Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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去年購入した植物#2

以下に紹介したものは、水草・熱帯魚などをメインとしたお店でビオトープ関連も販売しているお店「チャーム」で購入したもの。

 カキツバタの購入は琳派の影響からです。別にカキツバタじゃなくたって花菖蒲だってアヤメだってジャーマンアイリスだって素人が見たら判別不能かもしれません。カキツバタだけは水鉢に沈めないといけない分、面倒くさい訳だし他のでもいいのかもしれません。

 妙なこだわりがあるのは琳派の影響もありますし、水生植物に嵌ったというのも大きいです。暑い夏、水面から瑞々しい花が咲き、水面をのぞくとメダカがすいすいと泳いでいる.......そういう風景にあこがれました。実際は苔が生えたり、メダカにエサをやったり、水をとりかえたり、優雅にぼんやりと眺めているだけではそういう風景は拝めません。後で詳しく写真も載せますが、去年は無事スイレンが咲きました。あの姿を見ると喜びもひとしおです。別に水生植物でなくとも花が咲いた時は嬉しいものですが、去年はじめて水生植物や水鉢やら一式を買い込み、せっせと育てたのにほとんど咲かなかったものだから、格別です。


・カキツバタ 白鷺
白い花弁に青い筋が入り蕊が黄色という清楚ながら存在感のあるカキツバタ。カキツバタといえば群青色の鮮やかで深い青色が特徴ですが、それは次に紹介する四季咲きカキツバタがそれなので、もうひとつ添えるカキツバタとして選んだのがこれでした。他にも微妙に色や姿が異なる種類もあり悩みました。

・四季咲カキツバタ
店の説明書きにもあったのですが、四季咲きにはなりませんでした。「白鷺」と同じく初夏に咲いただけ。もちろん初夏の間に3、4個ほど花を咲かせましたが、年間を通じて、というわけにはいきませんでした。原因は......肥料かなあ。もしくは鉢の大きさ。生育が良くてすぐに鉢底から根が溢れてしまいました。肥料は固形肥料を与えるのですが、水の中に沈めてある訳で、鉢の地中へ差し込んでやらないと水中で溶けてしまいます。しかし鉢の中が根で一杯で思うように入れられず.....。おまけに一度花を拝めたものだから、まだ拝めないスイレンの世話が優先になってしまって...........。今年はもっと咲かせるぞ!(`・ω・´) シャキーン

・ウォーターミント
ミント........水中なら大丈夫だろうと思っていた自分が甘かった。一度ミントを育てた事のある人なら、その爆発的な繁殖力に恐れ戦くことでしょう。地植えした日には植えた事を後悔するくらい、あっちこっちへと伸びていきます。地面の上に水鉢を置いていたのですが、いつのまにかにょきわさと茂り、水鉢内では我慢できずに地面をつたってそこから根も出し始め、ますます生育スピードがアップし、半径1m程度にまで生長していました。おまけに水鉢内は根っこでぎゅうぎゅう。((((゚д゚))))) ミントの香りがするし花も一応咲くし、悪いってわけじゃないのですが、管理しないとえらい目に遭います。ミントなどのハーブっていうのは要するに「香る雑草」なので、育てる必要はありません。放っておいてもあいつらは勝手に育ちます。www

・ウォーターバコパ
これはウォーターミントと同じくカキツバタのおまけとして買いました。ミント程ではありませんが、こちらも生育が良いです。特に何もしなくても花をつけます。小さい青い花をちょこっと付けるだけですが、それなりに増えた状態で咲くと、水面を覆うように茂った葉に青い花がアクセントになって綺麗です。が、成育中は適度にむしったほうが良さそうです。あっという間に水面を覆い尽くしてしまいそうです。

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