Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

社会 アーカイブ
3 / 5pages

previous

 

 

 

 

 

ALL

next

 樋口一葉の「たけくらべ」を初めて読んだのは一昨年の秋。偶然にも一葉忌の日に読み終えたような気がします。それからというもの一葉の他の作品をいろいろと読みあさりましたが、やはり一番印象的に残っているのが「たけくらべ」です。やがて僧になる少年と遊女になる少女の淡い恋の話です。最後に少年が水仙の造花を吉原の格子戸を隔てて贈るのですが、それを少女は切な気に眺めるのです。閉じた扉はもう二度と開かないのです。僧と遊女になることは互いに決められていた運命によって、無邪気にはしゃいでいられた子供の空間は、吉原の闇に覆われてしまうのです。

 というわけで、今回の雑記は吉原について。
実は「たくけらべ」を読んだ時はまだ吉原の基本的なことしか知らず、遊女の暮らし振りは全くといってよい程知りませんでした。.....実際いろいろ調べてみると思っていた以上に悲惨なことになっていたようで驚きました。16、17歳で郭へ売られ、「あがる」までおよそ10年らしいのですが、あがるまえに死んでしまう者も多かったようで、記録によると20代前半がもっとも多かった様です。....考えてみればそれも頷ける話。今と違って暮らしは厳しいし、病気にかかっても治せる薬はあるわけもないし。(それにも関わらず、梅毒などの病気にかかってこそ一人前、というような風潮だったようです。梅毒にかかると流産・死産する確率が高くなり=妊娠しにくい ということから。また、髪の抜け落ちたやつれた表情が却って美しく見えたらしい。もっとも病気がそれ以上に進行して顔自体が崩れるようになってしまってはもはやお払い箱。当然のごとく追い出されたようです。その後の行方は言わずもがなですが.....。)病気になればそれだけ借金は脹らみ、位が上がって付き人が増えてもまたそれだけ費用がかさむわけで、ますます出るに出られなくなってしまう無限回廊.....。幼い頃からあらゆる教養を身に付け、その中でも特に優秀な者だけが太夫や花魁のように最高位の遊女になることが出来、たくさんの取り巻きを付けながら華やかに暮らせたそうですが、本当にそれはごく一部であって、ほとんどは先述通り酷い有様だったようです。

 しかし、この吉原、なんだかんだいっても江戸文化の1つとして欠かすことの出来ないものだけあって、吉原などの遊廓や遊女を取りあげた作品は数知れず。また、「男一度は伊勢と吉原」と言われたそうですから、それだけ羨望の的だったわけです。

.....と、いろいろ調べていたらひょんなことから(うそつけ)「今の吉原」のコンテンツに飛んでしまい、吉原のお店を集めた情報サイトだったのですが、パッと見てピンとくる泡姫の顔写真が目に留まり気になったのでちょっとお店のサイトへ飛んでプロフィールを見てみたのですが........う、黒薔薇の飾りが付いた黒のワンピ着てる写真が.......。ゴシックでデカダンスな雰囲気が素敵。雰囲気が他の泡姫とまるで違うし顔立ちも....。正直言うとかなり萌えです。....しかも名前が、B'zでもお馴染みのスタジオミュージシャンで有名なドラマーの名前と同じ.......。どうしてこういう結果になるのでしょう......。なんだか最近、こういう勘がやたら冴えまくっています......。ちょっとでも気になったもの(音楽、美術などなどなんでも)は調べてみると意外なところで.....というのが本当に多いです。でも泡姫ではね.......諦めるしかねえな。

 とはいっても、別に泡姫を卑下したりすることはありません。むしろ(少しばかり語弊があるかもしれませんが)凄いなあと思ってしまいます。他の風俗で働いている人達もまた同様にそう思います。多少なりとも覚悟を決めて働いているのでしょうから見上げたものだと思います。体力的にも精神的にも相当きついと思うし.....。特にソープなんかは本番OKなわけだから生なら病気の心配もあるし......。御指名を頂けなければお茶を挽くはめになってしまうし.....。って、お世話になったことはないので本当の所はどうだかは分かりませんが。 もちろん、ソープへ通う人も別に悪いとは思っていません。......なんて書くとまた荒れるんだ。w お酒や煙草を喫んだり、賭け事をしたりするのと同じの様に思えます。別に違法ではないし、いわゆる嗜好品などのように、人生に必ずしも必要なものではないが人によっては慾を満たすために時に必要だったりするかな、って。「全然違うだろ、ばか」とか言われそうですが、まあ言わせておいて下さい。どうせここは癲狂院なのですから。w  ......だいたい、風俗(・関連)営業がなくなったらこの世は間違いなくソドムの街になってしまうのだと個人的には思っています。溢れる慾を吸収するところがなくなると、間違いなく向かうところは決まっています。今以上に性犯罪が増えたらこの世もお仕舞いです。 江戸幕府も江戸をコントロールするために点在する遊女屋を吉原へ集めて幕府公式の遊廓にしたのですし、.......まあ、お役所の方の中にも通う人はいらっしゃるのでしょうから、おそらくこれからも消えずに続いてゆくでしょうね。風俗営業は暴力団の資金源になっているといわれていますし、大きくなり過ぎるのも困るしなくなるのも困る...という具合いでしょうか。

 ここでこんな本を紹介する事は、それらの存在を肯定させるように仕向けてしまう、と思われるならば卑怯なことなのかもしれないですが敢えて紹介します。
「セックス・ボランティア」という本なのですが、少し前の読売新聞の「よみうり堂」で紹介されていたのでご存じの方も多いと思います。紙上で紹介されるだいぶ前から偶然アマゾンで見つけていたのでずっと気になっていました。(実はまだ買って無い。).......リンク先のアマゾンのページをご覧になればお分かりになられると思いますが、障害者の性について語られている本です。脳に重い病気を持つ老人の障害者が年金をやりくりしてソープに訪れるという話や、女性障害者をお客とするホストクラブや障害者専門の風俗店....などなど表には出ない真実がいろいろと書かれている様です。......よく、風俗で働く人達は最低だとか、言う人もいます。人の価値観は様々ですからそれに対して考えを改めさせるつもりもありませんが、必要としている人がいて、その方達をお客とする、介護する人達もまた必要だということは確かなのでしょう。


 まったく、「たけくらべ」からこんなところまで話が進むとは.....いつも通り連想し過ぎな脳味噌のせいです。でも本当、次から次へといろいろ疑問が出てくるんです。風俗のお店って全国でどれくらいあるんだろうか、とか、どれくらいの男が利用しているのか、なんてくだらないことも。.....いや、周りにそういう人いないから、どうなのかなって。(もっとも風俗通いを自慢する人もそういないと思うし)

........。そういえば昔いた!
学校通ってた頃、彼は違う科で長く在籍していなかったからそれほど会うことはなかったのですが、いました。最後に会ったのが一緒にご飯を食べた時で、その時に話してくれたので憶えています。なんだかけっこう通い詰めているような感じで、裏を返している姫に電話番号教えてもらった、とかですごく嬉しそうでした。メモ書きなんかも見せびらかす程だったから.....。w でも....それって他の人にも同じように番号教えていると思うよ.....なんてことは野暮なので敢えて言いませんでしたが。 けっこういい人だったからいなくなったのは惜しかったです。音楽(キーボード)をやっていて、音楽理論も勉強していて、当時、お互いELTなどのavex系が好きなのもあって、一緒にバンドやろう、なんて意気投合していたのだけど。けっこう楽しく活動できたように思えるから残念なことです。でもまあ、あれだね、バンド活動しているうちにどうせボーカルの女のコをたべちゃうんだろうね。w .....あまりの授業の内容の酷さに見切りを付けて辞めてしまったのかも知れないけど。今頃どうしているかな.....。もしかしたら音楽の仕事でもしているかもしれないですね。


........振り返ると更新が滞った後の雑記はいつもxxxな内容だったような気もしますが、ま、いっか。(゚∀゚)アヒャ 先の猛暑で脳味噌が溶けたにちがいない。w
ちなみに.......タイトルがこの内容の全てを物語っているように思えたので付けてみました。もちろんフランス語の「La vie en Rose ( バラ色の人生/暮らし)」をもじったものです。Labiaの生々しさとRoseの華やかさが上手いな〜なんて自讃していましたが.......検索してみたらそういうサイトがあった......。やっぱり同じようなことを考える人、いますね。.....けっこう真面目に書いたつもりなのですが、ひょっとしてご覧の方々は大激怒、大嫌悪?

この8月の過去ログは検索ロボットを弾くように設定しておかなけえれば.......。さもないと、えらい目的で左や右の人もフェミニストの方まで検索サイトからおいでになってしまう。

.........殺られる前にやっておこう....。
カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン ゴメンナサイデシタ.......チョーシニノリスギマチタ

† 22:49 | トラックバック | Topへ▲ †

.....事あるたびに思う事なのですが、内容が内容だけに公の場では言いにくいので今まで控えていたのですが、やはり書こうと思います。 時期的にもちょうど良いでしょう。


 「もはや戦後ではない」と言われてから久しいですが、私見では「未だに戦後である」と思ってしまうのです。何故かと言うと、未だに戦後処理が終わっていない/解決していない、と思うからです。...なんて言うと、ようやくほとぼり冷めてきたっていうのに余計な事を蒸し返すんじゃねえよ...なんて言う人もいるかもしれません。いや、確かに事務的には解決した部分もあるのかもしれませんが、精神的にはどうもいまいち解決していない様に思えるのです。また、未だに揉めている/解決していない事柄も残っています。....北方四島、尖閣諸島などの領土問題、靖国参拝問題、強制連行/労働者、従軍慰安婦の賠償問題、国歌斉唱/国旗掲揚の問題、歴史教科書などの歴史認識の問題......などなど、挙げてみるとだいぶあります。

 同じ枢軸国だったドイツ、イタリアから、なぜ日本はいつまでも解決できないのかと不思議に思われることがあるそうですが、.....日本国民の自分だってそう思います。しかし向こうとは事情も異なりますし、悪い日本人の気質も影響しているような気もします。

 もちろん戦後の政治家達は解決しようと努力はしたでしょうし、何もかもが解決していないわけでもないでしょう。でも、先延ばしにしてしまいずるずると今日まで問題が山積み状態になってしまったのもまた事実ははずです。


 もういい加減にはっきりしてほしいのです。やはり今のままではいけない気がします。余計な波風を立てるのが嫌だったり、あるいは近隣諸国がすぐに反応したりするので取りあげる事自体が、タブーのような雰囲気さえ感じます。でも、そのままだったとしたら、あまり良くない結果になりそうな気がします。時の流れにまかせ問題自体も風化させたいのかもしれませんが、それだとわだかまりは消えないと思います。


 そしてもうひとつ言うと......こんなことを言いって右翼だとか言われると心外ですが、近隣諸国に対してもう少しびしっと毅然とした態度で臨んでもらいたいと思います。いままですり抜ける様な感じで諸外国と交わしてきた様に個人的には見えるのですがもっと対等に向かい合っても良いのではと思います。(圧力を掛ける、という意味ではありませんので誤解なきよう) もっとも事あるごとに脊髄反射する国にも問題があるような気がしますが、それも元を辿れば結局は日本の問題とも言えるのかもしれません。

 今は中国の経済が急成長していますが、次回オリンピックの開催地も北京に決定していますし、その辺りがピークになりそうな気がしますが、それを考えると、それも危ういと思います。日本の企業も挙って参入してはいますが、それって眠れる獅子を覚ますだけのような気もします。エコノミストでもないし馬鹿者なので的外れだとは思いますが、その後の急成長した中国経済が日本に襲うような気がするのです。.....要するに諸外国に対して受け身な姿勢は、国際情勢の波に乗り遅れそうかな、って思うんです....。


 話はそれましたが、上に挙げた問題で、身近に感じた事があったのは、歴史認識の問題と、国歌斉唱/国旗掲揚の問題。歴史認識の問題というのは、いわゆる、南京事件での犠牲者数のくい違いなど(極端に言うと事件の有無の問題まで)のことです。歴史教科書によってもその認識が違うのですから困ったものです。自分は戦後生まれですし、当時のことは何かから見たり聞いたりしない限りその史実を知る事はできませんし、それが真実だと認識せざるを得ません。ところがその情報が、定かでないというのですから問題です。どう考えたって史実は1つしかないはずですから、どれも誰もが同じ認識になるはずです。何度も言う様にこちらには真実を知る由がないのですから解決してもらいたいものです。(ネットで調べても記述が見事なまでに違ってます。)

 国歌斉唱/国旗掲揚の問題は、実は学生の頃は全然知らなかったのです。しかも国歌である「君が代」の歌詞の意味さえ満足に教えてもらえなかったように思います。ですから、言われるままに歌って起立していたという感じです。.....断っておきますが、国歌を斉唱したりすることは悪いとは思っていません。なんてまた書くと右翼キタ━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━!!!とかいって荒れるんだ......。でも、未だに歌うのを拒否するのは、ちょっと理解できません。かつての帝国時代の思想の解釈のままで受け止めているのだとすると、それこそ問題な気がします。

 靖国神社参拝問題も毎年の様に騒ぎになりますが、特に何も対策を採っていないということはあのままでよろしいという方向なのでしょうか。戦犯も他の戦没者同様に祀ってあるのが問題の様ですが、確かに諸外国が怒るのも分かります。遺骨自体はあそこにはないはずですからそれぞれ各地に墓地があるわけで、何もわざわざ合祀する必要もないのでは、という声も分かります。....なんとか上手い策を投じてもらいたいものです。戦犯だけを除くとか案があるようですが、遺族にとっては同じ戦没者でしょうし、難しそう....。戦犯はともかく、他の戦没者の中には、ほとんど国の被害者と言ってもよい人達もいると思うのです。無理矢理徴兵されて挙げ句の果てに自爆でしょう.....? 悲し過ぎると思います。 
 長野の上田市に「無言館」という、戦没画学生(芸術を志しながらも出兵により戦地で亡くなった(あるいは行方不明)方達)による絵や手紙などが展示してある美術館があるのですが、オープンしたての頃に見に行った事がありました。外の景色は穏やかなのに十字架の形をした館内の薄暗い空間にぽつぽつと飾られている絵はあまりにも悲しい表情をしていました。ああいうのを見ると、首相くらいは参拝してもよいのではないかと思ってしまいます。祀る、というよりは詫びるという感じの方が良いのかもしれません。

 あとは.....、愛国心。
これもまた口にすると災いの元になってしまう禁句のような言葉ですが、これの本来の意味をはき違えているような気がするのです。愛国心=国粋主義、のような図式をイメージしてしまいがちなのは、やはり戦前の影響なのでしょうが、あの時代の思想は、全てのものがねじ曲げられていて、プロパガンダとして利用された感じもありますし、その当時の思想のままを受け止めることは、それだと違う様な気がします。もう一度振り返り、本来の日本の素晴らしさを再認識することは、過去の悪しき思想などから払拭することにも繋がる気がします。

 いろいろ書いてしまいました。.....タブーな話題づくしでかなり危険な内容なので、また一層サイトへの来客数が激減、もしくは荒らし急増してしまいそう。でも断っておきますが、決してファシストではありません(ファウストの可能性はあるかもしれないですが。w)。他の書き込み諸々含めて読んでもらえればおそらく分かってもらえると信じていますが。

† 00:01 | トラックバック | Topへ▲ †

 もちろん参院選の投票日は7/11です。ですが当日はちょいと行けなそうなので、期日前投票を今日してきたというわけです。投票所は役場ですが、うちの町の様に小さい市町村ならば、どこに行くにもすぐなので別に面倒くさくもないですし、こういうのは本当に便利です。

 以前は、正当な理由がない限りは、投票日前に投票することはできませんでしたが、現在は特に理由がなくとも構わないので(例えば遊びに行く用事がある、という場合もOKだということです...。)、そういう対応も良いと思います。もっとも、そういう風に妥協するようになったのは、年々投票率が低下してきているからであって、手放しに喜べる話ではありませんが。投票しない方が悪いのですから。

 民主主義の世界では、ベストよりもベターなのですから、特に指示する立候補者/政党がないから投票しない、というのは間違いだと思うし、なにより与えられた権利を放棄することは勿体無いことです。ささやかな政界への意見ともとれますし。ぜひ投票するべきだと思います。(....といいつつも、やっぱり山本夏彦氏のお言葉を思い出してしまいます。←過去のNotebookを参照)
 期日前投票は、宣誓書というのに名前と住所、生年月日を記入するようです。一応理由も訊かれました。(というより記入の便宜をはかってくれたという感じ)
....なんだか、こう早く済ませてしまうと気分がいいです。


http://www.akaruisenkyo.or.jp/20saninsen/h/index.html

† 23:40 | トラックバック | Topへ▲ †

 新しいマックにしてからというもの、CDを次々とAAC(アップル独自の音楽ファイル)にして、i Tunesにストックしていっているのですが、これって本当に素晴らしい!今まで使っていたマックのCDドライブは読み込み専用で、後から買った外付けCD-R/RWドライブも動作不安定で、CDをMP3にパソコンへ変換しジュークボックスの様にする....なんてことは出来なかったので、悔しい思いをしていたものです。いちいちCDを取り換える手間もないし、本当に便利!.....だから特に恩恵を感じるのが、シングルCDの曲を聴く時。8cmシングルCDのことです。あれって(カラオケとかインストを除くと)大抵2曲しか入っていないから、その収録曲だけをちょこっと聴きたいっていうときでもわざわざCD取り出さなくてはいけない.....。しかもシングルCDは、CDラックの棚の奥の方にしまってあるので、取り出すのが面倒くさい......。なので、ここ数年ほとんど聴くことがありませんでした。それが新Mac& i Tunesのお陰で.......、いつでも聴きたい時に聴けます。

 入れたシングルCDのほとんどはB'zなのですが、ほとんど聴いていなかったこともあって、すごく新鮮に聞こえました。昔の古いカップリング曲なんて、すっかり忘れていました。「GO-GO-GIRLS」(「Alone」のカップリングです)とかですね....あれはけっこう好きだったな。なんとなく「Lady-Go-Round」に似てますよね。作りが。「Round-Round-Round...」ってフレーズのところが「GO-GO-GIRLS」ではサビになっている感じ、というか。シンセのシーケンスフレーズとかギターのオブリが好き。女言葉で歌う稲葉さんも....なかなか乙かもしれない。w 「Easy Come Easy Go!」のカップリングの「Go! Nude! Go!」なんて完全に忘れてました....。これ、ご本人達も忘れてる様な気がする......。歌詞/曲ともになんだか少々槍投げ状態っていうか。 

 とはいえ、B'zのカップリングには良い曲が多いのも事実。「Pleasure'91」(「LADY NAVIGATION」のc/w)とか、「TIME」(「BLOWIN'」のc/w)、「恋心」(「ZERO」のc/w)、「KARA・KARA」(「裸足の女神」のc/w).....とか。あと、「Mannequin Village」(「Don't Leave Me」のc/w)なんかも好きかな...。「TIME」のイントロのギターのアルペジオはよく練習したよ...。"♪〜何もない午後の入り江〜"....ってどんな感じなのかな....。内陸の田舎者にはわからない....。あの歌詞は好きです。いや、知っている曲の歌詞のほとんどは好きです。(最近のは知らないので分かりませんが) 

 そういえば、稲葉さんは、岡山県生まれで、その後横浜に住んでいたことがあったんだっけ...? それと関係あるかわかりませんが、海辺が歌詞の内容に出てくることがちらほらあったりしますよね。
 海ね〜、いいよねぇ。横浜なんかはこないだ初めて行ったけれど、あそこは最高でした。出来るなら...住んでみたい位。居留地だったっていうのもあるかもしれないですが、古い西洋風の建物もあちこちにあって、それでいて古臭くなくて....、いいなぁ、横浜にお住まいの人達は。羨ましいぞ。群馬なんて...、山でしょ、で、また山でしょ...で、やっぱり山だ。(おまけにこのご時世に賊が出没する始末。山から一人残らず引きずり出して、地獄の業火に投げ込みたい者どもだ...。)・゚・(ノД`)・゚・ それはともかく、古い建物は壊しちゃうし、県庁舎なんかいい例だよ。あんな下品なピンク色のビルの庁舎を建てるし...。古い庁舎はファサードとその周り位を残して壊しちゃうし...。通称「キング」の神奈川県庁舎程ではないけれど、重厚な作りで姿はけっこう似ていた気がする。好きだったのに。よい建物だったのだけれど。その点、神奈川県庁舎は、きちんと残しているのに...。この違いは一体.......。
 そういえば前に書いた、カネボウの赤煉瓦倉庫、なんだかこないだ国道通ったら見えなかった。....取り壊しちゃったのかな....。だとしたら、非常に残念です...。 まぁ、群馬にも良いところはあるだろうけど、個人的には山より海の方が好きなんだよっ。 *後日確認出来ました。現在も健在の様です。


 話は戻して......、本当はね、書きたかったことは........。
昨日の出来事。そう、あの出来事。

 お互い友達だったのでしょう? 何故、あんなことにならなくてはいけなかったのかな...って、自分には到底理解し難いことです。なぜそう思うかって? 自分には友達がいなかったから...。そういえばB'zの「ミエナイチカラ」って曲が大好きなのですが、歌詞の、ある部分がすごく泣けてしまうのです......。「♪愛する友の言葉を僕は忘れない」っていう部分です。ときどき考えてみたりするけれど...分からないのです。....友達がいなかったから..........。自分だけ、一人で浮いて置いてかれて......からかわれたりいじめられたり........。成人式には、けろっと何もなかったような素振りをしていたけれど、昔、お前達がした仕打ちを忘れやしないよ。今でも時々悪い夢に出てくるんだよ、お前達が。(もっとも、自分にも問題があったのも事実。ねくらで嫌なヤツだったから、そのような扱いを受けるのも仕方なかったのかもしれない、とも思うけれど) ...でも助けてくれる友達も、かばってくれる友達もいなかった.....。みんな遠くへ行って憧れの人はみないなくなってしまう。

 だから、大事な友達は.......、振り返れば人生においてかげないのない存在に違いないはず.....だと、思うのです。

 「愛する友の言葉」か......、一度、どんなものか聞いてみたかったなあ。そんな風に嘆くヤツが居るというのに....あんまりだよ...。


 残った加害者には、もう愛する友の言葉は永遠に聞けないんだよ....。
あまりにも哀しいことです........。

† 22:18 | トラックバック | Topへ▲ †

 新しいマックにデータの移行作業の際に、ファイルをチェックしていたら.......、また曰く付きのファイルがいくつか出てきました........。正直言って、なんでこういうのを保存していたのか、当時の自分が怖いです....。それらと比べれば、あゆの「感じ悪いね〜」なんて映像は全然まし。クスッって笑えるレベル。おそらくほとんどの出元は、2ちゃんねるからだと思うのですが、あそこの掲示板のスレッドを巡っていると、いろいろな所へリンクが貼られていて、バカなもんだから大抵クリックしてしまうんです。マックだからウイルスなどが感染する確率は極めて低いし、2ch専用ブラウザで閲覧するので、画像ファイルを装ったブラクラなどは弾いてくれることもあって、........やってしまうんです。笑えるのならよいのですが、ときどきグロ画像や動画なんかがよくリンクされてて......地雷を踏んでしまうわけです....。

 その......「チェチェンの首切り」とかですね......ファイルありました......。ご存じの方も多いでしょう。ロシアとチェチェン共和国の独立を巡る激しい対立、そして戦争......。ロシアがチェチェンへ侵攻した報復として、チェチェン側が、捕われたロシア兵士の頭を押さえ付け、首にナイフを入れもぎ取って殺してしまう映像を流したとか..........。この間、イラクでアメリカ人捕虜が同様に殺された事件がありましたが....あれも2chで見かけました。.......かなり鬱になるし、見なかった方が良かったかも、とやっぱり思います。でも、そういう凄惨な現実を知ることによって、いろいろ考えさせられることもあるのも確か。「チェチェン〜」で例えば、これが戦争の本質なのかもしれない、って。 憎しみや怒りや悲しみ.......、これらの言葉を使って事件の一部始終を書いた文章を見たのと、映像となって写し出されているものには、やはり差があると思います。いや、だからといって見た方がいいと勧めるわけではないですが........。

 でも一番、鬱だったのは..........、abortion.mpg。名前の通り、堕胎の動画。堕ろされた胎児の遺体が次々と映る動画です.....。その....、堕胎って、キュレットとかいう器具で掻爬するのでしょう? だから.....、遺体の損傷が激しくて.......。頭部が半分しかなかったり、下半身だけとか、肉片が......。そういうのを(おそらく執刀医が)ピンセットで撮んでいたり、抱いていたりするのです......。冒頭部分だけは、引きずり出す場面で.......いや〜〜っ!って感じでそこで見るのをやめてしまって今までずっと放ったらかしだったのですが、改めて今度は最後まで見ました。話を聞いただけでは分からないのかよ、おまえは、なんて怒られそうですが.......でもやはり、聞くのと見るのは違うと思います。それに、なんとなく見るべきだったかな、ってずっと思っていたし。(....でも、ずっと昔に、この動画ではないけれど、同じようなのを見たような記憶があるようなないような....。....あれは確か、本当に掻き出してる場面だったような.....。鬱だ。)
 これって、女性だけの問題ではないでしょう? 決定権は女性側にありますが、子供作るのに男も必要なわけで(最近の研究では、マウスは雌だけで子が作れるらしけど:オトコの立場は一体...)、双方に責任があるわけで、認識の欠如は許されない....と。ぅぅ....中高生に見せた方がいい動画かもしれない.......。最近多いって言うし。ちなみに、この動画はテロップ+BGM付きなので、何かの目的のために作られたものかもしれないです。BGMも、最高に鬱になるレクイエム風のクラシックが流れるし(これの効果はかなりあった。本当に泣きそうな気分になります......。)。

........なんだか人間性疑われなければいいけど........。別にグロ画像見るのが好きってわけではないので.....誤解なきよう。

† 22:43 | トラックバック | Topへ▲ †

......書きためていた日記をアップしようと思っていたのですが、
さすがに差し控えたい気持ちです.....。
いろいろ言われているけど...とにかく無事に解放されることを祈るしか...、ないです。


どうか神のご加護がありますように......。

† 00:41 | トラックバック | Topへ▲ †

....長い間使われてきた名前も民営化により変更するのですね。

営団地下鉄から東京メトロへ。


 通称の「営団地下鉄」の正式名称は「帝都高速度交通営団」。
そう、まだ日本が大日本帝国と呼ばれていた時代に出来たんですよね。
「脱亞入欧」を目指した時代でしたが.....なんとなく「帝都」という言葉の響きがクラシカルに聞こえて、なんとなく好きです。
 だなんて書くと、右にぶっちぎれなヤツと思われそうなので断っておきますが、帝国主義は嫌いです。でも、その頃の文化なんかは好きなんです。いろいろ反論などあるとは思いますが、異国文化を取り入れた結果の、なんとも言えないハイブリッドな文化.....好きです。

 今の日本は言うまでもなく帝国ではありません。でも、「帝都」や「帝国」の名を残した企業って、探すといろいろ出てきますね。鉄道会社だと、京王電鉄もかつて京王帝都電鉄でしたし.....。しかしながら、やはり帝国は過去の時代。帝国時代の罪深きイメージを思い起こさせてしまうこともあるわけで、嫌悪する人もいるでしょうし、今の世の中にはふさわしくない名称かもしれません。

1つ1つ消えてゆきます。
そして明日また1つ。
引きずる影は、また少し消えてゆくのかな。

 帝都の名前がなくなるのは個人的にはちょっと残念ですが、それよりももっと残念なのは、あのうぐいす色の制服。けっこう好きだったんだけどな。「和」の色なのに鮮やかで.....素敵だ!って思っていたのに......。

 でも.....、悲しい事件も同時に思い起こしてしまうんだ....よね。変わってしまったら、いつか忘れてしまうんだろうか。って今調べていたら、駅務区長さんのこんなコメントが。

「会社が変わろうと事件は忘れられない。テロ行為は決して許されない。お客様の安全を守るため、職員一丸となって努力していく」

ナケルヨ〜・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ


 .....あぁ、そういえば、営団のロゴも大好きだったのに。新しい東京メトロのはちょっとダサイと感じてしまうのだけれど。どう? なんだか「東京メフィスト」という風に感じるんです。(だからそれはry)

† 00:46 | トラックバック | Topへ▲ †

 数日前に起きた自動式の回転扉による事故。心が痛みます.....。その後の報道で、メーカー、管理会社、両者の態度を知って、怒りをおぼえる程です。

 実は、あの自動式回転扉、とても恐怖に感じていました。
というのも、先月、東山魁夷展を観に横浜美術館へ行った際に、ランドマークタワーへ寄り、自動式回転扉を初めて体験しました。(....恥ずかしいのですが、そこで初めて自動式の回転扉を知りました。) 
 初めて利用した感想は、とにかく怖かったということです。
大人のくせに怖いだなんて...と思われるでしょうが、本音です。

 実際に動いた扉の回転するスピードが想像以上に速いんです。しかも中へ入ってから出るまでの空間内が狭く、歩きにくいんです.....。慣れなのかもしれませんが、あまり利用したくないと思わせるような扉であることは確かでした。長縄跳びの中へ入るような.....あの扉へ入る時の気持ちがそんなふうにも感じました。

......事故が起きなければ良いけどと思っていましたが........やはり.....。


 今回の事件で、昔のことを思い出します。
小学生の時に、近所のスーパーの自動ドアにはさまれたことがあるんです.....。
自分が悪いのですが、ドアが閉まり始めた時に駆け込んでしまい、ガツン、と頭を見事にサンドイッチ状態にされてしまったんです。...障害物に触れればドアは開くものだと思っていましたが、あの時は開きませんでしたね。自力で抜け出すしかありませんでした。.....かなり痛かったのですが、幸い、出血などしなかったので(店員に心配されましたが)騒ぎになるほどのものではありませんでした。それ以降、機械式のドアが怖くなってしまい、ちょっとしたトラウマになってしまったかもしれません。

 よく、エレベーターで、扉が閉まりかけた時に人が入り込んでくると、中の人が閉まる扉に手をあててくれることってありますよね?....あれが自分には怖くて出来ないんです。もし自分が手をあてたら、扉は開かずそのまま挟まれてしまうのだと、思ってしまうんです.....。...だからよくあるんです。人が駆け込んでくるのに、中にいる自分はぼーっと何もしないまま扉が閉まってしまうことが。(最低なヤツだな)....ごめんなさい........。中に乗っているのが自分だけならまだしも、ほかにも人が乗っていてドアの目の前に乗っていた時なんて、最低。もうその後、背中に異様な視線を感じたりします..........。

 機械というものは、命令された通りにしか動作しないから、時に知らん顔で非情な行動に出ることがあるということ.....。しかし、それを作るのも管理するのも人間。


....こういう事故が起こるたびに思うんです。
誰かが犠牲者にならない限り、本当の安全(かどうか)は確認されない、って。

† 23:30 | トラックバック | Topへ▲ †

...........。
新聞読んでたら、なんと群馬県高崎市........。

あぁいやだ。
やはり県内で起きた事件は、また別のショックを受ける。
同じ県民として悲しいし悔しい......。
しかも.....事件が事件だけに......激鬱だ。

どうかしてるよ、ここ近年。
異常な事件が多いよ......。

 最近は、ふつーに歩いていたって、子供達から変質者扱いされそうで嫌だ。(それはおまえだけ)冗談じゃないよ......。今じゃあ、どこも学校は厳重に門を閉ざしていて......刑務所みたいになってしまっているし。

どうしてそんなふうになってしまったんだろうね.....。
殺害された児童が通っていた小学校の校長が「こんなことになったのは大人の責任です」と言ったそうだけど......やっぱり、そうなのかもね..........。

† 00:44 | トラックバック | Topへ▲ †

 とりあえず死刑は言い渡されたものの、やはり最高裁まで延々と裁判は続くのでしょうか。国民がこれほど死刑判決を待ち望んだのは他にはないのではないかと思うけれども、既に言われている様に、裁判が行われるのが遅すぎる!もう7年?.......「ああ、そういえばそんな事件あったね〜」って終わってしまいそうなのが怖い。
 当時は未曾有の出来事だったので、呑み込めない感じがありましたが、あの教団は間違いなく国家を恐怖に陥れるテロリストなわけで、当時、破防法など導入/適用されたりしましたが、いまいち手緩い、と感じた人は少なくなかったはず。あの思想が狂える妄想を生みだし現実化させ、国全てを破滅させようとする企み.....地上に現れた魔王の様だ。

地上の檻では済まされん!早く地獄へ送り返すべし!そして再び現れない様封じるべし!

 ......もはや死刑で済まされない悪行の数々を犯して来たのだから、絞首刑で済むと思う?...........もちろん人が死ぬことは悲しいことだけれども(というよりも、このような悍ましい事件が起こること自体が悲しい)、それでは済まされない。死刑を数回執行しなければいけない位、でしょう?トルケマダが今の世の中にいれば...........、さぞかし国民が納得できる処刑方法を編み出してくれたことでしょう。執行はともかく、この長い月日はどうにかならないものか。国家を揺らがす程の存在になっていたわけなのだから、こういう時こそ、フレキシブルに対応すべきなのでしょう。確かに都合の良い様に法律を作ったりすることは法治国家としての体勢が危ぶまれることは確かだけれども、国を破滅に追い込もうとする事態に律儀に従っている、というのも危ない気もします。

 そして、事件後も、この教団は存在しているわけで、オレに言わせれば、即刻解散させるべき。一切の活動を禁止させ、組織化させないようにするべき。現在のイラクの様に、残党があちこちでゲリラを繰り返す恐れもあるし、再び巨大な存在になるかもしれないし.......。そりゃ、宗教の自由とか権利はあるけれども、この場合は違うでしょう。

 実は.....うちの隣の市に、教団施設が数年前に突如現れて、えらい騒ぎになったことがあります。(現在はありません。)潰れた会社の建物/土地を教団が買い取り、そこに住み着くようになって、その目の前に交番や、たくさんの退去の看板、見張り小屋、など出来、報道されているような他のところと同じような光景を実際に目撃して、妙に怖かったのを憶えています。.....すごく無気味なんです。中の様子が分からない上に、想像以上の数の信者がいるらしくて。

.......今も各地に同じようなものが存在していると思うと、ぞっとします。
今のままでは完全な解決にはならないと思っています。追い出したって、いずれまた他のどこかに移り住むだけのことなのだから、やはり存在自体を無くすべき、だと思います。

 昔、織田信長が延暦寺を焼き討ちした様に、徹底した処置をとらなければいけないと思うんです。(もっとも焼き討ちはまずいが。)三国志だって、そもそもの始まりは黄巾の乱だし、あれを鎮圧するのにえらい歳月かかっているわけだし.......。
 なんとかしてください。

† 22:51 | トラックバック | Topへ▲ †

previous

 

 

 

 

 

ALL

next
癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum- Copyright© Yusuke Kobayashi S E V E N T H † H E A V E N メール
TopUp HiUpDownDown HiBottom