Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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中古モニタだけど満足!!

 おととい中古モニタを購入しました。
ナナオのL567。17インチの液晶ディスプレイでは評価の高い機種です。

 今まで使っていたモニタは同じくナナオのL557という機種ですが、567とは随分違います。このL557は自分にとって初めての液晶モニタで、当時CRTモニタよりも液晶の方が目が疲れにくいと耳にしており、モニタと言えばナナオと、やはり同じように耳にしていたので、当時17インチの低価格のナナオの、ということでL557にしたことは以前にも書いたと思います。

 使い初めの頃はさほど感じなかったのですが、長く使うにつれて、やっぱり眩しいなあと感じる事が多くなりました。コントラストを目一杯下げて使いましたが、それでもなんだかギラギラする感じで、目が疲れるなあ.......と感じる事は常々だったのですが、それも単にモニタを見過ぎなのだと思っていました。


 ふとある時に、ネットで液晶パネルの種類によって目がとても疲れやすくなるものがあるということを知り、自分のL557のパネルの種類は何なのか知りたくなり、あれこれ調べてみたら、ショックな結果に。

 いわゆる「目つぶしパネル」と評されるサムスンパネルでした。それまで評判の良いナナオ、というイメージから低価格でも品質の高いモニタなのだと思い込んでいました。一方のL567というとL557を買うときから機種名を名指しされるほど評判の良い機種である事は知っていましたので、調べてみるとやはり評判の良い日立製のS-IPS パネルが使われていました。


 一概には言い切れないですが、シャープのASVパネルが最も目に優しいパネルだとよくネットで目にします。かといってもシャープ製のモニタが全てASVパネルなのではなく、また他メーカの機種によってはASVパネルが使われている事も知りました。

 ASVやS-IPSパネルのモニタを中心に中古モニタをネットでいろいろ探した結果、安かったL567にしました。値段抜きに絞ればL997や887などが入手しやすいのですが、ちょっと自分には大き過ぎるサイズでしたし金額の事もあって選択外でした。逆に17インチ前後のモニタだと近年発売されたものには良いパネルがあまり使われていないようで、中古でもあまり見つけられませんでした。18インチでASVパネルのナナオのL676、671、シャープのLL-T1820、1810、1811辺りを狙っていたのですが、古い機種だとマックでは最大解像度が1024×768だとかいう仕様のものばかりで(L671、LL-T1810)、それ以外のをなかなか見つけられず、次点のS-IPSパネルのものを探していた頃、ちょうどL567を見つけたという次第です。


 前置きが長くなりましたが(いつものことですが)、L567を使ってみてすぐに以前のL557のようなぎらつきがなく全体的に落ち着いているなと感じました。調整も済ませ使いだしましたが、あまり目が疲れません。気のせいなんかではなく本当なんです。もちろん長時間見続ければ疲れるでしょうが、以前よりは疲れる具合が低くなった、というのは実感しています。

 しかも嬉しい事に、L567購入に際して再度ネットを調べてみると、L567と565にはある時間使うとほぼ全てに左上の隅が黒ずむという欠陥があって、ナナオがリコール隠しをしているとかどうとかで、サポートへ連絡すれば、まず無償でパネルを交感してもらえるのだとか。おまけに同じく欠陥として本体のプラスチックのヒビが入るのも対象になっているのだとか。実は購入したL567、使用時間は約7700時間でやはり黒ずみがあり、ヒビも若干入っていました。ヒビが入っているということで安い値段だったみたいなのですが、ほとんど目立たないヒビだったし黒ずみもせいぜい1cm四方ですから現状のままでも気にはなりません。保証期間を過ぎても無償でパネル交換してもらえるらしいので、もう少し使ってからにしようかな、なんて思ってたり........します。w


 そうそう、このL567でもう一つ気に入った点があって、それはアーム。書見台のように、かなり机と平行近くまでモニタ部分を変えられる事が出来て、これも疲れにくくできる点なので、まさに願ったり叶ったりでした。また中古で探そうかなあ。w

 唯一欲を言うとしたら、本体のカラーはブラックの方が良かったかな。買ったのはホワイトなのですが、画面を見ていると枠の白さが目に入ってしまいます。不思議な事に、画面よりも枠の白さの方が眩しいさを感じるくらいです。

 ああ、やっぱりもう1台手に入れたくなってきた。w シャープのLL-T1620とかもいいなあ。

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