Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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ネットセキュリティ

 お世話になっているプロバイダは、大手のKDDIのDIONをずっと前から使っています。といっても初めてネットを始めた時は、今はなきテレウェイ(日本高速通信)でした。スヌーピーがマスコットとして出ていたから.....選んだわけではもちろんありませんが、当時定額制で銀行引き落としのサービスを行っているプロバイダはまだあまり多くない中、テレウェイは一際目立っていました。それが当時のKDDに合併されて、NEWEBというプロバイダサービス名になって、確かKDDとIDOとDDIが合併してKDDIになってDIONに移行されました。

 ネットを初めて今年でえーと...8年目かな.....。今までトラブルというトラブルは一切無く至って快適でした。

 ところが今年になって一通の「重要」マーク付きの(いや単に親展だったかも)封筒がKDDIから送られてきて、何かと思いちょっとどきどきしながら開けてみたら、なんと自分の個人情報が流出した、という知らせでした。

 それが送られてきたのは.......いつだったかな...。春先か初夏の頃だったと思います。そういえばニュースでもやっていたなあと思い出してみたりして、自分の身にもとうとう起こったんだな....と何だか客観的に、というよりは軽視していました。流出した情報は、名前/住所/電話番号....。それに当初の通達ではメールアドレスも、ということでした。軽視していたというのも、まあ今時、その程度だったら流出したって既に知られてる事項ばかりですし、流出ってもねえ......という感じで、これといって怒る気にはならなかったわけです。

 8月頃に再度届きまして、今度は流出の経緯の報告書でした。ニュースでも流れていましたが、人為的なミスではなくて金銭目的の売買による最初から犯罪目的によるものでした。罪ある者は逮捕されたしKDDIでもきちんと善処したと思いますし、当初言われていたメールアドレスの流出も結局はなかったというし、個人的にはもう済んだことにしました。あやしいのやうざったいダイレクトメールも来ていないので何も変わりありませんし。


 それとは別に日頃使うパソコンのセキュリティが心配でした。というのも、使っているパソコンはマックなので、ウイルスはウインドウズと比べれば大した量ではないので、たぶん........自分を含めて多くのマックユーザーがそうだと思うのですが、ウインドウズユーザーと比べてセキュリティに関する意識があまりない人が多いと思います。事実、今までスパムでウイルスメールが来てもウインドウズのウイルスなので、仮に添付ファイルを開いても何も起こらないですから、かなり無防備/無頓着でした。

 それでも、一応ノートンのインターネットセキュリティを入れていた時期が3、4年ありましたが、新しいマック(G4 MDD)/新しいOS...OS Xになってからは、ノートンのOS Xに対するサポートが悪いのと同社のユーティリティソフトがOS Xでは不具合の絶えないものになってしまったおかげで、ここ1、2年はそういうセキュリティソフトは入れていませんでした。

 前述の流出のこともあるし、いくらルーターを介してのネット接続や、マックとはいえUNIXをベースにしたOS Xにより(たしかそうだったはず)、ウイルスの脅威に晒され易くなったというし、根っからの心配性に押されてw、再度セキュリティソフトを入れました。ただし今度はノートンではなく、Intego(日本の代理店はアクト・ツー)の「インターネット・セキュリティ・バリア」にしました。まあマックのセキュリティソフトなんて他に見当たらないので選択の余地すらないのですが。w

 そのソフトはパッケージソフトで、ウイルスバリア/ネットバリアというウイルス、ファイアウォールソフトに加えて、バックアップソフトもしくはスパムメール防止ソフトのどちらかが入っているソフトです。細かい設定はしなくて済む...というのに惹かれて導入しましたが、本当にラクです。インストールしてあとはほとんどそのまま。あとは定期的にアップデートするくらいで、普段は放ったらかしです。

 ...........考えてみると、これって安心感を買うって感じですよね。ユーティリティソフトも同様、定期的に診断することによって、重大な回復不可能な状態になる前に治せるわけですから。


 以上が個人的な話題でした。次に書くのは.........特に書くつもりはなかったのですが、また最近騒ぎになっているので少し話題に触れてみようと思います。
 
 

 Winnyなどのファイル交換ソフト(P2P)+ウイルスによる「超」個人的なファイルの流出ですが、あれ....すごく気の毒ですよね。セキュリティに対する認識が甘かった等、とどのつまり自業自得なわけですが、今まで一個人としての存在が、2chで祭りにされ、それを嗅ぎ付けたマスコミ....特に週刊誌ですね....に晒されてしまい、流出したファイルはどう考えたって回収不可能ですし、不特定多数のパソコンのHDDに取り込まれてしまい.....消さない限り半永久的に残ってしまう.........わけですよね。

 最近話題になっている流出騒ぎは、どうやらSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のmixiに本名で登録していたせいで特定されてしまったとか..........。元は交際相手のP2Pソフトのshare経由でウイルスに感染して流れてしまったわけらしいですが.........。ええと、前のWinnyで流れたケースもそうでしたが、今回もウイルスにかかったのは彼氏の方で、その彼女が被害を受けたってことですよね....???  写ってるのは彼女の方なんでしょうから。気の毒っていうには酷すぎる気がします。今回は本名も思いっきりバレてしまっているし、そのうえ付けられた名前がまた酷い.......。同情します。

 今の世の中は、本当に情報伝達がものすごく速いし大量に出回ってしまうので、ふとしたことでいきなり有名人になってしまうんですね。ネットなんてない時代だったら、まず大量に流れないし、騒ぎにもならないだろうし。仕事だって辞めなくたって済むはずでしょう。..............まあでも、流出してもそれがフツーの写真だったら問題なかったんだろうけど..........。いや実際どんなことになっているのか知らないですけど。

 仮にうちのパソコンのファイルが流れても........駄作の曲にCGに戯れ言........恥は掻くかもしれませんが誰も相手にしないから被害なんて被らない気がします。m9(゚∀゚)アハハ  ...........彼女なんていないし。ま、それは喜べないわけだけど。 (つд⊂)エーン  だいたい保存してある写真や画像っていったら、ゴシック建築や近代建築の建物の写真ばっかりだし、あとは絵画やデザイン関係とか。んなもん誰も欲しがらないって。w ちなみに、マックにはファイル交換ソフトはなかったはず。少なくとも以前調べた時は見当たりませんでした。なのでもちろんそういうソフトは使っていません。.........ということはあれだね、やばい写真を保存するならマックを買え!ってことですね。マカーマンセー!━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!


 それはともかく、mixiとかああいうSNSは気になります。mixiって確か既に会員になっている人からの招待でしか会員になれないんですよね?  いえ、何か創作関係で関係を築けたら良いな.......なんて思ってるので、ああいう内輪的なノリが自分には案外合ってるんじゃないかな........なんて、ね。でも、最近では2chを初め見ず知らずの人に招待しあっていたりして、もはや本来の形ではなくなっているそうですね。ガラス張りの世界にいるようなものなのかな.........。いまさら本気にしている人なんていないのかもしれませんしね。とはいえ招待されたことが無いので、今さらながら誰か招待してくれないかな〜なんて思ったりしています。


あれー、いつのまにかこんなに長くなっちゃった。そんなに書くつもりは無かったのに。

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