Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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パキラに花が!

 

 パキラに花が咲きました。
花が咲いただけでひとつの記事にするほどの事なのかと言われてしまいそうですが、日本でパキラが咲くのは当たり前の事ではありません。ネットで少し調べてみたところ、樹高が2m以上ならないと咲かないとか何年も育てないと咲かない...などありました。

 うちのパキラは、机にちょこんと載せておくような、500円程度の本当に小さいパキラを買って、それを鉢植えにし何年も育ててきたものです。ようやく園芸店で見かける様なパキラらしい背丈になりました。だいたい150cmくらいでしょうか。育てて.....5、6年だと思います。

 パキラが花を咲かせることは、購入後ネットで調べた時に知りましたが、花を付けている写真のパキラはどれも年季の入った立派なものばかりだったので、自分のは到底無理だと思っていました。なので最初から期待もしていませんでした。


 それが、先日水やりをしようとパキラへ近づいた時に、咲いているのを初めて目にしました。冬の間は成長が止まるので、水やりはほとんどしなくても良いので、2週間に一度ほど水やりのために近づく程度でそれ以外は本当にスルーでした。春になり日中は暖かくなりましたが夜間は8度を切る日もまだあるので、屋外に出すのはまだ控えていました。そんな暖かい環境のせいなのでしょうか。それともせっせと育て続けてきたからなのでしょうか。

 パキラの花は夜咲きらしく、通常夜に花を咲かせ翌日の昼過ぎには「しべ」も茶色く変化してしおれてしまうのだそうです。今回咲いた花は意外にも次の日もまだしおれずに咲いていました。写真に撮ったのは翌日の昼過ぎの写真です。そうすると、水やりの時に運良く開花時期と重なったということになりますね。本当に嬉しいです。

 ちなみに部屋中に香るくらい、濃厚な甘い香りがする花です。葉茎にも蜜を出しますが、花にもやはりたっぷりと蜜が出ていました。舐める勇気はありませんが、舐めた人によると本当に甘いらしいですね。なので屋外に出しておくと蟻が行列を作って木登りをしています。


 観葉植物は文字通り葉を観賞する植物ですが、花も咲くわけです。原生地だと。日本でも沖縄あたりだと普通に花を咲かせるらしいですね。花後にビワのような実をつけるらしいです。パキラ以外でもアイビーやポトスも花を付けるらしいです。原生地だと見紛うほどの巨大な姿になっているらしいですね。でもそれが本来の姿であって日本で見かける姿はまだ幼木なわけですね。

 
 咲いたからといって翌年も咲くとは限らないみたいですが、できれば来年も咲いてほしいな。

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