Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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OS XでVisionが........

img 表示出来るだけ。w.......ま、一応動作もすることはするのですが、音が出ません。ソフトが立ち上がるだけに悔しいです。おそらくMIDIドライバーであるOMSがOS Xで動作しないことが原因なのでしょうが、でもOMSも立ち上がったし.........って、VisionもOMSもOS Xのクラシック環境で立ち上がっているから、厳密にはOS Xで動作しているわけではないから、そうなのですが.......。
 最近のシーケンスソフトのインターフェイスと比べてしまうと、地味になってしまいましたが、いち早く直感的でグラフィカルなインターフェイスを装備したのが、このVisionでした。数年前までは、PerformerとVisionでこの世界を牛耳っていたというのに......この世は果敢なし、栄枯盛衰の浮き世なのですね。Performerは頑にMac版しかリリースしていないからか、以前よりも随分影が薄くなってしまった様に見受けられます。Visionはギブソンに買収された後、全ての開発が中止。おまけに5万程したVision、15万程したStudio Vision pro共にフリーソフトとして公開される始末。心境は複雑です。
 おそらく......もう復活は望めないと思います。Visionの開発者もこぞってアップルに流れてしまったようだし、そのアップルが現在、Logic(シーケンスソフトです)を発売しているのですし.......。

 数年前、初めてVisionの廉価版であるEZ-Visionを手にした時は、大袈裟かもしれないですが、夢を感じました。パワフルで柔軟なソフトで、頭の中に巡る音楽を績ぎだしてくれる様な.....そんな気がしました。毎年毎年、バージョンアップをし、その度に付加される新しい機能に心を躍らせたものです。

 .......本当、多くの人がかつて使っていたのに......。好感が持てる、あこがれの人達はみなVisionを使っていました。スティーヴ・ヴァイ、古代祐三、小室哲哉、植松伸夫.......、いや、植松さんはいまでもVision+SC88proの組み合わせで制作を行っている様ですが。古代さんは、数年前の雑誌での確認だから、Visionが凍結する直前まで使っていた事は確か。Studio Vision+NordLead2の組み合わせがメインでした。小室さんも、それほど前の話ではなかったはず。(とはいっても'98とかその辺りの話ですがw)  ヴァイはどうなんでしょう。アルバム「Fire Garden」のピアノ等は全てVisionによる打ち込みでした。......どう考えても人間が弾いているとしか聴こえない程のプログラミングの素晴らしさ。......あの人はギターのみならず全てにおいて天才.........。


 そんなわけで、少しだけ夢を見ました。
結局OSを切り替えて立ち上げるしかありません。.....メールやブラウザがOS X専用の「Mail」と「Safari」だから、結構不便です。・゚・(ノД`)・゚・  MIDIドライバさえ何とかなれば全ては解決するのに!!! だって打ち込めるし、ソフトの操作もできるのに....できるのに........MIDIの出力が出来ない.........。あぅぅ....。・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)アキラメモヒツヨウダゾ

Vision フリーダウンロードできます。Mac版のみですが。
Vision Fan Site Visionの情報サイト。 フリー版のインストール方法なども載っています。


 ちなみに...スクリーンショットに載っているシーケンスファイルは、曲名見ればだいたい見当付きそうですが、ジャズっぽい自作曲です。3/4拍子のワルツ形式なのですが、ハネています(シャッフル)。 なんだかフランスの....シャンソンみたいな雰囲気になっています。......シャンソンなんてほとんど聴いた事無いのに......。けっこうお気に入りです。本当は知人に頼まれたゲームのBGMにする予定でしたが、雰囲気が違う感じがしたので、別の曲(以前に公開済み)にしましたが。って、Muzieに載せたんだっけ。(もう全然放ったらかしだ.....。まずい.....。)

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