Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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血塗られた指板

 ここ最近、いつにも増してギターを弾いていたので、指がボロボロになっていたせいだと思うのですが、昨日いつものようにギターを弾いていて、ふと指板に目をやったら........うわ〜〜〜、赤くなってる!.......えぇ〜、ということは.......と思って手を見ると、血が結構出てた......。指板もいくつものフレットが真っ赤になってるし.......自分でもびっくりです。普段は指板を見て弾きますが、時々、手癖のフレーズやメカニカルなフレーズの練習なんかをしている時は、指板は見ないで、パソコンのモニタでネット見ながら弾いています。w ついついノッて弾いていたら........って具合です。

 指を切る程弾いていたのは.....ひさしぶりです。ずっと昔、ギターを始めた頃以来かもしれません。よくチョーキング連発しすぎて、爪と指の間がぱっくり裂けてしまったことは何度もありましたが、流血はありませんでした。 この裂けるのも、痛い!! 手を水で洗ったりした時なんかはもう! 爪と指の間に針を刺す様な痛さです。 最近は、チョーキングをかなり多用しても平気になっていたのですが、代わりに指先の皮の厚さが減ってしまっていたのでそれのせいで切れてしまったのでしょうね。
 他の方はどうなのか分からないですが、継続的にギターを弾いていると、指先が足のかかとなんかよりもずっと厚くて堅い皮になります。指先を何かプラスティックの様なもので覆われている様な、そんな気さえするほどです。.........ギターを弾き続けていると、一時期堅くなって、後は程よく柔らかくなるとかって、ギターの先生がそうおっしゃっていた様な気がするのですが、う〜ん、自分の場合は、けっこう堅いまんま。今回の様に弾きすぎて皮がボロボロになって薄くなってしまうののとは言っている事が違う様......。
 それにしても、痛い思いをしたり血を出してまで、よくやるなあと自分でも感心....というかバカだなあとw、思ってしまいます。左利きで、手も小さく、それで右利きのギターを弾くなんて、今思えば止めといた方が時間の無駄にならなかったのではないかと思ってしまいます。何度もギターやめたくなった時期があったし。......思う様に弾けない、言う事を聞かない手に、もどかしさをよく感じました。

 まあ、それでもどうにか最低レベルにはなっているのではないかとは思っています。(ぉぃそれって.....w) 一応それなりに速く弾く事もなんとか出来ますし、リフなんかのバッキングも前よりはだいぶまし。問題なのはピッキングの正確性かなあ。.....こういうところに左利きで右利きギターを弾くという環境に問題が出てくるんですね。やっぱり利き手ではない方は、感度というか手をコントロールするのに違いがあります。以前はそれがもっと酷くて、ろくにピッキングさえ出来ませんでした。ダウンピッキングはよくてもアップが本当にダメで、ひっかかりまくって、たどたどしいプレイになってしまって.......。しかも手がロックされたかのようにガチガチに固まってしまう様な手の振りで..........まったくあれには泣きました。
 手の小ささもやっぱり、ね。普段、弾く時にはそれほど気にはしないのですが(だって元からその指のサイズなんだし)、改めて振り返ると、もう少しだけ指が長かったりすれば、弦をミュートし易くなるのに....と思います。歪ませていないクリーンな音ならば、ミュートしていない余弦の音はそれほど目立ちはしませんが、充分に歪ませていると、常時、余弦をミュートしていなければ、ぐちゃぐちゃになってしまうでしょう?(ギターを弾く人には分かってもらえると思いますが) それに間違えて違う弦をかすって弾いてしまった時も、ミュートしていれば大丈夫ですが、していないと、もろに鳴ってしまいますし。


.........原因が突き止めているなら、あとはその対策をすればいいわけで、.........ということは結局、練習ですね。w

でもしばらくは弾けない......。絆創膏を貼って弾いてたんだけど、痛い! 激痛が走る! 血がまた出てしまうし........。怪我してない残りの指のみ使って弾くしか.....ないか。

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