Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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ディープスリープの謎

 MDDに標準装備されているUSBは1.0なので、USB2.0ボードを取り付けるユーザは多いのですが、よくディープスリープできないという書き込みをネットで目にします。

 ディープスリープ出来ないということを自分がもしかしたら勘違いしているのかもしれませんが、うちのMDDはUSB2.0拡張ボードを取り付けてもディープスリープしています。取り付けているのはラトックの「REX-PCIU3」。

 接続した外付けHDDなどをデスクトップにマウントした状態ではディープスリープできませんが、マウント解除した状態で外付けHDDの電源を切っておけば、USBケーブルで外付けHDDとマック本体が接続されていても、ディープスリープします。使用OSは10.3.9。OS9では無理です。というかOS9はデフォルトの状態でもディープスリープできません。(自分のだけかもしれません。)

 ちなみに..........ディープスリープというのは、HDDの回転もファンの回転も止まり無音になり、電源ランプが蛍のように緩やかに点滅する状態.......なんですよね? それなら確かに出来ています。

 
 たまたま使っていた外付けHDDケースが稀だったのかと思いましたが、他にもう一つUSBハブを介して接続していますが、やはりディープスリープできます。使っているHDDケースは、KEIANの「KA3500U/W」とサイズの「KAMAZO5.25-SL」。KEIANのははっきりいって作りが粗悪です。ケースを本体にスライドさせる形で収めるのですが、これが貧弱で歪んで今では入らず、本体むきだしのまま使っている有様です。マウント解除すると「カチッ、シュウゥゥーン」と音がします。その音がする前に電源を切ると、エラーメッセージが出ます。けっこう律儀な性格です。作りは粗悪と書きましたが、動作は安定しています。安かったのでもう1台買っておけばよかったかなと思うくらいです。USBチップもNEC製だったし。

 サイズの方は、5インチケースです。G4 CUBEの内蔵DVDドライブがダメにならないように、外付けDVDドライブをなるべく使おうと思い、5インチのケースを敢えて買った訳なのです。でも今のところはMDDに最初から取り付けられていたシーゲートの80GBのHDDを取り付けています。KEIANのはファン無しで長時間使用するのは引けるのですが、こちらは4cmファン内蔵なので良いです............と書きたいところですが、やっぱりこちらも作りが粗悪でした。3.5インチにも対応しているとのことで買ったのですが、3.5インチHDDのビス穴とケースに開けられたビス穴が合わず固定出来ませんでした。本体にスライドさせるケースもきっちり合わず、至る箇所で隙間が.......。そこから空気吸入という設計なのかも?w

 
 もしかしたら、USBハブを介しているのがディープスリープに関係しているのかな.........。使っているのはアーベルの「H423SBK」。4ポート、2回路切替可能なUSB2.0ハブで、OS8.6から対応しています。なかなかメーカでOS9などに対応を明記しているのが少ない中でアーベルのUSBハブは頼り甲斐があります。前の記事で紹介した、同メーカの「ACSU24S」もOS8.6から対応のこちらは4ポートを個別に切り替えられるタイプ。USB2.0対応なのですが、こちらは使用目的からMDDのUSB1.0ポートに繋いでいます。こちらにはキーボードやMIDIインターフェース、スキャナなどを接続。


 今、調べてみたところ、ディープスリープ出来るUSBカードは、mathey(デンノー)MPU2C-03と、エアリアのSPOILER2(SD-U2N4-W1)、これはマック対応とは表記されていませんが、動作している書き込みを見つけました。ラトックのでディープスリープできているという書き込みは........見つかりませんでした。USBカードやマックに個体差ってあるのでしょうか。

 
 .............と、くどく書きましたが、よく考えてみたら、去年の今頃も同じ事をちらっと書いていました。あぁ.....。

(2008/09/25)

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