Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2007年01月03日(水曜日)

あけましておめでとうございます。
去年を振り返るとサイトをほとんど更新せずに、ほとんどこのブログのみの更新になってしまいました。更新はできなくとも実際には色々と創作してましたので、個人的にはそれほど悔いはありません。今年は去年以上にきちんと形として残していきたいなと思っています。手短ではありますがどうぞ本年もよろしくおねがいいたします。


 挨拶もそこそこにして、さっそく年賀状と喪中欠礼状を載せます。以前お知らせした通り、昨年、祖父が亡くなりましたが喪に服するのは子にあたる親のみで孫の自分は服さないということにしましたので、毎年、親の年賀状まで手伝っていますので今年は親の喪中欠礼状と自分用の年賀状ということになりました。まずは年賀状から。

img 前回の書き込みで、どう描いてもイノシシがブタになってしまう...と泣き言を言っていましたが、どうにかこうにかイノシシらしいものが描けたようです。以下に載せるものは、この完成した年賀状を作るまでに作成したボツ作品/習作などです。イノシシらしいイノシシを描くのに本当に苦労しました。最初から「猪突猛進」のイメージがあったので、突進する様な姿がいいなと思っていたのですが、ネットでイノシシの写真を探してみると思いのほか突進している写真がないのです。そういう資料がないのもあって、やめようかな.....とも考えていました。事実、これを作る前に決めかけたものがありました。それにしていればこんなに12/30まで切羽詰まってやることもなかったのですが、今となってはねばって正解でした。

 それでこの作品について自分のためのメモ書きとして書いておきます。ですのでちょっと長いかも。.............と下書きしていたら、やっぱりめちゃめちゃ長くなってしまったので別に分けて書いておきますので、お読みになりたい方はどうぞ。......とはいえ初めてのお絵描き(塗り)なので、参考にならない気がします。w 

 完成後、試し刷りをしてみるまでは出来の悪さにちょっと不安だったのですが、はがきサイズということもあってか、プリントされたものをみたら思った程ひどくなくて、一安心。 そういえばメール年賀状でのお返事で、イノシシが「もののけ姫」みたいだと言われたのですが、自分でも「これって宮崎アニメっぽい雰囲気だな...」と仕上がりを見てまず感じました。別に意識してなかったのですけど.........本当は、天広さんの描く動物を参考にしてたんですけど...........まだまだ道のりは遠い、というかタブレットで初めてお絵描きしたのだからスタート地点だ。
 時間があればしたかったことは....................イノシシの耳と鼻にピアスを付けてチェーンで結ぶこと、鉄骨にボルトを付けること、切断面の塗り。まあチェーンはちょっこっとラフ書きしてみたのですが、それが邪魔で動きがなくなるようにも思えたので、仮に時間があっても結局ボツにしたかもしれませんが。

 ハガキでは宛名面に軽く一言添えましたが、メールではメール本文とは別にこの画像にもメッセージを入れました。せっかくペンタブレットを買ったのだし、メールでも何か手書きの感じが出せればなあと思っていたので、直にメッセージを書き入れました。字が下手な上に、紙に鉛筆で書くのと違ってタブレット面がツルツルと滑ってしまい、筆圧の強い自分には難儀でした。でもその後のもらったお返事の中に、字が上手いですね、なんて褒められたのですが..............ええぇっ????って感じです。お世辞を言う様な人ではなかったので本音なのだと思いますが、これで上手かったらほとんどの人は上手いんじゃ............。でもなあ、前にもいい字を書きますね、なんて言われたことがあったりします。人によっては好印象に受け止められる字面なのかな......。こればっかりは自分でも不思議です。ちなみに「happy~」の上部には手書きではなくフォントで、それぞれその人にちなんだメッセージらしきものを入れています。

 こうしてみると、ハガキよりもメールでの方が特典付きが多かったり...........。みな平等に同じものを出したくてメールの方に力を注ぎ過ぎたかも。ソフトであれこれいじるのは楽だし仕上がりも綺麗だし、ついついやってしまうんです..........。

 
img 年賀状作成中に、メールで知り合いと年賀状についてやりとりしていた際に、宛名面に何か印刷することについて触れたので、何か用意しなくちゃいけないかな...?なんて思って、最初はハガキの周りを有刺鉄線で張り巡らそうかななんてアイデアが浮かんだのですが、そんなのを描いている時間はもはやなく、仕方ないので単に宛先と差出人の間に仕切り線を入れてその下にメッセージでもいれようかなと思っていましたが..........、その日の夜中にお風呂であれこれ妄想していたらw、イノシシの四コママンガを思いつきました。..........コミカルな絵が果して描けるのか不安でしたが、いざ描き始めてみるとなんとかそれらしくなってて。新年はやっぱり明るく迎えたいものだから、多少悪ノリしても許されるかなと思って、結局、ハガキの宛名面下部に印刷しました。それでも我ながら少々無謀だったと反省しております。w 

 このマンガのネタは年末のテレビを見ていて得たものです。街頭のインタビューで「来年はどんな年にしたいですか?」という問いかけの中で、「イノシシのように曲がらす真っ直ぐに生きたい」というような声があったのと、毎年どこかで干支に登場する動物同士に引き継ぎをさせる催しがあるそうで、犬とイノシシがタスキかなにかを渡していたような感じでした。それで道を人生に例えて干支がバトンを回していく図が浮かびました。イノシシは走る時は真っ直ぐにしか走れないというので(実際は走る時も曲がれるそうですが)、他の干支はへまをやらかしているのがいいかなって。でもオチは、イノシシが急ぐのは良いけど肝心のバトンを落としてる...みたいなほうが良かったかも、って今になって思ってます。「猪突猛進」という言葉には、向こう見ずで軽率な.....という意味も含まれていますから。それで結局、急いでも365日掛かっちゃう、ってね。w


 ちなみに、メールでの年賀状にも結局これも添付して送りました。..........さすがにやめようと思っていたのですが、我ながら力作だし(ぉぃw、年賀状作成終えて徹夜明けで眠たいのにそれでも作ったから、もうどうなってもいいよ!みたいなノリで「送らせて頂きました」。 でも、お返事にみなマンガの方にもコメントをくれていて......感激。・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ 100%スルーか軽くあしらわれる程度だと本気で思っていました。しかもいろいろお正月は忙しいはずなのに、即日にみんなお返事くれたし。みんないい人だー!!!(^∀^)    でもまだこちらからのお返事は出してません。早くレスしなくっちゃ。 でも本当....ネットではすぐに疎遠になってしまいがちで、おまけにこんなにいかれてる人間に相変わらず接してくれる人に、本当に感謝しています。

  
 
img  これはイノシシだけの作品です。年賀状デザインでは使っていません。単にイノシシ全体を見てもらいたくて用意したものです。..........が、案外これでもよかったかも。徹夜した苦労は一体......。ちなみにイノシシは最初から、手前の鉄骨に隠れて見えない部分もきっちり描いておきました。そうするとこのようにレイアウトを変更した時でも応用が利くので、面倒くさくてもやっておいたほうが良さそうですね。

 

 
 
 ここからは、ブタや得体の知れない動物からイノシシに変貌するまでの経緯を、ボツ作品と共に紹介していきます。
img 一番始めに出来た下書き。ネットで見つけたイノシシの剥製の写真を参考に描いた.....のですが、なんかヘンだ、イノシシに見えない、ってわけでやむなくボツにしました。一度はこれに決めかけてたのですけど。やっぱり納得いかなくて。.........ちなみにこの時から「Unleashed」のイメージがありました。なんかイノシシじゃなくてカバ+ブタ+イノシシのキメラって感じですね。

 

img  もうここからは載せるのが恥ずかしいのですけど、一応努力の跡ってことで。(*ノωノ) これはブルドッグブタイノシシ、だな。 我ながら画力の無さに驚愕します。www

 

img  その次に描いたもの。ボツにしましたが実はけっこう気に入っています。これにしようと再び決めかけたのですが、「猪突猛進」の勢いが感じられないし、ちょっとまだブタっぽいイノシシだったので。.....でもま、それでもいいかな......? 

 

img その次に描いたもの。どういうわけか頭を下げて突進するポーズを描くのが難しくて..........。ネットに突進してる写真も無くて。というかこちらに向かって突進してくる写真があるわけないよねえ.....。写真撮ってる場合じゃないもん!w 
 イノシシどころかこれはタヌキみたいだ.........。鬱だ。

 

img で、もう写真のイノシシに頼るのはやめにして、頭の中で突進してくるイノシシを想像して想像して、さらっと描いてみたのがこれです。 5分もかかってないです。でも...........何か創作するときはもちろん、最近では買い物なんかも同様に感じることが多くなったのですが、最初、一目見て、ピンと来なかったらその後に何をどうしようと結局上手くいかない.....んです。創作の場合は単に腕がないだけだと思いますが。それで、これをさらっと描いてこれなら上手くいけるとすぐピンときて、その日はそれで作業を止めにして寝ました。w  実際、完成した年賀状のイノシシの輪郭とほぼ同形です。その位、最初の線(スケッチ)は大事かもしれないです。

 本当は、あと数枚、得体の知れない動物を(w、描いたのですが、それらはさすがに載せられないレベルなので割愛させて頂きます。というわけで、タブレットを使ったことにより素早くアイデアを出せることが、良かったと思っています。そうでなければ最初の、イノシシに見えなそうなデザインにしてしまった気がします。


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2007年01月06日(土曜日)

img それでこの作品について自分のためのメモ書きとして書いておきます。ですのでちょっと長いかも。(前回の文章と重複する箇所があります)
イノシシはいわゆるアニメ塗りで背景は普通の水彩画のような塗り方にするつもりでしたが、背景の方は納得いくまで塗り続けていたら、なんだか油絵みたいになりました。
線画は雰囲気がわかる程度の下書きを「ペインター エッセンシャル」で、それ以降の作業は全て「フォトショップ エレメンツ」。
ちなみに今回の画像ファイルは幅1183高さ1600ピクセル、解像度240dpi  最初はもう少し小さかったのですが、イノシシの大きさに合わせて背景を足していった結果、そのような大きさになりました。1500×2000で300dpiくらいでも良かった気がします。


-----------フォトショップに移ってからの作業をざっとメモ書きします------------

 1-1 まず線画を決定させるための作業。つまりいくつもなぞられて形作られた線画を1本の線に決定する感じ。アニメ塗りするイノシシでは画面をズームして(300%から400%くらい )特に慎重に書きました。(....がタブレット面がツルツルしていて筆圧の強い自分には線がが思うように描けず、けっこう苦労しました。) 

 1-2 イノシシの塗りをする。人物と違ってそれほどパーツが多くないので初めてアニメ塗りするにはちょうど良かったと思います。顔、体、ツノと白目、鼻と蹄....という感じでそれぞれレイヤーを作り、線画に沿って塗りつぶす領域の境界線を細いブラシで描いていった後にバケツツールで塗りつぶす。(自動選択でも良かったのですが間抜けな自分なので、必ずどこかに線が閉じていない箇所があるにきまっているので、向いていない気がしました。が作業効率を考慮するとこちらのほうが良さそうなのでゆくゆくはそうしたい)

 1-3 それぞれのパーツ(レイヤー)ごとに影の部分とハイライトの部分を別レイヤーを用意して塗る。先ほど塗った領域からはみ出ないためにグループ化する。同じように白目の中に黒目、目頭部分を別レイヤーをグループ化して塗る。
 このレイヤーのグループ化は便利ですね。グループ元のレイヤーの塗りつぶした領域以外の部分は表示されないので、輪郭付近を気にせず描ける。また、目の部分では黒目をレイヤー移動ツールでぐりぐり動かして目つきを調整したりしました。パーツごとにレイヤー分けしておくと、福笑いではないですが、いろいろと位置を調整出来るので、邪道かもしれませんが効率は良さそうです。

 イノシシの方はだいたいそんな感じで終わり。次は背景.....最背面の背景ではなく、背景オブジェクト(鉄骨/コンクリート)のことを指しています。


 2-1 次は背景。まず塗る前に、ペインターで描いた背景が納得いかず、結局フォトショップの方で再度書き直し。ただし基本的な、おおまかな形は踏襲しました。描き直した後は結局ペン入れすることもなく描き直した線画をそのまま使っています。薄いし細い線ですし、そもそもキャラ以上に背景の線画が目立つとバランスが悪いと思ったので、敢えてそのまま使いました。輪郭部分だけはきっちりとした1本の線ですが、輪郭以外は細かくかなり描き込んであります。→それが結果的にリアルな質感を生み出す一役を買っているように思えます。ちなみにイノシシの前後に配置することにしていたので、前面、真ん中1、2、背面...と前後関係を考慮して計4レイヤーに分けて描きました。塗った後に重なって見えなくなる部分も敢えてきっちり描きました。(これはイノシシでも同様)

 2-2  背景の塗り。これも基本的にイノシシと同様に塗りの領域部分を決定してその上に、影等のレイヤーをグループ化して作っていきます。最初はイノシシ同様、影とハイライトで済ませようと思っていたのですが、それでは鉄骨やコンクリートのような質感が出ないので、塗り方を変更。
 稿を改めて書きますが、背景の鉄骨/コンクリート片を描く際にあたって参考にしたものがあるのですが、それにはびっしりと一面サビが付着していて金属の色も黒に近い焦げ茶/黄色でした。ということで最初は鉄骨を描くつもりだったのですが、ちぎれた部分の書き方が鉄骨よりもコンクリートっぽくなってしまいました。というか途中から物質が何なのかよりも、猪突猛進でぶっちぎれた/ぶっ壊れた感じが出ていればそれでOK、ってことにしました。

 2-3 塗りレイヤーは4つ用意。塗りの領域部分と鉄骨のベースとなる色を塗り。色はうぐいす色に彩度を低くしたような色。その上に別レイヤーでサビの質感を出すためにブラシを変えて塗る。サビはざらついた質感で、見た目が細かい点々のようにも見えたので、それを再現するには普通のブラシでは無理だと思って変えてみた結果、ブラシのカスタマイズで「ジッター」「散布」「間隔」をいじってみると良いのがわかり、ジッターをほぼ100%まで上げ、間隔はブラシの太さに応じて、細かい霧吹きのような感じからスタンプでぺたぺた押した様な間隔のものを分けて使いました。ちなみに筆圧でジッターの変化をON。描画色と背景色が関係するようで、描画色はオレンジっぽいもの、背景色はほとんど黒の赤色を選び、塗り。

 2-4 その上に今度は赤茶色のサビを塗る。これにもジッターと散布などが役に立ちました。ただし筆圧変化によるジッターはOFFだった気がします。サビの表現と同時に影としての塗りも多少する。少し描きかけた後にもう少し質感の表現に迫りたいと思って、レイヤーモードを試しにいじってみたところ、覆い焼きモードにするとサビの質感がより感じられたので、レイヤーモードは「覆い焼き(リニア)」にして、さらにジッターの筆圧変化をONにして描画色を焦げ茶色にしてさらに塗っていきました。

 2-5 最後に黒色で影を塗る。ただし他の背景、イノシシにかかる影は塗らない。あくまでもそのオブジェクト部分内の影の表現のための塗り。レイヤーモードを「乗算」にして透明度を落としてから塗る。

 以上で背景(鉄骨)の塗りは終わり。


 3-1 今まで作った、イノシシ、鉄骨、それぞれに影を付ける。エレメンツのレイヤースタイルはプリセット程度でしかいじれないので、敢えて使わず。後述の破片の側面部分の作成と同様にして黒で塗りつぶし、その後フィルタのガウスでぼかし。前後関係を考えてぼかす量をそれぞれ変える。ずらす位置も同様に考慮する。

 3-2 その後、ぶっ壊す雰囲気が出てないので、破片を描くことに。破片を1つ1つ描くのは時間的に無理だったので(だってこの時もう12/30!!)、ブラシでめぼしいものを探してみたのですがピッタリくるものがなく、やむなく「ウロコ」状のブラシを使うことに。筆圧変化で大きさをONにして、最背面の破片レイヤーでは細かく多く。最前面では大きく数も少なく描く。その後表示部分を選択して別レイヤーを作り黒に近い茶色で塗りつぶし、側面部分とする。

 3-3 背景面は本当ならば同じ鉄骨を背景画像として描くつもりだったのですが、時間がないので素材画像で繕う。使った画像は 素材辞典「フォトバイブル」 にあったサビの写真。(Vol.3「メタル・錆編」) それを適当に敷き詰めて色調補正して終わり。

以上で基本的な塗りは終わり。


 4-1 あとは文字入れして一応完成。

 4-2 この状態でイノシシがぱっとしないので、輪郭部分だけ、多少太い線画を描く。ただし箇所によって太さを微妙に買えた。その後、ぼかした白で輪郭をさらに目立たせ、勢い感を出すために、その白レイヤーを複製してそちらはフィルタのぼかし(移動)で効果を出す。

 4-3 最後に各レイヤーをまとめた後に(ただし文字レイヤーは結合しない)、色調補正して完成。はがき印刷ではさらに印刷用に色調補正した。


 
 時間があればしたかったことは....................イノシシの耳と鼻にピアスを付けてチェーンで結ぶこと、鉄骨にボルトを付けること、切断面の塗り。まあチェーンはちょっこっとラフ書きしてみたのですが、それが邪魔で動きがなくなるようにも思えたので、仮に時間があっても結局ボツにしたかもしれませんが。


 今回、お絵描きツールとしてフォトショップ エレメンツ(バージョンは3.0)を使いましたが良く出来たソフトですね。ただし、文字関係とラインツール関係は難あり。文字ツールでは字間の設定などが細かく出来ないので自由が効きませんでした。ラインツールは背景オブジェクトの鉄骨の直線部分を引くのに使いましたが、何となく使い辛かったです。イラストレーターがあればうまく分担して効率よくかつ思うように仕上げられそうな気がしました。ペインターは無くても案外やっていけそうな気もしました。レイヤー機能と豊富なブラシを使い分けることがコツなのかなあ.......。

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2007年01月07日(日曜日)

 前回の年賀状に続いて、喪中欠礼状です。色調補正や文字入れを除けば使ったソフトは「ペインター エッセンシャル3」のみです。年賀状よりも先に作業に取りかかりました。前回同様、習作なども合わせて載せていきます。

 あ.........あと、今回載せた作品を見る際、モニタから70cm〜1mくらい離れて見て下さい。お願いします。つд`)ウウッ 


img 喪中欠礼状として使った絵です。つまり完成作品。以下に載せたものは、みなこれより前に描いたもので未完成です。それらを描いてもどうしてもモネらしい感じにならなかったので、自分らしいとかそういうオリジナリティは敢えて無視して、とにかくパッと見でもいいからモネっぽく見える様に、モネのタッチを見様見真似で真似てみたのがこれです。実際、モネのカレンダーや以前見に行った展覧会のカタログを見ながら描きました。構図等は真似ていませんがモネの睡蓮の絵は数百点以上あるそうなので、被ってしまっているかもしれません。


 実は、今回のモネ風睡蓮を描くにあたって前もって買っておいたお絵描きレクチャー本がありました。
Photoshop、Painterで習得する名画の筆使い パソコン絵画入門 世界の巨匠編
これがそうです。見ると、モネ、ルノワール、ゴッホにユトリロにモディリアニに東山魁夷....好きな画家ばっかりだったので、これは買いだっっっ!!!と思って、即注文。で、わくわくしながらページをめくってみたら................全然「〜風」じゃない...............。確かに、ゴッホ風とかモディリアニ風とか、特徴を捉えている部分も無くは無いのですが、何と言うか........もっと各々の画家になりきって大胆に描く感じが足りない......気がしました。一番期待していたモネ風のは特に酷い。酷いなんていうと失礼かもしれませんが、全然モネ風じゃない! これじゃあ小中学生が写生大会か夏休みの宿題で描く水彩画みたいなんだもの........。説明している内容は参考になるのですが肝心の作例が..........。

 例えば、どの画風の作例でも最初にその画風に合ったブラシを作成することから始まるのですが、思うにブラシを作っても作らなくても完成後の作例を見ると、大して役に立っていない気がしました。例えばモネなんかは、筆よりも筆致....大胆な筆致と色彩感覚が重要な気がするのですが、それが作例で活かされていない....んです。風景のスケッチ等はとてもよく出来ているのに、肝心の画風のコピーがあまり感じられませんでした。そりゃあ名画の巨匠達に近づくのは無理です。無理ですけど、個人的にもう少し似ていてもいいんじゃない....? と思わせる内容ぶりでした。なので全然役に立ってません。

 だから結局役に立ったのは、モネのカレンダーにあった部分拡大した睡蓮の絵と、モネの絵があった展覧会のカタログ。モネの絵に習うのが一番でした。特にカレンダーの方は、拡大のお陰で筆跡が明確でしたので、もう毎日、穴が飽くほど見ていました。

 かといって、結局、モネっぽく描くのはそれでも難しいのですけど。ソフトのせいにするのは恥ずかしいのですが、それでも言わせてもらうと、「ペインター エッセンシャル」では筆のかすり具合が表現出来ないんです.......。それに筆圧に応じたブラシの太さも思う様にいかないし........タブレットはタブレットでペンの傾きには変化しないファーボだったこともあって、筆を実際に使う感覚ではありませんでした。モネのは、大胆な筆の太さに加えて、筆跡のかすれ具合も大事な様な気がします。もちろん、風景から得た「印象」をダイレクトに絵具に反映させる、色彩感覚も言うまでもなく大事です。ただ........絵によっては、構図はあんまり関係なさそうに思えました。クローズアップした睡蓮の絵などは、パースらしいパースはないし、捉える睡蓮の葉や花の形もわりあいシンプルなものも多いみたいだし。


 前置きが長くなりましたが、この絵では、それまでに描いたボツ作品とは違って、レイヤー機能を利用しました。まず水面を描いた後に、別レイヤーで睡蓮の葉、さらに別レイヤーで花、さらに影......と計4レイヤー使いました。線画は無し。最初から描き殴り。w アンドゥも5回しかできないので、ペンタブレット使用下ではほとんど取り消し出来ないのと同じ。なので間違えてもそのままさらに塗り重ねる様にしてとにかく描いていきました。このアンドゥ無しは絵の上達には良いですね。緊張感も出てくるし。

 個人的に好きなモネの色彩として、群青色と深緑色との組み合わせが好きだったし、自分の好みの色でもあるので、そんな色を用いました。花の色は白に加えて、鮮やかなピンク....マゼンダっぽい色の方が良かったかもしれません。真っ赤の睡蓮の花なんてねーよ、とか突っ込まれても、色彩上、青、緑が大半を占める中に赤をポイント的に入れることで、より際立つような気がするし。.........あぁ〜〜そうすればよかった。
 ちなみに、あんまり時間を掛けられませんでした。年賀状の時も結局そうだったのですけど。つд`)ウウッ これ描いてたのはもう12月に入ってしまった時だったので。


 ............タブレットも買ったばかりでろくに使い慣れず時間はなかったりと、大変だった中では、まあ........なんとかそれなりに形にはなったのではないか、と思っていますがどうでしょうか。サムネイルくらいの大きさで見る位がちょうど良さそうです。制作ではもっと大きなサイズで描いていたのですが、だいぶ下手に雑に見えます。クラシックの絵画でもそうですが、遠くから見ると写真と見間違うようなものでも間近で見るとやっぱり写真じゃなくて絵なわけです。「ああして見えていたのは実際にはこう描かれていたのか。」( ・x・)ウーン...って感じでよく見ていたのですが、下手ながらにも少しはそういった経験が活かされていれば......よいのですが。なんだか微々たるもののようだな.....。ガクッ _| ̄|○

 


  ここから描いていった順に習作/ボツ作を載せていきます。 
img これはタブレットが届き、セットアップしバンドルされていた「フォトショップ エレメンツ」と「ペインター エッセンシャル」をインストール後、ソフトの使い勝手を知るために、ざっと描いた、初タブレット作品です。
 なので、出来は最悪です。気に入っていませんが、一応、自分では記念的作品です。

 

img モネ風のを描け!と言われたものの、モネ風なんて描けるわけないのに....と初めは敬遠していました。代わりに自分の好きなモローの絵を参考にしていました。これはそんな一例。これと最後に紹介するものがモローの絵を見ながら描いていた絵です。
 ということで、最初はこんな、険しい岩肌が両脇に見える河の様な場所にのぞかせる睡蓮......を描こうとしていました。もちろん睡蓮が河に生えるわけもないのですが、そこは勘弁を。...........しかし、手前の桃太郎が入ってそうな桃の様な睡蓮の花が気持ち悪い。なんだこれはwww

 

img 描いていて、実はモロー風のもムリ!ってことに気付き、第一モネ風のを、と言われているし、やっぱりモネ風のを描かなきゃダメ、ってことになって、取りかかった絵です。隣りにモネの絵を置いて見ながら描いたのに、全然モネらしくないどころか、下手過ぎる............。小学生並みのレベルに、自分でも顔から火が出そうというより火を噴きそうな程です。これは当然ボツ。 ちなみに、ボートに乗ってるのはモネだったりして。って苦労して作った睡蓮の池を荒らす様なことをモネがするわけありませんが。

 

img これも結局ボツにしましたが、自分では気に入っています。色づかいは先ほどのと比べてややマシにはなったかなって。池(川)の見えなくなる辺り(消失点)から左右を見渡しながら下方を見ていく様に視線を移していくと、案外それなりに描けてるかな....って。描くのを途中で止めちゃったのですが、そのまま細部まで続けて描いていればそれなりに良く仕上がったかも??? ..........参考にしたモネの絵とは似ても似つかないものになってしまいました。
 ちなみに....これと上のは、このモネの絵を見ながら自分なりに描いたつもりなのですが......どうしてこうなっちゃうんだろう......。ハ〜('・c_・` )

 

img これは一度線画だけ描いて一度中断して、モネ風の方を描き始めてしばらく平行して描いてたもの。どちらか上手くいった方を使おうと思って。 結局こちらは途中でやめちゃいましたが、自分では気に入っています。ゴシック建築が好きなので描いてみようかな〜って描いた絵です。でもこの水面に睡蓮は似合わなそうだし......ってことでそこで放置してしまいましたが。

 


 .....と、赤面覚悟で絵を載せていきましたが、だいたい...........睡蓮の絵を描く事自体、間違っているんです。w  睡蓮を描かせたら右に出るものはいない、あのモネが何と言ったと思います? 「私はまた不可能なことを始めてしまった.......。水底で揺らぐ草、見るだけならいいが、これを描こうというのは気違い沙汰だ。いつもこうなんだ..........」って。モネが気違い沙汰って言ってるんだから、ど素人の自分にしてみれば狂い死にものです。しかもモネは睡蓮を描きたいために、ジヴェルニーへ引っ越し、そこに広大な池を作り睡蓮を育て、毎日毎日、朝、昼、夕方....と刻々と変化してゆく表情を描いて描いて描きまくった努力の結果なのに...........実際の睡蓮もろくに見たことないのに描けるわけ..............ないよ。 ほとんど無謀。w こうして文章書いてても恥ずかしくなります。ということでスルーしちゃって下さいって文末に書いても意味ないか。カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン

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2007年01月11日(木曜日)

 今年やってみたいこと...........

 サイトの完全復帰
 音楽制作
 クレイシルバー
 お絵描き

といった感じです。


 サイトリニューアルはトップページとそれに合わせて各ページの背景を変える程度でとりあえず済ませようと思っています。FLASHを使ったコンテンツはまだまだ先の話だし、FLASHなしで力技みたいに無理して作るのは徒労に終わるし。とにかく今のままだとトップ画面が暗過ぎるし、やる気無さそうに見えそう。意味の有る暗さならいいけどあの状態はどう考えても手抜き見え見え。w

 音楽制作は、そもそも自分のメインの創作活動ですが、このところすっかり音沙汰なしでしたし。日々黙々とギターを練習してきて、ようやく曲作りのレベルと並んできた具合ですので、これも必ず! 適度にハードなものをたくさん作りたいです。これは昔からの悲願だったし。去年はそのために新しく導入予定のDAWソフトの環境のために、マックをあれこれ調整したし、早めにDAWソフトを購入したいと思っています。出来れば、ついでに安めのエピフォンでもいいからフライングVも。w ストラトでもいいんだけど。やっぱりストラトを多少は弾ける様になりたいし。同じロングスケールのテレキャスでもいいんだけど、とにもかくにもやっぱりストラトでしょう?  いままでに書き貯めたストックがたくさんあるので、今年こそ導火線に火をつけるぞ!っと。

 クレイシルバーも、色々調べてようやくとりかかる準備ができた感じです。去年は密かにアクセサリーのモチーフのデザインをいろいろ練っていました。それに、前々から温めているとっておきのアイデアも3つあるし。デザインも.........巷のシルバーアクセサリーにはあまり見受けられないものばかりだし。(良し悪しは別として) ここ最近、また1つアイデアが浮かびました。クレイシルバーでは比較的大きなサイズを作りにくいですが、それの対策としてのアイデアが、結果的に自分の思い描くゴシックデザインにぴったりで、まさに怪我の功名。だからこれも絶対やってみたいです。 とりあえず3+1=4アイデアのうち2つは実現させたいです。ゆくゆくはレザークラフトにも手を出して、シルバー+レザーの王道路線をやってみたいです。

 お絵描きは.........これもやはり前々から描きたいと思っていた題材があれこれとあります。まだたいして描いていないので、ある程度はこなしてからでないと、それらの題材には取りかかれませんが、それらの骨子となるものをとりあえずは描き慣れたいと思っています。早い話、シスプリの千影と咲耶みたいなキャラを描き慣れることですけど。あとはまあ...風景や小物などをとにかく描くこと...かな。今年の年賀状の出来具合も、決して目も当てられないレベルではなかったと思うし、数をこなしていけば、他人からみて良くなくても、少なくとも自分自身ではそれなりに満足できるものが描けそう......な気がします。


 あぁ..........あれこれ書いていたら、鬼が笑いそうな内容になってる...........。このうち2つでも出来たらまずまずか。なんかやりたいことがいっぱいだ。創作以外でもあれやこれも.......きりがない。どうしてこんなにやりたいことが一杯なんだろう。ありすぎ、っていうのもある意味問題かも。w 

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2007年01月14日(日曜日)

 まあ......たまには、価値のない、それどころかまるで公開する意味の無い、雑記でも。


テレビのあるニュースを見ていて................

(..........またバラバラ?........。最近バラバラにするのが流行ってるのか? 切断出来るのが怖過ぎ。しかもバラバラとは。十数年まえにも女による犯行があったよな、そういえば。.......女は怖いね.......。歴史を紐解けば、阿部定とかいたけど。まああれは憎しみによる殺害じゃなかったっていうけど。

 〜『え〜、殺害されたゆうすけさん…〜』...........ドキ(・ω・;) いやだなあ.......同じ名前かよ。漢字が違うにしてもいやだな。バラバラにされたゆうすけさん......殺害されたゆうすけさん切断されたゆうすけさん.......ああ気分悪い。そんなに繰り返さないでよう。

 ハ〜('・c_・` ) 女はお嬢様かよ。お嬢様はねえ.....ちやほやされてるから高飛車でプライド高くてすぐに人をバカにするのかもね......。深窓のお嬢様なんてノリじゃないよなあ。お嬢萌えの妄想も吹き飛ばされたぞ。春琴萌え〜とかサロメ萌え〜とか言えないじゃないかよう。どうしてくれるんだ〜。

 自宅は渋谷の富ヶ谷........? アパレル関係の建物が多い.........? ああ、年末に買ったボズも本店は富ヶ谷だったねそういえば。返品(交換)するために送り状書いたからよく憶えてるぞ。(この件は稿を改め話します) 

 殺意の動機は暴力か.........鼻の骨を折るほどねえ.........仮にそこまで憎くても殴るかなあ。......殴ってしまうものなのか。鼻の形が変わってしまいそうだよな。やっぱり「顔はやめな、ボディボディ」か。(古過ぎ) にしても不倫ねえ......相変わらず痴話ケンカの末か。でも不倫っていったってメールのやりとりしてるだけで不倫と疑うのかよおい。そりゃいくらなんでもヒド過ぎ。→「嫉妬妄想」 それで鼻をへし折るのかよ。話によればお互い不倫してたっていうらしいじゃん。なんかどっちもどっちって感じ.........。殺すくらいならさっさと別れればいいのに.......そんなに執着しなくたって....ねえ。

 ワインの瓶で撲殺ね.........。なんかエレガントな撲殺な気がする。ビール瓶で撲殺だとなんか野暮かも。ってそういう場合じゃないか。紅い狂宴は夜通し続くのです.......って? ああ、まさに「Burgundy Night」(自作曲)。 これ作る時に思い描いた、ワインと血の混じる男の躯の側で女はそれを眺めて.........ワインの海に沈むのはおまえなら浮かぶのはこのわたしだ...........シチュエーションが似過ぎてて怖い。おまけに男の名前が自分と同じなんて.........全然笑えない。詩的デジャヴ? えっと....そうだ曲に合う文章も一緒にメモしておいたんだよね.........えっとどこに保存してあったかな.......ああ、これこれ。)

Burgundy Night
バーガンディ ナイト

今夜はバーガンディナイト ワインに染まる夜
月の魔力に従い 波打つシーツとゆらめく黒い影

なみなみとつがれたワインを全身で浴びる
流れる汗は涙へ こぼれる吐息は溜息へと変わってしまう前に 眠ってしまおう

死ぬのはお前 私じゃない
さあ飲み給え 今夜はバーガンディナイト ワインに染まる夜なのだから
どうか私の側で眠っておくれ
そしてグラスを交わす日はもうやってこない

血色の甘く溶けてしまいそうな色に浸る
弾けて割れたグラスの傍で眠り
ワイン色に染みる お前の身体


死ぬのはお前 私じゃない もう用意はできているよ
さあ飲み給え 今夜はバーガンディナイト ワインに染まる夜なのだから
だからその涙を飲み給え!

沈むのがお前なら 浮くのは私だ
紫の海で お前は眠る
どうせ血の色など分かりはしない
さあワインの海へ深く沈め
ムーランルージュで会う日はもうやってこない

死ぬのはお前 私じゃない

 (.....ワインはすなわち血、ワインを飲ませることは死を意味する風に思いついて書き留めておいたんだけど、.........(・ω・;)か、考え過ぎだな。犯行時刻は早朝なんだしバラバラにするなんて書いてないし。→「関係妄想」)


.....................なんてことを思ったりしました。ただそれだけ。

 好き勝手に、文章の推敲もせずにただ書き殴っていくのは、ラクなことです。すごく無責任でそれ自体に意味は無い。けれどブログにそれを書き込むと意味合いは変わってくる気がします。自分のところは自サイト内に設置しているしアクセス数も少ないので、その場合においてはそれほど意味を持たないかもしれませんが、ポータルサイト等が提供している無料ブログだと、途端に情報は「伝染」します。よく........ブログが流行り出してから、ネットの情報の量は多くなったが質は低下した、と言われる様になりました。仮に、質の悪い情報がブログにより蔓延したとします。そうなるとそれは「情報の悪疫」となるかもしれません。トラックバックをし合った人や記事を書いた本人は、その表現に従えば、罹病しているわけで、記事を見た人やもしもマスコミがそれを取り上げて流したら、世論は罹病者のうめき声かもしれません。抗体を持つ人ならば感染しないかもしれませんが、ひょっとすると悪疫には敵わないかもしれません。

....なんてね、あははー。
実はオレがヴィールスだぜ〜(゚∀゚)アヒャ...............
↓→自由連想→→→→→→カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン


 いろんなものを無視して気にせずに書くと、こんな感じになってしまいます。なんか一番組み合わせていけないネタの集合だったかもしれません。たぶん今まで書いた中で一番、悪人というか狂人になってる気がします。もうこれっきりにしよう.....とはいってもここは癲狂院だしなあ..........。本来、そんなのが似合っているのかも..........。

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2007年01月15日(月曜日)

 ............実を言うと、年末に買ったボズのコート、一度返品し交換してもらいました。

 というのは、縫製に不良がありまして、片方のサイドポケット部分にあたる、表側に留められているボタンの糸がそのままポケットの中を通って裏側で縫われてあったからでした。............でも到着日には別にそれが不良品とも思わなくて。機能性を重視しているブランド(衣服)じゃなさそうだし、そっかこういうものなのかな.........なんて思わず納得してしまって。

 ところが翌日になって、やっぱりちょっとそれは違うんじゃないかなあ.....?なんて思い始めて。それに背面の裾中央部分にほんのわずかですが、キズなのか表面が少しえぐれて灰色っぽくなっていたのを見つけてしまってから気になってしまって........。どちらか一方のみだったら思いとどまったかもしれませんが、もし不良品ということで交換してもらえるならその方がキレイさっぱりいいかな、と思って、即メール。

 数分後、即返事が届いて、本店の方へ着払いで、ということになり翌日返品。
 着払いの送り状を持っていなかったので運送会社から貰わなくちゃいけないなんていちいち面倒くさいなあ.....なんて思いつつ、運送会社のサイトを見ていたら、何と自分で送り状を作れる! ヤマト運輸がそういうサービスをしていて、アカウントを取って後は普通に送り状を書く感じで入力してプリンタで印刷し終わり。

 発送翌日、いきなり家にボズから電話が掛かってきて、交換/発送の手配、それにお詫びの旨の電話でした。ちょうど年末で12/29だったし、もしかしたら年明けまでおあずけかなあ....なんて思っていたところに電話だったのでびっくりしました。素早い対応にもびっくりだったし安心出来て嬉しかったです。余談ですが.......ちょっとおかしかったのが、その電話。相手の人....たぶん同じ位の年で若い人だと思うのですが、すごいトチってて、「あ、ああ、」「どどどど、どうも....」とか「よよよ、よいお年を....」みたいな感じだったものだから、通話中、(も、もういいです。そんなに詫びなくても......)って、なんだか申し訳なく感じてしまいました。


 ネットのスレとか見てて、ボズの店員の接客とかあれこれ書かれてあったし、最初に届いた時は、コートが妙な香水臭さがあったり、伝票の字の下手っぷりから、もしかして「そういう」お店なのかな......なんて嫌なイメージを浮かべてしまったのですが、本店の方はそうじゃない雰囲気がしました。対応はめちゃめちゃ速かったし電話もくれたし、伝票の字なんかを見ても上手で。若い人の字でないことは確かな字面でしたし。....まあ字の上手い下手で判断するのもどうかとは思いますが、自分の経験上、年齢や人柄が文字に表れる様な気がするので。


 翌日30日に無事届き、今度は文句無しの良品でした。隅から隅まで隅無くチェックしても何処も問題ありませんでした。思わず涙出そうになったよ。つд`)ウウッ あんまり嬉しかったから、商品の到着報告も兼ねてお礼のメールを出しました。

 とにもかくにも、一件落着です。安心して年を越せたし。最高のコートを手に出来たのだし、年末年始はハッピーでした。(^∀^)


 しっかし.....本当にこのルートヴィッヒコート、人気ないんだね。メンズのコートで唯一売り切れになってない。......いや実際、買った自分もゴシックっぽさ目当てで買ったわけではないコートです。思うに、商品ページに、「ナポレオンカラー」とか「大きな下衿」とかメタタグを入れておいた方が良い様な気がします。どっちかっていうとあのコートに限っては、ゴシック云々に関係ないフツーの人にアピールした方がウケが良さそうですし。あとは楽天へ出店かなあ。楽天のように店舗数が膨大にあってカテゴリー別に区別されていると、目的のものが見つけ易いし比較するのもラクですので、最近はよくチェックする様になりました。.......本当、BOZのページをたまたま見たから発見できただけで、見ていなかったらそのまま気付くことなく、念願のコートは手に入らなかったと思うし。

 ゴシック/ロリィタの範疇に留まらないデザインだと思うから、今後も期待してみたいです。

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2007年01月17日(水曜日)

 2つ前の書き込み.........読み返してみたら、なんだか支離滅裂で何言ってるんだか分からないですね。自分の中では色々とネタを混ぜて書いたつもりでした。が、寝ぼけていて文章構成が破綻していたっていうのもあるし、書いた内容以上に頭の中では話が次々と展開してしまっていて、その中から断片的に書き出したから、書いた本人はともかく他人には意味不明でした。すみません。


 まず、前回の書き込みで使った用語は次の通り。

「嫉妬妄想」
妄想の一種。自分の夫や妻が浮気していると確信するもの。
「関係妄想」
他人の何でもない言葉や周囲の出来事に、特別な意味付けを行い、自己と関係づける妄想。
「自由連想」
精神分析療法で行われる治療の手順の1つとして、患者が医者になんでも頭に浮かんでくることをそのまま話す、というもの。


 あの記事を書いている最中、自分の脳内では別の話題のことを考えていて、それを書き出さなかったために起承転結しなかったのだと思います。その話題とは、2ちゃんねるの閉鎖。


 今までにも何度も2ちゃんねるの閉鎖の話題は出ましたが、いずれも結局ネタで終わっていました(危機も確かにありましたが)。今回騒がれている閉鎖騒動も、結局今まで通りネタで終わるのかもしれません。が、今回は今までとは少し事情が異なっており、まだ情報が錯綜している状態です。

 その事情とは、何でも2chで誹謗中傷された人が、書き込みの情報開示を求める訴えを裁判所に申し立てたらしいのですが、2chの管理人である西村氏(ひろゆき)がそれに応じなかったために制裁金を科すことになったのですが、それにも応じなかったために西村氏の資産を差し押さえるということになり、その一部に2chのドメインが含まれていたために、それを差し押さえられる→ドメイン使用不可→2ch閲覧不能.....になるということのようです。

 それで、果して今後どうなるのか......自分にはわかりません。持ち上がっている話が確かだとすれば、そうなることはありえるかもしれません。でも、ドメインが使えなくなるだけでサーバーのデータまでも押さえられるわけではないのでしょうし、2chの全てが失われるわけではないのだと思います。また、管理人の西村氏が今まで黙視し続けたとはいえ、何も対策を打たないということは考えられないし、仮に2chの運営を放棄したがっているとしてこれを機に閉鎖したとしても、どこかでまた同じ様なサイトが出来るはずだし、そういう意味においては「2chが無くなる」とは思いません。


 西村氏の有名な言葉に、「嘘を嘘と見抜けない人には(掲示板を使うのは)難しい」というのがあります。これは2chのみならず情報過多のネット全体に言えることだと思います。..........いや、ネットだけではなくマスコミなども含まれるでしょう。


 そんなことを思いつつ、前回の書き込みをしました。
例えば........マスコミ...テレビが与える影響はとても大きいものです。例えば、情報操作しているとか、視聴者を「たらし込む」とか囁かれたりしますが、最近はネットに加えてブログも蔓延しているために、今まで口コミと呼ばれていた様なレベル(情報の質のレベルとその規模のレベルのことをここでは指すことにします)の情報も恐ろしいほど速く、そして広く伝達するようになりました。例を挙げれば、この前の個人の写真流出や、近年の「ネット右翼」などと呼ばれているものの増加、ネットから生まれた商品など、他にも挙げるとキリがなくなりそうですが、そうした影響が強いのではないか、と個人的には思います。また時として伝達の経緯で、情報は砂糖を煮詰めて出来たカラメルのように、異形なものへと変化していくことも考えられます。

 妄想と虚構と感情が情報に関わっているかいないかを見抜くのは、少なくとも自分には難しいことです。
しかし、今の時代はそういった情報の類いはかなり多いように思えます。ジャーナリズムなどには詳しくないので間違っているかもしれませんが(←つまりこういう情報の質が多いのもその1つ.........って自分で言っておいてそれはないだろ!って感じですが)、昔の....戦前の時代のような、マスメディアといわれるものが新聞くらいしかない時代においては、新聞は情報を庶民へ与えるという、啓蒙としての意味合いを含んでいた様に思えるのです。が、今はどうか。

 そんなことを書きたかったのでした。

 と....うまくまとめられたかなと思いきや、そうなると一体どんな情報を発信すればいいんだよう、ということになってしまうんですよね......。有識者だけしか発信できないのかよ!って。もしくは自分をネタにするしかなくなってしまう..........。結局、メディアが発達した今日では情報の量や質についてあれこれ言うのには、もうムリがあるのかもしれません。


..............しかし、2chは本当にどうなってしまうんだろう........。一度に様々な分野の情報が手に入るサイトなので、今の自分には書かせない情報源の1つとなっているだけに、心配しています。あれだけ規模が大きいコミュニティは他にはないし、匿名による書き込みゆえか、お世辞抜きのストレートな心情、情報、もしくは前述の様な異形な情報、感情......人間の醜い部分を吐露したもの......が見られ手に入れられことは大事なことだと感じています。

なので余談ですが、「2chは惡」だとかいうのにはちょっと ? です。2chが悪いのではなくて(100%そうだとは言い切れないかもしれませんが)、むしろ悪だというのなら書き込まれた情報に悪があるかどうか..なのではないかと思います。それをどう受け止めるか.....情報の価値を判断する力....というよりもそういう姿勢で向き合うのが、今の世の中では重要なのかもしれません。

今度はうまくまとめられた....かな。


 
 巷でカスなブログが多いとお嘆きの方が少なくないようですし、自分でもそう感じているので、実を言うと、こんなバカな自分でも一応あれこれと考えて書いてたりします。差し障りのない内容にするとか、自分なりに調べて分析して感想を述べるとか......情報を発信する責任をそれなりに背負っているつもりではいます。 前回のはそれを思いっきり無視して、殺人事件をネタに無責任かつ自己的に適当に書いてしまいました。........そもそも個人的なコンテンツをまとめたものを「癲狂院」としたのも、それが免罪符になると思ったからです。どんなにいかれた内容だって癲狂院内に有るのだからそれも許される、って。実際そんな手が通用するはずもないのですが。日記をある程度書いて振り返った時、少し怖くなったんです。自分の心情が赤の他人に晒されるということが。いささかシリアスですが、たまにはそういう部分に留意してみるのもよいかもしれません。

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2007年01月23日(火曜日)

FAVOでアートマスター(CTE-640/S2)

 以前の記事で触れましたが、タブレットを先月買いました。
購入理由についてはそちらを参照していもうらうことにして、機種の選択理由をここで書いておきます。


 ワコムのタブレットには、大きく分けてインテュオスとファーボがラインナップされています。前者は高機能で値段もファーボより高く上級向け、後者は逆に低価格で初心者向けという扱いになっているようです。どちらもそれぞれサイズの異なる機種が用意されていますが、ファーボではさらに付属されるソフトを用途別にパッケージしたものもあります。

 タブレットを使うのは初めてなのでファーボで構わないと最初から決めていましたが、インテュオスのファンクションキーを割り当てられるトラックパッドに惹かれました。画像のズーム(拡大/縮小)、スクロールなども出来る様でしたので、これがあれば作業がはかどるかな...?と思いまして。今までお絵描きはしませんでしたがそれなりにCGソフトを使ってきた中で、よく拡大/縮小をしながら作業をしていたし、その都度メニューから拡大/縮小を選ぶのやショートカットキーを使うことに煩雑さを感じていました。

 ファーボにも2ボタン1ホイールの様なものがタブレット上部に付いていて、サイトの商品ページを見ると、ホイールで拡大縮小ができるということでした。が....念のためにファーボのマニュアルPDFをダウンロードして見てみると、それらしき記述は見当たりません。心配になってきたのでワコムのサポートへメールしてみると、確かにフォトショップなどのソフトで拡大/縮小は出来る様なのですが、インテュオスの機能とは違うようでした。ファーボではスクロールホイールの機能として出力しているだけで、それをズーム機能としてアプリ側が捉えるかどうかであって、インテュオスの場合は、たぶんトラックパッド自体がズームさせる機能を持っているのだと思います。


 PhotoshopとPainterのそれぞれにはファーボでも一応ズームできるということが分かりましたので、とりあえずタブレットの選択は後回しにして、付属されるソフトについて検討しました。インテュオス/ファーボどちらも「Photoshop Elements」と「Painter Essentials」のいわゆるレタッチ/お絵描きソフトの定番ソフトの廉価版は付属されていましす。............が、ラインナップのリストを見てみると..........インテュオスの付属ソフトのマック版のは、「Photoshop〜」はバージョン3.0、「Painter〜」はバージョン2.0でした。一方ファーボの方は、EXモデルは同じく3.0、2.0、アートマスターは3.0、3.0、コミックパックは無しでした。

 それなら、コミックパックを除けばどれもだいたい同じ.........だと思ってそれならせっかくだしインテュオスにしようかなーなんて一度は決めかけていたのです。でもその前に一応それぞれソフトのメーカーサイトで詳細を調べてみました。


 「Photoshop〜」の方は、マック版ではどのモデルもバージョン3.0止まりなので選択の余地はありませんが、「Painter〜」ではアートマスターのみバージョン3.0の他はすべて2.0になっています。3.0と2.0の違いをメーカーサイトで確かめてみたら、だいぶ機能に差があることが分かりました。

 個人的には「Photoshop」と「Painter」を行き来するような使い方をするつもりでした。例えば塗りはPhotoshopの方で済ませて、線は敢えてPainterで描いて、仕上げの調整は再びPhotoshopで........みたいな。 また、絵を描く際もCGの描き方の本などで調べてみるとやはりパーツごとにレイヤ−で分けて描いている人が多いようでした。前景/背景はもちろん、前景でも例えば人物だったら、顔/両手/足とか....顔でも髪/目/口とか......。
 なので、Photoshopのファイル形式であるPSDファイルとレイヤーの機能がそれぞれサポートされていることが重要でした。が、「Painter〜」2.0ではレイヤー機能はともかくPSDファイルのサポートが無し。これがサポートされていないとすると、何かと不便そうだな....と思ったし、ブラシの数もだいぶ違う様でしたので、バージョンは3.0じゃないとダメだと気付きました。


 なので、タブレットの機能はインテュオスが良かったのですが付属ソフトの「Painter〜」が2.0でしたので、選択から外れることになり、ファーボのアートマスターにすることにしました。

 大きさももA6とA5サイズで迷いましたが、自分の環境が液晶17インチで1280×1024でしたから、大きいA5の方がいいかなと思って。「がしがし」と描いていくタイプの自分にはたぶん大きいサイズの方が合ってそうだし。というわけで、A5サイズのアートdeマスターにしたというわけです。


 ラインナップを見ていて思ったのですが、付属のソフトでマック版があるのは、フォトショップとペインターのみ。コミックパックなんてマック版のソフトが1つもないからマカーは買っても付属ソフトの恩恵は1つも受けられませんね。まあEXセットとかアートdeマスターのも上記の2ソフト以外はマック対応はないので、なんかアレだなーって。..........昔は画像編集に強いのがマック、なんていわれた時代があったけど.........今は.....ねえ。 (つд⊂)エーン


(2006/12)
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 以上が、使用前の感想です。
 欠礼状と年賀状といくつかタブレットを使って作成してみて感じたことは、思ったよりも使い易く、相対座標にもすぐに慣れましたし、ペンによるダブルクリックなどにもすぐに慣れることが出来ました。が、どうしてもこのタブレット面のツルツル感だけはなかなか馴染めません。勢い良く描く線は良いですが、慎重にゆっくり描く線だと思わずつるっとあらぬ方向へ描いてしまったりします。対策としては紙を挟んでおくとよいそうですね。インテュオスだとペン先にフェルト状のものやシートもマットタイプなどいろいろ選べるらしいですが。

 タブレットを年賀状用だけにしないように、定期的に何か描いていきたいな..........と思っています。次こそは萌えキャラに挑戦だぞ!っと。意気込んでるうちに何か描かなくちゃね。

.........ガクブル((;・д・))ヤナヨカーン  (^∀^)ガハク,ガンバルモンネ!


 いや........確かに拙いよな......。何てったってイノシシ描こうとしてブタになってしまったし........萌えキャラ描いても何故かブタ子さんになってしまいそうでコワい。まともなのを描けるまでに、一体どれだけ作品供養しなくちゃいけないことやら。ハ〜('・c_・` )  きちんと供養しないと化けて出てきそうでコワいもん。w......ってそれは冗談ですが、まあ道のりは長いことは確かですし、来月になったらすっかり忘れてそうだし。w

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2007年01月30日(火曜日)

ジェイク(・∀・)イイ リー
あぁ....こんな廚臭い書き方すると、ファンから怒られそう.......。すみません悪ノリしました。カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン

 でも、ランディのプレイ同様にジェイクのも大好きなのは本当です。(ザックのも好きですが。).......リアルタイムで体験していないので何とも断言できないのですが、やっぱり不遇すぎた気はします。不遇なのもそうですが、在籍時の当時はともかく、脱退後から今日に至るまで正当な評価を得られていないような気がして残念です。

 当のオジーは、ジェイク在籍時に作った曲は制作時に嫌な思いをしたから歌いたくない、とか言って、今でも演奏されるのはせいぜい「月に吠える」くらいですよね.....? オジーのベスト盤に収録されていた「Shot In The Dark」も、いつのまにかザック時代の「ミラクルマン」に差し替えられちゃってるそうじゃないですか。オジーもそうだけど、マネージャーで奥さんのアノ人がねー....やっぱり色々指示してそう....だよねえ。ランディ在籍時の1st、2ndのベース/ドラムトラックの差し替え、なんて普通やる? 名盤扱いされているものに、十数年も経った後にいじり回すなんて..........。 ちなみにこれらの件で思うのですが、ふつう レコード会社>アーティスト というような力の立場のように思えるのですが、オジーの場合、オジー夫妻>レコード会社 なんでしょうか。w 

 .............と、ジェイク在籍時のアルバムくらいでしか聴けず、その上最近のジェイクの音沙汰が無いのもさみしく、 (つд⊂)エーン  ....って感じでしたが!!!

発売されましたね! ジェイク在籍時のライヴDVDが!!!
ライヴ+モア!


 ジェイクファンには嬉しいリリースだと想うのですが、諸手を挙げて喜べない様な気も...........。なんか奥さんのシャロンが、「ジェイク在籍時のライヴを見たがっているのがけっこういそうだし、ジェイクはむかつくけど、金になるしとりあえず出しておくか」、みたいな気がするんですよね.......ものすごく。

 実際、YouTubeで見かけたブートを見てみると..........ジェイクのギターソロの最中に、オジーがジェイクの髪の毛掴んで引きずり出したり、ギターソロが終わったや否や、「いつまでもやってんじゃねーよ!さっさとどけよ!」みたいな感じでジェイクを脇へ押し倒してたり........なんかパフォーマンスとは思えないような「ジェイクいじめ」映像に泣けてきます。

Jake E Lee Solo
3:13から、問題のジェイクいじめが始まります。。・゚・(ノД`)・゚・。 ヒドイ
これ以外の映像でもやっぱり髪を掴んでたのあったし.......。

 そういえば、手持ちの雑誌にもそれらを裏付ける様な記事が載っていました。オジーの話でしたが「あいつは最初の3日は良かったが、その後は自分を目立たせようとしていた。」とか。ジェイクの方も「オジーが夜中の3時に押し掛けてきて、アイデアが浮かんだから録るぞとか言っても、酔っぱらっててどうしようもなかった。」とか........。機材に関してもオジーと揉めてた様な。当時流行っていたトレモロアームを敢えてジェイクは使いませんでしたが、オジーは「ランディはアーム付きのギターを使っていた。だからお前も使え。」とか。ついでに「ランディはラック式のエフェクターも使っていた。だからお前も使え」とも言ってたそうですね。オジーが一番酔っぱらってた時期だったんですよね? ジェイク気の毒過ぎ。(´・ω・`) この頃のオジーは好きじゃないな.....。昔の奇行をみんな酒のせいにしているそうですが........。当時もお酒が入っていない時だとすごく紳士的だったとか訊いたことがありますが、なんかあやしい。w でも今は酒はもちろんタバコもドラッグもやっていないというから、最近のオジーは好印象で好きですが、

 そんな経緯で袂を分かつことになった二人で下が、ザックだったかジョー・ホームズだったかが辞めた後に、再び加入のオファーがジェイクのところにあったんですよね? (そういえばジェイクがオジーバンド辞めた後にもホワイトスネイクからオファーがあったんですよね。ヴァイが居た白蛇も良かったのかもしれないけど、ジェイクの白蛇も良かったんじゃないかな.....って今更どう言っても仕方ありませんが。)


ということで、DVDを買おうっと。


以下ネタをいくつか。

bark at the moon (good version 1984 BATM tour)
ギターソロと共にエンディングのシーケンスフレーズが冴えまくっていますね。
この映像の音源って、もしかして「Prince of darkness」に収録されてるのと同じ?
ランディのブートがたくさん載っているサイトにあって知ったのだけど。...とブックマークしておいたサイトをいくつか見てみたのですが、載ってない......。あれ〜〜どこで見かけたんだっけなあ。「Prince of darkness」って、ランディ時代の「You,Looking At Me, Looking At You」が収録されているんですよね。この曲って「You Said All」と共にCD未収録なんですよね。あ....でも「You Looking〜」の方は、トラック差し替えした現行バージョンの1stに追加されていましたっけ。


ちなみにせっかくなのであれこれ書いておきます。
ジェイクが使っていたギターは、フェンダーのトレモロレスのストラトをシャーベルでコンポーネントした、例のシングルピックアップがスラント配置された3ピックアップのものと、1ハムのみのシンプルなシャーベル製のストラトタイプが有名ですが、後者のギターに近い仕様のギターがスクワイアから出ていますよね。
..........いや、別にジェイクモデルとかではないのですが、ぱっと見て個人的にはジェイクっぽいな....と感じました。

Bullet® Special (Special Edition)
色も同じ青系だし、舟形ジャックが付いているのが大きな外見上の違いくらいで、他はけっこう近い気がするのですがどうでしょう。値段も手頃なので(たしか2万もしなかったはず)、けっっこう欲しかったりします。
http://petiteteenagerr.com/girls/sadiesguitar/10.jpg
同じギター画像ですが、こっちは......男向けかな。w 一応閲覧注意。以前、2chのスクワイヤ等の低価格ギターのスレに貼られてました。

 調べていたら2chにもジェイクのスレがあったんですね。見てみると同じ様なことばっかり書かれてます。
【ちゅみと】ジェイク.E.リー FAKE3【ばちゅ】

........スレにも書かれていますが、本当、こっち(日本)に来て活動すればいいのに......って思います。元メガデスのマーティみたいに。それに日系人なんだし。ランディはもう居ないから応援のしようがないけど、ジェイクはまだ生きているのだし密かに活躍を期待しています。

ちなみに.....このDVD買ったらジェイクへお金が回るのでしょうか。......ナンカ(・ω・;)ヤナヨカーン

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2007年01月31日(水曜日)

フランスのジャパン・マニア 1/2
フランスのジャパン・マニア 2/2

 どういうわけか、2chの文学版の或るスレに貼ってあった、YouTubeの動画。タイトル通り、日本好きのフランス人を紹介しています。日本好きといっても...........前編の方で二人のパリジェンヌが出ていますが、一人はパンクっぽくて、もう一人はゴスロリの格好をするのが好きなようです。この二人も含め番組に登場するフランス人に共通するのは、日本の文化(MANGAと番組中では出ていますが、動画を見た感じではいわゆる海外で言うOTAKUでしょう。日本で言うオタクとはちょっと意味合いが違う。)に嵌まっていることです。


 たまたまかもしれませんが、この番組中では、ゴシックとヴィジュアル系の音楽の組み合わせが目につきました。ネットで最近目にしたのですが、ヨーロッパの方では、日本のヴィジュアル系バンドの音楽/風貌共に、ゴシックと受け止められることが多いそうです。(確か.......ディル・アン・グレイ(でしたっけ)をはじめとして、日本のみならず海外でもそれなりに認知されていますよね。) そのようにヴィジュアル系=ゴシック系として評価する人がいる一方で、本来のゴシック系のバンドと一緒にするなと拒絶する人も少なくないそうです。

 それで可笑しいと感じたのは、ゴシック発祥の地であるフランスの人が、逆にゴシックのスタイルを取り入れた日本のサブカルチャーの1つであるゴシックロリータに嵌まってるということでした。後編の方で、一度日本へ行ってしまったら二度とフランスへは戻れない...と言い切る程、日本好きな前述のゴスロリパリジェンヌが出ていましたが、えぇ〜〜〜って感じです。もちろん日本が好きっていうのは嬉しいし歓迎するけど、少なくとも個人的にはフランスの文化なんかはとても憧れるし、フランスにはゴシックなんて至る所で浸れるはずなのに,、日本にはゴシックの文化は歴史も無いし深く根付いているわけでもないから、ゴシックのスタイルの全てがあるとは思えないし、100%ピュアに伝わっているかも怪しいのに.........日本のゴスロリに惹かれるというのは............ね、
 でもまあ...本来のゴシックとゴスロリのスタイルはかけ離れているし、ヘンな感じだけど「ゴスロリ」の本場は日本だし、好きならそれでもいいか.....な。(どっち?)


 日本が世界に誇れる.....かどうかは別にしても海外でそれなりに認知されているのは、マンガ、ゲーム、アニメ.......同人(ただし海外でのDOJINは成年向け同人誌の意味になっているようですが)なんかもそうですよね..........つまるところ、オタクな要素が濃厚なんですよね。

 日本の文化は他にももっとあるだろっ!と言いたいところですが、やっぱりすぐ手に入って、分かり易くて、身近な存在な文化が広まり易いのでしょうね。振り返ればフランスで日本の文化が流行り出したのは、ちょうど美術史でいうと印象派の頃からですよね、ジャポニズムと呼ばれるものです。当時の浮世絵に影響を受けた画家は多いです。浮世絵も当時の江戸時代では庶民に人気があって、歌舞伎役者や遊女を描いたものに人気があったというし、今で言えばアイドルのピンナップやグラビアみたいなものなのかな.。

 ............案外、フランスと日本は共通部分があるのかもしれませんね。お互い歴史も文化もあるし、言語も独自のものだし、綺麗で難しい言語だと言われますし...........。でも異なるとすれば、フランスは他からの文化には拒絶的で保守的なのに対して、日本はとにかく新しいもの好き.....他国の文化について好奇心旺盛な気がします。ゴシックロリータなんてそれの典型的なものの1つでしょう?


 話を戻して.........見ていてやっぱり思ったのは、ゴスロリにしても何にしても、フランス人はサマになる! ってことでした。というかわざわざそんな格好しなくても充分なのに.....。自分が日本人だからそれほど違和感は感じないけど、向こうの人から見たらアジア人が西洋のメイド服や人形の格好をしてる....っていうのはかなり異様に見えてしまうのかも。「ジャパン・エキスポ」とかいう催し物での風景が映っていますが、そこに映っている日本人のメイド姿の売り子.........やっぱり海外だと異様だ.........。悪いとかそういうんじゃなくて、単純に「似合っていない」様に見えてしまいました。でも例のゴスロリジェンヌには感動ものだったみたいですが。w


 近いうちにゴスロリもワールドワイドな存在になるのかな.。  でも仮にそうなってしまったら宿命的に日本人には体型や顔のつくりから悔しい思いをするかも..........。和服姿のゴスロリスタイルなんて流行らなそうだし........。う〜ん。でも京都辺りで集結して(w、外国人にアピールすれば案外ウケるかも? 

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