Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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フィギュアをデッサン?

 前々から考えている話です。

 2次絵(萌絵も含む)を描く際に元々は2次絵のキャラだったフィギュアをデッサンするのが、良い方法なのではないかと考えつきました。

 何事も習うより慣れろという要素はあるものだと思います。今はそういうフィギュアが百花繚乱ですが昔は無かったはずですから、上手い絵に刺激を受けてはひたすら絵を描きまくるのが結局の王道だったのだと思いますし現在でもそうなのだろうと思います。

 ただ、限られた時間の中で効率よく進めるとなると、作業内容の100%近くを、がむしゃらに描きまくる、としたら少し効率も悪いのではないかとも思い始めました。例えば、ポージングにしてもたくさん描いているうちに結果的に様々なポーズの絵を描いたから、自在に好きなポーズの絵を描ける様になった......と言えそうです。

 経験の浅い下手なうちは、ポースにしてもどこからか参考になる絵や写真を元にしないと描けないのではないかと思うのです。参考元の資料が自作のものならば問題ないでしょう(自分で撮影した写真など)。しかしそれが他人の著作物だったりすれば、趣味の範囲内の創作であればそれほど厳しくすることもないのかもしれませんが、WEb上に公開するとなれば、そういうわけにもいかなくなってくると思われるのです。


 そこでどうすれば所々の問題に触れずに描けば良いかといえば、「参考になりそうな」「関節を自由に動かせられるフィギュア」を買って、それを好みのポーズに変えてそれをデッサンすればよいのではないかと。頭身や体型も2次絵が元になっているわけですから、そのまま参考にできますし、なかなか良いアイデアなのではと思ったりするのですが、やっぱり他の人もすぐに思いつきそうなものでしょうか。


 絵描きはもとよりクリエイターは多分にモノマニアである必要があると思っています。例えば絵描きなら、描く以前に絵が好きなのでしょうから、大量にそういう絵が収録された雑誌、本などを所有しているはずです。..........個人的なはなしですが、困ったことに自分の場合、2次絵の絵をほとんど持っていなかったりします。

 最近はそんなこともあって、たまたま見つけた2次絵のアップローダで2次絵を物色しています。参考になりそうなのは片っ端からダウンロードしています。落とす場所が場所なので、描かれている絵のキャラが何の作品なのかさっぱりわからないのも少なからずあったりします。(しばらく収集していくうちに分かる場合が多いですが)


  それらの絵だけでも充分自分には参考になるのですが、「オリジナル性のポーズ」という部分で考えると、先述のフィギュアにいきつくかな......という感じです。しかしまあ大方のお察し通り、フィギュアの購入にあたって別の問題が発生する訳です。

 「ヲタになってしまう」

ということです。描いた絵が萌えっぽくなかったとしても、「フィギュア所有」ということに対して世間一般的には「ヲタク」のレッテル張りをされると思うのです。先述のモノマニアという要素もオタク的であるとも言えますし、そうなるとクリエイターはオタクでないとやっていけないという結論になってしまいます。


 ...........さてどうしようか。世の中開き直ったら最後です。とか開き直った者が勝ち、などと言われたりしますが...........。(゚Д゚;)…

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