Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2009年 初春

 5月の今は、バラとクレマチスで賑わっています。それらの写真は後日載せるとして、今回は3月から4月にかけて咲いた花の写真を載せる事にします。

<カンアオイ デラバイ>

去年購入したものの花を拝む事が出来なかったカンアオイ。しかししかし!、今年は無事咲いてくれました。嬉しいです。右の写真の方が咲き始め。デラバイはカンアオイの中でも巨大輪の花を咲かせる品種と聞いたので、期待していたのですが、最初の方の花はわりと小さかったです。左の写真は5月に撮影したものです。新しい葉が出始めています。こちらの方は花径も大きく、また色合いも若干、緑色と紫色が出ている感じです。調べたところ、このデラバイは中国原産なのですが、日本に入ってくる度に微妙に花の形や色合いが異なっているみたいです。中心が薄紫色、花弁がうぐいす色、花弁の縁がわずかに白色....になっているデラバイの写真をネットで見つけたのですが、ああいう感じの方が好みかも.....。載せた写真もわりとそんな感じになっているかな。ともかく2年目にしてけっこう花が付いたので、この調子で株を大きく育てて、貫禄のあるカンアオイにするぞ!(`・ω・´) シャキーン

<ガーデンシクラメン>

昔から出回っているシクラメンとは違い、小さい品種で、寒さにも強く屋外で育てられる、近年流行りのガーデンシクラメン。解像度にもよりますが、画像の大きさよりもずっと小さいです。写っている鉢は、2号(6cm)か2.5号(7cm)くらいです。ピンクや赤色も良いですが、清楚で雪の様に白いのが気に入ってしまい買ってしまいました。鼻を近づけるとわずかに甘い香りがします。シクラメンを育てるにあたりもっとも気を使うのが夏越し。寒さには強いですが、高温多湿には弱く枯らしてしまいがちです。夏は風通しが良く日陰の場所で、水やりにも気をつけつつ乗り越えたいです。無事夏越ししたらさらに大きくなった株にたくさんの花をつける姿が............。これも頑張るぞ。

<アネモネ>

去年購入したアネモネ。花後に球根を彫り上げ保管しておいたものを、再び冬に植え付けました。アネモネは冬から春にかけて咲き続ける植物で、本当は植え付けは秋頃にするのですが、遅くなってしまいました。赤色のもあったのですが、そちらは.......どうやら芽を出してくれなかったようです。彫り上げた球根は思いのほか小さくこれで本当に芽を出すのかと思うくらいでしたので、仕方ないのかも。

<ヒヤシンス>

これも去年購入したもの。去年はガラスの器で水耕栽培で育てた後に鉢に植え、球根を太らせた後に彫り上げて保管していました。今年は水耕栽培はせずに直に鉢植え。或る植物の育て方サイトには水耕栽培した場合、翌年は花が咲かないと書かれていましたが、無事咲いてくれました。ただし花数は少なめだったかもしれません。しかし今年は脇芽も出て来て、球根も大きく成長しているようです。

<オステオスペルマム>

これも去年購入したもの。ホームセンターで198円で買ったものが、今年はこんなに育って花が大爆発。ホームセンターに売られていた品種だから原種にちかいものなのかも。品種改良されたものの中には、見た目重視で改良されたものも多く、その結果弱い性質になりやすいと聞きます。以前枯らしてしまったものは新品種でした。枯らしてしまった教訓を活かし、今回のは花後に剪定しないでシーズンを過ごさせました。はっきりとは分かりませんが、以前枯らしてしまったものは花後にこまめに剪定をしたらそれから弱りだして枯れた記憶があります。南アフリカ原産らしいので乾燥が好きで高温にも強いのかと思い、真夏も一日中陽の当たる場所に置いておきましたが.......どれがいけなかったのでしょうか。根詰まりを起こしていたので、暑い夏場、水分を補給出来ずに枯れたのかもしれません。
 今回のは枯らしてしまったものとは性質も異なると思いますので、なんとも言えないのですが、とりあえず育て方は上手く行っているみたいですね。

 ちなみにこれ、剪定せずに伸ばし放しにしていたら、直立せずにぐにゃりと半ばつるのように伸びていきました。支柱でささえないとダメでした。病害虫にも罹らず、今回のは意外にラクです。勝手に脇芽もにょきわさ茂るし。意外にお勧めかもしれません。

 
<ユキモチソウ>

今年も無事咲きました。以前よりも茎が太くなりました。株を大きく育てて雌株にするぞ! ペアで受粉させるために今年新たに球根を購入しました。ユキモチソウは株の小さい頃は雄株、大きく育ったものが雌株になるという性質があるそうです。分球しないので増やすには受粉し結実させ、実生で育てる必要があります。頑張って増やすぞ!!

<ウラシマソウ>

今年、花らしいものが出てきました。去年は葉っぱだけで萎れてしまったので、枯らしてしまったのかと心配でしたが、まだ株が小さかったせいなのでしょう。今年はようやく花をつけてくれましたが、浦島太郎が持つ竿のような長い付属体が確認出来ませんでした。まだ株が小さいのかも。ユキモチソウと同じテンナンショウの仲間ですが、ウラシマソウは分球可能で、写真にも写っていますが、ちっちゃい葉っぱがにょきっと出ています。来年は竿を出させるぞ!!!


 以上です。
去年咲いてくれなかったカンアオイとウラシマソウが今年は一応咲いてくれたので、それがなによりも嬉しいです。去年咲かなかったものは他にタチアオイがあるのですが、今年は咲きそうな気配です。

 次回はミニバラとクレマチスの写真を載せたいと思います。

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