Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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エレクトーン スーパーブック

 ここんとこ、ず〜っと曲を作っているのですが、アレンジって、本当に大変です。弦楽器や管楽器を用いたアレンジ、ポピュラーでもいわゆる「上モノ」と呼ばれるようなパートですが、ボイシングなどをきちんと考えないとうまくいきません。ストリングスでいえば、クローズよりもオープンボイシングの方が広がりや音圧が増すので、基本的な気もするが、各パートの「ライン」もきちんと考慮しなくてはいけえないわけで、単にオープンにすればよいわけではないんですよね。
 それと、音域。こういうのは、割とすっぽかしてしまいがちなのですが、MIDI音源で鳴らす場合も実は(というか当たり前か)重要なわけで、やはり実際の楽器の出せる音域内だと音源での鳴りもやはり良い、感じ。

 最近そんな感じで、悪戦苦闘しているのですが、こんな時に役に立っているのが、
  「エレクトーン スーパーブック」です。
 これは弟がエレクトーンを習っていた時に時々使っていたもので、楽器の歴史、楽器のしくみ、音域、参考になる曲目など、本当にいい内容です。主にクラシックで使われる楽器が載っていて、参考フレーズなんかも載っていたりと、充実している本です。しかもCD付きで、う〜む、弟から奪ってきて正解でした。w
 とはいいつつ、、それでも音域をはみ出してしまったりします。「これは半音下げチューニングってことで」とか、勝手に。w でもまあ、結局は、そういう音をたくさん聴いていなければダメなわけで、クラシックに手を出すのはなかなか容易なことではないし、クラシックなりのリズムや、音色などあるし、本当は聴くべきなのですがCDをいつも買わずじまいになってしまいます。

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