の凄まじさがひしひしと伝わってくる映像でした。なんだか軍オタっぽい視点での感想っぽい気もしなくもないですが、番組内容自体はきちんと上陸作戦の一部始終が把握出来る様な仕上がりになっています。単に自分が見入った箇所をコメントしただけです。w


 あ、あとひとつだけ気になった当時の映像があります。上陸成功後のものだと思うのですが、海岸にたくさんの戦艦が到着しているのはさほど不思議ではありませんが、飛行船までもが集結しているのには驚きました。10機近くあったでしょうか。その光景が印象的でした。

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 あまりテレビを見ない人間ですが、秋になってから欠かさず見たい番組が見つかりました。

 NHKの「ブラタモリ」とテレ東の「空から日本を見てみよう 」です。


 共通しているのは、地図ということでしょうか。(同じ木曜日に放送されているっていうのもありますが。w) よく、日本の名所や観光地を巡るものや、歴史ある古刹・建築物を取り上げる番組は以前からごく普通にあります。そういうのも悪くはないです。しかし「地図」を元に町並みや風景を楽しむ、というのが、自分にはとても面白く感じました。

 もともと地図を眺めるのは子供の頃から好きでした。子供の頃、親と車で出かける際に車内でロードマップを見つつ町並みを眺めるのが楽しみでした。地図を見ていると、ひょんなところにひょんなものがあったり変わった地名が見つかったり、見ていて飽きません。小学校の社会科の授業で習った、地図の地図記号も興味があって、国土地理院が発行している地図....等高線が記載されているモノクロのアレも好きです。わざわざ買ってまで見るほどではないのですが。

 それと、歴史のある古刹や建築物を眺めるのもまた好きです。最近はサイクリングで行く目的地に選んだりしています。東京や京都みたいにそこらじゅうに有名な仏閣があるわけではないのですが、逆に観光客が来るはずも無いごくありふれたところに思いがけない発見もあるものです。


 そんな自分にとって、挙げた2つの番組はまさにぴったり。「ブラタモリ」は出演しているタモリさん自身が古地図を手に町歩きするのが趣味らしいので、それゆえにより楽しめます。出演者がタモリさんじゃなかったらあれほど面白い番組にはなっていないのではと思います。「坂道」も好きらしく?微妙な段差や坂から、昔の地理について考察するタモリさんがすごい。寺社に掲げられている由来や歴史を紹介した立て札をきちっと読む!というところとか、何気に鉄道好きだったりするところも、自分もそうなのでもれなく自分のツボを押さえられてます。w「空から〜」の方は、空撮映像がほとんどで気になる建物をその都度訪れる(紹介する)という感じで、スタジオ収録みたいなのが一切無いのでそこが良いです。もくもくと空撮映像が続き随所で変わった建物が紹介される、ただそれだけなのですが、逆にそれが自分には好感です。


 今までにありそうでなかった番組ですが、実に楽しめます。同じ様な趣味・嗜好の方はぜひ!…というかそういう人は既にチェック済みですね。

† 23:41 | トラックバック | Topへ▲ †

放送内容|仕事学のすすめ|NHK知る楽

 この番組を録画しています。(録画したものはまだ見ていないのですが) 普段こういう番組はあまり見ないのですが、佐々木常夫という方がこの番組の9月に出演するので見てみることにしました。


 「週刊東洋経済」という雑誌があります。たまに読むのですが、その中にこの方がコラムを連載していて、初めて名前を知りました。コラムの内容も、ごくありふれた雑多な作業でもすこしやりかたを買えるだけで、随分とその「質」に差が出てくることに気づかされ関心を持ちました。もちろんタイトルにも書いた仕事術みたいなものはビジネス書などで盛んに書かれているものですから関心はあるし多少は見知りしたことはあります。ただ、それを語る人物で興味を惹かれることはありませんでした。しかし書かれていたコラムがあまりにもツボだったのか、名前とセットで内容を覚えてしまいました。

 同じように名前と共に覚えてしまった人物がいます。同じく東洋経済にコラムを連載している、佐藤優という方です。あの鈴木宗男とともに逮捕された人と言えばピンと来るでしょうか。すこし前に上告棄却し刑が確定しましたが、執筆活動は継続していくのでしょうか。事情には通じていないので何とも言えませんが、どことなく「とばっちり」を受けて逮捕されたような気もします。ともかく、この方が連載しているコラムは仕事術....というかもっと包括的な処世術というべき内容でしょうか、こちらのほうは連載もかなり続いており内容は多岐に渡っています。例えば「書類の切り抜き/コピーをとる」ということだけを扱った回もありました。たかが切り抜きなどと言うなかれ。わずかな効率の差の累計が人生に差をつける、といっても過言ではない、そういうことに気づかされるのです。この方にもテレビで(政治関係でなくて)仕事術について語ってほしいのですが、無理ですよね..........。
 Wikipediaでこの人の項目を見たら、睡眠をあまりとらない人らしいですが、とても羨ましいです。自分なんかきちんと睡眠を取らないと、電車でつり革に掴まりながら爆睡してズッコケるくらいなので。酒豪っていうのも羨ましいなあ。それでロシアの高官とも円滑にコミュニケーションがとれる、っていうのにはなんとなく頷けます。「飲みニケーション」ですよね。下戸な自分には絶対ムリ。

 とりあえず番組は見て、雑誌も読むことにします。
昔から世渡り下手なのを自覚しているので、しっかりと身につけたいと思っています。
 
 
 
 話のついでになりますが、週刊東洋経済という雑誌には好印象を受けました。日経よりもこっちの方がなんとなく良さげに感じました。良い悪いではなくて日経はなんとなく経済のワイドショーっぽい切り口のような気がしてしまって、まあ大手だからって言うのもあるかもしれませんが。

 余談。佐藤優という名前を以前から知っていたのは、その名前のため。自分と同じ漢字が使われているから、否が応でも脳内に焼き付いてしまいます。速水優も同様の理由で日銀総裁のときは密かに応援していたのですが、世論からはかなり批判を浴びていましたね。今年5月の訃報を知り残念な気持ちで一杯です。

† 23:31 | トラックバック | Topへ▲ †

 ちょっと記事のカテゴリ分けに悩む話題です。

 
 唐突ですが「けいおん!」というアニメ/コミックをご存知ですか。何でも女子高生がバンドをやる4コママンガが元で最近深夜帯でアニメを放映しているのだとか。アニメは元から全然見ないですしマンガを読むのもかなりご無沙汰です。なにより最近はテレビもあんまり見ていないので、「けいおん」なんて言葉を見たり聞いても何がなんだかさっぱり分かりませんでした。


 「けいおん」という言葉を知る様になったのは2chの楽器板のスレッド内の書き込みでした。なんでもレスポールタイプのギターでチェリーサンバースト色のが至る所で売れているというのです。軽くWikipediaで調べてみたところ、登場人物のひとりがギブソンのチェリーサンバーストのレスポールを使用しているという設定になっているようです。
 レスポールのオリジナルはギブソンですが、とても高価なギターです。と同時に大変ポピュラーなギターでもあります。他社メーカーから数えきれない程のコピーモデルが昔から発売されています。

 チェックしているスレッドが安ギターの話題のスレでしたので、本家ギブソンのレスポールまで売れまくっているのかどうかは分かりませんが、少なくとも廉価なチェリーサンバーストのレスポールは売れているようです。サウンドハウスのブランド「プレイテック」のレスポールや、低価格ギターの代名詞「フォトジェニック」のギブソンタイプのブランド「メイソン」のそれ、やはり低価格ギターブランドで有名な「ブリッツ」のそれ.......ネット上の楽器屋、サウンドハウスとサクラ楽器をチェックしてみたところ、不思議なくらいレスポールのチェリーサンバーストだけ品切れになっています。(BLP-450 CS|レスポールタイプ 【BLITZ by ARIA・ブリッツ バイ アリア】 リンク先はブリッツのメーカー元のオンラインショップ。次回入荷が7月になってます。)

 レスポール以外にもやはり登場人物が使用しているフェンダーのジャズベース(3トーンサンバースト)の類似ベースがやはり売れているようです。中にはメーカー元のサイトの説明にも登場する影響ぶり。(LJB-X 3TS) 詳しくは分かりませんが、ジャズベースは作品内ではピックガードがべっ甲柄だとか。(上記製品は白色) 注意書きされるくらいですから問い合わせも殺到したのかもしれませんね。
 

 有名ギタリストに憧れて同じギターを手にするのは分かるのですが、アニメやコミックに登場する人物が使用しているという理由で手にする、というのには驚きました。といって別に軽蔑するつもりはありません。中にはそれがきっかけでギターを始めてみようと思い立った人もいるでしょうし、楽器市場も潤うはずですから、悪いことはとくにないはず。

 ただ、それほどまでに影響を及ぼすことにびっくりしました。アニメもコミックも同作品をチェックしていないので、それほど楽器が手にしたくなる様な魅力があるのかどうかは自分には分かりません。


 タイトルの「というよりは.....」に続く文章は、(凄いのは)いわゆるオタクの人達ではないか、ということです。この話題に関連性のありそうな話題を少し前に下書きし、まだ未公開ながら重複してしまいますが、オタクの人達の行動力には感心してしまいます。好きになったらすぐに嵌ってとことん深く嵌れる。よくオタクのネガティブな面だけを取り上げては叩く傾向がありますが、個人的にはそんな面だけだとは思えないのです。(オタクではない人でも夢中になれるものを持つ人はいるとは思いますが)やはり何かに夢中になれたり嵌って浸れる人は羨ましいし幸せそうにみえます。

 
 
 というわけで、「けいおん」には、水玉模様やらサークル模様、エディストライプ柄なんかのギターの登場を願うことにします。w
 

† 01:57 | トラックバック | Topへ▲ †

 元からあまりテレビは見ない方だったのですが、去年は以前にも増してテレビを見なくなった気がします。特に民放。

 
............ NHKだと、よく見るのはまずニュース。ワイドショーっぽい民放のニュース番組はちょっと......。最近はNHKでも夜9時のとかはけっこう毒されている気がしないでも無いけど.....その後の10時のテレ朝のと比べればかなりまともだけど。あとは気になる画家が取り上げられてれば、新日曜美術館。趣味の園芸とか美の壷とか。美の壷で谷啓さんが好事家のお爺さんを演じていますが、なんだか谷崎潤一郎みたいに見えてしまうのは自分だけ? 日本の美に対して蘊蓄たれているところと風貌が似過ぎ。BGMもジャズばっかりなので大好き。.....意外に音楽目当てでもいける番組なのでは。あとたまーにN響アワー。池辺晋一郎の語り口が好きです.............。

 
................なーんて語っていられたのは一昨年までの話。NHKの上記の番組でさえあまり熱心に見なくなってしまいました。別に飽きたわけではなくてテレビを見る事自体が面倒くさくなってしまった感じ。テレビを見るのはご飯を食べる時くらいなのでその時間に放送していない番組をわざわざ見ようとするのが面倒くさい.....という感じです。録画しておいてもいつでも見られるからいいや、と結局放ったらかしになってhしまったり。何てものぐさなんだ!って飽きれてしまうでしょう?

上記の番組でどうしても見たいものだけを見る、という感じで、例えばこないだ山口薫が取り上げられていてびっくり。郷土の画家レベルなのでは....と思っていただけに嬉しかったです。(ちなみに県立近代美術館でもちろん展示を見ました。)

 
 
 民放は特に見ないと言っておきながら、クイズ番組ばっかり見ていたかもしれません。特にQさまは気に入っています。ゴールデン枠に移行してからもっと早く気づけば良かったです。去年は民放各局クイズ番組の嵐だったみたいですが、中でもQさまは飛び抜けてお気に入りです。出題のスピードがテンポよく出題レベルが自分にはちょうどよくて、出題分野も偏ってなくて、好きです。一度深夜帯の時に見た事がありましたが、あれって完全に別番組でしたよね.....? 普通にお笑い番組だったような。なので迂闊でした。Qさまの出題される問題の前半〜後半の6、7辺りまではわかるんです。その後の8、9、10になると、出題によってはさっぱりなのもあって、ためになります。たまに国語の読みとか歴史人物では9、10が答えられて7とか8とかが意外に分からなかったりとか。そこが楽しい。電子辞書を買ってからというもの、日頃、内蔵されている国語辞典や百科事典を斜め読みしているから、それのせいでそういう分野にはちょっと詳しくなったのかも。........それで思ったのが、番組にはさむCM。電子辞書のCM入れたらぴったりかなって。

 同じテレ朝のでも爆笑問題が司会を務めている番組は、完全に雑学でQさまとは異なっていてそれで良いのですが、テンポが遅いし...そこがちょっと。しかし問題が難しいんだよなあ。難しく考え過ぎて不正解だったり、逆に世間知らずなせいで簡単な問題にも答えられなかったりして、けっこう悔しい。w

 あとたまにフジのも見たりします。あれは雑学っていうよりも目から鱗の様な問題が多くてどちらかというと知恵袋番組みたいな感じですよね。

 日テレ の世界一受けたい授業も最近よく見るようになりました。あれも見ていて楽しい。純粋に見ていて楽しめる番組で好きです。

 

 BSだと、定期的に見ていたという番組だと、鉄道模型ちゃんねる。いや、全く鉄道模型作りもしないし、鉄っちゃんでもないのですが、モデラーの制作具合がすごく興味深くて放送時間が変わる前(日曜の夜)までは欠かさず見ていました。本物のリアリティに近づけるためのテクニックのひとつとして、わざと汚す「ウェザリング」のテクニックとか初めて知りました。あれに出てくるモデラーはたぶんその筋では有名な方達なのだと思いますが、とにかく市販の模型で足りないものは片っ端から自作していく追求心がまさしくクリエイターに必要なもの。鉄道に詳しくないので、そこまでする必要があるの?と思う工程もよくあるのですが、そうしないと満足出来ないし本当に好きな人たちがそれを見たとき納得しないのかもしれませんね。
 別に鉄道模型に限る事ではありませんが、平行な線を引く、平行に直線でカットする、とか、ごくごく基本な作業でも、慣れないとまるでダメなのではと思うんです。他にも手書きで真円を描くとか直線を描くとか、いきなり出来ることではないはず。とりわけ几帳面さがない自分にとって弱点な部分なので痛感するところです。

 
 BSで他には.........番組表で良さそうなものがあれば見る、という感じです。お堅い....堅すぎる番組として「BBC地球伝説」はたまに見ます。海賊黒ひげとかイギリス海軍M1潜水艦の沈没の謎とか興味深かったです。ソドムとゴモラの水没の話も地球伝説でやってましたっけ。あとBS-iでトランシルバニアのドラキュラ公、ヴラド・ツェペシの話も見ました。他には.......NHKハイビジョンの海外のアーティストのライブ番組.....ワールド・プレミアム・ライブ。あれも気になるアーティストのライブのは見ます。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのは楽しめました。まさかVRのを取り上げるなんて!!! どうでも良い話ですが、オープニング曲がインギーまんまだったりします。あれで思わずにんまり。w

 
 ハイビジョン特集も興味を引く内容のものがけっこうあったりして見ます。
この前録画し損ねて悔しかった、財閥豪邸ものがたりが再放送されて感激でした。しかも最初の再放送を録り逃し、もう次に放送するのは一年後とかだ〜〜なんて相当凹んでいたら翌日辺りに朝早く再放送されることを知り、あわててセット。きっちり録画出来ました。うれしい!!!! あれ、番組内容も良いのですが、音楽がすごく良かったんですよ。思わずコピーしたくなるくらいキャッチーで重厚な音楽で個人的にすごく好みでした。この番組の感想は以前書きましたね。もうひとつ、感想を書きたい番組がありました。それはまた後日。


 ..........そんなところです。なんだかこうして日頃見ているテレビ番組の内容で、プロファイリングされてしまいそう。(今日の「世界一受けたい授業」の影響がさっそく。w)

† 22:47 | トラックバック | Topへ▲ †

NHKアーカイブス NHK映像ファイル あの人に会いたい:谷崎潤一郎


 あ〜〜〜〜、録っておけて良かった!!!
昨日の夕方、何気なく2chの谷崎潤一郎のスレをチェックしたら番組の情報が書き込まれていました。あわてて番組表をチェック。たった10分間ですが谷崎のコメントと映像が拝めることが何より貴重で、録っておきました。

 映像に映っている谷崎は晩年の頃で、新潮文庫に載っている写真のと比べるとそれよりも後年らしく、ちょっと受ける印象が違いましたが、谷崎のコメントを聞いていて、やっぱり「谷崎らしい」なと感じました。機嫌が良いのかそれとも元々そういう性格なのか、ずいぶん朗らかで笑みを絶やさない受け答えでした。「陰影礼賛」なんかを読んでみると、年を取ってからは来客嫌いらしかったので、もっと口数が少なくて重みのあるような感じなのではと勝手に想像していましたが実際は違いました。番組内でも大きく映りましたが、すこし見下ろした目線で見据える様な...あの写真!......いかにも文豪っぽい表情とは違っていました。

 10分という短い間の中で、さらっと谷崎の人生と著作品名を紹介し、リンク先の説明文にもある通り、女性のおしゃれに関する興味や、老人の性欲について話していました。若い頃のイケメンな谷崎の写真、後に結婚することとなる松子夫人へ宛てた恋文、松子夫人による、谷崎が戦時中、細雪の原稿を持って防空壕へ他の人に遅れて一番最後に入った旨を話した映像もありました。


 谷崎潤一郎の人生を調べると、なんとなく.....ピカソやルーベンスといった画家との共通点を見出します。特にピカソとの共通点。ともに何度も結婚していますしその度に作風が変わっています。そして長生きをした。ルーベンスは妻を亡くした後すぐに(そのとき53歳)別の女性を結婚したのですが、まあすごいのがその女性の年齢。わずか16歳。今だったら半ば犯罪ものです。w その時のコメントもすごい。「まだまだ厳格な禁欲生活を通すつもりはないので....」とのこと。ルーベンスは画家の側ら外交官なども務め多才で、多数の弟子を持ち大規模なアトリエを構え裕福な暮らしが出来たと言います。画家には貧乏が付きものなのですが彼にはとうてい無縁でした。谷崎もたくさんの女中を抱え贅沢な暮らしをしていたと言います。そして常に妻の存在があった。

 やはり欲は必要なのだと思います。挙げた人達はみな死ぬまで創作しつづけました。谷崎の場合、書痙で文字が書けなくなっても口述で代筆させて作品を発表しつづけました。枯れる事の無いエネルギーがどこから漲るのか。そのひとつに今回の番組での谷崎の至言「いつも女性には興味を持っている」に表れている気もします。

† 21:39 | トラックバック | Topへ▲ †

 ひさしぶりにテレビからヴァンヘイレンの音楽を耳にしました。

auのCMで使われていますね。
KDDIのサイトで見られます。
KDDI アドギャラリー/AD GALLERY

仲間由紀恵が出ているのとかがそうです。...........そういえば仲間由紀恵....この人、前もCMでフライングVを下げて出ていたことがあって、V弾いてるよ〜っっって感じで個人的に好印象だったり....します。まあV抜きにしても事実、綺麗だし清楚だし人柄良さそうだし。auのCMじゃなかったかもしれませんが。珍しいナチュラルのVだったような。'67リイシューのVだったっけ? だとしたらレギュラーラインでは生産されてないよねえ。'98バージョンの1958似のVだったらあるけど。


 CMに合ってるかとか似合ってないとかはこの際どうでもいいです。ヴァンヘイレンが忘れられてないのが嬉しいことです。ヴァンヘイレンのファンだったら既知だと思いますが、ベースのマイケル・アンソニーは解雇されて、エディの息子が代わりに加入し再始動したのもつかのま、エディがリハビリで施設に入院という状態です。リハビリっていうのもアルコール癖を治すためだとか言われていますが、なんだかはっきりしていないみたいで既に過去の人状態な気もします。ファンの間にも諦めムードが漂ってるし、入ってくる情報に振り回されて呆れ返ってしまった人もいるかもしれません。最後にリリースされたオリジナルアルバムから10年近く経っているし.......。

 ヴァンヘイレン共に大好きなオジーは、エディより10歳も上だというのについ最近アルバムをリリースしました。すっかりノーマークで未だに買っていないのですが、評判は良さそうです。もうすぐ還暦だっていうのにオジーはツアーやレコーディングに頑張っているのに........エディときたら........。見習って欲しい....かな。アルコールもタバコもドラッグも全て断ち切って、体調管理にも気をつけているオジーは偉いなあと思います。日々ジョギングに筋トレしてるっていうし。プロですよね......。

 以前、雑誌のインタビューで見たのですが、自分のことをプロのエンターテイナーだと言っていました。ファンが望むものにはきちんと応えてあげたい、と。決して安くはないチケットを買い忙しい合間の中で会場へ足を運んでくれるファンのために....とも語っていたと思います。2、3年前に、四輪バギーで事故って首の骨を折り一時は意識不明だった状態から復帰して相変わらず現役なのには、本当に頭が下がる思います。これは年齢には関係ないはず。 同じく、自分のことを、単に運がいいだけの人間だとも言っていましたが、決してそれだけではないはずです。(悪運強いとも言えますが。) ツアーを続けているのは、まあ......奥さんに尻を叩かれているからかもしれませんが?w 


 ともかく、CMでJumpが流れているせいで、ヴァンヘイレンのCDが売れているとか。Jumpの収録されているオリジナルアルバムの「1984」ではなくてベスト盤のほうらしいですが。「1984」は確かにJumpのお陰で800万枚以上売り上げて、ヴァンヘイレンの代表作/代表曲の1つにないrました。Jump以外にも 「Panama」や「Hot for teacher」などの、やはりVHの代表曲が収録されています。でも個人的には、確かにベスト盤にその3曲は入っているし、それ以外の収録曲が悪いとは言いませんが、買わずに済む様な気もなきにしもあらずです。(個人的な意見です)  とはいえお勧めしますよ。(どっちなんだよ)

Amazon.co.jp: 1984: 音楽: ヴァン・ヘイレン


 ちなみにJumpのプロモ映像がYouTubeにありました。この頃のヴァンヘイレンのPVっていまいち好きになれない.....。「Panama」のPVなんか..........。でもCMでJumpを知った人は、実はこんな雰囲気の曲だとは思わないでしょうね。
YouTube - van halen - jump

 1984がリリースされたのは前年の1983でしたっけ。ちょうどヤマハのDX7が発売されて、FM音源ならではのデジデジなデジタルサウンドが流行り始める頃でしたが、このJumpに使われているシンセは、アナログシンセのオーバーハイムのOB-Xa。オーバーハイムならではの分厚いサウンドが、今聴いても色褪せないのですね。これを弾いたエディ(・ヴァンヘイレン)はギタリストですが、多くのギタリストが憧れる「ブラウンサウンド」と呼ばれ魅了しています。そんなエディがシンセでも魅了しサウンドを流行らせたのは流石というしかありません。エディの凄さを書くと長くなるので、また別の時にでも書きます。

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いまさらですが続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い|NHK木曜時代劇

でも完結しちゃうみたい.......。(´・Д・`) サミシイ

でもでも、続編が見られるだけでも良し! それに飽きられて終わるよりも惜しまれて終わる方が、終わり方としては良いと思います。まあ.....今後見られなくなっちゃうのが残念ですが。こんなにハマり役な俳優さんは、なかなかいないんじゃないかと思うくらい、ピッタリゆえに本当に惜しいです。「最後の戦い」なんだから本当に続編の予定はないのだろうけど。

 十兵衛役の村上弘明さんは、調べてみると若い頃に仮面ライダーなんかもやってた人なんですね。........なんか意外な気もするけどなんだか納得してしまうような....。 くどいようですが、がっちりした体格に長身だし、顔の表情なんかも、本当に思い描く十兵衛の雰囲気にぴったりなんですよね。そうそうそれにあの眼帯.......大きめでゴツいからカッコいいんだよね。なんだか眼帯が......近未来のサイボーグみたいなのが片目に付けてる機械のようにも見えてきます。


 今シリーズもこれまでと同様に各話ごとに殺陣があって、必ず誰かに相手をさせられて斬っていますが、完結編だけあって、今回は殺陣よりもストーリー重視の感じがします。なので、ちょっと物足りない気もするのですが、最後は派手にやってくれるでしょう。前回も最後はかなり刀を振り回していましたし。そういえば、史実だと、柳生十兵衛は由井正雪よりも1年早く亡くなっているらしいんです。劇中にも最近何かとお騒がせな和泉元彌が由井正雪役で、幕府転覆を企て、邪魔になる十兵衛の暗殺を狙っているのですが、そうなるとどうなっちゃうのか...。由井正雪の没年はすなわち慶安事件の起きた年ですから、史実に沿った流れだと同じく登場している、丸橋忠弥も死なずに終わってしまうし.........。う〜ん.....気になります。

 見てのお楽しみ、だね。(^∀^)


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 ついにアニメ始まりました。
といってももう2話目ですが。

 録画しっぱなしで実はまだ見ていません。アニメではコミックでのイメージと異なる場合が多々あるので、録画できてるかちらっと再生した時に、「何か違うな.....」と思ってしまうと、もう見る気が失せてしまう事があります。 スクールランブルはまさにそれで、録ったはいいがそのまま一度も見てなかったりします。今春からまたスクランのアニメが始まりましたが、見ていませんし録画もしてません。コミックも惰性で買っている様な状態です。

 アニメ以前にコミックでそれ以降買う気が失せてしまったものが多くて、何か良いものはないかと時々探っていますが、なかなか見つかりません。ずっと前に紹介しましたが、「ガンスリンガー・ガール」。あれは第1巻目のカバーイラストに惹かれて買ったのですが、どうもいまひとつでした。少し前に、「やさしいからだ」という3巻分で完結しているコミックがあって気になったので買ったのですが、やっぱりいまひとつでした。電撃とかイーブレイン関係のものはやっぱり自分には向いてなさそう。コミックのジャケ買いはリスクが大きいかも。最近はカバーイラストだけは妙に気合いが入っていて、おっ、と思わせられても中身を見たらクオリティが全然違ってた、とかそもそもカバーイラストと中身の雰囲気が違う.........みたいなのもあったりするので、難しい。


 そんな中、ホリックだけは当たり。大当たり。カバーイラストはもちろん、各扉絵のどれも素敵だしコマ割りの中の絵でも見とれてしまうものが少なくありません。仮にセリフを読まなくても楽しめそうな程です。まあ好みの要素が多く含まれているのが大きな理由だと思いますが。

 ゴシック、魔術、妖怪、アールヌーヴォー......別にミュシャっぽいとかそういうわけではないので、アールヌーヴォーかどうかはすごく個人的見解ですが、通じるところはあると思います。ああ、あとそれに登場人物の侑子さんがファムファタル.....。


TBSアニメーション「xxxHOLiC」公式HP
やっぱりアニメよりもコミックの方の画風が良いと思います。

Amazon.co.jp: 「xxxHOLiC 」シリーズ

 とにかくおすすめです。

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