Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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わくわく。

 たぶん1ヶ月に1度は少なくとも漁ってる、アマゾン。
本のみならずいろいろな方面で大量に扱っているので、何かといろいろまとめて買ってしまいます。
アマゾンでまさかアレを売り出すとは思ってなかったよー。(←何だそれは)


 そんなアマゾンで、最近見つけて気になっている本が2冊あります。

Gustave Moreau (ペーパーバック) /Pierre-Louis Mathieu (著), Francoise Siess (著)
Gothic Ornament And Design (Dover Pictorial Archive Series)

 どちらもまだ未発売のものです。
ゴシックのオーナメント集はこれまでにも数冊見つけましたしそのうちのいくつかは買いました。前にも書きましたが、多くの人が抱く「ゴシック」とはかけ離れたデザインです。大聖堂などのゴシック建築が好きな自分にとっても、少し的が外れた内容でしたので期待していただけにがっくりしましたが、今回のは期待できるかもしれません。タイトルにDesignが含まれているので。単にOrnamentだけだと.......家具や庭園の置物の装飾品....みたいなものが多くなってしまうので、平面のデザインには活かしにくい。でも「Design」が入ったタイトルは初めてなので、今まで見てきたものとは内容が異なるのではないかと.....そこを期待しています。それにページ数が240!!! 素材集で有名なドーバーのですし「Pictorial Archive Series」ですので、たぶん通常通りイラストばかりだと思います。なので期待大!!!


 もう1冊は画家のギュスターヴ・モロー。ファムファタルを描かせたら右に出るものはいない.....画家です。前のBunkamuraでやっていたモロー展のカタログもあるし市販の画集も持っているので、ここしばらくアマゾンで検索することはなかったのですが、アマゾン恒例のカレンダーの発売ももうしているし....モローのがあれば....と思いつつ検索していました。
 今までフェルメール、ビアズリーのカレンダーを買ってきましたが、本当はモローのが欲しいのです。欲しいのですが無いみたいなんです。モネとかゴッホとか有名どころは複数売られていますが.....。モディリアニとかロートレックのもあったかな。モディリアニは好きな画家ですが使われている絵がみな裸婦ばっかりだったので、買えなかったよ。w バルテュスほどじゃないにしてもけっこう大胆なポーズしているので.....ね。ロートレックのはポスターばかりだったので買わなかった。ロートレックは油彩画の方が断然好みです。でも買っておけばよかったかな.....。ムーランルージュの有名なポスターも使われていたし。

.........って、話を戻して、紹介したモローの本。なんで気になっているかというと、そのページ数。3000円以上もするのにたった24ページっていうのは........しかも画家の本とくれば、どう考えたってほぼすべてのページが絵に決まっているでしょう? それで24ページ。24÷2=12..............うまくいけばカレンダーにもなっていそうかな....って邪推してます。発売時期も11/1ならばあり得るし。でもそれならタイトルにCalendarとか2007とかが入るはずだし、やっぱり違うのかな....とも思っていますが、3000円で24ページだったらサイズが大きいんじゃないかなとも邪推しているので、それを期待しています。


いまからわくわくしています。
どちらも買うつもりなので買ったらレビューします。


(2006/9)

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ほとんど1年近く前に保存してありました。

買うつもりとか言っておいて何ですが、実は未だに手にしてなかったりします。
モローの方は、その後ネットで調べてみたら、フランス語での情報しか見つからなかったので詳しい事は分からないのですが、おそらく近年に見つかった未発表の絵をまとめたものだと思います。カレンダーではないですね。......深読みし過ぎでした。w そういえば今年はこれといってカレンダーは買いませんでした。めぼしいのがなかったので。

ゴシックの素材集は、「ゴシック建築」のオーナメント集ですので、個人的にはツボを押さえられた内容だと思うので、こちらはいずれ買うつもりです。.......でもまあ、かれこれ3年以上....ネットでゴシック建築の写真とあらば手当たり次第、集めまくった結果、ある程度は知っているので、それなりの内容でないと満足出来なかったりします。でもこの本はいけそうです。ピンときました。

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