Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2009年 夏

 植物の写真はひさしぶりになりますね。.......正直言うと写真の掲載が滞るのは、いちいちカメラを手にして写真を撮って、それをパソコンへ取り込み掲載したい写真を選び、選んだものをレタッチソフトでリサイズ等し、ブログへアップする一連の作業が面倒くさいからです。(不精でごめんなさい) この暑い夏の時期は水遣りだけでも大変だし、自分が観賞できればそれでもいいや、という気にもなってしまいます。...........あとはやっぱりキレイに花が咲いていないと載せるわけにもいかないという理由もあります。

 ともかく6月辺りからの植物の写真を載せます。

<タチアオイ(アルセア)>

「アルセア:ニグラ」という品種のようです。まさしく漆色のような「漆黒」のタチアオイです。以前にお伝えした様に、去年の春先に苗を2株購入したのですが、どちらも葉をだし株は大きくなったものの去年は咲かず、今年の春先に1つの株を(たぶん)根腐れさせて枯らしてしまい、残った1株を大事に育てていました。去年は見られなかった「空へそびえるような茎」が今年は見られたので、開花を期待していました。

 思った以上に花を咲かせ、大満足です。8号くらいの深鉢で育てているのですが、背丈が180cm近くあります。地植えにするともっと伸びるそうですね。5月の下旬から7月いっぱいまで咲いていました。こんなにいらないと思う程実り、それでも一応収穫しました。咲き終わり種が実りはじめた後、地際から新しい葉をにょきわさと茂らしています。今年も去年同様ハマキムシにやられていますが、去年ほどではないようです。来年も咲かせられるかなあ。


<カラー:左から「ピカソ」「ブラックスター」「モーツァルト」>

去年買ったブラックスター以外どれも咲かなかったカラー。今年は一応咲いてくれました。買った年に咲いた「モーツァルト」の花色が見本と違いクレームをつけたものでしたが、やはり色が違います。本来ならオレンジ色のはずなのです。.......でもこのアプリコット色というか淡い桃色でもそれなりに気に入っています。「ピカソ」は花が若干小さめでしたが、(写真は開花から数日後だったので色が褪せていますが)きちんと紫色と白色の花が咲きました。

 やはり(ブラックスター以外の株が)去年咲かなかったのはその前の年、つまり一昨年に軟腐病にかかり無事残った球根がどれも小さめだったせいなのではないかと思います。...........それでも花付きがよくありません。ネットで育て方を調べたりしているのですが、どうも畑地性のカラーは毎年咲かせるのが難しいみたいです。今年も軟腐病には罹っていないし、球根を太らせることができると思うので、来年も咲かせられる様に育てたいです。

 ちなみにネットで調べた育て方に、春先に球根を植え付ける際、軟腐病を防ぐ為に「ベンレート」などの殺菌剤を球根に付けるとよい、とありました。「薬剤の粉末をまぶす」ということなのですが、今年は少し頭を使って施しました。ベンレートの粉末を何かのトレイにひろげ、使い古した歯ブラシを水で濡らし、それに粉末を付け、球根にまぶすように塗っていく、という方法です。こうすると割と均等に塗れます。


<スイレン:温帯(左)、熱帯(右)>

今年も無事咲きました。熱帯スイレンの屋外での冬越しはこれで2回目。慣れてきて余裕がありました。去年さんざん写真を撮ったので今年は記録程度にとどめています。w そろそろ他の品種も欲しいところです。しかし熱帯スイレンの花付きの良さを味わってしまうと、温帯スイレンの魅力を感じなくなってしまいます。まだ育て方が充分ではないのかも。来年も頑張るぞ。(`・ω・´) シャキーン


<グラジオラス:ブルース>

見本の写真を見て淡紫色と白色のグラデーションが美しかったので、初めて買ってみました。7球入っていたのですが、花を咲かせられたのはたった1つ。どれも茎を伸ばしたのですが、蕾を付けたのはそのうち2つでひとつは蕾を虫に喰われてしまい..........。・゚・(ノД`)・゚・ ようやく咲いたと思ったら、急な夕立の突風にやられ見事に茎がポッキリ。そういうわけで花瓶に挿して観賞することにしました。咲かなかった残りの株は別に枯れたわけではないので、来年リベンジですっ!!(`・ω・´) シャキーン


<シコンノボタン>

2つあったうちの古株の方を冬越しに失敗してしまい枯らしてしまい・゚・(ノД`)・゚・、、新しい株のみになってしまいましたが、無事開花。ほとんど1日で散ってしまうのが残念ですが、この深い紫色の花はとても魅力的です。今年は無理しないで屋内で冬越しさせます。


<アサガオ:(左より)「藤娘」「ヘブンリーブルー」「桔梗咲き」>

今年は「桔梗咲き」の他に新たに2品種の種を買い、育ててみました。「藤娘」という品種は種が5粒ほどしか入っていないのに450円ほどする品種で、巨大輪アサガオの品種らしいです。袋には花径25cmという記録が…と記載されてました。........たぶんアサガオのコンテスト用みたいなものなのではないでしょうか。もしくはマニア向けというか。5粒蒔いて発芽したのは2つ。双葉が出た頃は、葉が弱々しく本当に育つのだろうかと思っていましたが、しばらく伸びた後は順調に大きな葉を付け成長していきました。これだけは別格として地植えせずに鉢で育てました。竹棒であんどん仕立てにしたのですが、成長がよく最後はてっぺんでぐるぐる巻き状態になってしまいました。w それでもかなりの高さにしたつもりだったのですが。
咲いた花は確かに大きく存在感があります。記録の25cmには程遠いものですが、それでも10cmはあったと思います。花付きもそこそこ良く、玄関前に飾ってあります。

 「ヘブンリーブルー」は近年人気のある品種。澄んだ大空のような青。成長も良く花付きも良さそうだったので購入。しかしうちの場合、植えた場所が塀と側溝の間の深さ15cmくらいしかない場所だったせいか、蒔いた時期が遅かったせいか、どうもいまひとつという感じです。写真の通り咲いてはいますが、成長が良いせいか塀のうえ辺りばかりで咲いています。生け垣にならない............。ちょっと今年はみすぼらしい風景になっています。一緒に蒔いた「桔梗咲き」も蒔いたのが遅かったせいかこちらもいまひとつで、全体写真は載せられません。w 

 写真に載せた「桔梗咲き」は去年種を収穫し損ねた、こぼれ種が勝手に地面から出てきたものの花です。こちらは成長も良く、葉も花も去年より大きいものでした。ここで得た教訓は、5月ではなくもう少し早めに種をまく、シードトレイで発芽させるのは良いが、間引くこと。
 ちなみに、今年は写真で実際の深い青紫色に撮れました。これが桔梗咲きの青色の花色です。くっきりと白く縁取りされてそれがまた良いアクセントになって一層青色を目立たせています。個人的にこの桔梗咲きは思い入れがあります。


<番外:カエル>

庭先で様々な昆虫に出くわすのですが、動きも速いのでカメラを取りに戻ってきたところで撮れる訳がありません。このカエルはじっとしていたので(w、カメラに収めることが出来ました。ちょうどクレマチスの葉っぱの上に「佇んでいました」。

 このカエルの他に見かけた昆虫は..........去年とほぼ同じですが、アゲハ、クロアゲハ、ツマグロヒョウモン、カナブン、シオカラトンボ、カマキリ、バッタ、トカゲ、アシナガバチ.......など。今年はミツバチが激減したとニュースなどで騒がれましたが、確かに今年は見かけませんでした。いつもならぶんぶんと羽音を響かせて花に群がっているのですが。

 それと写真は撮れませんでしたが、スイレン鉢に「ヤゴ」がいるのを春先に確認して以来、保護していました。当初はヤゴの生態を知らず、脱皮するのを知らずぶかりと水面に浮かんでいるのを見て、殺してしまったと悔やんだりしました。w どうやら3匹くらいいたようで、トンボにかえるのには水面に上がる必要があるらしく竹棒を鉢底に刺しておきました。いつのまにか水中から見かけなくなったと思った7月初め、鉢の近くに2匹程トンボが飛び交っていたのですが、かえったトンボだったのでしょうか。だとしたら一応任務は果たせたことになるのですが............。ヤゴがいるせいで今年はスイレン鉢の中を洗うことも出来ず、水質が汚れやすく管理が大変でした。無事かえってこれで洗えるとおもいきや、なんだかまた水中に、小さなヤゴみたいな生物が這っていました。((((゚д゚)))))

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