Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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蜘蛛の糸を辿る

 そういえば、ネットでランディに関する画像を検索していて、あるサイトを見たらいきなり音楽が再生されて、よくみたらプロモらしき動画が再生されてて、妙にガンズっぽいな......と思ってみてたら、やっぱりスラッシュが映ってる.......。ボーカルはアクセルじゃなかったから、これがヴェルヴェットリヴォルヴァーなのかな。


 ヴェルヴェットリヴォルヴァー(以後VR)は、ガンズ(・アンド・ローゼズ)の元メンバー+ストーン・テンプル・パイロッツ(以後STP)のボーカルという形で銘打つバンドです。 ......ガンズを知っていたら説明不要なのですが一応書いておきます。

 ガンズはデビューアルバムで1000万枚以上のセールスを記録し、いきなりモンスターバンドになりその後のアルバムも売れて、文句無しの順風満帆だったのですが、ボーカルのアクセルとの確執で次々とオリジナルメンバーが脱退してしまい、その後のオリジナルアルバムのリリースは15年近く経とうとしている現在まで無しという状況です。

 脱退したメンバーは各々バンド活動をしていましたが、今回のVRと比べると(良し悪しは別にしても) インパクトはいまひとつ.....だったと言わざるを得ないかもしれません。元のガンズもガンズでちっとも活動しないし....という状況で、ファンにしてみれば随分と業を煮やされていたことと思います。

 そんな紆余曲折ののち、またガンズのメンバー3人が一緒に演るっていうのですから、否も応もなく期待してしまいますよね。個人的には自分がギターを弾くので、やっぱりスラッシュが居るバンドだったらとりあえずはOKなのですが、今回のVRは「とりあえず」以上のものがあるように感じました。

 ガンズのファンから見ると、元ガンズメンバーの新バンドという風に見えてしまいますが、STPのファンからしてみるとどういう風に映るのでしょう。STPだってメジャーなバンドですし、単にボーカルとして雇われた、という風ではないでしょう?。これはとにかく次のアルバムも出してほしいし活動を続けてほしいです。こんなにおいしい組み合わせはないですから。

 そういえば、相変わらずのスラッシュ(ギター)の姿を見て嬉しくなりました。いつものようにシルクハットにチリチリのパーマで、レスポールを抱える姿は........ランディとは別のもうひとつのギタリスト像として個人的には気に入っています。野性味溢れるスタイルで素敵にカッコいいでしょう?  ザック(・ワイルド)なんかも同じ様な雰囲気がありますしやっぱりスラッシュ同様好きです。あ、エアロのジョー・ペリーも! ...........レスポール系のギタリストだとその4人かなあ。

 そんなわけで、そのプロモの曲名が分からなかったので、アマゾンで試聴したところ、プロモの曲が「Dirty Little Thing」だと分かり、間違いなくVRでした。すごく曲が気に入ってしまって早速CD買ってこようと思います。ランディのファンは良い趣味してる!  こういうネットの辿り方が好きです。


 曲も良かったですが、プロモ映像も気に入りました。80年代のアメコミみたいなのは余計な気がしましたが。毒気のある華々しさが、いかにも! 蒸気機関車の燃える炉もいい感じ。

「Dirty Little Thing」のプロモ

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