Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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DQ

 2、3ヶ月前にちょこちょこと、ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)の II、III、IVをプレイしていました。
III、IVは小学生の頃にまさにリアルタイムでプレイしました。特にIIIは、今までプレイしたゲームの中で一番印象深く、記憶に残っていたゲームでした。既に10年以上も前のゲームなので、現在では対応ハードを変えてリメイク版が出ていますよね。

 前にも書いたと思うのですが、IIIはゲーム内容だけでなく曲も大好きで、当時習っていたエレクトーンでも弾いていた事があるので、もうその思い入れといったら...........。当時は、音楽を聴く様な事はしていなかったので、唯一触れていた音楽といったらプレイしていたゲームのBGMだったわけです。うちはそれほどゲームをさせてもらえなかったので所有しているゲームの本数もわずかなものでしたが、そんな中でドラクエIIIを買ってもらえた事は、今振り返るととてもラッキーだったと思っています。
 これも以前に書いたのですが、従姉がドラクエシリーズを(その当時ではIIIまでですが)全て持っていて、ドラクエII、IIIのオーケストラ版のサウンドトラックをダビングしたカセットをくれたりして、よくそれを聴いていました。もう15、6年位前の話ですけど。w

.....と、ドラクエは、自分にとってかなり思い出のあるものです。今もドラクエは根強い人気を誇っていますが、当時は発売されるゲームの本数も少なかった状況下で、なにより「RPGといえばドラクエ」というような図式が成り立ってしまう程、圧倒的な影響力と存在感、爆発的な売り上げ本数でしたから、小学生なんかにしてみればそれはもうすごい影響を与えられるわけです。ほとんど「ドラクエっこ」みたいなものです。


 とはいうものの、リアルタイムでプレイした事のあるシリーズは前述の通り、IIIとIVだけです。I は従姉がくれたのでプレイしたことあるのですが、途中でなぜか行き詰まりクリア出来ず未クリアのままです。・゚・(ノД`)・゚・ II は持っていなかったのですが、クラスの話題でよく耳にしていたし、友達がプレイしているのを見たりした事もあります。

 よく........、ドラクエシリーズの中で、IIとIIIはとりわけ名作だと言われるのをよくネットで目にします。リアルタイムで触れた当時のプレイヤーの、半ば懐古的な主観での感想なのかと思っていたのですが、どうやらそうでもないようで、新しい、若い世代の人達の中でも評価が高い様で、そんな作品をプレイした事のある自分はつくづく小学生の時にプレイ出来て良かったと思っています。

 でも、II はプレイした事がなかったのでどうしてもやってみたかったのです。もちろん他のシリーズもプレイしてみたいですが、なにより初期のシリーズであるIIなら、プレイ時間も少なくて済みそうだし、リメイクされてGB版も出ているので、プレイしてみようかな.....と前から狙っていました。


 そんなわけで、まずII からプレイし始め、ついでにIIIにIVもプレイしてしまいました。
 ます II 。
当時、II シリーズ中でも特に難しくてクリアするのが大変だ...というのをみな口にしていたので、ちょっと心配でしたが、まあ今のご時世、ネットで検索すればいとも簡単に攻略サイトが見つかる上に、万が一の時はそれで対処出来るのでそれほど問題でもありませんでした。

 実際プレイしてみて、案外すんなりと先へ進めたし、ロトの武具一式、紋章、見つけるのが難しいと言われていた、金の鍵、水門の鍵などもつまづくことなく見つかり、楽しめながら順調に進める事が出来たのですが、終盤やっぱり行き詰まってしまいました。

 最大の難関と言われる、ロンダルキアの洞窟。落とし穴がそこらじゅうにあるし、無限ループもむかつくほど用意してあって、おまけにモンスターは強いし、LV20未満で攻略するのはかなり難しかったです。とくにサマルトリアの王子が弱い....。ムーンブルクの王女並みの体力しかないし攻撃力はないし、あれには参りました。もっともムーンブルクの王女も攻撃力のあるモンスターの一撃を受けただけで死にそうなくらい弱かったですけど........王女だから許せる。(ぉぃ) サマルトリア王子は男のくせに軟弱で、だ め だ。オマエモナー(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ターン

 ともかくロンダルキアの洞窟だけは、ちょっと攻略サイトを覗いて先へ進みました。で......先へ進んだはいいものの洞窟を抜けた、白銀の世界、ロンダルキアの大地に出てくるモンスターが強過ぎる! ギガンテスにタコ殴りされて死ぬし、アークデーモンのベギラマ、ほのおで瀕死状態にすぐなるし.........。2回目は運良くほこらまでたどりつけましたが、最初に洞窟へ抜けた時は、ほこらへたどり着く前に全滅。一難去ったらまた一難。ハーゴン城での最初の手下のアトラスが2回攻撃の上に攻撃力も強くて、かならず誰か一人死ぬし..困りました。LV20前後では厳し過ぎる....。ムーンブルクの王女なんてその時LV16くらいだったし、攻撃されれば間違いなく即死。レベル上げして倒しましたが、その後の手下(パズズ、ベリアル)なんかの方がずっと弱いような気がします。あっさり倒せてしまいましたし。

 ハーゴンとラスボスのシドーは回復する間があるものの連戦なので、ハーゴンはともかくシドーは手を焼きました。シドーを倒した時はローレシアの王子のみで残りの二人は死んでいたので、(ローレシアの王子は呪文が使えないので)運の問題だったかも.....。


 という具合で、クリアも出来たし充分楽しめました。組むパーティの人数が少ない程、ひとりひとりの役割が大きくなるわけですが、II の場合、ローレシアの王子が呪文を使えないのが個人的にはちょっと勿体無いと言うか魅力に欠ける気がしました。III 以降の主人公には、主人公の特権とも言える呪文を使えますし(ギガデインやベホマズンなど)、やっぱりああいう方が好きです。ローレシアの王子はただの戦士みたいな感じで......ね。その点、III は、職業という要素により、それぞれのキャラの個性が引き立ってはっきりしているので好きです。僧侶、魔法使い、戦士、勇者.....単純明快な役割分担でパーティも4人なのがバラエティに富んでいて、なにより団結して戦える安心感みたいなのがあって、個人的にはやっぱりIII が一番です。それでもやっぱりIII でもちょっと不満もあって、それはやっぱり戦士や武闘家のような肉弾戦のキャラに「たたかう」以外の攻撃方法がない点。何かキャラ専用の特技(戦士だったら剣技とか)があったらもっと引き立つと思うんです。

 う.......長くなってしまいました、分けて書きます。

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