Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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世渡り下手だからこそ

放送内容|仕事学のすすめ|NHK知る楽

 この番組を録画しています。(録画したものはまだ見ていないのですが) 普段こういう番組はあまり見ないのですが、佐々木常夫という方がこの番組の9月に出演するので見てみることにしました。


 「週刊東洋経済」という雑誌があります。たまに読むのですが、その中にこの方がコラムを連載していて、初めて名前を知りました。コラムの内容も、ごくありふれた雑多な作業でもすこしやりかたを買えるだけで、随分とその「質」に差が出てくることに気づかされ関心を持ちました。もちろんタイトルにも書いた仕事術みたいなものはビジネス書などで盛んに書かれているものですから関心はあるし多少は見知りしたことはあります。ただ、それを語る人物で興味を惹かれることはありませんでした。しかし書かれていたコラムがあまりにもツボだったのか、名前とセットで内容を覚えてしまいました。

 同じように名前と共に覚えてしまった人物がいます。同じく東洋経済にコラムを連載している、佐藤優という方です。あの鈴木宗男とともに逮捕された人と言えばピンと来るでしょうか。すこし前に上告棄却し刑が確定しましたが、執筆活動は継続していくのでしょうか。事情には通じていないので何とも言えませんが、どことなく「とばっちり」を受けて逮捕されたような気もします。ともかく、この方が連載しているコラムは仕事術....というかもっと包括的な処世術というべき内容でしょうか、こちらのほうは連載もかなり続いており内容は多岐に渡っています。例えば「書類の切り抜き/コピーをとる」ということだけを扱った回もありました。たかが切り抜きなどと言うなかれ。わずかな効率の差の累計が人生に差をつける、といっても過言ではない、そういうことに気づかされるのです。この方にもテレビで(政治関係でなくて)仕事術について語ってほしいのですが、無理ですよね..........。
 Wikipediaでこの人の項目を見たら、睡眠をあまりとらない人らしいですが、とても羨ましいです。自分なんかきちんと睡眠を取らないと、電車でつり革に掴まりながら爆睡してズッコケるくらいなので。酒豪っていうのも羨ましいなあ。それでロシアの高官とも円滑にコミュニケーションがとれる、っていうのにはなんとなく頷けます。「飲みニケーション」ですよね。下戸な自分には絶対ムリ。

 とりあえず番組は見て、雑誌も読むことにします。
昔から世渡り下手なのを自覚しているので、しっかりと身につけたいと思っています。
 
 
 
 話のついでになりますが、週刊東洋経済という雑誌には好印象を受けました。日経よりもこっちの方がなんとなく良さげに感じました。良い悪いではなくて日経はなんとなく経済のワイドショーっぽい切り口のような気がしてしまって、まあ大手だからって言うのもあるかもしれませんが。

 余談。佐藤優という名前を以前から知っていたのは、その名前のため。自分と同じ漢字が使われているから、否が応でも脳内に焼き付いてしまいます。速水優も同様の理由で日銀総裁のときは密かに応援していたのですが、世論からはかなり批判を浴びていましたね。今年5月の訃報を知り残念な気持ちで一杯です。

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