Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2005年03月01日(火曜日)

 日本各地で市町村合併が進んでいますが、わが町も、来年の1/23に市に合併されて町はなくなります。これで高崎市民になるのか.......。人に訊かれてもこれで分かってもらえそうです。新町なんて、県外はおろか県内でも知らない人いるし...........。

 まあ、それは嬉しい事ですが、町がなくなるのはちょっと寂しい気もします。数時間で町の周りを回れてしまう程ちっちゃい町だけど、江戸時代の宿場町として栄えたし、そこそこ歴史もあるし........そう思うと、ね。もちろん、名前はそのまま字(あざ)で残るとは思いますが。

 群馬だけではないと思いますが、合併によって、飛び火(隣接しない)してしまう箇所が出来てしまう所がいくつかあります。昔からそういうのはあったとは思いますが、あくまで稀だっただけで、それほど多くなかったはず。これって地理上ではヘンですよね.......。合併を促進させる理由の一つに、無駄を省くことは挙げられているのですから、そういう意味では飛び火していたって問題ないのかもしれませんが。

群馬県で進んでいる合併は数えると、合併前は69市町村だったのが合併後は39市町村。半分近くまで減る事になります。自分の町がなくなるなんて夢にも思わなかったよねえ.........。べつに田舎ってほど田舎じゃないし。それを言えば、町の様子だって20年も経ったら変わらない方がおかしいくらいだし、あんまり懐古していても元には戻らないからね.......。

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2005年03月02日(水曜日)

 徐々に増えて来ていて、非常にいらつきます。
2つのメールアドレスにそれぞれ5〜10通/日来ます。別に消去すればいいじゃん、と言われればそうなのですが、やっぱり頭に来る。最近は、タイトル等を見てすぐに分かる様になりましたが、以前はよくわからなくて、あたかもサイトの訪問者のように装ったタイトルなどに瞞されてメールを開いてしまう事が何度かありました。 うっかりクリックしちゃって、架空請求画面を最初に見た時は、正直焦りましたが、道理が分かった今では余裕でいられます。w

 もう誰もがご存知のはずですが、一応書いておくと、個人の識別番号だとか、IDだとか、さも個人が特定された様な風に見せますが、あれは全くのでたらめで、いくらクリックしたところで住所や名前が分かる事は絶対にありません。個人識別番号なんてものはどうせランダムで表示した数字の羅列でしょう。IPアドレスと、使用しているブラウザ、プロバイダなどの表示も出ますが、あれは、どこのWebサーバーにもログとして残る情報であって、それから個人を特定する事は無理です。Webサイトを持っている人にとっては、IPやリモートホスト、ブラウザ情報などは、アクセス解析を設置している管理人さんは特に慣れている事なので、どうってことないことかもしれませんが、そうでない人の中には、確かに、身元がばれたと思って振り込んでしまう人もいるかもしれませんね。

 とどのつまり........結局タダで見られるんです。(でもろくなコンテンツがない。見る価値無し)

 ただ、送られたメール本文のリンクから架空請求サイトへ飛んでしまうと、メールアドレスだけはばれてしまうので(自分のメールアドレスを付けたアドレスに飛ばされるので)、その後、その手のメールが増えるかもしれません。あと、受信拒否をするための削除作業をすることも逆にアドレスが存在するのを証明してしまうことにもなりかねないので、とにかく無視に尽きます。

 最近は、リンク先に付いている自分のメールアドレスを相手のメールアドレスに変えてリンクを踏んであげました。w
業者の所に請求メールが届くなんて.........ああいい気味だ。2chなんかだと、伝説の超重砲"田代砲"でF5アタックして、アクセス過多によりその手のサイトをサーバーダウンさせたりするスレもあったりして、........まあ本来そういうことは良くない事なのでおおっぴらには応援出来ないのですが、心の中では『いいぞ!もっとやれ!」と参加こそしませんが、応援はしてます。


 しかし、Webサイトを持っている管理人にとって、架空請求メールも含め、いわゆるスパムメールには皆困っているのではないでしょうか。連絡先を表記しないわけにはいかないし、かといって表記したら、業者にメールアドレスを収集されてしまうし.......メールアドレスの一部を誤魔化すしかないですよねえ.......? 何か有効な手だてをご存知の方、お教えください。

 ま、そんなこんなで、1つメールアドレスを破棄することにしました。そっちはソフトのユーザー登録などの目的に使っていたものなので、そんなアドレスが業者に収集されてあちこちからいろんなスパムが来るのは嫌だったので......。一時期、サイトにそのアドレスを載っけていた時期があったので、多分その時に収集されてしまったか、例のMac G4を買った店がアドレスを流したか、だと思います。今後は信用できる所のみにしか使わない様にしよう。

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2005年03月03日(木曜日)

 とりあえずこれで爆笑してください。www
http://www.geocities.jp/netazoo/danball/abiru.html

http://magic3.net/item/84

 あの番組は実は偶然にもたまたま見ていました。
......いくらなんでもこれはダウトだろ〜って思ってたけど、結果が分かりきっていたのなら意味ないし....かる〜く飴1コとかくすねてきた、とかそういうオチなんじゃないかな.....と思ってた自分が甘かった.............。

 段ボールごと業者を装って運び出してた.........って、これ、もはや万引きじゃないよねえ。窃盗だよ..........。
まあ、昔の事だし時効だと思って許してくれると思っていたのかもしれないけど、ちょっと罪の意識が足りないかもね。


 うちのサイトはそういうネタを振る様なブログではないので、そのネタはその辺りにするとして......書きたかったのは、リンク先にあるフラッシュのパロディ元であるアニメのドラゴンボール。

 なつかしい〜〜〜。ちょうど小学校1年生辺り('85、86)だったと思うのですが、よく見ていました。このアニメのオープニング曲をいまでもずっと憶えていて、こんなネタから改めて聴く機会が出来たわけですが、頭の中に残っていたのと比べると、随分すっきりした曲だったんですね。

 80年代は打ち込みが流行りだして、この曲もその流行りの影響なのかドラムとベースは生ではない感じですよね。カッチリしすぎだし、抑揚の無いドン、ダン、ドドドド....みたいなのがいかにも、って感じだし。ドラムの音色がエレドラっぽくて、当時の自分でもあれはださいと幼心にも思っていました。しかも妙に曲に空白が随所にあって、ちょっとあれ、って拍子抜けしてしまいますよね。今時の曲って、とにかく隙間がないでしょう? 絶えずシーケンスが組まれていたり、薄くパッドでコードが鳴っていたりするし、........一番違うのはドラムかな....? よく聴くとハイハットが刻まれていない!!! それにこの妙にギンギンしたスラップベース。これって当時売れてたDX7辺りのFM音源なのかな.......。

 そうか.......リズムがまずいんだな.........。これを新しく差し替えれば、けっこう今でも通用する様な気がするけど......いや、メロディもいかにもって感じだし、初めて耳にしたら、だっせ〜って言われるのがオチかも.....。ドラゴンボールZの方は通用しそうな気がするけど......。

 でも確かに、たまに耳にする"80年代の音楽は今の音楽よりもメロディアスだった"ということは、結構当てはまっている様な気がします。今時、あんなに作り込んだ「キメ」フレーズ(イントロ部分)は聴かなくなったし、メロディの好き嫌いは別にしても、定番のコード進行に対するキャッチーなメロディのネタが残されていたし....。とかなんとか言っても、80年代の音楽なんてリアルタイムで触れる事は、多くなかったしむしろ少ない位だったからあまり決めつけられないのだけど....。(個人的には90年代前半〜半ば辺りが最もキャッチーでメロディアスだった気がします。)当時、音楽なんて聴く事はしなかったし、影響を受けたとすれば、ゲームかアニメの音楽だったし。アニメのOP曲で他に覚えているのは.........「エスパー魔美」くらいかな。あれはね...サビも良いけどBメロが最高に良いんだ!!! ♪ツイてないね 紙ヒコーキ 先生に命中〜っていうところね。当時もたぶんすごく気に入っていたと思うけど.....レコードを買うということに興味を示さなかったからなあ......。今の子供達(小学生とかね)は普通にCDとかみんな買うのかな...? 

 ゲームは、プロフィールにも書いてあるけど、やっぱりドラクエIIIとドラゴンスレイヤーIV。最近のドラクエは全然知らないんで比べようがないけど、あれは本当、すごく好きでした。裏面のアレフガルドのフィールド曲とか、塔の曲の、調性が感じられない浮遊感のあるのも好きだったし、なんといってもラスボスのゾーマの曲。あれは震える程好きだった! 近代のクラシックの雰囲気があって、それなのにダークさがあって....あれには衝撃を受けました。 ドラスレのほうは何と言ってもカッコいい!の一言に尽きます。よく歌いながらプレイしてたもん。爽やかで明るい曲調は特に良かった。去年辺りに曲を耳コピして、譜面に書き出した程だから。ドラクエの方は、エレクトーン習ってた時にロトのテーマとか弾いてたから、一番身近な音楽だったかもしれません。当時のスコアを今でもとってあるけど、ここ1、2年前にそれを改めて眺めだしてアナライズしてたりします....。今でもゾーマと塔の曲は難解です。ゾーマの方はドリアンのモードのような感じなのはいいんだけど、冒頭の和音がポピュラー音楽のコードの概念ではなくてクラシックの和声ぽくていまいち分からない.....。塔の曲は、スタイルは違うけど、ラヴェルとかサティのような調性を感じさせない作りの上に変拍子だから、凄い!

 .....そういえば古代祐三って今何か音楽手掛けてたりするの.....?  ゲームのことは全然知らないんで知るよしもないのだけど。

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2005年03月06日(日曜日)

 だいぶ前から、今年は飛散量が並外れて多い....と、「警告」されていますが、(((( ;゚д゚)))アワワワワ って感じでこの先かなり鬱になりそうです。

 実は、子供の頃から花粉症で、小さい頃からよく耳鼻科へ行ったり、薬を飲んでいました。 あの頃はまだ「国民病」と言われる程ポピュラーではなかったので、周りから鼻風邪だとか言われたりするのが、なんとなく嫌でした。マイノリティっていうのは本当に嫌です。今では、この季節にくしゃみを連発すれば花粉症なんだと分かってもらえるでしょうが。

 そんなこんなでもう筋金入りなのですが、年々症状が酷くなっていった時期が数年前までありました。昔は、主にくしゃみと鼻水だけだったんです。しかし、それらに加えて、目もかゆくなりだすようになり、さらに酷い時には喉を痛めてしまい、そこから発熱....なんてことになってしまうことも起きる様になり、ただ単に、症状が出てから薬を飲むのではダメだな.....と思い始め、ここ近年は、甜茶サプリなどを摂取したり、ささいなことですが、外出時から家へ入る時に服をはたいて花粉を落としたり、洗眼液で目を洗ったりして、出来るだけ症状を和らげる様に、また症状が出にくい様に心がけています。

 その効果あってか、何も対策をしていなかった昔の酷い時よりはましになってきているようです。(それでも酷い時はあるのですが)

 しかし現在では国民病とまで言われる程多いのですから、花粉対策グッズや薬などが飛ぶ様に売れていそうですよね。---もちろんジョークですが.-----かつて盛んに行われていたスギ植林は、実は製薬メーカー/医者達の陰謀だったり..........?、なんて思ってしまったり......します。

 本当、この時期は地獄の季節(by ランボー)です。

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2005年03月08日(火曜日)

 ........今だから言える事..........。

 あまりに軽率だったとか自業自得だとかいろいろ言われていましたが、確かにそれは結果としてその通りだったとは思います。でも.....100ドル程でかの国へ入国したというのは..........、結果として間違った方向の行動力だったのでしょうが、その行動力は、石橋を叩き過ぎて渡れる橋を壊してしまう自分にとっては、羨ましく思いました。 海外へ語学留学して語学を学んでいたというし.........。遺族の方もおっしゃっていましたが、無事帰る事が出来たのならきっとその行動力で活躍してくれたことと私的には思います。 「また日本に戻りたいです」......そう残した最後の言葉はあまりに悲し過ぎます。

 ちょうどあの時、新潟中越地震で、それどころではなかったのでしょうが、もしあの地震が起きていなかったら、世論もまた違う方へ進んでいた様にも思えます。あまりにもあっけなく過ぎ去ってしまってしまったし........結局、自業自得ということで見捨てられた、というような見受け方もされかねないような結末になってしまったことは.........とても残念に思います。(無論、テロに屈してはいけないということも分かっています。)

 本当......石橋を叩き過ぎてしまう自分には、とても出来ないことなのです。だから、無事に日本へ帰って来てほしかったです。別にこの方に限った話ではなくて、思い立ったら即行動!できる人が、本当に羨ましいんです。今の自分にはそれが欠けていると思っているので......なおさらのことです。

 手を差し延べて手を引っ張って輝く世界へ連れて行ってくれる人がいるなら、会いたいです。

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2005年03月09日(水曜日)

 今日、ギプスを外してから2週間経ち、痛みがなければ来なくてもよいとのことだったのですが、相変わらず足首の具合が悪く、歩く時に痛みだしたり、特にあぐらをかくことが難しく、とにかくもう一度診てもらおうと思い再び病院へ行ってきました。

 1時間近く待たされてようやく診察を受けたのですが.....................。
「あぐらや正座は足首を痛めるし治りが悪くなるのでしてはいけません」とのこと。
「痛むのは仕方無い、ギプスが外れただけで、治るには(骨折してから)3ヶ月はかかる」とのこと。
足首のストレッチの方法を教えてくれただけで、3分程で診察終わりでした。

 ..................................。

あの.....あぐらや正座がNGなのなら、そういうことはギプスを外した時に言ってほしかったのですが。
治るのに3ヶ月かかるのなら、痛みが1ヶ月程で消える事はないのでしょうから、どう考えても来なくて良い状態になるわけがないと思うのですが。


 とりあえず大学病院の医師らしいのですが...............。(町の病院に週1で来るらしい)
初診の時からちょっとぞんざいな対応が気になってはいたのでですが.........やっぱりそういう感じ....。(薮という意味ではなくて。.....というかそう信じたいです。orz)


しかも風貌が...........どことなく、今や時の人、ライブドアのあの人にちょっと似てるから....................................
XXX。

 3ヶ月ということは、4月いっぱいまでダメだということになるのですが、それで本当に良くなればよいのですが.....、実は、足首のくるぶしの下の足先へ伸びている骨が、片側の足と比べると少し張り出している様な気がするし、内側へ足首を曲げようとすると、その骨につっかかる様な感じがするので...................はっきりいって不安です。

 出来ればもう行きたくないんだけど。
毎回待たされるし...しかもなぜか後から来た人が先に診てもらってるし(しかも3人ほど)。

。・゚・(ノД`)・゚・。

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2005年03月10日(木曜日)

 今年に入ってからろくなことが起きないので、結構へこんでたりしますが、唯一救われるのは、クリエイティブ面がなかなか好調だということ。

 Materialer's Hammerのリニューアルのためにいろいろ作っているのは以前書きましたが、やっぱり雰囲気をRPGに出てきそうな感じのものに作り替えていたんですが、これが自画自賛してしまいそうな位(ぉぃ)、良くて、自分でもびっくりです。肝心の素材はリニューアル無しなので、外観だけ凄くて中身がすかすか....というのも来客には申し訳ないのですが、以前の様に素材屋登録サイトにいくつも登録することはしないつもりです。もっとも以前から登録数はかなり控えていましたが、さらに減らすつもりです。

 それと、もうひとつ別のページのデザインをしてみたのですが、これもすごく良くて! 市販の素材集からの画像を併用したりして作ってみたのですが........けっこうにんまり。最初は特にどのページに使うとかそういう予定はなく、ある一枚の素材画像を見ていたら思いついて作ってみただけだったのですが、意外な展開に。......たぶん巷で言う「ゴシック/あるいはゴスロリ」そのものだと思っています。


 うぅ、あとは曲作り。早くV-Amp届かないかな......。フレーズのストックはたくさんあるし、なんだかいいものが溢れ出そうな気がとてもします。水晶玉を持っていないので、どうなるかは分かりませんが、悪くはならない予感はします。

 あんまり迷わないで、時間を掛けずに、作っていきたいです。

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2005年03月11日(金曜日)

 昨日の夕方から、妙に筋肉痛というか関節が痛みだして、倦怠感もあったので、とりあえず市販の風邪薬を飲んだのですが、ちっとも効かず、手足の節々まで痛くなる程の関節痛の全身症状に加えて、高熱(38.9℃).....。

昨日の夜は、全身が痛くて寝ては起きる.....という感じでした。あんなに痛かったのは初めてでした。何もしていなくても痛いし悪寒はするし、「う〜」とか唸っていました。w(←というか実際笑えない......) 本当、痛くて何もすることができなくて死にそうでした。

 今日さっそく町のお医者へ行ってきました。..........最近はどこでも混むものなのか........ここでも1時間近く待たされました。ようやく番が回って来て診察を受けると、こちらの話からインフルエンザっぽいことは明確な様で、それを確かめるために鼻水(?)を採取しようとしたらしいのですが、あいにく鼻水が出なくて(w、細い金属棒を鼻の穴の奥にするすると入れて採取する事になったのですが、やっぱりこれってちょっと痛い。耳鼻科ではよくやる診察ですが、今回はけっこう奥の方まで入れて突っ込んでる時間も長かった........。

 その採取からは、インフルエンザによるものだとは判断出来ず、アデノウイルスによるものだということだったのですが、症状がインフルエンザにみられるものなので、もう一度、今度は血液検査で確かめてみるということになり採血。

 この採血で、ちょっと気になったのが、採決する腕。どちらでもいいですよと看護士さんはおっしゃってくれたので、つい反射的に左利きだから左腕を出してしまったのです。向こうはちょっとやりにくそう..........だったかも。 ごめんなさいね。

 血液の検査結果が出るには10分程かかったのですが、やはりインフルエンザだということで、インフルエンザの特効薬を出してもらいました。今は良いですよね。インフルエンザを治す薬があるんですもの。前かかったときは(今回と同じ医者)、「熱を出すしか他にないので.....」とあっさり診察が終わってしまったけれど、時代は変わったものです。

 変わったと言えば、昔は薬は病院で出すものだったのが今では薬局で出すようになりましたね。個人的にはその場で出してくれた方がいいんだけど、って感じですが。料金も別途ですし。


 とまあ、インフルエンザだったのですが、薬を飲んでからはだいぶ良いです。熱も37℃台ですし、関節痛もだいぶ引きました。個人的に、今回診てもらった医師は好感が持てました。きちんとその都度説明してくれるし、血液検査もしてくれるし(他の町医者ではしてくれないところもあるらしい....)、丁寧な対応だったので、時間はかかってしまいましたが良かったです。

 この前の、整形外科医とは、大違いだ.........。(あそこは受付の対応も悪かったし。)


 しかし昼間寝ていると、夜が寝られない...........。でも寝ないと。
それにしても本当、バイオリズム最低だな.........。

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2005年03月12日(土曜日)

 今年は2005年。下一桁が5の年には、歴史を振り返るといろいろと出来事があって(もちろん他の年にもありますが)、戦争関係だと、日清/日露(開始は'04)、太平洋戦争終結、とかね。日露戦争なんかは今年で100周年だったりするし、国際情勢的には、太平洋戦争関連でまた荒れそうな予感。とりわけ、去る3/10は、東京大空襲の日だったりして、ニュース等でも取り上げられていましたが、皮肉な事に戦前の3/10は、陸軍記念日だったりします。(日露戦争での、奉天会戦・日本海海戦の勝利を記念した日。ちなみに海軍記念日は5/27。)

 東京大空襲.......そういえば、先日エミール・ガレ展を見に行った、江戸東京博物館でちょうどそれに関連した企画展をやっていました。.........ああいうのは、正直言えばあまり見たくないですが、だからといって見ないままなのもいけないし.....と迷っているうちにいつの間にかするすると中へ入っていってしまうのですが。でもけっこう「見られる」展示物だったと思います。他の方はどうだかわかりませんが。(自分にはグロ耐性がそこそこあるので........) 写真はそれほど多くなかったのでまあそんなに鬱にはなりませんでした。 でも、東京大空襲の被害状況についてはこの企画展で初めて詳しく知りました。一夜にして10万人もの人々が亡くなったということは、どういうことか...........。いくつかの写真の中に、空襲後の写真があったのですが、..............人々が普通に道を歩いている傍らにあちこちに黒い塊が..............。もちろんそれは焼死体なのですが、数が凄い。歩いている人の数よりずっと多いんです。他のもう一枚の写真には.........、遺体を火葬している写真なのですが、棺桶にする木材が足りなくて、藁か何かを一枚敷いてそのままたくさんの遺体を積み上げて一斉に燃やしているんです。............こういう表現は良くないかもしれませんが..............、焼き芋を焼いている様な感じです。いや実際、事務的に処理しなくてはいけない程の数なのだと思います。当時の深川区辺りを爆撃対象地域にしてそこだけを一斉に燃やし尽くした結果、区の住人のほとんどが(80%程.....だったかもしれません)犠牲になったというくらいですし。

 先週のNHKスペシャルだったと思いますが、やはり東京大空襲を取り上げていました。空襲に遭われた方の体験談やそれを元に描いた絵などが紹介されていましたが、こっちの方が見るのが辛かった.............。リアルなCGで爆撃から着弾、爆発に至るまでの詳細なシミュレーション..............あれでは生き残る方が無理です。だって、家屋の瓦を突き抜けて、屋内で、束になっていたガソリンの袋が飛び散って爆発するんですもの。防空壕が用意してあるっていったって、掘りごたつに木の板をかぶせた様な作りなのに、それでどうやって防げって言うの...........。それから免れても、避難するために外に飛び出した人達で溢れ却って、当然身動きが取れない程になるわけで、そこにも火の手が.................。川に飛び込んだって、まだ寒い冬の川。プールに逃げ込んだ人もたくさんいたようなのですが、すし詰めの状態で皆が押し合ううちに小さい子供や体力の無いお年寄り達が底の方へ追いやられて、生きるためには、その人達を踏み台にするしかなかった...というかそうせざるを得なかった....というのが、あまりにも虐い。被害がさらに大きくしたのが空襲が夜中だったことと指定していた地域より外れて米軍が爆撃したこと.........。当時から誤爆は十八番だったのね.......。

 ああいうのを見ると、歴史の重みを感じるし、やっぱり今の日本は平和ボケしているよなあ....と思います。今までどれだけの血が流れたかと思うと........。


 60年だなんて言うけど、去年の日記にも書きましたが、相変わらず近隣諸国と揉め合っているし...........。もういい加減にしてくれ、って感じです。60周年なんて場合じゃないのに........。60年経ってもまだ方が付いてないなんて何やってるんだよ! 某国と某国と......あと某国か....それに某国と某国も.........ねちねちといつまでも.............

--------この後、数行に渡り文章を下書きしたのですが、諸事情により割愛します。w 内容はお察し願います。---------

 う゛.........最近の情勢のせいで、つい右にレベルメーターが振り切れちゃった。........でも、普通にニュースを眺めてても普通にそう思うのが普通のような気もするのですが。もっと言えば、別に右だとかそういうレベルの話でもないし、今まで弱腰でいたせいで相手がつけあがってるのに................。

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2005/0114/0114.html

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2005年03月13日(日曜日)

....................気になるといものには、やはり理由があるというわけなのかも。

たぶん、ご覧になった方も多いと思うのですが、去年(2004)の12/14の読売新聞紙面に「ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅」展の紹介が載っていました。この展示には読売新聞が主催として関わっている様なので、他の新聞でも同じ内容で載っていたかはわかりませんが、そこには展示の内容と同時に、モノグラムのルーツについていろいろ書かれていました。

 以前から、どことなく気にはなっていたルイ・ヴィトンのモノグラム。1つも持ってはいませんが、今では当たり前の様に目にするので見かける度に、これって何かに似てるんだよな.......と思う事がありました。

 LVモノグラムの考案は、創業者のルイ・ヴィトンではなく、2代目 ジョルジュ・ヴィトンによって、1896年に初めてモノグラムが誕生したようです。当時、パリでは、ジャポニズムという日本の文化が流行り、例えば画家だったら浮世絵などに影響を受けたりしていましたし(モネ、ドガ、ロートレックなど......)、その日本的な自然さや曲線が、アール・ヌーヴォーの文化にも影響を与えたと言われています。ジョルジュ・ヴィトンは、当時のアール・ヌーヴォー作家とも交流があったために、モノグラムにそのような影響があったと、紙面広告には書かれていました。

 紙面に、日本の伝統の文様が合わせて載っていたのですが、それと比べると確かに似てる! 4つの花びらがついた模様なんかは、かなり似てるかも.........。


 で、もう一つ影響を受けているかもしれないと言われるのが、中世ゴシックなのです。ジョルジュ・ヴィトンは、アール・ヌーヴォーと共に中世ゴシックにもかなり興味があったようなのです。日本の文様と同じく、ヴェネツィアの有名なゴシック建築、カ・ドーロ(Ca'd'Oro)の写真が載っていたのですが、そう!これっ!!! ど忘れしてた。別にこのカ・ドーロに限らず、ゴシック建築ではお馴染みのモチーフである、円形を4つ組み合わせくり貫いたデザイン、そっくり〜〜〜。もう一つの先ほどの4つの花びらを菱形の中にくり貫いたデザインもまたゴシックには見受けられます。

 う〜、モノグラムにそんなルーツがあったなんて...........ってだからといって買う事は............一生ないと思うけど。w 当時の、今となってはアンティーク、あるいはヴィンテージともいえる、ルイ・ヴィトンのトランクもいくつか載っていましたが、昔の方のが良いかも! 金具とかリベットの雰囲気がクラシカルで、モノグラムの敷き詰め方ももっと詰めてあって雰囲気がだいぶ違います。 しかもでかいトランクケースは、扉を開けると中身がタンスみたいに引き出しがいくつも付いてたりして.....いかしてる! でも基本的なトーンは100年前のもちっとも変わっていないのが凄い。きっと100年後も変わっていないのでしょうね。

 ゴシックを取り入れたバッグなどは無いと思っていたのに...........さすが王者は目の付けどころが違うよ! というか、ゴシックとかアール・ヌーヴォーっていうのには模様のネタが宝庫な気がします。 ゴシックの模様に関する洋書をいくつか持っていますが、実は意外にも幾何学的模様であり、コンパスで描けるデザインが非常に多いのです。ゴシック様式が生まれ流行った時代は、尖頭アーチのデザインが有機的だと言われ使い続けられてきたそうですし。(それを否定したのがイタリア。イタリアゴシック建築には尖頭アーチがあまり見受けられないのはそのせい)

 ちなみにこの展示、兵庫県立美術館でしか開催されていないと思い違いしていたのですが、実は東京でも、六本木ヒルズ内の森アーツセンターギャラリーで、今月21日まで展示されているそうです。(ちなみに兵庫の方はすでに終了) 創業150年を記念して、創業当時のアンティークトランクから現代のバッグなどの展示の他に、資料等とともにモノグラムのルーツについての展示も。また会場デザインは安藤忠雄によるもの。

 大事な事を忘れてた。 そうだ、ゴシック、ヴィトン、モノグラムに加えて、安藤忠雄が会場デザインするとかいうから新聞の切り抜きしたんだった!  見に行きたいけど、内容が内容だから......でも滅多に見られないだろうし.........でも、六本木の方はこっちからは遠いんだよね.....上野辺りなら電車ですぐなんだけど.................。ま、ヴィトンをこよなく愛する人は行くべきでしょうね。


カ・ドーロの写真
http://www.jssgallery.org/Essay/Venice/Casa/Ca_d_Oro.jpg

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2005年03月15日(火曜日)

 このところ、続けて日記を書いていましたが、実際には週末に一気におおまかに書いて貯めてあったものをその日ごとにさらに修正して書いていったものなんです。 やっぱり、毎日っていうのは無理。ネタと書くスピードが追いついていけない...。もう少し1つの話題をケチって分割すればいいかも! なんて思ったりした事もあったのですが、それもばからしいので実行してません。

 ブログって、更新が早くてほぼ毎日更新...みたいなイメージが何となくあるでしょう?  よくある情報系とか本当にささいな事まで書く様な日記とか...........。でも、自分のはそういう感じとはちょっと違う様な気がするので、そういうのは書けないし、多分、性格的にも向いていないと思います。 何と言うか.........何なんだろう、創作的ネタ備忘録+自己分析妄想日記? ..................誰も見ないな、そんなの。(゚∀゚)アヒャ

 とはいえ、少し前に部屋を整理したとき新聞の切り抜きもいろいろと分野別に区分けしたりしたのですが、ネタ満載って感じです。前回のLVのモノグラムのネタも、それ。 ただしネタの新鮮度は非常に悪いですけど。w 

 それでも毎日は無理、だなあ。
文章が正確に素早く書ける人が羨ましいです。そんなにすらすらと頭の中から文章は出てこないし、使う言葉や文章が、とても大人のそれとは思えないレベルなのには泣ける。。・゚・(ノД`)・゚・。  アマゾン辺りで探してみると、文章の書き方のレクチャー本があったので、『こういうの買う人って、いないよね....日本人じゃないだろうね...。』と思っていたのですが、なんかこの手の本は、他にもいくつも出ていましたし、なによりそこそこ売れていそうな感じなので、びっくりしました。だって、「大人のための」、とかそんなタイトルが付いてたりするんだもの。 まだ買っていなくて、どうしようかな〜と迷っているところ。 でも、良く言われている様に、結局の所、本を読まなくては文章は書けない気もします。

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2005年03月16日(水曜日)

 そういえば、年明けてリニューアルするとか年末見た時に告知してあったのをふと思い出し、さっそくサイトへ。.............また楽しませてくれるFLASHコンテンツになってた!!!

 というわけで、半ば定点観測の様にチェックしているサイト、資生堂「マジョリカマジョルカ」

 最近のFLASHデザインにはかなり凝った作りのものも珍しくありませんが、中でもこのマジョリカマジョルカのコンテンツは、前にも書きましたが個人的にお気に入りです。コンテンツの見せ方もそうですが、なにより雰囲気が最高。

 リニューアルしたコンテンツは何やらドールハウスの様な作り。配置されている小物が、のそのそ、ひょこひょこ、いろいろ動いておもしろい。しかもきちんと効果音付きで、配置通りにパン(定位)が振ってあって、細かい所にまで手が行き届いているのが、さすがプロと言うか泥濘りないな、という感じで感心します。 しばらく放っておくと、あくびをしだしたり、我慢しきれずにのそのそ動き出すのとかも、(・∀・)イイ

 今回のコンテンツを見ていて、個人的にはジョー・スパークスの「トータル・ディストーション」を思い出してしまいました。FLASH/DIRECTOR使いの彼が昔作ったマルチメディアCD-ROMコンテンツなのですが、あの小物達がアクションする感じがとても似ているんです。ちょっと茶目っ気に動く感じが、くすっ、って笑わせてくれる。......あ、雰囲気は全く違うのですけれどね。トータル〜の方は、フル3DCGでデジタルチックな雰囲気でしたから。でも、モノが飛び出してぴょこぴょこ動いたり、本のページをめくる感じとか、似てる。

 それにしても、あのドールハウス風の空間、あれってどうやって作ったんだろう.........。1つ1つ手作り? どこからか調達してきたとか.....? どう考えても3DCGでカバー出来る範囲じゃないでしょう? お人形さんは別にしても。  ともかく細かい作りに脱帽。 


 ただ..........以前の、紙芝居風横スクロールコンテンツも非常に好きでした。 どちらかっていうとあっちの方がマウスで探っていく操作で進むから、好きかも。 でも、肝心の商品についての情報を「素早く」手に入れる、という面では、今回のリニューアルしたコンテンツの方が良いですよね。

 ちょこっと商品の方を見てみたけど..........なんかすごいネーミング(ネイル関係は特に....).........。雰囲気さえも充填されているところが....,すごい....。半分ネタで作ってない?って疑いたくなる程。 水鏡の奥に顔を突っ込んだ様な世界......。なんかアレだ、魔界の夜会に出席できそうな感じ!w (そう思ってるのはおまえだけ.....カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン)


............................女のコでもないのに、何故か妙に(FLASHコンテンツに)嵌まってしまう自分.............。
次回も楽しみ!

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2005年03月18日(金曜日)

 この1週間、うちの辺りは「戒厳令」が発令中。非常事態です。
外出を控えなくてはいけません。それでも外出しなくてはいけない時は、完全武装しないといけません。 もしかしたら流れ弾に当たってしまうかもしれませんからね。


........いや、要するに花粉注意報なのですが。w

テレビの花粉情報を見てると、関東地方のほとんどが真っ赤の要注意/大量飛散の予報。 ちょっとここ1週間が山場っぽいようです。 サプリ等でいくらか症状が良いとはいえ、それでも対処しきれないレベルです。目玉がぽこっと取り出せるなら、取り出して丸ごと水洗いしたいくらい......目がかゆいです.........。もちろん目薬&洗眼液を使っていますが.......。

鼻も辛いし............おかげでボーッとしちゃうし、集中力は落ちるし、だるいし、情けない顔になるし(赤鼻&充血しきった目&鼻が詰まって口がぽかーんと開く).............もういや!

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2005年03月19日(土曜日)

数日前に、マラッカ海峡沖で日本船が海賊に襲われた、という事件が起こってしまいましたが、無事であることを祈っています。それで思い出したのが、タイトルの「黒ひげ」。.........以下に書く内容は今回の事件の海賊とは全く関係ありませんので、誤解のない様、お願いします。


 少し前にテレビ番組で、この「黒ひげ」を取り上げたのをやっていてそれで初めて知ったのですが、あまりにもこの黒ひげが魅力的....というかインパクトが大きくて、気に入ってしまいました。

 かつての大航海時代に、「黒ひげ」と呼ばれ、船乗り達に恐れられた海賊がいました。彼の名は、エドワード・ティーチというイギリス人の海賊でした。この海賊が実に凄くて、なんとイギリス海軍をやっつけてしまって、それによって海軍から当時最新鋭の軍艦を奪い、それを海賊船とし海を暴れまくった、とんでもない海賊なのです。

 奪った船は「クイーン・アンズ・リベンジ」号と呼ばれ、大砲が取り付けられている巨大な軍艦で、海賊を示すために、有名な、ドクロに×印に交差させた骨の海賊マークを掲げ、カリブ海を暴れ回っていました。何と言っても海軍の軍艦なのですから、そんな船に勝てる船があるはずもなく、海軍でさえ負けてしまうのですから、ほとんど「海上の魔王」状態でした。

 番組内の再現映像で出て来た海賊の風貌がかっこ良過ぎるんです。黒のツイード地のジャケットには銀色の丸ボタンがたくさん付いていて、大きな白いカフスに大きく立った襟、それにこれまた黒いナポレオンハット.........と、意外とかっちりとした着こなしで、モノトーンでかっこいいんです。 ひげも無精髭というようなものではなくて、威厳に満ちたカイゼル髭のような感じに、なんとあご髭が三つ編みにして長く伸ばした状態になっているという........すごいルックスなんです。間違っても、おもちゃの黒ひげに出てくる様な、丸顔に無精髭にバンダナを頭に巻いて縞模様のシャツ姿....の様なカッコワルい海賊ではないんです。

 それでも賊は賊ですから、船内では、酒漬けだったりカードで賭博してたりするのですが、変なところで厳しい掟があり、規律を守らない者には厳しい処分があり、地位を保つために見せしめとして部下の首を切り落としたりしたらしいですから、やっぱり怖過ぎる海賊には間違いありません。でもまあ、確かに、長期間、同じ船に居るわけですからそうでもしないと秩序が守れないのかもしれませんね。....あとこれはうろ覚えなのでそんな場面はなかったかもしれませんが、船員達がみな出席しての会議を開いたり、他の船を叩く攻略を練って至りして、知略に長けた人物であった様にも思えます。

 この無敵の海賊も最後は負けてしまいます。サシの戦いでは散々な目に遭ったからか、海軍は数隻の軍艦による総攻撃を仕掛けます。その情報を前もって入手していた様なのですが(確かそんな話だったはず)、物量的に負けているのは分かっているはずなのに、黒ひげはそれに無謀にも挑むんです。かなり抵抗したらしいのですが、討ち死してしまいます。......でも、なんだかカッコいいぞ、黒ひげ。

 いやあ、黒ひげのルックスにやられてしまいました。海賊のイメージが変わってしまう程でした。なんか.....ゴシックっぽいんですよ。受ける雰囲気が。ハードでクラシカルでダークで........腐っても紳士のイギリス人だけあるかも。

その番組では、その黒ひげの船「クイーン・アンズ・リベンジ」号と思われる沈没船を発見し、検証していく内容だったのですが、結局最後まで明確な確証は得られす、あいまいなまま終わってしまいました。

うん、またいいネタになりました。

BBC 地球伝説「海賊黒ひげの罠」
http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_34.html

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2005年03月20日(日曜日)

 3/19はランディが亡くなった日。
..........毎年必ず巡ってくるし取り立てて何か思ったりすることは特にはないけど...........、彼岸前なので、この日が来るともうすぐ春が訪れるののを感じさせてくれます。辺りが桜色に染まり人で賑わう公園に、ギターケースぶら下げてひょっこり姿を現しているんじゃないかと思ってしまう程、華奢な彼。ずっと昔にいなくなった人だけど、今でもどこかにいるような気がしてたまらない。
歴史に「もしも」はいろいろな想像をかき立てるけど、もしもランディがオジーに出逢っていなければ、たぶん今でも生きているだろうし、たぶん彼の存在を知る事はなかったでしょう。

 妙に懐かしく思うのは、きっと自分がその頃、肺炎で入院していたからだと思っています。うつろな目で、蛍光灯からぶらさがったひもを支点にぐるぐると回る飛行機の模型を眺めていたり、病室の窓から見える空をぼんやり眺めていたりしていました。入院している間はベッドから離れる事は出来なかったし、見えるものはそれくらいでした。退院でき、病院から外へ出られた時に吹いた風が脆弱な自分をさらっていってしまいそうに感じたのをよく憶えています。やけに青く澄んだ空は少し悲しそうに見えたりもしました。

 あれから20年余り。あの時、この世のどこかで大好きな人がいなくなってしまっていたとはね..............。


 .....こんなに目が潤むのは、花粉症のせいだけじゃないかも。
ランディ、わたしはあなたを忘れない。

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2005年03月26日(土曜日)

 このところ本当に体調が優れません。
今年は花粉の飛散は例年よりも多いことをひしひしと実感しています。

花粉症が酷くなると、喉の方まで痛くなってしまって、風邪の症状に似ている感じで辛いです。 何もする気が起きなくなってしまうので、物事のはかどりが非常に悪く参っています。

それに、何故かおまけに口内炎が酷い..........。比較的出来てしまう方なのですが、ここしばらくは出来ていなかったので良いと思っていたのに...........。歯茎の内側、唇の内側、舌に大きいのが................。痛くて食べる気もしないし、あーあ、本当、バイオリズム悪い。

 しかし、何故かそれとは裏腹に、クリエイティブ面がやっぱり良い感じ。ただし持続出来ないので、仕上げる事が出来ない所が残念ですが、何か良さげなものを生み出せてそれを保存さえ出来てしまえばこっちのもの。あとでどうにでもなるから......。

 この花粉の時期が終わったら、芸術を爆発させるぞっと。
........でもあれなんだよな、そういうときに限って、全然着火しなくて不発、なんてことになっちゃうんだよ........。
(´・ω・`)ショボーン

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2005年03月27日(日曜日)

 そういえば先週にやっとV-Amp2が届いて、ふと気がつけばギターを弾いているという感じです。成り行き任せにがーっと弾きまくってその後ぼけーっとしてたりしていて.........端から見るとちょっと危ない人かも。w V-Ampは、壊れてしまったJ-Stationよりもよく歪む歪む! メタル向きっていうだけある! しかもミッドが良く出ているので、ドンシャリのセッティングでもあんまり細くならないのでいいです。同じマーシャルのシミュレートでもこんなに違うの?って程、V-Ampのマーシャルは、なんだかマーシャルらしくないような.......メサブギーのレクチみたいで、良いっていえばそうだけど、マーシャルらしくないと言えばちょっと.....って感じだけど。その点、J-Stationのマーシャル(JCM900の方ね)は、目一杯ゲインをフルアップにしてもそれほど歪まないし、結構再現の方に忠実な気がします。さらにグライコなどでEQをいじってあげてハイとローを持ち上げてあげると、すごく(・∀・)イイんです! こんなこというとちょっと誇張していると思われるかもしれませんが、初期のエディ(ヴァンヘイレンね)のサウンドっぽくなるので、本当気に入っています。あれでもう少しチューブっぽい「きゅっ」って感じの倍音が出るともっと迫れるのだけど。.........V-Ampの方のマーシャルも良いけど、思っていたのと違ったし..........やっぱりJ-Stationも修理に出してもう一度使いたいな。

 それでもV-Amp、いろいろいじっていたら、けっこう好みの音に出来たのでそれで弾いています。ちなみにV-Ampのクリーンサウンドは、J-Stationのクリーンと比べてしまうと、XXXって感じもなきにしもあらず。ただし歪みのサウンドは間違いなくV-Ampの方が良いので.........あ、J-Stationのブギーのレクチファイアは、すごく歪むけどね。(ただし抜けが悪い傾向にあるかも)

 というわけで、シミュレーションよりも勝手にメタルしてるV-Ampのモデリングには、にまっと喜ばせてくれます。もぅピッキングハーモニクスがきゅうきゅう鳴らせて、下手でもそこそこ上手く聴こえてしまうマシンかも。がんがんギター録りしよっと。

 あとV-Ampのメーカであるベリンガーから出ている、レベルマキシマイザーが欲しいです。(きっぱり)  名前通り音量を稼いでくれるエフェクターなのですが、自作曲をMP3にした時に、他の方のMP3ファイルと聴き比べると格段に音量が小さいのが以前から気になっていて、それはもちろんコンプを掛けていないことだとは分かっていたので、前々から安くて音質も良いコンプを探していたのですが、このベリンガーのは良いかも....と思っています。 よりステレオ感を強調させる機能など他にもいろいろあるようなので、是非手に入れようと思っています。

 欲を言えば、さらに単体のコンパクトエフェクターが欲しいところ。今までにいろいろと買ってその結果そこそこあるのですが、今ではどれも使っていない状態です。つまり満足出来るものがないということです。昔は気に入っていたのですが、好みが変わってしまったのかも......。プロコのRATにアイバニーズのチューブスクリーマー、ボスのオーバードライブとか定番ものを持っているのですが、うむぅ.....。ソロでの太いリードサウンドが欲しいのですがなかなか出せなくて......。エフェクターよりもピックアップをディマジオ辺りに変えた方が近道なのかも。ハンダの扱いは出来るから......そっちのほうがいいかなあ。歪みものはともかく、ワウとフランジャーが特に欲しいのです。ワウは隠れ名器(?)のアイバニーズのWH10を持っているのですが、やっぱりクライベイビーが欲しい。少し前に出た、ファーセルのコンダクター入りのワウが良さそうなので、欲しいです。なんだか限定臭そうなので早めに手にしておいた方がいいのかも。あとはMXRのフランジャー。少し前にちょこっと生産されたのちに現在は生産終了していたのですが、また今年再販されるようなので、これも期待。MXRの販売権がジムダンロップに移ってからはスポット生産みたいなのが多くて......。それとグライコ。今はミキサーの7バンドのグライコで補正しているのですが、ギター用に欲しいです。スライダーが点灯するMXRのものが良さそうかなあ。ケリーキングのシグネイチャのグライコはそれと何が違うのかと思っていたら、あれってステレオ出力できるんですね。個人的にステレオ出力出来るのが魅力的で、別chでリバーブとかディレイを掛けられるから、シーケンスソフトの方でいじらなくても、直接ダブリング出来るからいいかなあって。別に真似するわけでもないのだけど......結局ランディ・ローズのセッティングに近くなっちゃうんだよね。 あ、あと、ロトヴァイヴとかトレモロペダルが欲しいかも。レトロな揺れ具合は曲によっては効果絶大だし。

 う〜ん、洗いざらいしてみるとこんな具合か...........。
そんなに一遍に買えないしなあ。......頭の中で妄想セッティングするしかないね。w
( ゚Д゚)ポカーン

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2005年03月28日(月曜日)

 建築家の丹下健三、亡くなられましたね。年齢が年齢だけに心配していたのですが........。それでも、割と最近まで精力的に仕事をこなしていたそうですから、凄いです。戦後の日本の高度成長と共に、またそれを支えながら建築に携わってこられたのですから、本当に残念です。

 都庁やフジテレビ社屋辺りが近年手掛けたもののなかでは有名ですが、やっぱり何だかんだ言っても他にああいう設計をした人はいないし、偉大な人だったのだと改めて感じさせられます。都庁のツインタワーなんて、その後真似られたりする程だったようですし。......そういえば、その都庁のツインタワーって、ゴシック建築の大聖堂からヒントを得たとかどうとか聞いた事があるのですが、これって本当?  けっこう気になる.......。

 そう......恐縮ですが、この方の手掛けた建築って、実はあまり知らないんです(安藤忠雄とかだったらけっこう知っているのですが。)........。東京オリンピックの際に建てられた、代々木国立競技場とか、東京カテドラルとか......あとは、横浜美術館......くらい。そういえば葬儀は東京カテドラルで行われたんでしたっけ.........。東京カテドラルの建物は、本当、目につきますよね。初めて見た時、電車乗ってて窓から見えた時、うわっって感じでインパクトありましたもの。余談ですが、あそこには、ミケランジェロ作の(サンピエトロ大聖堂の)ピエタと同じ原寸大のレプリカがあるんですよね。原寸大.....いつかお目にかかりたいものです。

  なんとなく1つの時代が終わった様な、気がします。 ずっと今まで大きな存在であった人がいなくなりそこがぽっかり空いてしまった様に思えます。.......もしもいなかったら他に代わる人がいたとは......思えないので。

 ともかくこの方の手掛けた建築についてもう少し調べてみようと思います。

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2005年03月29日(火曜日)

 今日放送してたコナンの映画をついつい見てしまったのですが、.........もう見られないな、と思ってしまいました。連載当初は割と年齢層が高めだったようなのですが、登場人物が小学生だからなのか、だんだんターゲットが低年齢層になっているのには気付いていたのですが、今回の映画のを見て、完全にシフトしているのに気付きました。(気付くの遅い) なんか見ていて恥ずかしくなるっていうか、もう推理はそっちのけでハリウッド映画みたいな感じになっていて個人的にはちょっと、って感じでした。 でも.......確かに子供が見るのにはきっと最高で楽しめるんだと思います。子供が操縦桿握って航空機を操縦してるんだもの.....。そんなのありえない.......。しかもエンジン1つなくして燃料もなくて......その状態で不時着しようだなんて........すごい設定。どっちかっていうと推理の方がおまけみたいなこの比重は、シリーズを追うごとに増していったことは気付いていましたが。 映画館のスクリーンで見るには、やっぱり迫力ある展開のほうがいいに決まってるし、第一わざわざ映画館に行ってまで、推理ものを見てどうすんの、って感じですもんね。確かにああいう内容が合ってるしウケもいいのでしょうね。 でも........大人には無理。

 最近は、コナンよりもコナンにやられ気味な怪盗キッドの方を応援してしまう..............。コナンはあのまま生意気なガキのままでいいので、キッドの方はさっさとビッグジュエルを集めてハッピーエンドになってほしい.........かな。以前は、コナン=新一、っていう感じで見られていたけど、今は、新一とは別人の、生意気なガキ、という風に見えてしまって.....。

 でも、どっちも魅力のあるキャラには違いない。

 前にも書いたかもしれないのですが、同じ話をまじっく快斗(怪盗キッド)とコナンそれぞれの行動から捉えたものを、それぞれの単行本に収めてみたりすると面白いかなあってよく思います。
 昔、TBSとフジテレビが共同で、とあるドラマを登場する二人の人物の視点で撮ったそれぞれ別の映像を同時に2つの放送局で流した事があるんです。一方は男の行動だけがずっと映っていて、もう一方は女の方だけ映っている。二人が会うシーンになれば、両方の局に映るシーンも同じ様な場面になるんです。ドラマのシナリオ上で重要なシーンが片側にしか映らなかったりするので、それを見逃すと展開が分からなくなってしまったりするのですが、そこが逆に面白いんです。テレビのリモコンをかちかちをチャンネルを変えながら見る、いわゆる「ザッピング」を楽しむ趣旨だったのですが、これをコナンとキッドに当てはめると、追う方と追われる方を同時にザッピングして楽しめる、かなあって。だってどっちも主人公なわけだし。


 ま、何だかんだ言って、未だにコナンの単行本を買ってたりするし。w でも、そろそろ終わってもいいんじゃないかと思うんだけど........簡単には終わらせてくれないんだろうなあ。売り上げ凄いし、アニメも映画も絶好調だし.........。本人がやめたくなても周りがやめさせてくれない........みたいなことになってそうで怖い。 昔は、金田一の二番煎じというか後追いのマンガだったので、あんまり長続きしないんじゃないかと思っていたけど.....まさかここまで続くとはね.....。確かにストーリーもあるし、印象的なキャラが次々と出てくるし........。

 短編集に収められている、まだ駆け出しの頃の読み切り作品なんかを見ると、それらの要素の良い部分を全てコナンに収めた様に感じます。推理はもちろん、SFあり、ラブコメあり.........。ウケる要素満載って感じ。

 50巻手前で、黒の組織のメンバーが新しくちょこっと出てきた程度だし.........、まだまだ終わらないんだろうね。
ハ〜('・c_・` )

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2005年03月30日(水曜日)

 今月はずいぶん頑張った!
今までで一番書き込み数が多かった月かもしれません。ま、それでも1日おきの計算になるから、他のブログなんかと比べれば全然大した事ないのですが。.....本当、他の方はよくあんなに毎日いろいろ書けるものだなと感心してしまいます。他にやる事いろいろあるのだろうし.........。前にも書きましたが、そんなのを横目で見つつ自分のは日記というより雑記という捉え方で(言い訳して)書いているので、あまり多くなくてもよいのだと思っています。

 人に見せる事も目的の1つですが、自分のためのメモ、ノートとして使っているのもあるので、むしろ頻度はあんまり関係なのかもしれません。 日頃思った事を書き残しておくのは、後で自分を見詰め直すのに良いですよね。....まあ、進歩もなく毎度同じ事を繰り返し書いているから..............だめか。w 進歩が無い、ということだけは知る事が出来たわけだけど。w

 でも、脳内妄想の具体化の1つとしてOKってことにしておくか。

サロメ、マタハリ、ダユ、ルシフェルにバール、クロウリーにジル・ド・レエ、最近だと黒ひげ、か.....他にもまだまだあるけど....。 ゴシック、カテドラル、デカダンスに魔界...........。ちょっと列挙した名前を見ているだけでもわくわくしてしまう.....。

いつか他の形になって飛び出してくれたら、夢の1つでも叶いそうな気がするけれど。

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2005年03月31日(木曜日)

 先々週の「美の巨人たち」では、天才技師ギュスターヴ・エッフェルによるエッフェル塔を1時間スペシャルで取り上げていました。......もう感激です!  というのも、あのエッフェル塔、実はフランスにおけるゴシックリヴァイヴァルの具体化として傑作の建築だからです。

 ゴシックという文化は、12世紀あたりから14世紀辺りに最も栄えた文化ですが、その後ルネサンスに移り変わりゴシックは衰退していくのですが、1750年、イギリスのストロベリー・ヒルにゴシック風の館が建てられたのを機に、徐々にフランスやドイツなどで、再びゴシックが持てはやされる様になるんです。これをゴシックの復興ということで、「ゴシック・リヴァイヴァル」と呼ばれたりします。

 フランスのゴシックリヴァイバルに貢献した人物と言えば、やはり「ヴィオレ・ル・デュック」でしょう。この人物は、パリ大聖堂(ノートルダム大聖堂)のステンドグラスの修復など行ったのですが、彼は単にかつてのゴシックの模倣に止まる様な事はせず、当時のゴシックの理念を継承し新たに建造する事が目的だった様です。

 産業革命と共に現れた新たな建材である、鉄、ガラス、コンクリートの中の、最も力学の構造が鮮明に現れる鉄を、ヴィオレ・ル・デュックは特に注目していました。エッフェエル塔の設計はエッフェル......だと思っていたのですが、厳密に言うと彼ではないそうです。エッフェルの建設会社に勤めていた社員二人によるアイデアとその社員の上司である建築家のステファン・ソヴェストルが手直しして作られたものなのだそうです。このステファン・ソヴェストルという建築家は、ヴィオレ・ル・デュックの理念を継承する建築家グループに加わり、1878年のパリ万博で、鉄骨による建築物を展示していた人物でもあるそうです。

 まあ、そんなうんちくは抜きにして、エッフェル塔は緩やかな曲線とは裏腹に内部に張り巡られた無数の鉄のフレームの組み合わせが何とも言えないかっこよさ! 鉄材を留めるリベットがあたかも中世ゴシック大聖堂の表面を飾る突起物で、無数のフレームがリヴ・ヴォールトのように思い起こさせてくれたりして、ホント、ゴシックリヴァイヴァルの化身って感じがします。東京タワーと同じ様なものかと思っていたのですが、構造が違う感じ。それにフレームのデザインも異なるし、なにより色が違う! くすんだ赤茶色というか焦げ茶色というか.....ダークな色彩が、これまた(^∀^)イイ


 番組内では、特にゴシックリヴァイヴァルやヴィオレ・ル・デュックうんぬんの話は出てこなかったのですが、代わりに知らないネタを拝められたので満足です。(^∀^)

あとのネタはこちらでどうぞ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/050319.htm


 余談ですが、先週は、大好きなロートレックでした。最近の「美の巨人たち」は知らないものが多く個人的な好みではないものが多かったので少し退屈だったのですが、2週続けて大満足!!! (^∀^)

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