Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

天広直人さん アーカイブ
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 だいぶ前に、萌絵を描くために2次絵のダウンローダのあるサイトをチェックしている旨を書きましたが、それのせいで、最近の萌えとかアニメに少しだけ詳しくなってしまいました。


 別にもろに二次絵とか萌絵が描きたいわけではありませんが、ああいうかっちりした塗りでポップなイラストでちょこっとハアハアできるようなのが描ければなあなんて思いながら、ダウンローダで表示されるサムネイルを見て、これは!と思うものは片っ端から落としています。


 うpられてる画像の中でよく描かれているものは、少し前だったら「さよなら絶望先生」「涼宮ハルヒ」「ハヤテのごとく」とか、今でも多く貼られているのは「東方project」「ボーカロイド」「ストライクウィッチーズ」「とある魔術の禁書目録」「けいおん!」とか。トータル的には「東方」ものはすごい量です。ボカロも相変わらず多い。あ、「ローゼンメイデン」「プリキュア」も多いです。最近急に貼られているのはアニメ放映の影響からか「会長はメイド様」とか「AngelBeats」とか多い感じです。あまり貼られていなかったけど「生徒会の一存」「迷い猫オーバーラン」とか萌え絵の王道的(?)なキャラとかも好きです。あとは…「クイーンズブレイド」っていうのに登場するツインテールにゴスっていうかメイドの恰好で大鎌を武装してるキャラはツボでした。

 最初は画像を見ても何のキャラなのかさっぱりわからず、いくつも収集しているうちにたまたまキャラ名とかタイトルなんかが入っている画像などを見つけ、ようやく把握出来るといった具合でした。


 もちろん版権もの/二次創作だけでなくてオリジナルのも多数アップされていて、その中からも参考になるものが多数見つかります。単純に絵のクオリティが高いものとか、比較的描かれる率が高い「要素」…ゴスロリ、メイド、ネコ耳、巫女、スク水とか…、制服などのコスチュームなど実に色々なスタイルがあるものです。版権ものでもオリジナル/二次制作、それぞれ作風が違いますし、オリジナルとはまったくかけ離れた作風の二次制作の絵にも良さがあったりします。東方なんかは特にそんな感じです。ボカロものもそうかな…。


 あと…そのアップローダはアダルトものの二次絵もOKなので、エロゲーとかのスクショとかもアップされてたりします。せっかくなのでこの際書いておきますが、その中からでも気になるイラストがいくつかあって、「ましろいろシンフォニー」と「プリンセスラバー」「ヨスガノソラ」(←タイトルが合っているかわからない)のイラストは気に入りました。すごく線画が緻密で体の各パーツのバランス/パースがとれているうえに、かっちりとした塗り、それとリアルな背景…とにかくクオリティが高くて、ああいうのが描けたらいいなあとか思ったりします。「ましろいろ〜」とかはスクショよりも告知用とか扉絵みたいなイラスト(非エロ)のほうが気合いが入っている感じで、すごく参考になります。「ヨスガノソラ」は淡くて彩度の低い着色が素敵です。ヒロインが銀髪+白ブラウス+黒スカート+白オーバーニー…というお人形さんみたいなコーデも二次ならではという気もします。これらがエロゲー扱いされるだけでは勿体ない気さえします。画集とか出てればなあ、もしかしたら買うかも。つーかゲーム自体を買った方が早いのか。w

 しかしそういう絵をいろいろ見ていると、この手の絵は「線画が命」だと思いました。もちろん塗りも大事なのですが、塗りのほうはある程度は手法が確立されている感があるので、個性を出すにはやっぱり線画だと思います…当たり前といったらそうなのですが。さらに極論を言ってしまえば、「顔が全て」という気もします。顔さえ萌えるものだったら、体型がおかしいとかどうとか多少ならばどうでもよくなってしまう…というか。その点でいえば、Tonyさんの描くキャラは実にモデル体型で体の線もしっかりしているし、ポーズの不自然さも感じられません。単にスタイルの違いなだけで善し悪しの問題では…ないですが。
 
  
 * * * * *

 
 どのカテゴリーに入れれば良いか迷って、とりあえず天広さんのカテゴリに入れたのでついでに書くと、上記の作品の絵も素敵ですが、やっぱり天広さんの絵も素敵です。線画から着色、背景、小物に至るまでトータルのクオリティがすごい。いわゆるアニメ塗りのイラスト以外の塗り方やスタイルで描くイラストレーターにもっと凄い人がいるよ!って言われるのも分かっています。でも個人的にはああいう「ポップでかっちりとしたイラスト」を描く作風が好きなんです。線がはっきりしていてなおかつ細かい描き込みもされている上に俗にいうアニメ塗りのようなベタ塗りで着色されているイラストです。加えて天広さんのばあい、装飾として描かれる草花がとっても素敵なのです。キャラが手にするブーケにしてもなんにしても、描かれている草花がすぐに分かるくらい的確に描写されています。

 天広さんはここのところマンガを連載しているみたいなのですが、コミカルなものよりもポップでちょっと萌え要素の入った絵を描いてほしいな…。べつにギャルゲーだのエロゲーのキャラデザを無理にやってほしいとは思わないけど、前にもくどく書いたけどやっぱりゴシックポップな作風が一番魅力を引き出せる気がするんです…。堕天使みたいなのを描いてもきっと素敵なものになると思うんだけどなあ…。実は天広さん、可愛い女のコだけじゃなくて男キャラもすごくカッコ良く描ける人なんだよなあ…これ腐女子のハートを鷲掴みでしょ、みたいな。コミカルなのも悪くないけど、天広さんのファン層とはズレがあるように思えるんだよなあ…。えらそうなことは言えないのですが、もっとメジャーな作家になってほしいなあと草葉の陰からこっそり見守っていたり…する今日この頃です。


 アップローダーで集めてるだけじゃなくて描かないとなあ…。

† 22:41 | トラックバック | Topへ▲ †

 
天広直人オフィシャルブログ「CIELO」Powered by Ameba
 
 
 さきほど2xhのスレをチェックしたら、ここ数ヶ月のあいだ見られなくなっていたサイトに変わり新しいサイト(ブログ)URLが記載されていました。やった!オフィシャルサイト復活!

 
 実は、以前からサイト不通の話を書こうと思っていました。サイトへアクセスしようとするとサーバが見つからないエラーが出ていたので、サーバー元にトラブルがあったものだと思っていました。が、いつまで経っても復旧しないので、ドメインの失効でもしたのかと思いドメイン(tenhiro.net)を調べてみると、有効であり期限は迎えていません。なので、実際にファイルを置いているサーバのアドレスが変わったか無くなってしまったのではないかと思います。

 自分もドメインを持っているので分かるのですが、ドメインを実際のアドレスとして認知させるには、元になるアドレスへの関連づけが必要になります。要するにドメインと言うお面を被って装うようなものです。新サイトにも経緯が書かれていましたが、不通になっているサイトの制作元が「DIGITALIVE」とかいう会社のサイトも見当たらなくなっていますし、ドメインの代行を調べてみると同社だったことから、このDIGITALIVEという会社に問題が起こっているのだと思います。ドメインのネームサーバもDIGITALIVEの名前が含まれていたので、Webデザイン制作会社自前のサーバに置かれていたのではないかと思います。


 ドメインの期限も今年の7/22で切れることになっているようですから、その後しばらくしたら取得可能になるはずです。ドメイン取得程度だったらご本人がされたほうが良いのではないかと思います。今の時代ウェブサイトは看板のようなものですし、無いと仕事に差し支える気もします。サーバも安心出来るところ(XREAとか)を選んでほしいです。ついでにサイトデザインはこの自分が................っていうのは余計ですが。w


 ともかく復帰されて嬉しいです。やきもきしていたファンも少なくないはず! 今後の活躍を期待します。(ゴシックポップなイラストが拝みたい...........超個人的な希望ですが。)

† 00:21 | トラックバック | Topへ▲ †

 久しぶりに(いつも定期的にチェックしているのですが)天広さんのサイトを見たのですが、トップページにずらっと近況が掲載されていて、なにやら色々な分野でイラストを手掛けている模様....。
 
フラッシュ画像1枚目のイラスト.....なんだか以前と比べるとどこか違う気がしました。...前よりなんとなくバランスが良い感じがします.....。何となくですけど。シスプリ終了前後、クオリティについてネットでいろいろな意見を目にしましたが、あの頃と比べるとバランス感がすごく良くなっている気がします。おまえは何を言っているんだ?..とか突っ込まれそうですが...。
 2枚目は....思いっきり萌絵ですが、もうこの方にしてみれば余裕なのでしょうね.....。もう描き飽きた(?)  でも....よく考えてみると今まで描いていそうで描いていなかったネコ耳キャラかも。3枚目もそうなのですが、2頭身キャラって以前にもサイトとかちょこっとしたスペースに軽く描かれていた事がありましたが.....やっぱり良い感じ。

...........シスプリ終了後、実は少し心配していました。絵のこともそうですが、シスプリがあまりにも売れたためにその後の反動が大きくてやりづらいんじゃないかな....って。結局舞い込んでくる依頼もそれ系になってしまうんじゃないかって....。でも、要らぬ心配でした。これからが楽しみです。 ただ....もう何度も思うのですが、この手の作風だと男のキャラの比率を増やした方が良い気がします。フラッシュのけっこう後の方に出てくるレンテンローズの男のキャラはカッコ良過ぎ! 絶対あの方面の作品も出すべきです!(....ってここで叫んでも仕方ないんだけど)  千影とかネロとか、ああいうキレのあるファムファタルみたいな表情を描かせたら右に出るものはいない(....と個人的には思ってます。)ので、性別問わず描いていってほしいです......。

 なんていろいろ願う時にいつも思うのは、結局叶えられるのは依頼次第だってこと......。....まあ、でも一応お目にかかれるわけだしそれだけでも充分なのかもしれませんが。 とにかく何となく安心しました。

 ちなみに、フラッシュ1枚目のイラストが使われているノベル.....ポップでちょっとファンタジー(というよりオカルトか)な内容っぽいのも気になる......。魔法陣とリリスが出て来た時点で、(自分の)ツボ押さえられてるんだよね....。でも正直言うと買うって感じじゃないし.....イラストだけ出れば....買うんだけど..........。いや何かの弾みで買うかもしれないし分からないけど。

http://www.tenhiro.net/

† 00:32 | コメント (2) | トラックバック | Topへ▲ †

  ................。
 せっかくシスプリの呪縛から解き放たれて、「萌え」から脱却されるかな.....と期待していたのに、またこういうゲームのキャラクターデザインを手掛けるの? ちょっと残念です。......なんて最初は思っていたのですが、むしろこういうのにはあの人が一番適役なのかもしれないと、(無理矢理)思い改めるようになりました。それにこれで売れるならそれはそれで商業的に成功ということなのだから、素晴らしい事だし、地位を確立できるかも知れないし、ファンならば温かく迎えてあげるべきなのかも知れません。.......でも、個人的には、あの人のゴシックポップというべきか、独特のダークさとクラシックとポップのセンスを取り入れた作風がなにより大好きなので、そういうのをメインにしてほしいな...と常々思ってしまうのです。あの人がサロメやマタハリ、ムーランルージュを描いたらどうなるかなあ...とよく想像を巡らします。とても素敵な仕上がりになるだろうと確信しているのですが.......それはさすがに無い物ねだりかもしれませんね。 もしかしたら童話や寓話などの挿絵も似合っているのかも......なんて思ったりもします。コミッカーズでのインタビューでは、どことなく自身の作風を「萌え」と捉えられるのを否定したいような発言だったので、なおさら今回の話には、びっくりしています。........いや、仮想の世界=お伽の世界として描きたいのかも...........?
 何時まで経っても、謎な人のままです。

 話は変わりますが........千影で検索していたら.......吉原某店に同名の姫が......いました。写真はなかったから分からないですが、もし似てたら本当に笑えないかも。「兄くん」共が集結しそうだ。w 
.............さぞ、しこたまエリクサーが飲めるのだろうね。

† 00:24 | トラックバック | Topへ▲ †

今日、買ってきた2冊の本のことです。
少し前に話したCSSについての本と、コミッカーズです。


 まず、CSSの本。
毎日コミュニケーションズから出版されている「スタイルシート ステップアップ アレンジブック」という本です。

 ....まださわりしか読んでいませんが、今までCSSを間違って使っていたことに気付かされました。薄々と思っていたのですが、やはり当たっていました。自分の思っていた「CSSは装飾するものではない」は、「わかっていたつもり」だったということです。

 知人から、中途半端なCSSの使い方はマズい、と聞かされていましたが、これは本当です。中途半端に、あるいはCSSの本当の在り方を理解しないまま使うことは、本来の機能を果たせないままどころか、HTMLのみで制作したほうが効率的でさえありうる場合があるということです。

 HTMLとCSSの役割分担をしっかりと理解し、分割させることが、実は大事なことのようです。そしてタグに対するCSSの設定、これはHTMLのタグとの連携ですから、どちらもうやむやではいけないのです。しっかりCSSの使い方を理解すれば、HTMLとの連携により、今までのHTMLのみの制作よりも、もっと効率的で柔軟にWebページを作ることが出来る、ということです。逆にそこがうやむやだと、前述の様にHTMLのみの制作よりも面倒くさく、意味のないものになってしまうということです。

 つまり、HTMLとCSSのリファレンスを知っただけでは、本領発揮できない様です。それと例えば「リンクの下線を消すCSS」や「マウスオーバーするとリンク部分の色が変わるCSS」のようなものも、意味が全くないわけではありませんが、それのみの知識と利用では、まだまださらに価値のある使い方が残ってるのです。

 ....とにかくこの本にあるような実用的なCSSの使い方を紹介しているサイトは、以前にも書きましたが案外少ないものです。また上手い使い方をしている/知っている人(Webデザイナーなど)は、教えたがらないものだと思います。クールなサイトを見つけるために彷徨い、そのサイトのソースをアナライズして、自分のものにしていく....みたいな感じだと思うのです。 ネットでなければやはり本に頼ることになると思うのです。(周りに詳しい人がいれば別ですが。生憎、自分の周りにはいません...。)

 この本を読んだからといって、リニューアル後の第七天の見栄えが変わるということはあまりないと思います。なぜなら見栄えを良くすることが目的ではないからです。しかし、見えない部分(つまりソースや作業の効率面などの管理人に関わる部分)にかなり変化をもたらしてくれると思っています。

 さて、コミッカーズの話です。
もちろん、買った理由は天広さん目当てです。インタビューと絵が載っているのですから!....天広さんに限らず、尊敬するクリエイターのインタビュー、つまり発言は非常に興味深く、勉強になるものです。たまたまかもしれないですが、自分のお気に入りのクリエイターは、みな興味深い発言をされています。作品を目にして気に入ると次に知りたくなるのが、その作品の制作過程とその方の作品作りに対する考え方です。そしてそれを目の当たりにすると、やはり懐の深さを知らされることになるのです。

 だからクリエイターのサイトの雑記や日記などは、非常に拝見したいコンテンツなのです。たいていの方はご自分のサイトをお持ちで、だいたい雑記などのコンテンツがあります。また、インタビューなども例えば、自分の好きなイラストレーターは、MdNのようなCG雑誌に載ったことがありますし、制作環境など諸々、一応は把握できます。

 でも....この方、天広さんについては全くわかりませんでした。インタビュー記事なんて知らないし、唯一拝めたのが、画集の巻末インタビューのみです。ご自身のサイトだってプロフィールなんかは全くないし、自分にとってかなり謎な人。知りはじめの頃は、グーグルで検索しまくっていました。それでもごくわずかなことしか分からず...、特に制作や絵に対する考えなどに至っては皆無の結果。

 それが、数日前に発売された夏号のコミッカーズにインタビューと絵が載っているというのですから、買わずにはいられないのでした。

 しかもなんと表紙も天広さんのイラストだったのです! もう最高です。インタビューの内容は.....もちろんとても貴重で興味深いものでした。....やっぱりいろいろなことを考えていたりするものですね。それと、少しだけですが、天広さんのことが知ることができて良かったです。思い描くイメージと離れていなくて(たぶん)、それがなによりも嬉しかったです。

 ...あまり無知な自分があれこれ勝手に言うと誤解されそうで、何よりもそういう誤解がご本人を悩ませることになると思うので、敢えてどのようなことを言っていたとかそれに対して自分がどう思ったとかは書きません。

 でも1つ事実として言えることは、コミッカーズのように(マンガや絵描きのためのノウハウ雑誌なんですね。見る前はマンガかなにかの情報誌かと思ってました)クリエイター雑誌に取り上げられて、しかも表紙を飾ったということです。

今まで萌えイラストレーターとしか認識されていなかった呪縛が、少しずつ解けているように思えました。


 そういえば、小さくですが、お部屋の写真が載っていました。ギブソンのSGとフェンダーのプレシジョンベースらしきギターとベースが写っていました。なにやらバンドをされているそうです。SGは、1フレットのポジションにブロックインレイが施されていたけど、現行のギブソンのSGには、入っていないんだよねえ....。3フレットからだし...。うむむ、いつのなんだろう。 それにしてもバンドをやっていたとは!  

やっぱりお気に入りのイラストレーターなわけです。

† 22:14 | トラックバック | Topへ▲ †

 もちろんそれは自分が尊敬し憧れる人。
たくさんいますが、今回取りあげる人は、天広直人さん。

 ご存知の方にはもはや何も説明する必要はないのですが、イラストレーターの方です。敢えてこの作品を取り上げたくはないのですが、以前シスタープリンセス(シスプリ)の絵を担当していた方です。....なぜ取り上げたくないかというのは、いわゆるギャルゲーだからです。この名前だけでたぶん偏見する人はいると思うし、実際悪いですが他の方の描くギャルゲーのキャラはとてもじゃないですが受け付けません。

 でも、天広さんの絵は、違いました。
普通のイラストとして充分通用するものだと思いました。というよりギャルゲーのイラストだとは思いませんでした。事実、シスプリのゲームはしたことないし、グッズなどももちろん持っていません。天広さんの作品で持っているのは画集、連載されていた時期の数冊のG'sマガジンと、World's endのプレミアムコレクションという本のみです。
 要するに、シスプリに萌えているのではなく、天広さんの絵に萌えているわけです。なんだか同じ様にも捉えられますが、かなり違うと思います。

 なにより緻密で繊細なタッチが素晴らしい。人物の服装、装飾類、小物などの細かい部分まで、その丁寧な描き込みがなされているのです。ペン入れした強弱のある輪郭線。しつこくなくそれでいてのっぺりしていない配色/着色。個人的にはクラシックな雰囲気が大好きです。それでいてポップな仕上がりな、この絶妙なバランスが凄いなあと.....感心してしまいます。


 シスプリの連載が終わる少し前辺りから、ネットなどで、絵が崩れている...キャラが太っている、などいろいろ批評されていたのを目にしました。毎号G'sマガジンを見ていましたが(買ったのはそのうち雰囲気の好きなキャラのみですが。ごめんなさい...)、確かに言われてみればそういうカットもあったと思います。でも、幸い自分の好みのキャラ、千影、咲耶、四葉などの回はそういう部分がなかったので特にそうは思いませんでした。

 それに、現在連載中のWorld's endも、手元にあるプレミアムコレクション内のイラストを見た限りではとても絵が崩れている、とは思えません。相変わらずいつも通りのクオリティだと思います。カーマインやネロなどは(シスプリでいえば咲耶と千影似のキャラですが)、いかにも天広さんならではという感じで、安心しています。

 敢えて言うなら.....、画集2の表紙になっている(と思われる。...実はまだ2の方は手にしていません....ごめんなさい)、バイオリンを弾いている千影はちょっと違う....と思いました。それと同時期に発売されていたシスプリ関連の絵も同じく、いつもの天広さんの描くキャラの表情じゃない...とは思いました。

 こんなことを書くとかなり狂信的でやばいかもしれませんが、でもあの人なら大丈夫な気がします。その理由を挙げるときりがありませんが。

 画集1の方の表紙、ノートルダム大聖堂をバックにし、白いバラのブーケを手にした咲耶、キャラコレの千影の表紙、ナポレオン風の帽子を冠った千影、ピンク色のレスポールを手にしている四葉、あの辺りは個人的に大好きです。クールで、ゴシックで、クラシックで、ポップなのは、本当に自分の好みです。(まあ、この3人のはほとんどどれも気に入っていますが。挙げるときりがない。) レンテンローズの、ダークでゴシックさをより出したものも、天広さん以外に描ける人はいないと思います。

数日前に発売された美術出版社のコミッカーズで、なにやらインタビューや絵が載っているということなので、すごく気になっています。もちろん買う!


 公式サイトのBBSが閉鎖されてしまったようですが、閉鎖の理由はよく知らないのでわかりませんが、今まで時々みたBBSの書き込みを見ている限りでは、それもよかったのではないかと思っています。書き込み内容が悪いわけではないですが、もう少し絵についての感想などの書き込みがあってもよかったかな...とも思います。 
 サイトコンテンツも、今のままでは少し寂しい...。きっと忙しいのでしょうが、昔載せてあったようですが(以前Internet Archiveで見つけました)、雑記はかなり見たいコンテンツです。だって、ザッパやエアロスミスの話題があったし、ピストルズやパンクファッションについてのことも書いてあったんだもの!その辺りがすごく知りたい。ゴシックホラー辺りもぜひとも語ってほしいところ。


......すみません、語り過ぎました。(相変わらず同じ様な話題で語っているような...。重症。)だって最高なんだもの! 
とりあえず咲耶と千影風のスタイルはぜひとも今後とも描いていってほしいです。あとは...他でもことあるごとに書きましたが、もう少し違うフィールドで活躍してほしいということ。あの人の扱われ方が、今のままでは残念な気がします。

陰ながら応援しています。(もはやあからさまだけど)


http://www.tenhiro.net/

† 23:30 | トラックバック | Topへ▲ †

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......というわけで、知ってる人は知っている、又吉イエスのコピペポスターを作ってしまいました。
 又吉イエスという人は、......唯一神でして、それはもう崇高な方なのです。w

 2chで流行だして、ネット上では密かに異常な人気振りとなっていたみたいで、遅ればせながら最近知りました。なんでも今夏の参院選に立候補するとの話もあり、"羽柴秀吉"以上に選挙を過熱させてくれるものだと信じています。w

 で、なぜそんなに人気になっているかというと、元ネタのポスターをご覧になっていただくと分かると思いますが、かなり過激な内容となっているからです。.....こういう口調と内容はもろに2ちゃんねるにバカ受けな仕上がりになっているわけで、噂では、得票数のほとんどが2ちゃんねらーだったのではないか、なんて囁かれていたりする程です。

 普段なら誰かが作ったコピペを見ているだけなのですが、今回は、このコピペを見て、すぐにランディと千影が思い浮かんで、すぐ作れそうだったので、作ってしまいました......。もちろん、ランディはこんなことを言う人間ではありませんし、千影も同じくそういうキャラではありません。また、コピペ内の文章が自分にとっての本意では全くありませんし(しかしながらネット上ではときたまこのような皮肉った書き込みを見受けられたりしますので、あながちハズレでもないかもしれません...。)、非難するつもりも侮辱するつもりも全くありませんので、誤解なきよう。(インギーファンや兄たちはくれぐれも当サイトへ襲撃しないようにお願いいたします.....。)....ただ単に、あまりにもコピペにハマる事柄がこのふたりにはあったから........。

 で、笑えたコピペポスターがいくつかありまして、マカー(なんかリンゴがコワい)、後醍醐天皇(意外な人物で爆笑)、その他はこちらなどなど.....けっこう笑えます。.......でも、自分が作ったのは、笑えない.....。やっぱり「笑い」をとるのって自分には難しいです。なんか真面目なコピペになってしまって.......。もっとも、ランディと千影を知らなければ、内容を理解してもらえないので、ただの自己満足に過ぎないかもしれません。

 .......こんなくだらないのを作ってる暇があるなら、さっさとリニューアル終わらせろよな、なんて言われそう.......。


とりあえずこのサイトへ飛んで、唯一神について熟知すべし。
又吉イエス非公式サイトはこちら
http://yes.kazamidori.net/

† 00:06 | トラックバック | Topへ▲ †

 シンガーソングライターの岡崎律子さんが、お亡くなりになっていたなんて...。

 2chで(またか)、訃報の書き込みを見つけたのですが、全くご本人とは関係ないスレッドでの書き込みでしたし、たちの悪いいたずらだと、ずっと思っていましたが、ふと気になってググって見たら.......、本当でした.......。
 まだ亡くなるには早すぎるし、絶対ウソだと思っていたのに....残念です。


 岡崎律子さんをご存じない方もいると思います。かくいう自分も、それほど知らないし、知ったのは一昨年辺りですし.....。主にアニメ関係のサントラなどを手掛けた方らしいので、一般の音楽シーンとは一線を画したフィールドで活躍された感もあるかもしれません。....アニメ関係、だなんて書くと、もしかしたら大したことないんじゃないか、なんて思われる方もいるかもしれませんが、それは違うと思います。

 シスプリのリピュアのエンディングテーマで、それぞれ妹ごとにw、計12曲流れた位しか知らないのですが(あとはWolf'sRainだったかも)、どれも素晴らしかったです。.....大人っぽいPOPS、という感じで、時折ジャズっぽい雰囲気が混じる具合も非常に素敵で、なお且、作詞作曲もして歌っちゃうんだから! なので、動向が時々気になっていました。それだけに....とても残念です.....。

R.I.P.

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........今日、本屋で買ってきた雑誌です。

 ギターマガジン →もちろん名前の通り、ギターの雑誌。
同じギター雑誌でも技巧倒錯気味のヤングギターも昔よく買っていたけど、最近はもっぱらギタマガ。偏りなくクセのない内容が最近の自分にあっているかも。...とはいえ、ヤングギター別冊の「エクストラシリーズ」のランディ・ローズとジェイク・E・リーのはもちろん買って、ただいまお勉強中。

 BURRN! →ハードロックやメタル最後の牙城(?)、メタラーさん必携バイブル(?)
音楽雑誌です。巻末の点数付きアルバムレビューは、見てて面白い。あの点数はあんまりアテにならない、とかよく耳にしますが、個人的には見事に情報操作されてます....。あとは、CDジャケットのカヴァーが見られるのが楽しみ。これが意外に貴重です。メタル臭さ全開の渾身の手描き風から、近年よく見かける、3DCG使用ソフトがしっかりバレてます風、フォトショップのレイヤースタイル使ってます風ロゴ、などなどいろいろ手法や作風を見られるのでよい資料です。肝心の中身の記事に興味がないくても、アルバムレビューの中で気に入ったカヴァーが多くあったら、それ見たさで買ってしまうことも。

 Casa(BRUTUS) →マガジンハウスのブルータスから派生して発行されているデザイン雑誌。主に建築関係の内容で、気軽に読めてしまう記事内容についつい買ってしまいます。載っている広告も、ファッション、デザイン関連のものばかりで、そのセンスの良さが目の保養になります。
 先月の、阪神優勝に伴うユニフォーム格アートワーク+豪華2册分のスペシャル版だったのだけど.......買いそびれました。
 今月は、個人的に注目していたのが、ルイヴィトンの六本木ヒルズの店鋪。今回は建築士3人による合作らしいですが、国内のルイヴィトンの店鋪の設計にいくつも携ってきた、青木淳もしっかりいました。またもや王者の風格にふさわしいデザインですね....。うむう、本当、ヴィトンのお店だけは他とちょっと違う。
 ....しかし、断っておきますが(注釈入れずともお分かりでしょうが)、記事内容に全く無縁な生活です。汗

 上州風 →これはたまたま買っただけ。上州(=群馬)のローカル雑誌、らしい。県民のくせにその存在を知らなかった....。というほどマイナーかも。
 なぜ買ったかと言うと、それは安藤忠雄の記事が載っていたから。もちろん氏の記事が載っているというだけでは、そう安々と買いません。なんと、ついに群馬でも安藤忠雄の建築物が拝める日が来るのです!! 「昆虫の森」という施設の設計なのですが、ただいま建築中とのこと。うぅ完成が楽しみ楽しみ。
 ちなみに、建築とは無縁の自分がなぜそんなに安藤忠雄に注目しているかというと、氏の言動に深く感心されるからです。むしろあの人のインタビュー記事では、建築関連の内容よりもそれ以外の、生き方や、もの作りの姿勢、そういう事柄に関する発言から学ぶ事が非常に多いのです。本当に身に染みる思いなのです。

 そして、ワールズエンド →イラストレーター天広直人さんの現在連載中の作品の単行本化されたもの。作品こそ知っていたものの見る興味はさほどなかったのですが、たまたま店内をチェックしていたら見つけて、連載されている雑誌「マジキュープレミアム」を買わなくてもまとめて拝めるのでいいかなと。
 さっそく拝見したのですが、ぅぅう、これはシスプリよりかなりツボです! なんだか千影を金髪にして子供っぽくしたのや、亞里亞や咲耶そのまんまみたいなのとかいたりしますが、それがあの人の作風だから、使い回しだとかは決して思わないです。ファンタジーの世界の話のようで、なにやら魔法使いのお話らしい(....まだ文章は読んでないのです...)ハリーポッターみたいな感じなのかなぁ?
 しかし驚いたのが(気付くの遅すぎだけど)、原作も天広さんが手掛けているんですね!!シナリオだけ別の方が書いていてあとは全て天広さんの作なんです。ということは、それだけ天広さんの世界観が表れている、ということになりますね。もっともシスプリは「ギャルゲー/萌え路線」だったのだから、根本から異なるのでしょうが。でも、前にも書いたかもしれませんが、登場するキャラがみな女性ばかりなのです...。別に悪いってわけじゃないのだけれど。
 ま、それはともかく、相変わらず緻密で繊細な書き込み具合に感動。絵だけでものを語れるのだから、やっぱりG'sマガジンに載ってる他の絵とは次元が違うよ....。あんまりこういう他のものと比べて批評、みたいなことは言えないのだけど、この場合に限っては、断言したいです....。本当に上手です。
 MdNに登場してもおかhしくないと思うのです....。

.......本当は、それぞれもっと書きたいこともあるのだけど、まだ全部読み終えてないのです。夕方買ってきたばかりだし....。

 結局なんだかんだいったって、話す事柄はいつも同じなんだ...。
去年の今頃と言ってることが誤差もなくぴったりしてる気も......。
ほとんど中毒だね。

† 22:41 | トラックバック | Topへ▲ †

 しかし、シスプリで12人もの個性的な(電波とも言うが。w)キャラを書き分けてきた以上、これらとだぶらないキャラを作り出すのはかなり難しいのでは、と思ってしまう。でも、今後もどこかで千影みたいな、ダークな雰囲気をもったキャラを描いてほしいなあと、願います。
 たとえばムーランルージュとか描いたらすごくポップなのにエッジのかかった雰囲気になりそうだし、源氏物語の世界でもいい、きっと素敵な絵を描いてくれると思うのです。.....あの人の絵は、独特のクラシカルな雰囲気があるんですよねえ。そこに絶妙なポップセンスが融合してて。

 以前、掲示板にもかいたけど.......、百人一首や源氏物語って、シスプリのあの数ページのモノローグ風テキスト+イラストの組み合わせがぴったりな気がするのです。そういうイラスト集とかどうですかねえ。激しく希望です。

 ..........う、連載終了した直後に、何も知らないヤツがあれこれいうもんじゃないですよね......。ゆっくり休んで下さいませ。あの絵なら仕事がなくなるなんてことはないだろうし、だから身体だけには気をつけてほしいです。あとは好きな様に描いてくれれば..........。

 とりあえず次の画集は出して下さい。買うから。
メディアワークスが天広さんへのギャラ配分けちってるなんてことはないだろうな.....? ときどきへんな噂を聞くから.......。版画展も取り分はビバンがほとんど、などなど.....。まあでも、シスプリ関連にはしっかり(C)マークでお名前入っているし大丈夫だろうけど.....。

って.......なんてうるさいファンなのだろう......。
(他人の心配より自分の心配をしろよ。)

† 00:13 | トラックバック | Topへ▲ †

 別雑誌で引き続き連載されている「ワールズ・エンド」、けっこう天広さんの嗜好が現れているような。
 でも.......。
いや、絵もいつも通り大変素敵だし、クラシックなエッジとゴシックの雰囲気を備えたタッチは天広さんだけだし、何も言う箇所はないのですが.......。普通の人には、それでも萌絵っぽく映ってしまうかなあ、ってちょっと思ったりします。

 サイトのフラッシュでちょこっとしか見ていないのですが、男キャラを描かせてもうまいわけで、男キャラも少しは(できれば同じ割り合いで)登場させれば、すごくよい感じになるのでは....と個人的には思います。

 あの人、ルシフェルとか描いたらどうでしょうか、サロメやマタハリ、描いてくれないでしょうか......。きっと素晴らしい絵になると、確信しているのですが、まぁご本人がこの日記を目にするわけでもないし描けるわけではないのは重々承知していますが.....、やはりね、とても好きな絵描きさんだから、もっと売れまくってメジャーになってほしいのです。

 あの人がロックやパンク好きなのを知ってますますファンです。(それならワールズ、レンテン関連買えよ!)画集のカヴァー背景にさりげなくノートルダム大聖堂を描いてくれたのもよかった。

..........昨日から天広さんのサイトが「サーバーが見つからない」とエラーが出てしまって見られない。1日以上も閲覧できない状態っていうのは....心配。

† 08:16 | トラックバック | Topへ▲ †

 大事なこというの忘れていました。

天広さん、おつかれさまでした。
 4年間か.......、4年ほぼ毎月連載だなんて、さぞ大変だったでしょう。
シスプリをずっと追い駆けてきた人たちには、この連載終了はきっと辛く悲しい出来事でしょうね。まぁ確かに連載が終わるのは残念なこと。でも次回作に期待したいところですよね..........。

 といえるのは自分がシスプリファンでなくて、天広絵のファンだからかな.....。

 前にもどこかで書いたと思いますが、あの人には、ギャルゲーとかじゃない普通のイラストとかが一番あってる気がするのです。いや、正直、ギャルゲーとか全然知らないし、興味もさっぱりないので具体的にどうのこうのと言えないのですが.....、あのG'sマガジンの中での印象は、天広絵とそれ以外の絵、という区分けにしか感じられなくて。申し訳ないけど、他のはみな同じ絵にしか見えなくて......。

感想つづく。(つづけるのか......今週一週間はつづくかもしれない。)

† 01:14 | トラックバック | Topへ▲ †

とのこと。
..................................。


それだけかよ!感想は!


 実際、シスプリのキャラにハマっているわけでもないし(しっかり千影にはまってるだろよ!をい)。 とはいってもゲームとか買ってないしグッズもしかり。実際、手に取り始めたのは去年の夏以降だし.....、なんか兄くん達から襲撃に遭いそうな予感だけど。

買ったのは、天広直人画集とG'sマガジン数冊のみなんです。
(絵的に気に入った、千影、咲耶 亞里亞、四葉、の連載はとりあえず見ておこうかなあと思って...)で、一回見られればいいやと思っていたので、連載が終了しなくてもG'sを買うのはたぶん同じだったと思います。

 しかし、あれからだよ、書店でなんとなくマークされはじめたのは......天広画集の注文、購入以来、どうも店員の様子がいつもと違うような...。

ま、いいのだけど。
....って内心はちょっと(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

† 20:59 | トラックバック | Topへ▲ †

 リピュアも昨年末で終わり、イラストも一通り見られたので、しばらく遠ざかっていていたのですが、なんと今月のG'sマガジンの表紙にギターが描かれている、というのを知って、あわててチェキしに本屋へ。ピンクのレスポール、ユニオンジャックの衣装、クロムハーツっぽい指輪、(伊達?)メガネ、の四葉のイラストが。あの絵がいたく気に入ってしまい、買ってしまった.....。(連載も四葉だったんですね。)


 もともとそういう性格なのか、気に入ったものはとにかく隅々まで目を通してしまうもので、(というか気に入れば当たり前か。)ここでいろいろと思ったことがありました。

 まずギター。
このギターが、ギブソン レスポールであることは明白ですが、(ヘッドの表記が読み辛いが、Gibsonになっているかなぁ。)細部まで見ていくと、これがなかなか興味深い。レスポールには、スタンダードとその上位モデルのカスタムがありますが、その両方のモデルの特徴を兼ね備えているんです、四葉のレスポール。フィンガーボードのポジションマークは、ディッシュタイプだからスタンダード仕様。だけど、ヘッドとボディのバインディングが入っているので、ここだけはカスタム仕様なのですが、カスタムなど高級モデルだけにあるスプリットダイアモンド・インレイがなかったり。トーン、ボリュームノブは、'69辺りのカスタムに装備されていたデザインのものに近い。パール柄のピックガードは一応オリジナルっぽいですね。

 で、なぜレスポールなのかなぁ、と。サイトリニューアルする前に掲載されていた、四葉のラフ画に、リッケンバッカーを持ったのがあって、あれもすごくよかったし、ジョンレノン、ピートタウンゼントとかのイメージがあって、いかにもブリティッシュロック、ってイメージだったけど今回のレスポール.....ってなると...........、
 パンクかな???
セックスピストルズのスティーヴ・ジョーンズは、白いレスポールカスタムだったし、クラッシュのミック・ジョーンズもやっぱり白いカスタムがトレードマークだったし.......。どちらもパンクの大御所だ。

 そういえば、以前、サイトで載っていた天広さんの日記を見つけたなかに、パンクに相当ハマっていたらしいことが書かれていたので、なるほどと、勝手な妄想と邪推で、今回の四葉のレスポールに納得。このレスポール、なかなか良い感じのギターで、市販するとけっこう売れるんじゃないかと思ったり。海外でも活躍されている少年ナイフのギタリスト(ごめんなさい、名前忘れちゃいました。女性の方。)がフジゲンからシグネイチャーモデルを出していて、たしかそのボディカラーが同じピンク色で、白いバインディングも施されていて、形こそ違えど、通じるものがあるな、と。ギブソンよりもエピフォンがいいか。パステルカラーの水色フライングVとかあったし(やはりパンクバンド"ロリータ18号"の女性ギタリストでエナゾウが弾いていた記憶がある。).........描き忘れ?なのかなぁ、フレットが21フレットになってる。あと1フレット足りないよぅ。でもパンクには22フレットはあんまり必要ないってことで、まさしくパンクロッカー仕様だったり。。偶然?

 ユニオンジャックのジャケットも、あれって、やっぱりイギリス出身のミュージシャンはよく着ていたりしていましたよね。前述のピートタウンゼントとか。

 で、メガネだけど.......、これってひょっとして天広さんご本人のつもりで描いたのかなぁ、なんて電波入りの邪推をしてしまったり。以前見かけた天広さんの写真には似たような形のサングラスをかけていたし.........。まぁ、これは的ハズレだろうけど。


 四葉が、スティーヴ・ジョーンズばりにパンクかぁ。ぺっぺっとツバ吐きながら「Fxxkin'」とか叫びながら、「アナーキー・イン・ザ・UK」でも弾くんだろうか。それはさすがに違うよなあ。パンキッシュなブリットポップ、がお似合いかもしれない。


 ...........と、どうしてここまで、こんなことまで電波混じりのぶっとびな妄想を働かせてしまうのだろうと、自分の脳ミソに問いつめたくなる。おまけにすぐ連想していってしまうから、タチが悪い。
千影がギター握るなら、なにかなぁとか。やっぱり、ギブソンのフライングVのゴシックかなぁ。.......演る音楽は.........魔術の雰囲気がするもの? ブラックサバス? う〜ん、でもあれは少し野蛮なイメージもあるし、..........シンフォニックブラックメタルで決まり??? ヤバいな、ライヴの最中に黒ミサだの黒魔術などやってしまいそうでこわい。

 個人的には........、
それはもちろんランディみたいに水玉Vで「ミスター・クロウリー」!!! ...........なんだかシスプリのキャラで何かを当てはめていくというのは、ロールシャッハテスト(いや違う、何だっけ....)でも受けている様だ。で、癲狂院に入院、と。

........みごとなオチだ。

http://www.mediaworks.co.jp/users_s/gs/images/gs_0306.jpg
(末尾の数字を変えるとバックナンバーの表紙も見られたりします。)

† 13:03 | トラックバック | Topへ▲ †

それで、もう1つシスプリで思ったことですが、シスプリには12人の妹キャラが登場しますが、この妹達、それぞれ個性が強く表れていますよね? で、その妹達の服装。制服、着物、ドレス、ゴスロリ、などなど、それぞれ着る服装が異なっているわけですよね..........。これら全て描いたっていうのはすごいなあって思ったんです。いろいろ資料を見たりしながら描いていったのかもしれませんが、それでもこの服装のバリエーション。自分は絵描きでもないし、ファッションなんかも疎いのでそう思うのかもしれませんが........。

 制服とか着物だったら、資料もたくさんありそうだけど、他のクラシックなドレスとかは、どうなの....? 今は着ない服装でしょう? やっぱりいろいろ描いてきた経験の賜物、なんでしょうか。それでも、いろいろな服装の資料とか持っているのかなあ。 千影のゴシックな服装は、意外に探すの大変そうだけど.....。シスプリって始ったのって99年頃からでしたっけ? そのころはまだゴスロリも流行っていなかっただろうし......。

ともかく、いろいろ指定されたのかもしれませんが、描いたのは天広さん本人でしょうし........やっぱり凄いなあって。

 あと、小物なんかもよく描けてると思います。背景もきちんと描かれていたりして、感心するばかりです。つまりそういうものもいろいろ見たり知っているワケですよね。動物とかもキッチリ描かれているし。 話はそれますが、以前、江川達也さんでも同じ様に思ったことがありましたが、それ以上かも.......。江川さんは、アシに建物とか景色などの写真を撮らせに行かせて、その写真を資料に描いていた様ですが、あれももちろんすごかった。ベタ塗り部分がほとんどないし、透明感のある仕上がりで、手間暇かかっているんだろうなあ。(ってアシスタントの仕事、なのかな?)

 あとは、別のところでもちょこっと触れていますが、青山剛昌さん。マンガも描いて、トリック/推理も考える、っていうのが、凄いなあって。

この人達の脳はどうなっているんだ〜。フルスロットルで回転してそうだよね。


 またまた話はそれるんですが、マンガって、基本的に話のストーリーも絵自体も一人で描く場合が大半ですよね。でも音楽の場合ってなると、作詞作曲する人って、漫画家のそれとくらべると少ないかなって思うんです。それに音楽にはアレンジャーもいたりして.......もちろんプレイヤーもいるわけで。
 音楽は分業制の様な気がしますが、絵とかは、基本的に仕上がりまで本人ひとりでしょう? (詳しく知らないので間違っているかもしれませんが)、すごいなあって。(連発してるな....。) まあマンガと音楽を比較なんてできませんから、どっちがすごいとかそういうことではないんですが、自分は作曲だけでもヒィヒィ言ってるので.......。w

 それで、やはり、幅広い知識や情報を持っているんだなあ....と思うわけです。結局いろいろ知らないとモノは作れない、と思うんです。もちろん経験や努力が大切なのはもちろんのことですが。絵は描けないから(昔は落書きばっかしてたけど)、より感動しちゃうんですよね〜、絵描きさんに。同人やってるひととか趣味で絵を描いたりする人も、同様、すごいなあ、って見る度思うんです。

..........という風に、前回のコラムとまとめると、漫画家やミュージシャンなどクリエイターの方達って、そういういろいろなことを知っていたり、雑学(?)に詳しい人って多いですよね。(というかほとんどがそうなのかもしれませんが....。)やはりいろいろ追求していく過程で知った、ということなんでしょうか。 

 なんか自分があまりにも知らなさ過ぎるんじゃないかな、って、ここんとこよく感じるんです。以前からも少し感じていたことなんですが、最近は特に.....。それで、前回のコラムや上記の様な感想を持つわけなんです。いろいろあるのですが、まず言葉とかの知識が拙いなあって。そりゃあ昔、いろいろ勉強したけど、肝心なところがすっぽり抜けてる様な気がするんだよなぁ。身に付いていないというか。日本語はあんなにキレイなのに、ぜんぜん使えてないし、慣用句とか忘れてきてるし、パソコン使う様になってから文字書く量が減ったから、いざってときに漢字をど忘れしちゃったりして.........。古文や和歌はあんなにかっこいいのにぜんぜん分からないし、知らないし、重症かなあ、やっぱり。.....あんまり本を読まなかったのが効いてるな〜〜。ボキャブラリーが少ないし、いろいろな表現をしたいのに言葉がないから表現できない、っていうのは、悔しいですよね。

 あとは、芸術関係。画家や絵を全然知らないっていうのがかなり恥ずかしいし、音楽やってる者としても、やはり名画と呼ばれるものは知っておきたいし、その良さを感じたいよねって思います。それはクラシックにも言えることで、ホントにちっとも知らないし。先代の音楽家が偉大な音楽を残してるっていうのに知らないっていうのは、失格でしょう、って思う.....。もちろんクラシックだけでなくて、ロックも然り。いまだにジミヘン、クラプトン、ベックとかあまり知らないんです。お前、それでロックできるのかと..........(鬱)。あとは、雑学かなあ。でもこれって学ぶとかそういうものじゃないけど........。自分は一体今まで何を見て来たんだよっ、今さら気付くの遅いんだよ、って思ったりもするけど.......今それに気付いたのなら、まだ手後れじゃないかもしれない.........? 頭でっかちも良くないけど、やはりいろいろと知りたいなあって、思うんです。

............まあ、脅迫概念にとらわれている様な気もしたりするけど、やっぱり事実のような..........。

 でもインターネットがある時代になって、それでも知識や情報は手に入りやすくなりましたよね。ネットがなければ図書館にでも行かなくては手に入らなかった情報も検索すれば大抵は見つかる.......随分ラクになったものです。最近はちょっとでも「?」なことがあると、すぐ調べたりするようになりましたし。


 そんなわけで、天広さんを知ったことは、久しぶりの衝撃でした。.........こんなに語ってるから、エディとかランディに次ぐ衝撃かも。
 
 また新たな扉を開けた様な気がします。あの繊細でキレイな絵を見てると、いろいろインスピレーション受けたりします。まだ書きたらない感じなのでまたどこかで書くかもしれません。

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 さんざん掲示板で語ってすみませんでした。それにも懲りずここでも?.........今回は、シスプリの話ではありません。どちらかっていうと、クリテイター全般に言えることなのかも。

 いろいろな分野のクリエイターの発言からいろいろ感じることがあるのですが、今回はシスプリの絵を描かれている天広直人さんについて感じたことを中心に書こうかと思いまして。


 天広さんのサイト名は、現在は「Cielo」、それ以前は「Hoocie Coocie」だったみたいなのですが(今回のコラムは自分の無知ぶりをまたもやさらけだしてしまう可能性があるんですが)、この2つの単語の意味、知りませんでした。

 まず「Cielo(シエロ、天広さんのサイトではチェーロ)」なんですが、これはスペイン語で「空」を意味するような言葉らしいんです。サイトのトップ画像を見て、ああなるほどな、と思いましたが.........、スペイン語........英語さえまともにわからないのに、スペイン語なんて当然ダメです。 スペイン語の他に、フランス語、イタリア語、ドイツ語.....はっきり言って、どれも全然分からない、というか知りません。なので、英語以外の言語でも、まあ話せなくても、なんか単語くらいは知っておきたいなあ、と思ったりしています。たとえ話せなかったとしても、幾ばくかの単語を知っていると何かと役にたちそうですよね。まあ普段の生活にはなんら関係なさそうですけど.......。

 以前は、、よくヴィジュアル系バンドとかが、バンド名の由来は、フランス語でxxx.....とかいう話があったので、ちょっとイヤだったんです。なんとなく気取ってるかなあって。でも、ちょっとそういうのってカッコいいかなあ、なんて思ったりもしていたのも事実です。それで今回の天広さんのケースです。 う〜ん、ちょっとは知っておかないと、マズイんじゃないの、と思う様になりました。 たとえばSunとかSkyとかWaterとかでは、あまりパッとしなかったりしますが、それをフランス語などで置き変えると、なんだか心を捕らえるような気がして。(もっとも乱用すればただの気取り屋みたいになっちゃいそうですけど。.........自分がなりそうでコワイ。)


 で、さらに拍車をかけて感じたことが、以前のサイト名だったという、「Hoocie Coocie」という単語。フーチー・クーチーと言うのですが、つづりを「Hoochie Coochie」と書く場合もあります。一応どちらの綴りも同じ単語らしいです。

 このHoochie Coochie........音楽やってる自分がなぜ知っていなかったのだろうか、とちょっとショック受けました。というのも、この単語、音楽のブルーズでは割と有名?な単語だったりして(そういえばギタマガにも載っていたかなあ、)、有名なブルースギタリストのマディ・ウォーターズの「Hoochie Coochie Man」などあるのですが、これはいわゆるスラングなんですね(つまりもともと黒人にしか通用しなかった英語ですね。)。 この言葉が、ブルーズとか関係なさそうな(?)天広さんのサイト名にあったということは、かなり意外で......いろいろと知っているんだなあと、それが今回のコラムになるわけです。


...........それで、このHoochie Coochieの意味ですけど、まあそれはここでは伏せておこう........。w

 これをサイト名にしていたとは、、天広直人さん、恐るべしっ! ブルーズとかロック関係ならまだわかりそうですけど、絵描きさんのサイトでこのHoochie Coochieに遭遇するとは、思いもしなかったです。どういった経緯で知ったのか知りたいな....。まあ今は天広さんのことが知りたいっって思っている最中なのもあるのですが。 だって、どういう方なのかさっぱりなので.........誰か知っていたら教えてほしいくらいです。

 ちなみにHoochie Kooという言葉がありますが(リック・デリンジャーの"Rock'n'Roll,Hoochie Koo"で有名ですね。)、これは女の人が腰をクネクネさせて踊る踊り、なんですね.........って全然知らないよ! 普通の辞書には載ってないし......スラング辞典、前々から欲しいと思ってるんですけど......う〜ん。

それで一体何が言いたいかというと、ちょっと長くなったので別に載せます。

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