Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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台風「一課」設置?

 過ぎ去ってからまだ1週間も経っていないのに随分と前のように感じます。

 今回の台風はたぶん10数年来の群馬県直撃だったように思います。記憶を遡ってみても小さい頃に遭った台風の時以来かもしれません。あの時は家の周りの側溝が雨水で溢れ道路は冠水状態になるほどの雨脚でした。台風も本当に直撃で、急に風雨が止み一時晴れ再び荒れに荒れまくって過ぎていきましたっけ。..........台風の目に入るというのはああいうことなのだなと、そのとき初めて知りました。

 そんな子供の頃の台風に今回のは似ていた感じがありました。9/6の夜から7日未明までが一番ひどく暴風と激しい雨で、雨戸を閉めても轟音が聞こえて来るのでした。とにかくこんな状況は久しぶりでしたし、かなり激しかったので心配で夜中のニューズやネットで台風の進路状況などを逐一チェックしていた程でした。

 ちょうど7日に日付が変わる位だったと思うのですが、烏川に合流する鏑川の一部で氾濫したとかいう情報が入って、烏川も危険レベルが3に上がってきて、これはひょっとするとこの辺りもやばいんじゃないかと、だんだん心配になってきました(リアルタイムで河川の状況を見られるサイトを見つけて見てみたりしました)。というのもうちの地域は烏川と神流川の2つの川に挟まれた.....合流地点の三角州の場所に位置する街だからなのです。どちらも合流したさらに少し先で利根川に合流する一級河川です。
 結局大丈夫でしたが、訊いた話によれば、うちの地域に流れる烏川の7日朝の状態は、今まで見た事も無いほどに溢れていたようです。高崎線が走る鉄橋にすれすれなほどに溢れていた様で、河川敷にあるグラウンドなどは当然水没。土手と土手の間に流れている様な状態。ニュースで流れていた、多摩川ほどではなかったかもしれませんが、あんな状態だったのでしょう。

 そういえば高校生くらいの頃にやはり台風が来た時にかなりの雨が降り、翌日川へ親と見に行った事がありましたが、その時もやはり河川敷が水没していて、普段ならば降りられるはずの土手からの坂道が途中から茶色く濁った川に阻まれていました。ああいう光景を目の当たりにすると、恐ろしくなり震えます。((((゚д゚)))))


 今回の台風は7日の朝には群馬県の桐生市辺りに位置していたようですが、その頃にはすでに風雨は弱まっていて昼前までにはすっかり止んでいました。交通関係は思った程酷くはならなかったのが幸いです。


 記事のカテゴリーを園芸に入れたのですし園芸関係の話をしたいと思います。
まず、自分の鉢物の植物ですが、被害はゼロ。皆無だったんですよ!!!!! やむを得ず外に出さざるを得なかった鉢物もしっかりしていました。前回の記事の後、さらにどうにかこうにかして部屋に入れられるものは入れて、外に出しているものにはビニール紐でしっかりと固定させ、台風に備えました。

 ベランダやクーラーの室外機などのスリットに東の方から固定していきました。(東からの暴風なので) あんどん仕立てのポトスなどはこれで転倒を免れました。シコンノボタン2鉢はそれぞれの茎をシュロ縄でまとめて、その2鉢の束ねたものをさらに連結して、ポトス等の植物の西側に置いて備えました。あれだけの長い時間の暴風にも拘らず根元から折れる様な事もなく本当に嬉しかったですよ。

パキラはどうにかこうにかして部屋に入れました。植物の下で寝た様なものです。w いや〜朝になってナメクジやらイモムシが顔の近くで這っていたのには、目覚まし代わりに良すぎる程でしたが。 ネットでも見かけましたが、なるほど.........確かに部屋に植物を入れるという事はそういうことなのですね。事態に気付いてから知りました。2chの園芸板に台風の被害スレッドがあったので見てみましたが、続々の被害報告に同じ植物を育てている者として胸が痛む思いでした。大事に育てて来たものがポッキリと根元から折れてしまうのを見てしまうと、魂が抜けたようにさえ感じるくらい落胆してしまいますし............。だから今回は出来る限りの対策を施しました。

 鉢物だったら屋内に入れればまず大丈夫ですが、庭木はそうはいきません。事実、庭木の中にいくつか被害が出ていました。......庭木はすべて親のものですが............まず東側の出窓の前に置いてあるバラのアーチが出窓に倒れかかっていました。また以前にも風雨で倒れかかったハナモモも隣の敷地の方へ塀にもたれかかるように倒れていました。バラのアーチは重量もあるので、もしもう少し酷ければ出窓を破壊していたかもしれません。その出窓には雨戸がないのでガラス窓のみ。いやあ.......ぞっとします。

 バラのアーチは自力で直せたようですがハナモモのほうは無理だった様で、造園業の人を呼んで直してもらっていました。ついでに年数が経って半ば枯死しかけているスカイロケットも切り倒して、話によるとシマトネリコを代わりに餓えるとかどうとか。そんなこんなで週末は親子共々....いや造園業の人共々、花いじりをしていました。台風一過の晴天の下で、また日焼けしました。w 


 ...............だいたい家には植木が多すぎるんだよ............近所じゃ「花屋敷」だなんて言われているようだけど...........。いつか自分も世話しなくてはならないと思うと............植物は好きだけど..........ちょっと参るよ〜。


 今後、台風が接近する時は、台風「一課」を設置しなくてはっ!!w 植物を台風から守る任務に就く課です。w


 国土交通省 【川の防災情報】 観測所選択 (群馬県高崎・藤岡地域)
河川の観測所を選ぶと出てくる河川の水位断面図で、あの時は、本当に土手から土手一杯に水位が上がっていました。
 国土交通省【川の防災情報】テレメータ水位(岩鼻)
オレンジ色の破線.....避難水位を超えていたような気がします。((((゚д゚)))))

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