Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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素人は拝借し、プロは盗む

 お気に入りのCDの紹介/レビューのコンテンツを途中ですがアップしているのですが、そのコンテンツ制作の際に、色々なレビューサイトを眺めていたところ、とあるサイトにたどり着きました。

 そのサイトはいわゆるパクリ疑惑のある曲と元ネタになったであろう原曲を照らし合わせているサイトなのですが........改めてこんなに多くパクり疑惑の曲があるとは....驚きました。


 この話題にまず挙げられるのが、何と言ってもB'zでしょう。一時期、とても好きだったミュージシャンなので、この話題は興味がありつつも何だか哀しい気持ちになってしまうので複雑なのですが、パクリ元の曲のCDをいくつも持っているし自分でも「どう考えたってこれはコピー....。」と認めざるを得ないケースが多数あるのも事実です。それはそれとして、もちろん「オリジナル」で良いと思える曲もあるので、実に簡単な事ですがクレジットのたった数行を変えるだけで済むのですから、そうしてもらいたいと願います。

 とはいえ、B'z以外にもいろいろあるものです。国内のみならず海外でもやはりそういう騒ぎはあるようです。これだけこの世に曲が出てしまった今日では、余程の才能が無いと過去の曲に被らずオリジナルを作り続けるのは難しいのかもしれません。プロのミュージシャンのインタビューでも、似ないものを作るのは難しくなってきている....と目にした事も何度かありますし、大変なのでしょうね。アマチュアだったら「なんちゃって〜風」みたいなものでも許されるかもしれませんが......。


 しかしながら、そういうパクリ元と照らし合わせているサイトにある曲を聴いても、これをパクリだと言うのは無理なのでは.....?というようなものまであるので、逆にそういうのは勘弁してもらいたいです。音楽以外でもマンガのカットやコマ割りが似ているとかいうのも見かけますが、同様に指摘する方が痛々しく感じてしまいます。


 自分でも何かしら創作しているので分かりますが、オリジナルを作り出すのは本当に大変で難しいことです。「ああいう感じのがいいな.....」なんて思い出したらもうその対象物に取り付かれてしまってどうしても意識したものになってしまいがちですし。思うに、例えば音楽を作るには、それまでの過程に何かしらの音楽を聴いたり演奏したりして影響を受けているのは当たり前なわけで、影響から逃れる事は無理なのだと思います。
  また、「似ている」といっても、OKなものとNGなものがあるわけで、「素人は拝借し、プロは盗む」とは、B'zとエアロスミスが共演した後の音楽雑誌でのインタビューで、エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーがコメントした言葉だそうですが、まさに的を射たものですね。


 数年前の音楽雑誌でのインタビューで、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンが、自分のフォロワーが真似事をしていたことに憤りを感じているからか、その事について触れられた際に、「ほとんどのギタリストは他のギタリストを手本にしている...そしてそこで手本になっているギタリストにしても、もともとは別のギタリストから続いている。それが延々と続いているから近年は、それが近親相姦のような図式になってしまっている....」とかその後もお馴染みのインギー節が炸裂していたインタビューでしたが、......まあそんな言葉を用いてモラルを修正するのもありかも......。それはともかく、イングヴェイはパガニーニなどのヴァイオリニストやバッハなどのバロック時代のクラシックから影響を受けてロックに新しいスタイルを打ち出した人ですが、そんな彼が言うコメントには同感しています。


 他のケースでは.....絵画を見て、それに触発されて音楽を作った.....みたいな話がありますが、そういう影響の仕方(?)だといわゆるパクリ、イングヴェイの言葉で言えば近親相姦にはなり得ない....可能性が高い気がします。近年、いろいろな絵画や文学などに接する様になったのですが、よく実感します。尤もこの場合でもしっかりした音楽的基盤がなければ生み出す事は難しいでしょうが、完全に音楽すべてから影響を受けるよりは似てしまう確率は減るのでは...と個人的には思います。


 才能あるプロでもあれこれ試行錯誤しているのですから......自分みたいな凡人には到底無理な事かも..........。


"B'z"考 〜B’zと盗作の関係を考える〜
http://www.tadasu.biz/bz/index.html

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録画したPVの中には
B'zにパクられたとされる
Live Wire / MOTLEY CRUE (*個人的にはたまにCREWと間違えてしまいますが(汗))
Don't Tread On Me / DAMN YANKEES
がありました。


Live Wire / MOTLEY CRUE
これは無意識に聴いた覚えがあったので、パクラれていた気がしていましたが。

Don't Tread On Me / DAMN YANKEES
これは凄く問題です.....。
JAP THE RIPPERのパクリか!と思った直後、それよりも衝撃が(汗)

The 7th Blues発売当時TAKはクリス・ロード・エルジに打診した理由として
カーステレオで流す曲を適当にカセットに集めていて
運転中に聞いていたらDAMN YANKEESの音が大きくて決めたと言っています。
93年後半にやったライヴタイトルにもなってたし、
作ったのはRUN直後がRUNツアー中なんでしょうけど、
TAKが作ったのは多分RUN発売直後だと思うんです。

Don't Tread On MeのPVはライヴ映像なんですが、
メンバーの着ている衣装(短パン、上半身上着一枚、チェック柄)や
パフォーマンス、ステージのあり方などJAP THE RIPPERと銘打ち、
LIVE RIPPERというヴィディオの中身と同じ(違いは高さとスターフィッシュと花火)。
というか、そっちもコピー(汗)
これが93,94年は完全に。95年頃もある程度そのままなんですから.....。

思ってもいないコピーというかパクリの度合いでした.....。

パフォーマンスといえばOFF THE LOCKの頃、
ギターを床においてピアノみたいに弾くパフォーマンス、
まるっきりWHITE SNAKEのFool For Your LovingのPVで
VAIがソロの時にしているパフォーマンスですし。

TAKはこれだけやっているにもかかわらず
ギター燃やすのはリーチーブラックモアやKISS、
ライブ衣装やパフォーマンスはAEROの影響くらいしか
コメントしてませんね...。


他に言及するとAL:Wanna Go Homeの中のSpeedもJoe Satrianiのパクリですしね。
Surfing With The AlienのSATCH BOOGIE。

Strings of my soulがGARY MOORE版THE LONER のパクリと言う話は初めて聞きました。
言うまでもなくTHE LONER は元々カヴァー&リメイクです。
ただ、この版はGARY MOORE以外の何者でもない曲だと僕は思うんですよね。
(TILTでやったオリジナルもコージーのベストで持っているので。
 SUNSETやOVER THE TOPなどが聴きたいので買っただけですが。)
これはAL:WILD FRONTIERをレンタルしてCDコピーしてから、
個人的な毎年年間拝聴率ベスト3のアルバムなのでよく聴くんですが、
リマスター版が2002年に出て、後でもいいやと思いながら去年の暮れようやく買いました。
THE LONER (Extended Mix)も追加されててこれも凄く気に入ってよく聴くのですが、
ホント唯一無二の曲なんですよね。
故にStrings of my soulはTHE LONERのコピーから派生した亜流だと思ってます。
それはB'zでのライヴを吸収した部分が影響してそうなっているんじゃないかなと。

あと、Real Thing ShakesがAC/DCの曲のパクリと言うのは
当時TAKが雑誌のインタビューで、曲を作った頃よく聴いてたような事を
言っていた覚えがあるんですけどね。

今まで言わずにいましたが、FIREBALLのC/Wの哀しきdreamer、DEEP KISS。
これ、LED ZEPPLINのパクリです。
レンタルCDコピーをかなりしていた頃なので曲のタイトルはわからないのですが、
哀しきdreamerは転調してサビに入る前のがまんまなんです。
DEEP KISSはリフとサビ前までまんまです。
そういえばもDEEP KISSはIMMIGRANT SONGも入っている気がします。
この名前がわからない曲とIMMIGRANT SONGは元々音など似ている部分があるのも事実ですが。
そのURLのサイトはヴァン・ヘイレンの"Fair warning"と似ているとありますが、
エディはAL:IIIではツェッペリンの影響を出した作風を見せているので、
根本的にはツェッペリンだと思います。

詞の方も実際178氏がBAD COMMUNICATIONなど一部の曲は
内容がパクリ気味だったりするのも言及されないのは不思議ですけどね。

これは更に追加。

NOTTEKE - 多分ベンチャーズとかグループサウンズの憧れで作ったもの。
当時本人のコメントが雑誌であったような気がします。

FOREVER MINE / B'z from AL:GREEN [2002]
これは前々から個人的に引っかかっていたもの。
ふっと思って聴いてみたら.....

Fresh Killed Love / FENCE OF DEFENCE from AL:punk tang edges [1998]

曲の長さは違うもののギターリフや流れ、終わり方。
一聴して疑問、聴き比べたら確信しました。
兄貴分のバンドの曲までパクってます!! パック松本恐るべし。
作詞作曲に関しては西村麻聡 氏ですけどね、この曲は。

近年のB'zは昔に比べて魅力を感じませんが、
以前よりはパクリがなくなって(錯覚かもしれませんが)
あれこそが本当のB'zかもしれないと思う最近です。

ちなみに僕が未だにギターが弾けないのは、音楽に関する理解能力が欠如しているのと、
コピーを意図的に避けているためだったりします(爆)
今までコピーしようとしたのは
リッチー・サンボラのBallad Of Youthのイントロのメロディの耳コピーと
B'zのねがいのリズムギターの感じだけです(爆)
コピーしなくても相当染み付いてる感じがあるのはGARY MOOREのWILD FRONTIERくらいで。

投稿者 SHIN T : 2006年11月15日 00:56


>思ってもいないコピーというかパクリの度合いでした.....。

まあ、軟化したコメントをするとするなら.......日本の歌謡曲に洋楽の..とりわけハードロックの要素を上手く、そしてあらゆる部分(曲、ジャケ、ライヴ....)に取り入れた功績はあると思います。ただそれを行き過ぎた部分があるというわけで、それ以外の部分については称讃出来るミュージシャンだとは思っています。.......もう好きではありませんが。もしかしたら、とにかく憧れたものなら何でも真似たくなる人なのかもしれませんね。

..........もっと擁護派寄りのコメントをするとするなら...........別に日本は島国だし外国人相手に聴かせるわけじゃないし、日本人の耳にすんなり入って馴染むためにわざわざ改良した(......ここで改悪と突っ込むのは敢えて野暮です)のがB'zなのだと思います。
..........って書くと拙いかなあ。どっちとも当てはまってる気がするんですよね。


>TAKはこれだけやっているにもかかわらずギター燃やすのはリーチーブラックモアやKISS、ライブ衣装やパフォーマンスはAEROの影響くらいしかコメントしてませんね...。

あいかわらずそういう人なんですっ。
エアロ辺りをあれこれやってるわりに、マイケル・シェンカーのこととか何かと話題をそらしてるっていうか。

>Strings of my soulがGARY MOORE版THE LONER のパクリと言う話は初めて聞きました。

.....まあ、パクリっていうか、B'z松本流ゲイリー・ムーア風ギターインスト、って感じなんじゃないでしょうか。


>あと、Real Thing ShakesがAC/DCの曲のパクリと言うのは、当時TAKが雑誌のインタビューで、曲を作った頃よく聴いてたよ>うな事を言っていた覚えがあるんですけどね。

それ....それが問題なんですっ。w あの人がそう言ってるのに限ってその後に出来た曲がxxxなんですから。まあ「Real〜」はパクリと決めつけるとかはともかくとしてもAC/DC風の曲なのは間違いないかも。聴き比べると雰囲気そっくりだし。


>今まで言わずにいましたが、FIREBALLのC/Wの哀しきdreamer、DEEP KISS。これ、LED ZEPPLINのパクリです。

ヴァンヘイレンに「Fair〜」っていう曲はないんじゃないかな。アルバム名ならあるけど。
たぶん、「DeepKiss」のヴァンヘイレンのに似てるっていうのは「Mean Street」のリフじゃないかな。Aメロ辺りがそっちと似てる。........でもさすがにそれは決めつけ過ぎ。Zepの「Immigrant~」も...リズムパターンが似てるけど、このリズムの入れ方は別に今では基本パターンになっちゃってるだろうし....。それらで似てるとか言われるならB'z以外にどれだけ叩かれなきゃいけないやら......。「哀しき〜」のほうは知らないけど。


>兄貴分のバンドの曲までパクってます!! パック松本恐るべし。

ビーイングはそういうことをさせるところみたいですね。
どちらも知らないので何とも言えませんが、同じ所属だったらそれもあり得るということで。


>近年のB'zは昔に比べて魅力を感じませんが、あれこそが本当のB'zかもしれないと思う最近です。

みんなそう言いますね。
単にメロディのネタが尽きたのではないかと個人的には思っています。これは別に悪い意味ではなくて、単に曲を作り続けていくと才能のある人でもいつかは訪れてしまうことということで。


>ちなみに僕が未だにギターが弾けないのは、音楽に関する理解能力が欠如しているのと、コピーを意図的に避けているためだったりします(爆)

..........これどうコメントすればいいんだろう.....弱ったなあ。
2chの楽器板でその発言したら、100%「単に練習しないだけ」ってレスが付くと思います。でも実際、B'zのコピーするなら案外...というか難しい気がします。速弾きとかそういう話ではなくて、打ち込みのトラックに合わせるギタープレイとか、多彩なバッキング/オブリ、ミストーンなく弾ききるとか、それぞれ要素をたくさん含んでいるので総合的に弾ける人じゃないと難しそう。そういう意味でJ-POPにもたらした功績は大きいとやはり思います。


そういえば、いつしかB'zのボーカルさえも好きになれなくなりました。前はそうでもなかったのですけど。なんでだろう....。自分の嗜好が変わってしまったのか幻から醒めただけか。近年の曲名や歌詞はよく分からないし、過去の歌詞を改めて見返してみると、なんか自分を卑下して弱いところを晒してそれを女に分かってもらいたくて.....構ってチャンみたいな...風に見えてしまって。一人称だからそうなってしまうのは仕方ない気もしますが。別に歌詞のクオリティが悪いってわけじゃないんだけど...........。歌詞はともかく声も........受け付けなくなってきました。ついでにカオも............。

投稿者 鼎 : 2006年12月07日 01:12


> まあ、軟化したコメントをするとするなら.......

状況が変わってきたと思うんですけどね...。
ハードロックを頒布させたけど、今も昔と変わらず、
同じスタンスで他人のやってる事をそのまま取り入れてしまって...。
本当に盗作なら認めて、普通に活動してたら、
それほど嫌われることもなかっただろうに...。

馴染むためにわざわざ改良したというよりは、
彼なりの良いとこ取りの結果なのだと思います。
徹頭徹尾同じ曲に関しては、このままでいいという思いからだと。

よく考えたらパクリ元の原曲はRRSCでもリストから外していたんだなぁと...。


> それ....それが問題なんですっ。w 

普通は自分たちが曲作るのに当たって
他人の影響を受けやすい状態は少しでも回避すると思うのですが、
TAKはあえてシャットアウトはしませんね.....。
"とにかく憧れたものなら何でも真似たくなる人なのかもしれませんね"
同意見です。
影響が出る事を出すより、その人そのものになりたい人物なんだと思います。
GAMMA RAYのカイ・ハンセンもパクリと言える部分というか、
意図して取り入れて近いものにしたりしているらしいですね、一部の曲。
ハロウィンのヴァイカートは、カイ・ハンセンについて、
ハロウィン時代のカイ・ハンセンは憧れた者になりたくて同じ事をしようとしていたと
コメントした事もありましたし。

あと、彼は多分徹底的にコピーをして磨くタイプだと思うんです。
だから自分の感性で、できるだけ0から生み出そうとするんじゃなくて、
自然とコピーそのままも出てしまうのではないかと。
「だったらあげちゃえよ」の「なあなあいらねえな」の部分のメロディは
「Don't Tread On Me」のGtソロの中の一部のメロディそのままですし。
「Don't Tread -」のPV見てて、なんか聞き覚えのあるメロディが...
なんでだろう?って思いましたもん、最初。


> FIREBALLのC/Wの哀しきdreamer、DEEP KISS
調べてはいるんですが、まだ曲名不明です。
「Immigrant-」はリズムの近さと言う意味で挙げたのですが、
でもこの曲名不明のタタタタ、タタタタっていうギターのピッキングと
タタータタータタ、タタータタータタのDEEP KISSのピッキングは割と近くもあるし微妙。
で、この曲と「哀しき-」を聞き比べる機会があればピンとくると思います。
転調なんかまさしく.....そのまんま。
でも「哀しき-」も「DEEP KISS」も、同時期の曲なので、
盗作はおいといて、ここからの影響に関しては高いのは間違いないと思います。

> ちなみに僕が未だにギターが弾けないのは...
まぁ、「単に練習しないだけ」でもありますけどね(苦笑)
ほぼ毎日触って、音階と一部ペンタトニックをずっと弾いて
メロディ、なんかできないかなぁっていう事はしているんですが。
でもどうなんだろう...昔から思ってたんですが、どうしてみんな譜面、少しでも読めるんだろう
と思ってました。
理解って言ったらいいのかわからないんだけど、ホントわかんないんですよ。
例えば数学の話なんですけど、この公式はなんでそうなるのかって説明を受けて
理解できる人と出来ない人とがいると思うんですが、自分の中ではそんな感じで.....。


> 総合的に弾ける人じゃないと難しそう。
それに関しては凄いんですが、TMNのライヴでも曲どおりにひかず、
誰かの曲のギターリフを徹頭徹尾かぶせてひいたとか.....。
そんな真似できる技量はやはり凄いんですが、
自分の我を押し通して曲変えてしまうのは流石に出来ない.....。


> そういえば、いつしかB'zのボーカルさえも好きになれなくなりました。
> 自分の嗜好が変わってしまったのか幻から醒めただけか。

う~ん、僕は詩を作り始めた頃もそうなんですけど、
せつなさと激しさ(激情)は表現したいと思ってて、
サウンドの趣向はこれもいいなと思っても核は変わっていないので、
多分優介さんも核は変わってないと思うのですが。
ただ、「幻から醒めただけか」っていうのは凄く実感(汗)
僕の場合は今年アンチB'zというかアンチ松本になったわけですが、
失望感で一杯...騙されていたと言うか、
影響を出すのはいいけど、まんまというのはプライドが許さない性分なもので。
それならカヴァーする方が純粋に楽しいと思うんですけどね。

前にも書いたような気はしますが、弱さを出しても自分を卑下しても、
それがまだ歌唱の点でも、個人的にはマシだったんですけどね、1999年までは。

ただ、2000年のAL:MIXTUREとMay以降は、サウンドも歌い方も、よりキレた感じで、
顔が良い以外、ただのキモい歌だよって感じな歌になって.....。
さすがにそういうのは去年のベストに入れなかったようですが、
あれ聴いたらどうも.....普通ひくと思います。


えっと、話は変わるのですが、その一連の録画したプロモの中にWIG WAMというバンドがあって、
曲を聴いた途端、「えっ? BON JOVIと違うのっ?」って思ったんです。
最近調べてみたのですが、ノルウェーだったかな、歴はベテランの集まったバンドとか。
Gonna Get You Somedayだったかな?
曲は凄く良いんですけど、これをパクリととるか影響ととるかは
彼等の曲を一通り聴いてみないと彼等のバンドの核を見極められないなと思っています。

投稿者 SHIN T : 2006年12月09日 02:02


追記
哀しき-でパクられた曲はワントンソングでした。

投稿者 SHIN T : 2007年02月24日 04:13


>哀しき-でパクられた曲はワントンソングでした。

ええっと....この曲って「Physical Graffiti」に収録されているんですよね。「Trampled Under Foot」もこのアルバムでしたよね......。さすがタクマ・ツモト。きっとこのアルバムが大好きなんですね。


以前のコメントからいくつかレス。

>本当に盗作なら認めて、普通に活動してたら、それほど嫌われることもなかっただろうに...。

不思議で仕方ないのですが、盗作した(と思われる)曲以外にも良い曲はたくさんあるのに、敢えてなぜそんな曲を収録(作る)のか。時々考えたりするのですが、シングル曲に盗作っぽい曲が多いところから(特に初期)察するに、自分たちの作った曲のうち、どれがウケが良さそうなのか見当がつけられなかったのではないからかな〜とか思ったりしました。求めるスタイルの曲そのものが既成曲にあったから、というのも当然あると思いますが。


>あと、彼は多分徹底的にコピーをして磨くタイプだと思うんです。だから自分の感性で、できるだけ0から生み出そうとするんじゃなくて、自然とコピーそのままも出てしまうのではないかと。

コピーして磨くタイプは多い、というかミュージシャンのほとんどはそのケースだと思います。完全コピーとかして手癖になってしまっているフレーズ等は、ついつい出て(弾いて)しまいがちだと思うのですが、それを出さずにオリジナルを追求していくのがプロだとは思います。そういう部分ではちょっと意識が足りないかもしれません。


>どうしてみんな譜面、少しでも読めるんだろうと思ってました。
理解って言ったらいいのかわからないんだけど、ホントわかんないんですよ。

そ、それは.......やっぱり譜面の読み方を多少なりとも知っているからでしょう。ト音記号があればドはどの位置だとか、16分音符は旗が2つだとか。シミラレソドファがフラットで、ファドソレラミシはシャープの記号が付く順番で、フラットは1つ先、シャープは1つ上の音がメジャーキーになる.....とか、それこそ書いていったらキリが有りませんが、それが「理論」なわけで、音楽をやらない人でも厳密に言えば誰でも多少は知っているものです。小学生でもドレミファソラシドは知っているでしょう? これはれっきとしたCメジャースケールです。それの延長線上へどこまで知るかどうか、ではないでしょうか。本でもネットでもありますし、ちょっと知るだけでもだいぶ違うと思います。


>それならカヴァーする方が純粋に楽しいと思うんですけどね。

このことについても考えたりすることがあったのですが、もしかしたら......今後50年、100年先は、メロディが出尽くしてしまって今より新曲と呼ばれるものがすごい少なくなってしまったり、それのせいでカバー曲が増えたりするのかな......?なんて考えたりしたことがありました。イラストとかマンガだったら、髪型や服装などは違えど目などはそのまま、そのクリエイターの特徴として流用しつづけられますが、音楽の場合、すぐマンネリだとか手癖だとか言われてしまいます。同じ顔立ちのキャラでも見飽きませんが、手癖は聞き飽きてしまう.........音楽の方が量産には向いていないのかもしれません。イラストならば、例えばの話、同じ天使のイラストを描いてもキャラの顔立ちがそれぞれのクリエイターの手持ちの顔ならば、パクってるとかはたぶん言われないでしょう。ポーズがそっくりだったらトレースしてる?とか疑惑を持たれそうですが。音楽の場合、それに近い様な例えは、コード進行くらいではないでしょうか。多くの人がどれだけ「C-F-G」や「C-Am-F-G」の曲を作ったことか。あとはそれに乗せるメロディ.....か。マンネリにならないけれども一貫したオリジナリティを持たせる.......という、考えてみたら実に微妙なバランスをいかに保つか......ということでしょうか。ってチラシの裏に書くべきでしたね。w

>2000年のAL:MIXTUREとMay以降は、顔が良い以外、ただのキモい歌だよって感じな歌になって.....。

..........。もうたくさんお金あるし、売らなければっ、とか、良いものを作らなくてはっ、とかあまり思わなくてもよい立場なのかもしれませんね。もうすぐ活動20年でしょう? ミュージシャンでは大成功している希有なバンド(ユニット)ですし。ファンでない自分から見ても、今まででもう充分という気はします。

>WIG WAMというバンドがあって、曲を聴いた途端、「えっ? BON JOVIと違うのっ?」って思ったんです。

気になりますね。北欧といえば良質のハードポップバンドを輩出している地方ですね。(メタルなどでも言えますが) 

投稿者 鼎 : 2007年02月25日 21:35


>どれがウケが良さそうなのか見当がつけられなかったのではないからかな?とか思ったりしました。
>求めるスタイルの曲そのものが既成曲にあったからというのも当然あると思いますが。
まぁ、ふり幅と言うか、色々とウケを模索していたフシはありますね。


>コピー
 パックは音色やフレーズ、ニュアンスなど徹底的に完コピーにこだわる人のようですから、多分誰よりもコピー純度が高いと思います。それを考えるとRRSCのプレイについては賞賛できますけどね。
 1998年に樋口さん中心で作られた、コージーパウエルやジョンボーナムのトリビュートは、
高崎さんなど数多くの人が参加していましたが、音色などそれぞれの個性の出たカヴァーアルバムでした。
 しかし、手癖になってしまっているフレーズを矯正するのは難しいですね。メロディがどうしても同じになってしまう時が。
それを考えると、ロックミュージックそのものはGソロでのメロディは
ジャンルそのものがマンネリしていると言われても仕方ないとも言えますが(汗)


>譜面
耳コピ出来るほどの耳ではないのですが、
どうも、ゆっくり感覚に馴染むよう教えられたら印象変わったのかもなぁと思います。

優介さんは小学校の音楽ってどうでした?
僕にとっては小学校の音楽って押し付けみたいでした。
わけのわからないまま進んでゆき、リコーダーのテストやらされて、学期ごとに試験があって。
どうすればいいのかわからなくなって、家での練習では癇癪起こしてリコーダー、床に叩きつけたり(苦笑)
学期ごとの小学生用ペーパーテストはいつも20点から40点くらいで義務教育の9年間は地獄でした(汗)
そんな地獄とは正反対に、妹がヤ*ハ音楽教室に通っていたので、
家に帰るとたまに行く時に間に合う時があって、教室の中で遊んでいました。
音を楽しむという意味では、理論や理屈関係なしに、メロディで溢れてたその時間と空間が一番楽しかった思い出でした。


>今後50年、100年先は、メロディが出尽くしてしまって
>今より新曲と呼ばれるものがすごい少なくなってしまったり、
>それのせいでカバー曲が増えたりするのかな......?
現状のスタンスだと出尽くしているのかもしれません。
現にここ数年のJ-POPは毎年何らかの歌がアコースティックか現代風リアレンジされて出ていますし。


>同じ顔立ちのキャラでも見飽きませんが、手癖は聞き飽きてしまう.........
確かに...。
漫画の場合は、影響が若干見られても絵そのものや構図そのものが一致しないとパクリとは言い切りにくいですね。

>マンネリにならないけれども一貫したオリジナリティを持たせる
それを考えると、ある程度時間を持たせてじっくり作るべきなんですけどね.....。
他人の影響そのままなら、早いサイクルで作ることは可能だろうし、
毎年毎年リリースして、5年毎にベストアルバムというのは、
高度経済成長並みの排気や汚染の度合いを高めるだけの事態にしかならない気がします。

まぁ、詞に関してもそのまま流用する事はないけど、
影響を受けた曲のタイトルを文章にいれる/気付いたら入れていたというのはありますね。
例えばデヴィカヴァの影響。
生沢さんだとI'm Looking For LovingはLooking For Loving
BLINDMANだとVo.の高谷氏、何の曲だったかは忘れましたがCrying in the rainといった言葉が。

最近はコナンの前番組の結界師を占めてますね。
あのアヤカシNIGHTってどうかと思うこの頃です。

今丁度テレ朝の番組見ているのですが、
来月にやるガンズのライヴ宣伝にあわせて5,6曲はPVが流れていました。
見ていてわかったのは、上杉さんがWANDS時代にガンズの影響出ているのはもともと本人も公言していたことですが、
92年以降、特に94,95年のB'z、いわゆる短パンや上半身裸が目立つ頃のB'z、
まんまガンズのライヴ見て決めたような衣装だな.....と確認。
91年はガンズのアルバムにはまったと当時の雑誌にも言っていましたしね。

投稿者 名無しさん : 2007年03月10日 03:25



#コピー
>パックは音色やフレーズ、ニュアンスなど徹底的に完コピーにこだわる人のようですから、多分誰よりもコピー純度が高いと思います

えぇぇぇぇ〜〜〜
Into The Arena
http://www.youtube.com/watch?v=_LFEZkkwSO4
http://www.youtube.com/watch?v=vvh-_2woVLg

確かに上手いとは思います。でも........コピーっていうとどうなのかな.........。マイケルは手も大きいし何より作った本人ですからラクに弾けて当たり前ですが、もう一人の方は.......手が小さめでしょうしたぶんフレーズを弾ききるのはそれなりに大変なのかな....とは感じられます。でも...........。なんか音がズンドコ鳴ってるし、音は歪ませすぎだし、ベースやドラムもよく聴くとなんかバランスが悪いし........。


#譜面
>小学校の音楽ってどうでした?
妹さんと同じ....感じです。歌を歌うことや楽典などはラクでした。リコーダーはそれなりに出来ましたがちょっと苦手だったかも。
思うにやっぱり慣れや時間の掛け具合の問題もあると思います。体育は苦手だったのですが、水泳だけはプールへ通い習っていたので1学期の体育の成績だけは良かったです。w 苦手でもそれなりに時間を費やせば、すごく上手いというわけにはいかなくても、及第点程度にはなれるのではないか....と思ったりします。
 あとはやる気......なのではないでしょうか。プロのデザイナーやイラストレーター、ミュージシャンなどで小学校の成績が必ずしも良かったわけではないようですし。


#詞
I'm Looking For LovingはLooking For Loving、Crying in the rain
.......これらはいいんじゃないでしょうか。Looking For Lovingは、Looking For LoveっていうMSGでもラットでもそういう曲もありますし、Crying in the rainにしたって、曲名でぐぐると(Take on meで有名な)a-haとかいろいろ出てきますよ。それ以外でも個人的に思いつくものは、オジーとエアロの「Walk on water」とか。影響を受けたと公言していると、偶然でも気不味いですよね。例の曲名は単語がありがちなものばかりだし、これでパクってるとか喚く人達がいるからおかしくなってしまう気がします。

#ガンズ
前々から思ってたのですが、「Bad Communication」ってよくZepのアレとドゥービーブラザーズの「Long Train Runnin'」を合体させたもの、と言われていますが、ガンズの「Welcome To Jungle」のAメロ辺りの方がより似てる気がするんです。ということは「Welcome〜」もZepの曲に似ている、とも言えますが、メロディの譜割りに関してはどう考えてもガンズの方に似てます。........あんまりこういうことを言わない人間が言っているのですから、その位......似てると思いますよ。


 で.........投稿者が匿名だったので一瞬、誰かと思いましたよ。w 

投稿者 鼎 : 2007年03月11日 01:12


投稿者名、すいません m(_ _)m
僕自身も気付いたの今です(汗)
ところで投稿者名の欄って時間経つと消えます?
操作ミスして消えたのかなぁ、あれっ?(汗)


#コピー
そういえば、Into The Arenaはシャンカーの音色はカリカリしてたし違う(汗)
SUNSETばかり印象が残ってました(汗)


#譜面
リコーダーは1曲だけ得意なのがあって、
リコーダーのテストでみんなの前でやった時
頭を揺らしてリズムとっていたらしくて、
自分では無意識で気付いてなかったのですが、
後ろ指差された事が今もトラウマです(汗)


#学校時代
僕も体育は苦手でした。ただ短距離走ったりするのは良かったんですが、
バスケなんか苦手で。
中学の時は体育館でバスケするので、地下室でボケっとしていて
そのまま授業終わったことが(爆)
出席はしていても実際サボリという事を中3になってからしました.....。

僕の場合、水泳は苦手でしたね。正直泳げるというのは憧れです。
2年の終わりに同じ学年のやつに水疱瘡をうつされて、
その後ヨウレンキン感染症になって平熱37度くらいの微熱状態で体育禁止になり、
そのまま秋まで大して運動せず見学の日々でした。
ホント病気を理由にかなりナマけました(苦笑)

高校は音楽ありませんでしたし、それから羽根のばす感じで
伸び伸びとやり始めた気がします。

元黒夢の清春 氏も小学校の成績は.....だったみたいですが、
結局すきこそものの上手なれって言葉通りの努力でしょうか。
あとは、その人の感性に合った先生との出逢いですかね。

教えるといえば、教員不足やちゃんと教えられる側になるのは難しいとか
新聞やTVで良く見ます。
自分も人に教えるのは上手くないですから。
理屈っぽいとか言われましたね、友達に。
昔に比べたら少しははしょるようになったとは思いますけど。


#詞
これはまぁ、あくまで影響という意味で、
パクリという意味で書いたわけではないのですが、
ただ、B'zだけはメロディごと言葉が取り入れてしまった気がしますけど...。


#「Bad Communication」とガンズの「Welcome To Jungle」のAメロ辺りの方
確かBad-は89年で、Welcome-は87年頃でしたっけ?
リフに注目ばかりしてて、メロディの方は注目してなかったから、
確かに言われてみれば.....。
スラッシュはLPだし、ZEPの影響あると思うのでそこからを考えると、
うーん.....。

投稿者 SHIN T : 2007年03月11日 03:17


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