Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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大学祭に

 12日に行ってきました。
うちの弟が通っている大学で、新潟の長岡市にありまして工業デザインや建築関係を学ぶ大学です。 すごく表現するのが難しい、ところだなあと思います。芸大のようにいわゆる「ファインアート」を扱うところではないし、かといって工学部のようにそれ専門ではない。

 実は、建築に無縁な自分がなぜかいろいろ知っていたりするのは、建築を学んでいる弟の影響です。でも! 安藤忠雄、コルビュジェを教えたのはこのオレです。もうずっと前の話だけど。そうそう、建築家の隈研吾がそこの教授をしているんです。羨ましいですねえ。

 ま、それはどうでもいいね。
 それで、大学祭のこと。
実は、大学祭なるもの行くのが初めてでした。というより高校の学園祭、とかも知らないんです。。・゚・(ノД`)・゚・。 その大学は、また設立されてそれほど経っていない大学で、敷地の多くが芝生で覆われていて、コンクリート打ち放しの校舎がとても綺麗です。地方の大学だから、大学祭、っていったってそれほど賑わわないよね、って思っていたら大間違いでした。すごく賑わってました。

 真っ先に見るのは弟の作品です。そのために来たようなものだから。で、まあ、CGのサークルの作品だったのだけど、あんまり時間がかけられなかったというだけあって、けっこうシンプル。でも、即席っぽさはあんまり感じられなかったかも。素人臭さもなかったし。しかし作風が.......。自分の好きなものでは、ないな。Tシャツに転写したものも展示していて売ってるっていうから、もちろんお買い上げ。くぅ〜、これを着て外出するのは、自分にはちょい羞恥プレイだ。

 他の人のも見たのだけど.......。
やっぱり本業が忙しいからかなあ、作り込んだ作品とは言い難い。ネットのいたる所で見かけるCGに劣ってしまうかもしれない....という感じ。それでも良いものは感じたし、次回に期待、という感じ。

 他のところでも、絵画や写真、課題の作品などなど、いろいろ見たけどちょっと思っていたのと違ってた。もう少し、すげー、とか素で感じられるものばかりだと思っていたのだけど........。ってあそこは建築と工業デザインなのだし、今年はサークル関連の作品が多く、本業の作品があまり「なかったから、期待すること自体間違っているかもしれないけれど。あと一歩なんだよねえ。アプローチは好みでも描くものが好みでなかったり、その逆だったり、惜しいのです。

 しかし、設備はよかった。パソコンあるし、画材、機材は揃ってるし、はあ、羨ましい限り。こっそりコンピュータールームから1台拝借したい気分だよ。

 そういえば、思い出した。弟のサークルの展示室でお出迎えしてくれたのは、メイドのコスプレしてた女のコだったね....。べつに萌えないけど。まさかこんなところで見かけるとは思いもしなかったけれど。
 あと、どこかのバンドが演奏していたのだけど、プロらしいけれど、うそでしょ、みたいな演奏で........。なんかパンクっぽい音楽だったけど、妙にベースの音しか聴こえないと思ったら、ギターがいなかった!! 本当に、うそだろ〜と思う程、バランス合ってないし、もっと信じられなかったのが聴いてる人がたくさんいたってこと。

........自分の感覚か、それとも聴衆の感覚を疑うべきか.........。
いや、好みの問題だし、深く考えるのやめよぅ...
とまあ、なんだかんだいっても、学ぶべき点はありました。
わざわざ高い電車賃払って行ってきたのだから、てぶらで帰るわけにはいかないし。

でも...........ね。

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