Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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扁桃炎

 そういえば去年の今頃も罹っていた様な........。

 先週末から扁桃炎に罹っていました。今は腫れも引きほとんど治ったと思います。先週の中頃から喉の痛みはあったのですが、のど飴、うがい、ヨードグリセリン(ルゴール液)の塗布などしたのですが、けっきょく熱を出し(ピーク時38.6℃)、土曜日に耳鼻科で診てもらいました。熱はすぐに37℃前半に落ち着いたのですが、火曜日辺りまでは微熱気味で喉の腫れも引かず辛かったです。今日になってかなり良くなりましたが、来る様に言われていたので診てもらいました。また週末診てもらう予定です。


 ........前にもこのブログに何度も書いたと思うのですが、子供の頃から扁桃腺をよく腫らす体質です。子供の頃はそれこそしょちゅうで寒い時期なら月に一度は罹っていたかもしれません。その度に近くの医者に診てもらいペニシリンの注射をお尻にされました。お尻....というか腰とお尻の中間部....でしょうか。38℃半だと注射2本、40℃近いと加えて腕に静脈注射、40℃超えの時はさらにもう片方の腕に注射...計4本された記憶があります。小学校低学年のころの話ですが。

 いやなのは、寡黙な先生が一通り診察して、「ペニシリン」と一言看護師に告げてから、注射される迄の間。寝台にうつぶせになり注射されるまでの間!!! 様子が伺えないのでいつ刺されるか分からず恐怖でした。

 今でもペニシリンの注射をするのか分かりませんが、むかし小さい頃に診てもらった時はそうでした。処方される薬もやっぱりペニシリン。最初は小児科で診てもらっていたのですが、詳しい事情は分からずじまいですが小児科より内科で診てもらったほうがいいとかで、まだ幼稚園児なのに近くの内科で診てもらっていました。小児科ではないから薬も飲み薬なんてあるわけもなく、錠剤か粉末の薬。よく処方されたのはペニシリンの粉末状の薬。これがまた苦い。.......匂いはよく覚えていませんが、龍角散みたいな....いやそのまんまカビっぽい匂いだったか...........どちらにしても良薬苦しという具合でした。

 
 今ではその内科の先生は亡くなってしまったから廃院になり診てもらうこともなくなりました。それで現在は耳鼻科で診てもらっています。新薬のおかげかそこでよく出されるのは抗菌薬です。ひどい時には「オゼックス」その後に「メイアクト」。


 ............さきほどにも書きましたが、喉の調子が悪いなと思ったら自分で色々対処してみるのですが、ダメな時はやっぱりダメです.........。個人的な症状なのか、そういう熱を出しそうな/医者に診てもらわないとダメなレベル、の扁桃炎の場合、体の節々がだるかったり痛かったりします。それってインフルエンザの症状にも似ている様な気もしますが、あれほどは酷くはありません。でも体を動かすのがおっくうになります。思い起こせば、この症状が熱を出す3、4日前から出る感じ。でも防げない。


 扁桃炎に有効なのが、腫れた扁桃腺にヨードグリセリン(ルゴール液)を塗布するのが昔から行われてきた処置だと思うのですが、昔薬局へ行けばごく普通に見かけた「金属状の塗布用の棒」が、思えば最近めっきり見かけなくなってしまい、あれがなくて困っています。小さい頃から親に、その棒に脱脂綿を撒きルゴール液をしみ込ませ、患部に塗布されたものです。これが痛い、腫れが酷ければその分痛い!!! おまけに喉の奥に触れると、「おえっ」となる。滲みる痛みはなかなか収まりません。そのあいだ悶絶。あれもペニシリン注射とともに恐怖だったなあ..........。(遠い目)

 その金属棒、使い過ぎて折れちゃったんだよなあ。だんだん使う頻度もなくなり、いつしか錆びてぽっきりと。その棒も1代目じゃなかった(と思う)ので、また買えばいいやと思っていたのですが............売ってない。大きいドラッグストアへ行ってみても売ってない。....医者は今でも使っているのに.....。売られているのは使い捨て用の長ーい綿棒みたいのだけ。しかたなくそれを買って使っているのですが、ルゴール液のしみ込みが悪く、ちゃんと患部に塗布できない....。ルゴール液のほうは今でも普通に売られているのに。他の人はどうやって塗っているんだろう。あの金属棒は先端が螺旋状になっているから脱脂綿が滑らずにしっかりと巻き付くのです。単に棒状だったら良いという訳でもないのです。

 
 それでネットを探しまわったんです。もうだいぶまえに見つけたのですが、あったんですよ、その金属棒。一般向けの販売は10本セットじゃないとダメなのですが、それでも販売されていました。最初はこの金属棒の名称も分からず、検索にえらい手間が掛かりました。

 その金属棒とはこれです。
綿棒 耳用綿棒 鼻用綿棒 咽頭綿棒 喉頭綿棒 金属製綿棒/株式会社テーエム松井
このページ内の、「ハルトマン咽頭綿棒」(もしくはペルテソン喉頭綿棒)が探し求めていたものです。...........でも10本1組での販売というのに躊躇して今だ購入していなかったりします。大人になった今でも相変わらず罹るとはいえ、昔と比べればかなり頻度は少なくなったし........でも使いたい時はあるし.............。

 まあいつかは買うかもしれませんが、それと同じくらい悩むなら、扁桃腺を切除する手術を受けたほうが良いのでは、とも思ったりします。ちょっと無理すると喉を腫らしてダウンじゃあ大人はやってられないからなあ..............。


 ...........あれ、上記のページを良く見たら「咽頭綿棒、喉頭綿棒は含まれません。」なんて明記してある........咽頭綿棒は販売はしてないってこと? (´・ω・`)ショボーン

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