Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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雷を恐れるということの大切さ

 先週木曜の夜、停電が2度ありました。おそらく落雷によるものだと思います。
最近のニュースに、近年雷雲の発生数が少ないとかでそれが地球の温暖化の一因だとか報じられていました。しかし、群馬と言えば「雷と空っ風」。雷は特に群馬では夏の風物詩とも言えるかもしれません。それくらい雷は多いです。それでも群馬の最南部のこの辺りは、上毛三山からも遠いのであの辺りから発生する雷雲は風の影響で西に流れていくし、来る雷雲は隣の市にある御荷鉾(みかぼ)山という小高い山やそれより南西の埼玉県の児玉あたりだと思うので、恵まれているほうです。


 雷の話題は以前にも何度と書いているのでこれといって真新しいネタはないのですが、気をつけていることにパソコンの電源を切る、というのがあります。

 落雷の際に雷サージによって電化製品が壊れるという話があるでしょう? さいわい家の家電が壊れたことはありませんが、群馬ではそれほど珍しくない出来事です。パソコン以外の電化製品のプラグも全部コンセントから引っこ抜けば確実なのでしょうが、さすがにそれは出来ません。とりあえず「壊れて買い直しても済まされない」もの......つまりパソコンだけは真っ先にプラグを抜きます。もちろんシステム終了してからプラグを抜き、本体に繋いでいるLANケーブルも抜いておきます。うちは光ケーブルなので、あれは落雷には強いとか聞いたことがありますが、念のため抜いています。

 本当はサージに強い無停電装置を設置しておくと良いのでしょうが、それでもやはり確実なのはプラグを抜くこと、でしょうね。そのため、雷の音が大きく聞こえてきたら面倒くさがらずに電源を切りプラグを抜きます。「御荷鉾の三束雨」とここ群馬の南部で言われるように、雷雲は短時間で大きく成長し落雷が発生します。この言い伝えは要するに、御荷鉾山の方で雷鳴がしたら、近くで農作業をしていて麦わらを3たば束ねるうちに、もう雷雲がやってきてしまうというくらい移動や成長が速いから気をつけろ、という教訓です。

 なので、鳴ったら危険なのです。来る方向がこちらでなければセーフな場合もありますが、とりあえずプラグを抜きます。仮に落雷の際の雷サージによる損傷でなかったとしても、どこかの変電所や電柱のトランスに落ちてそれによる「ただの」停電でもパソコンの故障の原因になるかもしれないという点からも、「突然の停電を招く」雷は怖いです。普段パソコンは使わない時はスリープ(Winだと「スタンバイ」状態ですね)にしているのですが、今回の停電時は事前にプラグを抜いておいたので平気でした。

 家にいる時ならその時に対処出来ますが、外出時だとそうもいきません。なので、この雷の発生の多い夏の間は、外出時は念のためにプラグを抜いて出かける様にしています。


 パソコンの機械的なことには詳しくないのでわかりませんが、仮にプラグを繋いだ状態でサージが本体に入ってきた場合、ロジックボードがダメになるだけで内蔵HDDがやられなければ、データは消えずに済む訳なのかもしれませんが、それでも今使っているパソコン(Mac)のシステムは大事な環境なので、そう易々と失う訳にはいきません。なのでパソコンの保安には気をつけています。もちろん身の安全に気をつけるのは言うまでもありません。データの主がやられたらどのみちお釈迦だものね。


 そういえば、むかしサイクリングで埼玉県の児玉/寄居へ行った時、雷にあってとても怖かったのを思い出します。児玉や寄居は小高い山のふもとにあって、のどかで景色も良くてよいところです。ですが雷の発生しやすい地域なんですね。当時はそれを知らなかったんです。快晴で良いサイクリング日和だと思っていたらお昼過ぎに、あっという間に暗くなり、やばいと思い急いで帰ろうとしたのですが、その帰りにどしゃぶりの雨とすごい雷に遭いました。雨はまあいいのです。雷がすごい。すぐ背後に雷雲があるような感じで、地響きの様な落雷が連続で鳴るんです。間の悪いことに、周りは民家も無く畑ばかりで、「かなり」身の危険を感じました。幸い帰る方角と雷雲の進路が違っていたので免れましたが、あれは怖かった。

 ちなみにうちの方は何ともなくてカラッと晴れてて、ひとり全身ずぶ濡れ状態で自転車をこいでいました。(´・ω・`)ショボーン

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