Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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レンダリングぶっ通し

 今まで作った3DCGを再掲載するために改めてレンダリングしています。(レンダリングとは、端折って言えば設計図を実物に見せる様にするようなものです)

 今まで作った3DCGは、以前使っていたマックの環境に制限された事が多く、特にレンダリングサイズがモニタが800×600という小さいものでしたので、それより大きなサイズにはなかなか出来なかったのです。でも新しくした現在では、1280×1024という大きなサイズでモニタできるし、CPUもG3の233KHzからG4の1.25GHzでメモリも768MBですし、大きなサイズでレンダリングしても以前よりは短くて済むと思って、まとめてレンダリングしてみました。

 ........と言いたいところですが、「レンダリングしてみました」ではなく「レンダリングしています」が正解という現状です。

 とりあえず10数ファイル分をレンダリングできましたがまだ10個程ファイルが残っています。

 使っている3DCGソフトは一昔前のマックでは定番だったSTRATA(ストラタ)というメーカーのVision3dという廉価版のものを現在も使っています。.....本当、一昔前まではSTRATAが定番でユーザー数も多かったのですが、今ではマイナーなソフトになってしまいました。長い間Mac版オンリーでWin版を出すのが遅かったし、ソフトの方向性も業務用向けのような内容でもなく、かといって完全にホビー向けというわけでもない路線だった...辺りの理由が考えられますが、やっぱり個人的にも不満だったのがモデリング機能の乏しさでした。

 ちょうどバーチャルビューティでしたっけ、3DCGで美少女キャラを作るのが流行り出した時に、ShadeやLightwaveなんかが持てはやされましたが、STRATAでは..........無理でした。もちろん中にはSTRATAで作っていた人もいましたが、それはごく僅か。リアルな美少女キャラはおろか、他のモデリングでさえもSTRATAでは難しかったと思います。
 ただ、レンダリングの仕上がりの美しさは特筆もので、レンダリング方式で一般的な「レイトレーシング」でレンダリングした中ではフェアに判断しても、他のソフトと比べて1、2を争うものだったと思います。

 かくいう自分もソフトをShadeに乗り換えようかと今まで何度も思いましたが、3DCGより音楽の方が制作の比重が大きいので、3DCGをやらない時は本当にやらなくて、2、3ヶ月はソフトを全く立ち上げないというのもよくある事でしたので....、見送っていました。でも3DCGをやり始めるとまた欲しくなってしまうんですよね。w


 そんなSTRATAを今でも使い続けてきましたが、改めて今レンダリングしはじめて、作ったファイルの意外数にびっくりしてしまいました。なんだかんだいってもけっこう作っていたんですね。なかなか良い出来のままの作りかけのものや公開していなかったものなどいろいろあって、ちょっとこのままでは勿体無いかも......。

 話がそれましたが、とにかくレンダリングに時間が掛かっています。STRATAには、レンダリング途中のファイルや後でレンダリングするものをサスペンドファイルというものにできるのですが、これを自動処理してくれる機能があって、レンダリングしておきたいサスペンドファイルをまとめて設定しておけば、次々とレンダリングしてくれるというものです。

 これを使って、他のソフトを使っている時はもちろん、寝ている時や離れているときでもず〜っとパソコンはレンダリング作業をしてくれるのです。ここ2、3日はずっと起動したまま、ぶっ通しでレンダリングしています。

 .........でもまだ終わりません.............。1つのファイルのレンダリングに7時間くらいかかっているものがあるし.........。あぁ。

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