Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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冬季五輪の感想

 開催するまでほとんど関心なかったのに、いざ始まってみれば色々と目を奪われて(テレビで見ただけですが)楽しめました。


 中でも女子カーリングは、あのスーパーミラクルショットでイギリスをギブアップさせた試合、あれはちょうど土曜日だったので丸ごと見られました。その後の試合に負けちゃって決勝進出は出来なかったけど、カーリングの面白さをあの試合で知ることが出来ました。試合終了後2chを見たら案の定、解説者の解説についてのコメントが多くて、けっこう同じこと思った人が多いんだなと共感出来た感じで喜びひとしおでした。

 カーリングといえば、五輪開催前からNHKのデータ放送でカーリングのミニゲームが用意されていたのって知ってます?「キャラカーリング」とかいう名前だったような。4ステージあって1面はノーマルだけど2面から舞台が江戸風、大氷原、宇宙と変わっていって、もうカーリングじゃないんだけど(w、リモコンの十字ボタンで強弱と方向を決めてショットする仕組みです。BSのほうはスピードスケートのゲームでした。トラックにスーパーマリオの「?」ブロックみたいなのがあって、走るとスタミナが減るのでそれを補う肉、栄養ドリンクとかあって、中には毒キノコとかもあったりしてそれを取ってしまうと、スタミナがぐっと減ってしまうんです。スタミナ0になるとズッコケてしまいます。というわけで開催前はゲームで堪能していました。w


 カーリング以外の種目で目を引いたのが、ハーフパイプ。優勝したショーン・ホワイトという選手の滑りに舌を巻いてしまいました。あれ…凄いですね。前回大会でも優勝しているというし、また自ら新しい技を開発してそれを披露したっていうのも凄い。解説の中で「ハーフパイプの帝王」だとか「4年経っても彼を超える選手は出てきません」なんて言っていたのを聞いて、思わず「すげー」なんて呟いちゃった。でも、ああいう世の中のシーンを一変させてしまう人間というのは、けっこうあんな雰囲気というか存在感を示す人って多い気がします。なんというか人を寄せ付けない「ぶっちぎり感」というか。例えが悪いですが、ロックギタリストでもエディ(・ヴァンヘイレン)なんかもあんな気がします。次々と革新的なプレイを示しては縦横無尽にぶっちぎっていた感があるし。…そういえばショーン選手って長髪だったよね。まるでロックミュージシャンみたいでそれがまたえらくカッコ良く見えました。


 ほかは…、男子フィギュアの高橋選手。フィギュアには正直それほど関心はないのですが、ケガから見事復帰してメダルを手に出来たのは本当に良かったです。たしかコーチ関係でトラブルもあったらしいし、辛かったんじゃないかなと思います。それが日本人選手では過去最高の銀メダルだもん、凄いです。

 競技以外の点でおっと思ったのが、日本のデザイン。スケートの金×黒の色の組み合わせなんかはいかにも屏風絵の墨と金箔を思い起こさせるトーンだし、リュージュかボブスレーだったか、日本のそりが着物を着た女性のイラストがあしらってあったりと、デザインでも目を見張るものがあったと思います。


 それと、音楽。女子フィギュアの浅田選手が使った音楽に、ラフマニノフの前奏曲「鐘」がありました。個人的な話ですが、この前奏曲「鐘」が大大大好きなんです。一日中掛けていても飽きないくらい好きな曲です。LIVEでの映像は見ていなかったのですが、ニュースでハイライトが映った際に聞こえてきたフレーズで、ラフマニノフだっっ!と即反応してしまいその後の番組でしっかりチェックしました。安藤選手はモリコーネの曲だったし、小塚選手のはけっこうギターがギンギン鳴ってて調べてみたら、あれ、布袋さんが弾いてるんですね。ちょっと意外。

 閉会式ではカナダ出身のミュージシャンが歌を披露していたのでしょうか。ちらっと見たので確かではありませんが、ニッケルバックが出てた様な。その後、アヴリルやアラニス・モリセットが出たのは分かったのですが。エクスプローラーを持ちノリノリに弾きまくっていたので、最初っから見たかった!!!


 昔はこんなにオリンピックで熱くなることはなかったのですが、どうしてだろ…。単にマスコミが騒ぐからか。w

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