Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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刻苦記 恐怖の終焉

 今回の件のついでに購入したものは以下の通り。

[ メモリ ]
SanMax SMD-51248H-J
「DDR333-512MB CL3」hynix Chip  ×4
http://www.ark-pc.jp/parts_sanmax_memory.shtml#ddr_2700

[ DVDドライブ ]
バッファロー DVSM-X1218FB-BK
http://buffalo.jp/products/catalog/item/d/dvsm-x1218fb/index.html

[ キーボード ]
Apple Pro Keyboard M7803 ホワイト 未使用品
http://www.pasocomclub.co.jp/ ぱそこん倶楽部
http://www.mac-paradise.com/ Macパラダイス (上記店とMacの品揃えは同じです。 姉妹店)

[ キーボードカバー ]
FA-IMAC11
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=FA-IMAC11&mode=main


 メモリは、とにかく信頼性/安定性を重視して、どれにしようか迷っていたのですが、2chのMac板のメモリ関連のスレッドで、その「SanMax」(2chでは通称「サンマ」「秋刀魚」)がよく取り上げられていて値段や性能共に良かったので、SanMaxを扱っているお店としてこれまた同じようによく挙げられていた「アーク」というお店で購入しました。もちろんウインドウズでも使えるメモリを扱っています。...........というか厳密にはマック用メモりと呼ばれる仕様があったりしますが、実際のところピン数などが合えば特に問題ないわけです。事実、そこで今回買ったメモリはマック用というものではありませんでしたし。

.....今回のOS10.4(Tiger)に移行すること、クラシック環境(OS9)でしか動作しない愛用のシーケンスソフト「Vision」を初めグラフィックソフト「Adobe Imagestyler」をとりあえず数年は間違いなく使い続けることは変わらないので、2chのマック板のG4 MDD(使用しているマックと同じシリーズです)だったと思いますが、書き込みの中に「MDDと心中するつもり....」なんてあったのですが、なんとなく自分もそういう感じだったので、とにかく出来る限り良い状態でクオリティを上げたいという気持ちがありました。

 なので、当初、メモリは512GB×2≒1GBにするつもりでしたが、もう今後拡張する時に相性のことで苦労したくないので、思い切って512MB×4≒2GB....MDDの最大メモリ数まで積むことにしました。1G×2の構成でも良かったのですが、アークの販売の値段をみたら、どうも512MB×4の方がトータルで安かったのでそちらにしました。MDDのメモリスロットも4つなのでちょうど良いです。

 今回の一連の作業で突き止めた結果から言えば、結局、メモリの相性云々ではなかったのです。つまり本来ならば2GBも積まなくても良かった訳です。既にデフォルトの256MB+追加512MB=768MBはあった訳ですし。でも先述の通り、長く使い続けるためには、1つでも不安材料を無くしたかったので、これで良かったのだと思っています。一度に4枚メモリを挿すっていうのも、今まで使ってきたマックでフルメモリにしたことはなかったので、ちょっと優越感みたいなのがあって嬉しかったりしました。w 

 ちなみに、出荷状態で既に挿されていたメモリ....今回初めて外してみて分かったのですが、サムスンメモリではなく、hynix製のメモリでした。ずっとアップル純正メモリはサムスン製のものだと思っていましたが違いました。ちなみにMDD購入直後に自分で追加したメモリは「トラセンド」ブランドのサムスンメモリ、要するに異なるメーカーのメモリであったに関わらず、また今回の同一メモリで埋めても、不具合は起きていた....やっぱり今回の不具合との関連性はなかった、ということになりますね。.....さて、このあまった768MB分のメモリはどうしよう.....。ヤフオクでさばくのが良さそうだけど..........。


 DVDドライブは、あれこれ調べて、DVD-RAMの高速書き込み...現在では12倍速が最も高速らしかったので、RAM12倍速でマルチドライブでその他の規格のも全体的に速いものを探した結果、日立の「GSA-H12N」が良さそうでした。でも単体では販売されていなかったので、それを採用していた、バッファローの「DVSM-X1218FB-BK」にしました。白もありましたが、MDDの5インチベイのパネル色が黒だったのでそちらにしました。ちなみに日立....日立LGという合弁会社?のようで、GSA-H10Nは、LG電子製ということでバルク品が発売されていますね。それでも良かったのですが、話によると、同じ機種でも、日立側が作ったものとLG側が作ったものでは、安定性に差が出てるとかどうとかネットで目にしたので.........、あきらかに日立製だと思えるものにしようと思ったのもありますし、H12NっていうのならH10Nより後継機で性能も良いはず(実際、書き込み速度が全体的に上がっています)だから....と思ったのが理由です。

 ちなみに最初からMDDに取り付けられていたコンボドライブ(CD-R/RW DVD-ROM)のもシステムプロフィールで見てみると機種の頭文字が同じだったので、たぶん日立製。

 ドライブの取り付けは簡単でした。MDDの5インチドライブベイは問題ないのですが、ディスクを出し入れする前面パネルの入り口の大きさがすごくトレイぎりぎりの大きさでして、DVDドライブのトレイ前面に付いている「ベゼル(DVDのロゴマークなどがプリントされているパネル)」を外す必要がありました。軽くトレイ裏に付いているベゼルのツメ3つを外すことによって外せます。

 ちなみにコンボドライブはそのままで今回のマルチドライブを空きドライブベイに入れました。......なんだか無駄に贅沢なような気も。10.4ではOS自体で書き込みに対応しているので特にこれというソフトは必要ありませんが、10.3では非対応なので、「PatchBurn」というフリーソフトを入れることによって対応させました。サイトはこちら。http://www.patchburn.de/index.html


 キーボード選びにはなかなか苦労しました。別にプログラマや物書きの人みたいに日ごろ文字を大量に打つ訳でもないので、結局慣れの問題で済む話なのかもしれませんが、やっぱり使い慣れたアップル純正のJIS配列キーボードが打ちやすいので、出来れば低価格の現行純正キーボードにしたかったのですが、そこには大きな問題があります。OS9に対応していません。MDD付属のキーボードは、今回買った「Pro Keyboard M7803」と同じものですが、このキーボードからメディアキーという音量キー、ディスクエジェクとキーが追加されたらしいのですが、これが現行の純正キーボードではOS9上で作動しないらしいのです。MDD本体にはディスク取り出しボタンというものはありません。(その5インチドライブベイ部分の前面パネルは全面鏡面仕様になっています。ここからMirrored Drive Door=MDDと呼ばれるわけです。)

 そんなわけで、OS9〜OS10.4まで対応しているキーボードを探したのですが、サートパーティ製でいわゆるASCII配列はあるのですが、JIS配列のものはありませんでした。
いちおう紹介しておくと...........、
atessa「Crystal Pro X」
http://www.astro-int.com/products/mac/page/crystal_pro_x_white.htm
Matias
http://macperfect.com/cts/periph/periph_top.htm
動作環境が怪しいのを除けばJIS配列のものもあることにはあるのですが、純正と比べると微妙に配列が異なっているんです....。スペースバーの両脇に「英数」「カナ」キーがあるのが好ましいのですが、サンワサプライ(http://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/keybord.html#MAC)やバッファロー(http://buffalo.jp/products/catalog/item/b/bkbu-aj106_2/index.html)どちらも、配列が異なります。バッファローのでそれに叶ったものもあるのですが、どういうわけかデリートキーが左に1個分長くなっているせいで、その列のキーが全て左へズレています。すごい配列にしたもんだ。まあローマ字入力で打つので、多少ずれていたって構わないしあんまり使わない列だし構わないといえば構わないのですが、OS9での動作が公式では非対応になっていたので...。(実際には使えるらしいですが)


 そういえばマックの純正JIS配列キーボードは、Windowsに普通に使われているキーボードの配列とはまた異なるんです。見たことがある人ならば分かると思いますが、windowsキーはもちろんありませんし、「変換/無変換」キーも配列が違います。「Alt」キーがマックでは「Option」キーだったと思います。「Windows」キーは「Command」.......。ここに詳しく乗っていますね。http://www.trinityworks.co.jp/software/WinKOSX/

 なので、キーの割り当てを設定で変えればWindowsのキーボードでもMacで使えるわけです。実際、売られているマック用のキーボードは少ないのでそうしているマカーも多いと思います。今思えば、これを機会にASCII配列のに慣れてしまえば良かったかな...とも思います。英数/かなの切り替えは「Command+スペース」で切り替えられますし。

 ........そんなことを知りつつも、上手い具合に、純正キーボードである「Pro Keyboard」の未使用品が売られているのを見つけ、それを買いました。新品のも売られていたのですが、どういうわけか値段が2倍高くなっています。新品と未使用品....何が違うんだろう.....パッケージの有無かなあ。あとはマニュアルの有無なのかも.。キーボードのマニュアルなんていらないし、パッケージだって同様。ちょうど在庫1だったので、もう上記紹介ページには未使用品のものは掲載されていません。新品のみ在庫「4」で残っています。.......まあ、ああいうのを買うのはアップル信者くらいだろうと思うけど.....。未使用品だって13000円だったものね......それでも十分高い! Windowsのキーボードなんて、程度を問わないのなら1000円台でもあるでしょう? ......つくづくマックユーザーはやってられないと痛感してます。

 それで、この「Pro Keyboard」、非常にゴミが入りやすく、真っ白ボディ+透明プラスチックカバーに覆われているので、非常に混入したゴミが目立ちます。よほどの潔癖性でない限り、普通に使っているだけで少なからずゴミが入ってしまうはず.......。それに今回紅茶をぶっかけたのは実は初めてではありません。(←告白→) 実は前のマックでのキーボードでもコーヒーぶっかけています。..........昔、「キーボードカバー??? んなもん付けるほどオレは間抜けじゃないぜ!」....なんて息巻いていましたが、十分間抜けの資質を備えてるじゃねーかよ、お前は! って感じですよね。w もう懲り懲りなのでキーボードカバーを買いました。ちょうどぴったり合う、モデル専用のカバーがサンワサプライから出ていました。

 シリコン製で薄型...最初はちょっとべたつくのですが、注意書きされていたように使っていくうちにスムースになっているかな....。ともかくこれでぶっかけても安心だもんね。


 ふと製品紹介ページを見ていて思ったのですが.........
「●超極薄でフィット
厚さ0.25mm。ぴったりフィットするので、まるでカバー着けていないかのような操作感です。」

( ・x・)ウーン......なんかアレの宣伝文句に似ているような.....気がしないでも無い。w 装着感は操作感なんだね。でもぬくもりは伝わらないのね......。(ぉぃw

「●お手入れカンタン
汚れたら中性洗剤で洗ってくり返し使えます。」
......こっちは繰り返し使えるんだ.........。って戦時中は物資不足から、兵士に配給されたものは洗って繰り返し使ってたとかどうとか聞いた記憶が。その話は本当なのかな。 そういえば歴史はけっこう古いんですよね。遥か昔から中世などは魚の浮き袋とかが使われていたようだし、ゴムの精製が出来るようになったのが19世紀初めだし明治時代初めには既に国産されていたというし........。あり得る話ではあるけど、再利用は危険な気が....。それに自分で洗う姿もなんだかかっこわるい気も...って背に腹は代えられない時代だったし仕方ないことなのかも........気になる〜〜〜。

 って話がすっっかり違う方向へ行きそうなので逝ってきます。とりあえずそんな話題に持っていける位マックも安定しましたし。
カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン


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