Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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石橋叩き過ぎて橋を壊してしまう自分に

 ........今だから言える事..........。

 あまりに軽率だったとか自業自得だとかいろいろ言われていましたが、確かにそれは結果としてその通りだったとは思います。でも.....100ドル程でかの国へ入国したというのは..........、結果として間違った方向の行動力だったのでしょうが、その行動力は、石橋を叩き過ぎて渡れる橋を壊してしまう自分にとっては、羨ましく思いました。 海外へ語学留学して語学を学んでいたというし.........。遺族の方もおっしゃっていましたが、無事帰る事が出来たのならきっとその行動力で活躍してくれたことと私的には思います。 「また日本に戻りたいです」......そう残した最後の言葉はあまりに悲し過ぎます。

 ちょうどあの時、新潟中越地震で、それどころではなかったのでしょうが、もしあの地震が起きていなかったら、世論もまた違う方へ進んでいた様にも思えます。あまりにもあっけなく過ぎ去ってしまってしまったし........結局、自業自得ということで見捨てられた、というような見受け方もされかねないような結末になってしまったことは.........とても残念に思います。(無論、テロに屈してはいけないということも分かっています。)

 本当......石橋を叩き過ぎてしまう自分には、とても出来ないことなのです。だから、無事に日本へ帰って来てほしかったです。別にこの方に限った話ではなくて、思い立ったら即行動!できる人が、本当に羨ましいんです。今の自分にはそれが欠けていると思っているので......なおさらのことです。

 手を差し延べて手を引っ張って輝く世界へ連れて行ってくれる人がいるなら、会いたいです。

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