Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

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 さほど読んでもいないうちから言うのも愚弄なことですが、あの「ソドムの120日」は一体何を求めているのかなあと、思ったりします。 果てぬ欲望の先にまた現れる枯れぬ欲望、そしてその先を見たいが為の欲望をまた手に入れ.......と、そんなのを表現しているのかなあとか思ったり。って的外れか。

 侯爵、教えて下さい。

 うぅ....、近頃発覚した例の大学サークルの事件、なんだかだぶって見えてしまう。あれもまた今日の「ソドムの120日」のような気がして。.........あの人達はいったい何を考えているのだろう。
.......すべてが思いの儘、なのか。あの人たちに、ソドムの120日を読ませたら、どうお思いなのだろう。サドから學べっ!

 そういえば、この「ソドムの120日」を元にした映画があるんですよねえ。パゾリーニ監督の「ソドムの市」っていう。舞台は原作の古城ではなく、第二次世界大戦時ムッソリーニが築いた国、サロ共和国でのお話だったかな.....。
これ.....見るのにすごく勇気、いや覚悟がいそう。

  ........サドだのフェチだの、日記書き始めてからいきなりないよねえ。もぅ本当に人が来なくなってしまうよ、このサイト。いきなりマックの話で普通かとおもいきやいきなり流れがパラノイアぽくなった挙げ句、今度はサドかよ!
サト、フェチ、と...........残りはマゾヒズム、か................。

 クラフト・エビング、ですねぇ。

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 この間、朝日新聞に「家畜人ヤブー」を漫画化とかいう記事があって、誰がする気になるのかなあと思っていたら、予想通りというか、あの鬼才、江川達也でした。

 家畜人ヤブー、読んだことはないのですが話には聞いていますよ、はい。SFハードマゾ小説ですよねえ......................。
「ハード」は余分か。いやハードでしょう...多分。

 初めて「東京大学物語」を読み始めた頃は、まだわりと爽やかなイメージがあったのですが、巻を追うごとに本来の江川節が炸裂していくわけで....。思えばデビュー作の「BE FREE」から表面的な作風は変わってないの......ですね? ...まったくもぅ(溜息)、マンガ内の人物の言動がまるで一致してないところが、最低.........いや、最高ですw。大真面目なセリフを吐いているかと思えば、絵がとんでもないことになっているのが多々。
.........そこまで描いたのなら、ヤブーより描くものがあると思うのだけど。

 そう、サドの「ソドムの120日」(おい)

 やはりあの人しか描けなさそうな気がするけど.....あっ、山本直樹もいけるかも。オムニバス集の「フラグメンツ」っていう漫画があるのだけれど、あれに通じるものがサドにもあるような.......。って、もぅ、なんだか変態扱いされそう.....。

 しかし、ソドムの120日も実はちょこっとしか読んだことないのです。
澁澤龍彦編のソドムは登場人物紹介のみで終わってしまっているのしか出回ってないような。完全本は別の方の訳で、3000円ほどしたような気がする...........。

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