Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
« フランス流に憧れて | メイン | 形にすることの難しさ »
もしもあなたがいなくなったら

 ミケネコさんのサイトが閉鎖してしまいました......。ミケネコさんが亡くなられたためだそうです。......ついこないだ訪れた時はいつも通りだったのに、突然こんな閉鎖でショックを受けています。もちろん面識などありません。ですが、.htaccessなどのウェブ技術のコンテンツには大変参考になり、リンクにも追加する予定でした。このサイトをご存知の方も多くいらっしゃると思います。

 本当に有益なサイトで、何度となく訪れてた割にはコンテンツの保存などしていませんでした。.....だって、いつだってそこに行けば見られると思っていたから...........。

 近いうちに有志の方達がアーカイブを別サイトにて公開するとの話も耳にしました。ぜひそうしていただきたいです。ずっと公開され続けるべきコンテンツなのですから。また今後も訪れたいし。


 ネットを彷徨っていると、時に主のいないサイトに遭遇することがあります。どこも、静かに優しい時間はゆっくりと流れている様な...そんな雰囲気です。知り合いの方達などによりサイトが存続している、というのはこの世にいないご本人にとっても嬉しいのではないでしょうか。それは同時に、そのサイトのコンテンツの充実さを証明しているのでしょう。

 そういうことを目にすると、ふと自分のサイトのことも考えてしまったりします。もしもいなくなってしまったら、......やっぱりそのままレンタルサーバの利用期限が過ぎたら消えてしまうのだろうな、と。そう思うとデジタルコンテンツというのは、実にあっけないものなのだと思ってしまいます。足跡一つ残さず消えてしまうし。消えてしまったら、みんな忘れてしまうのでしょうね。ミケネコさんの様な有益なサイトはそんなことはないでしょうが、少なくとも自分の所は間違いなくそんな気がします。

 そんな風に思うのは無しだよね、って分かっているけど...........。

R.I.P.
http://www.mikeneko.ne.jp/
http://web.archive.org/web/20040131062514/http://www.mikeneko.ne.jp/〜lab/

† | TOPへ▲

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seventh-heaven.jp/diary/mt-tb.cgi/6

癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum- Copyright© Yusuke Kobayashi S E V E N T H † H E A V E N メール
TopUp HiUpDownDown HiBottom