Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

建築 アーカイブ
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 すごく縁のないタイトル。
昨日の話題が暗すぎたから、別の話題にさっさと切り替えたくて.....と新聞見てたら、ルイヴィトンジャパンの社長さんが載ってる。ルイヴィトンなんていったらもぅ説明不要の巨大ブランドで、数多くのブランドを傘下に収め、勢いが衰えることがないわけで、この日本の長引く不景気もなんのその。.......ちょっと怖いくらい。

 それで、思い出したのが、ルイヴィトンのお店のことでちょっと。
東京の表参道に構えるルイヴィトンの店鋪の設計をしたのが青木淳という建築家なのですが、あの建物が気に入ってしまって。"トランクを積み上げたような"という表現があちこちで目にするのだけど.....うぅ....、本で見た時の自分の印象とちょっと違うなぁ.....「新建築」に載っていたと思うのですが、モノクロだったからかなぁ....? きらびやかなガラスの小箱のような印象があるのです。.....というわけで実際に見たことはなくて、あの辺りに集まる有名ブランドのお店はどれも国内外問わずめちゃ有名な建築家が手掛けているので、ファッションに目がなくともけっこう見どころ多そうで見てみたいです....。 

 ところで......、時折耳にする、ヴィトンを買い漁る、っていうのは、ちょっと...疑問。数年もしないうちに買い替える、ってのも.........ね......。
いや、そんなの人の勝手だし突っ込む筋合いはないのだけれど、革製品っていうのは作りが良ければすごく長もちするから、ダメになってもいないうちからポイっ、ってのは、ちょっと残念だなぁって。リペアできるし何十年も使い続けた革製品っていうのは、最高の横顔を見せることがあるし.....。うちの母が昔、革のバッグとかアクセサリーを趣味で作っていたことがあって、ああいうのを目の当たりにするとね、なおさら.......。

 そういえば昔、テレビでやっていたと思うのだけど、エルメスの職人さんになるのは、すごく難しいらしいですね。その番組を見て、ひたむきな職人さんの姿を見てて、感動しましたよぅ。素人でもわかるくらい手の込んだ作りで、あれなら100年使えそう....じゃない?なんて思ってしまう程。エルメスの質素ながら重厚な作りは個人的には好印象。馬具からスタートしたっていうのも、なんとなく頷ける。まあ、買う気はないしそもそも買えませんが。

.....で、余った革は好きな様に使っていいらしく、職人さんが仕事を終えた後、各々好きな様に作っていたのを見たけど、ああいうところが良い! かわいいペンケースとかちっちゃなバッグとか作っていたりして、やっぱり作るの好きなんだねぇ(当たり前か).....と、なんとなく嬉しい気分になった。
 あ、エルメスの店鋪も、レンゾ・ピアノによる設計でしたね.....。あれも最高! 関西空港の設計もレンゾ・ピアノだったような。地盤沈下でロビーの床がでこぼこになってきているようで、氏が知ったら泣きそうだけど....。

ファッションとモードのファショコン通信
http://www.tsushin.tv/
(ググってたら見つけました....。ここで少しお勉強したいと思います....。しかしすごいブランド数。)

関西国際空港ターミナルビル
http://www.kansai-airport.or.jp/photo/in.htm

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 時々、建築/デザイン関連の本を妙に見たくなることがあって、ちょっとそれらのコーナーへ近付こうとすると、遠くからでも一目瞭然なほどに表紙にでかく「柳宗理」と書かれた本が。うぅ、柳宗理と言ったら、日本のインダストリアルデザイナーの重鎮。またしてもCasaめ、その手にでたか。

 というのも、この表紙にでかでかとデザイナーの名前を打った手は、以前にもあって、その手にまんまとハマってしまい買ってしまったことがあって。(いや、すごく満足だったのですが。)
 あの時は、近代建築の巨匠の3人の名前がはみ出る程に載せてあって、「ル・コルビュジェ フランク・ロイド・ライト ミース・ファン・デル・ローエ」と、まあこのビックネームならば、名前だけ表記すれば充分なわけなのですね....。で、今回は「柳宗理」。今回はひとりだから、もうすごいでかさの文字だった.....。う〜む、さすがに今回は買わなかったが、ちょっとだけ欲しいなあとも思ったのですが。
 
 次は、「川崎和男」とか、来るか!?
安藤忠雄は既に出しちゃってるしなあ.....。(これはもちろん買ったw)
う、「イームズ」とか? これは来そうだなあ.......。

 あ、イームズはおととし都美でイームズ展開かれた頃に発売されていたんだっけ。う〜、ヤコブセン×ウェグナー×マッキントッシュとかどうだっ.....、これは良さそうじゃないか。って実際イスを買うつもりはないのだけど(お金ないし........。)マッキントッシュのヒルハウスは、いつか欲しいけれど。値段もそれほど高いわけでもないし.....。

http://www.brutusonline.com/casa/
 サイトチェックしてみたら......、うぅ、載ってる。
でも手頃な値段でうまくまとめられているし、いい本だと思います。けど、建築を学んでいる人向けではないかも。「新建築」とかはすごく良さそうですね。値段もそこそこするけれど。て、自分にはまるで関係ないわけなのですが............。

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 やっぱりこれも好きなので、買わずにはいられない。

 ゴシックは、しょっちゅう言葉を多用している割には漠然としていて、言葉で説明しにくいと言うか感覚的に捉えているだけで(これはこれで良いことだと思いますが。)、やっぱり体系的にきちんと知っておきたくて。なにより、カテドラル(大聖堂)(=ゴシック建築)が大好きで、ゴシックを追求したかったというのも大きな理由です。WEB上でも、片っ端から調べまくったりしたのですが、「ゴシックっていうのはこういうことなんだよ」っていう核心を突いたコンテンツがあんまりなくて......。ゴスロリのゴシックというのなら多いのですが....。それで、大きな書店で探したりしたのですが全然なくて、ネット上(アマゾン)で頼むことにしました。

 買ったのは、ゴシック建築が図説で細かく載っているものや、ゴシックの思想を詳しく説明したもの等です。建築物なんかは、実際見に行くのが一番に決まってますが、そういうわけにもいかないですし。ノートルダム、シャルトル、ランス、アミアン、などの大聖堂、とりわけフランスゴシック。神の元へ近付こうと、どこまでも高くそびえ立つ尖頭アーチ、重厚で複雑なフライング・バットレスが交差する摩天の森、光輝を放つ、バラ窓.......。光に触れたくて、闇に包まれたくて、光と闇が同時に生まれる聖域....。その間の空間で人々は祈りを捧げ、罪を懺悔し、生きていく。そんな風にゴシックをイメージしてみるんです。あたかも自分がそこにいるかのように。そうすると少しいつもと違う感じになる.....みたいな。(おい)

 ゴシック、っていうとダークなイメージを受けがちですが(それはいわゆるゴシックホラー的な解釈ですよね)、本来のゴシックには光も持ち合わせているわけです。片方だけではゴシックは成り立たないと思います。重厚で高くそびえ立つ外観で判断しがちですが、内観も実はかなり重要。フライングバットレスによって壁が異常な程、薄いのです。あれでよくあれ程の高さの建物を支えられるものかと、不思議に思うくらい。そしてその構造により窓が大きく確保できたことにより、神々しい光が内部の空間を包み込む.....。しかし、荘厳で神格化されたような建物でうかつに近寄れないイメージもありますけど、市民達の憩いの場でもあったりして、意外でした。

 ちなみに、買ったゴシックの本は、すべて建築のゴシックに関するものです。でも、どの分野のゴシックでもそれが好きなら、多少の違いはあれど基本的には同じだと思うので、きっと的外れではないと思います。だってゴシック文化の根源なのですから。 ......でも巷で使われている「ゴシック」と本来の「ゴシック」は、別物、って感じですね、やっぱり。


 ゴシックのついでに、サンピエトロ大聖堂に関する本も欲しいです。
殉職者ペテロの墓の上に立っているらしいですが、あれもまたミケランジェロの作品との融合で、個人的に最高!なのです。あそこに鎮座している「ピエタ」あれには、感動しました。宗教画のマリアなどいくつか見たことありますが、あんまりピンとこなかったのですが、あのピエタは、ちょっと他のと違うっ!って感じで、あれは.....もう本当に大好きです。イタリア人にしてみれば(いやキリスト教徒もそうかもしれませんが)マリアに抱かれて死にたい、とかいうのを聞いたことあります。それうなずけます。かなり巨大な大理石像らしいですが、実物を見たいものです。「最後の審判」のキリストとマリアも好きです。あんなに若々しくエネルギーに充ちたキリストを見たのは初めてです。あの審判を下すポーズ......かっこいい! 確か、光輝を与えるポーズでしたっけ。寄り添うマリアも、そのポーズと表情が好きです。そういえばこの天井画には、ミケランジェロ本人とされる姿も描かれている様ですが、なんであんなにオバケみたいなの.....。ゾンビみたい.....。なんか疲れ切っちゃったのかなあ。お疲れさま、ということですね。

ゴシックとは何か—大聖堂の精神史 講談社現代新書/酒井 健 (著)

図説 大聖堂物語—ゴシックの建築と美術 ふくろうの本/佐藤 達生 (著), 木俣 元一 (著)

 この2冊でゴシックの基本がわかると思います。おすすめです。

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.......ときどきそう思うんです。音楽と数学って何か関係があるんじゃないかって。そう思わせた最初のキッカケは、クセナキスをテレビで知ったことです。

 たしか番組のタイトルが「クセナキスの作曲法」というもので、数学を用いて音の密集をグラフ化し、それから音楽を作る....(だったと思います) 具体的には分からなかったですけど、大きなグラフを使ったりコンピュータを使ったりしている作業が写っていました。また、分子と原子の運動を音にしたり、様々な現象を音楽にしていくのとかあったりと、「コード進行はこんな感じでバッキングはこんな感じ....」みたいな次元とはまるで違うわけで、すごく新鮮で興味深かったです。

 それで、いろいろ考えてみると、今の音楽は平均律で成り立っているわけで、オクターブ内の音の配列を音楽的に分けたのではなく、数学的にただ12等分しただけ....。自由に転調できるが、オクターブ以外の音はすべて濁っているという、妥協の配列。 たしか数学者だったピタゴラスってピタゴラス音階とかいうのを生み出したような気が....。

 拍子や音符など数字に表される部分、コントロールされている部分もありますし、ディミニッシュやホールトーン(スケール)などは、等間隔によるスケールですし、何か数学的なものから割りだせるものが、まだあるような気がするんですが、やっぱり出尽くしているんでしょうか....。

 クセナキスは、一時期、意外や意外、近代建築の巨匠 ル・コルビジェの弟子だったという驚くべき事実があるんですよね。 そしてクセナキスがコルビジェの音楽性に共感したらしく、ゲーテの「建築は凍れる音楽である」をパロって、「音楽とは動く建築である」とか言ったとか。コルビジェが音楽についてどのくらい造詣があったのかわかりませんが、クセナキスは建築も音楽もやったわけで、またクセナキス自身、数学者だったこともあって.....なんか、この辺りがヒントになっているような気がするんですよね....。 建築と音楽を学んだクセナキスが言うのならば、本当なのでしょうね。

しかしコルビジェも凄いけど、クセナキスも凄い。メシアンとコルビジェの二人から学ぶとは....、とんでもなく高次元の融合を試みた、って感じ? というか、数学も音楽も出所は一緒だったってこと!? ........うぅ、全然分からない.....謎です。

 もちろん、音楽は、様々な生活から自然に生まれたものもあるわけですけど、その反面、どこか数学にも関係しているのではないかと、思うんです。妥協した音楽ではありますけど、妥協したお陰で、生まれたものもたくさんありますし、もう平均律になってから、数え切れないくらいの音楽が出たわけですけど、、まだまだ何かありそうな気がします。特にその数学的なものと関係していそうなのは、やはり西洋音楽だと思いますが、もちろん平均律に関係のない民俗音楽なども同様にまだまだ探究すべき点があるのは言うまでもありません。

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 見てきたと言うより見にいかされた(?)という感じだったのですが、8/10から東京都美術館で、「イームズデザイン展」というのをやっていて、今日行ってきました。

 イームズといえば、あのプラスチックのイスや、高級感溢れるラウンジチェアなんかを、雑誌などで知ってはいましたが、それくらいしか知らないし、貴重なオリジナルのモデルなど、イームズのデザインに触れる機会だと思い、見てきました。もちろん今月のCASAも見てから。(今月のCASAはイームズ特集です)

 実際、間近で見ると、いろいろ発見できますね。細かい部分や、見えない部分にもアイデアが練り込まれているんですね。しかもCool!!!。鮮やかなレッドやブルーのプラスチックアームチェアなんかは最高。また、初期の合版のイスもシンプルながらその機能とデザインを合わせ持った素晴らしいデザインでした。合版を曲げて曲線の美しいデザインが、なんとも言えないです。
 あとは、ラウンジチェア。どっしりとしていて迫力あります。意外だったのは、組み立てが簡単で、見た目とは裏腹にシンプルな構造だったりしたってことです。値段はとても高いですが、フェンダーのカスタムショップの最高級のストラトと同じくらい、と思うと、妙に納得。(ストラトと比較してどーすんの!)

 イームズの、ポップで、クールで、だけどアメリカの輝きを持たせた、シンプルだけどリッチな、そんな印象を受けました。あれだけ見ると、欲しくなります。安いモデルもありますし。プラスチックアームチェアやサイドチェアなんか手頃ですよね。アルミナムのブルーのチェアはかっこいいけど....高そう。

 後で知ったのですが、いつもの都美は、年齢層が高いのに、このイームズ展ではかなり低年齢層で占められていたとか。なんでも今カフェなどでイームズなどのモダニズムが流行っているそうで....。(新聞に隈研吾氏のコラムにそう出ていました。).....そうだったの。

でも、自分jは流行りを追うタイプじゃないので、もし流行りだけでイームズの椅子がもてはやされたとすると、ちょっと残念な気もします。

 といいつつも、イームズよりマッキントッシュの椅子の方が好みだったりします。マッキントッシュのヒルハウス......。あれを見ると、なぜかピアノ椅子を思い浮かべてしまうんです。漆黒のシンプルな椅子だけどクラシカルで気品のある感じが、どうもダブります。 イームズの椅子は曲線美が売りのような気がしますが、マッキントッシュのは、格子状の幾何学的なデザインで、その辺りがすごく好きで、いつかほしいな、なんて思っています。 ひじかけはなく、浅い椅子なので、ギターの練習に座る椅子にももってこいだと思うんです......。

........ま、どっちみち、自分の部屋は汚すぎて合いませんけど。ハ〜('・c_・` )


イームズオフィシャルサイト

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