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女神転生外伝ラストバイブル

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 LB1のオープニングおよび方舟で入ることができる楽園"ノヴァ・ラ・ムー"の曲。
 前半の悲愴感がたまらない......ゾクッときます。LB1/2共にOP曲は本当に素敵です! 3連系のスタイルのせいもあって全体のクラシカルな曲想も好きです。ダークでミステリアスなのが最高!

 コンパクトにまとめられていながらもセクションごとに転調していて、順にEm→C→Gmになっています。Gmの部分はGmというよりは、D H-P5↓だと思います。イントロ~セクションAまではダイアトニックコード中心のキャッチーな進行で、BでbVII7を使った緩やかな下降進行でワンクッション置いた後に、CでH-P5↓によるクラシカルかつ怪しげな雰囲気のメロディが冒頭のメロディへきっちりと繋がっている感じで.......本当によく作られた曲だと思います。

 LB2もそうですが、シンプルなコード構成音やモーダルメロディがうまく作られていて、この辺りがLBならでは、という気がします。 この場合だと、単にD△-A7の2コード進行の繰り返しで、メロディもコード構成音+αというだけなのですが、印象に残るメロディになっているところが凄い.....と思ってしまいます。

 名前入力後のプロローグと、ルシフェリウムのある大地テラのフィールドの曲です。古風でクラシカルなのが好きです。中盤から後半にかけてのベースラインや躍動感がいいですね。個人的にはイントロ以外はなんとなく王宮のようなイメージを浮かべます。

....ちなみにこの曲はEドリアン主体の曲だと思うのですが、曲が進行するにしたがってモチーフのメロディを次々と展開していくような流れで、後半辺りはEミクソリディアンっぽく感じます。(もしくはトニック変換転調なのかも。) どちらにしても同主調のマイナーとメジャーキーが入り交じるということと、3/4拍子の3連系が、この独得な雰囲気を出していると思います。

 この曲も基本的にはシンプルな進行で、E△-A△-D△-E△です。ただ、2つのE△がE-△だったりE7、E△sus4に変化していたりするので、E-△→A△(A7)をEドリアン、D△(=bVII△)-E△の部分が単にトニック変換転調とも言えそうですが、聴感上はEミクソリディアンっぽい気がしました。

 

 前半はゆったりした曲調ですが、だんだんリズミックになって賑やかですね。後半の3/4拍子のベースラインはけっこう好きです。

 ここでもbVII△が出てきますが、この場合はサブドミナントマイナーの代理コード(Key=D-のbVII)の解釈によるDメジャーでしょうね。

神殿

 

....これ、リズムの取り方に苦労しました。たぶん....リードメロディから判断するに、表拍を裏拍のように始まっていると思うんですが、どうでしょう。LB1のこの神殿の曲は、LB2のと比べると随分雰囲気が異なりいますね。

........ベース音にDがたくさん出て来ているからたぶんDミクソリディアンだと思うのですが、もしかしたらCリディアンの可能性も.....。

 中盤以降の裏メロを聴き取るのに意外に苦労しました。音が見事にかぶっちゃって。明るくていい感じですね。

 最後の部分を除いて、これはAミクソリディアンだと思います。A△を基調としながらG音が度々出て来ているし....。ただ、その特性音であるG音を強調しすぎた部分もあったりするので、人によっては調子っぱずれの様に聴こえて....しまうかも。

 ピッチベンドで音色を表現したものに差し換えました。ピッチが狂ってしまう場合は、"MIDIベンドなし"の方をお聞きになってください。

 前半は普通にEマイナーですが、後半さりげなくCメジャーに転調している気がするのですが、その部分のメロディがE-ペンタトニックなので、Eマイナーのまま....とも言えなくもないです...。でもFM7出て来ているし....たぶん転調してます。それよりも気になるのが最後のEb-7。これってやっぱり前後のD-7、リピートした後の冒頭のE-7を考えて、経過和音と考えるべきなのでしょうか....。

ゾード

 

 5/4拍子の曲。5/8と迷うんですが、やっぱり5/4拍子と判断しました。LB2の塔の曲もそうでしたが、ミステリアスだけど張りつめた雰囲気が、好きです。

 モードの曲が多い中でこの曲はごく普通のコード進行になっています。A-△→C△→G△→F△。 ただ、テンションを含んだメロディになっているので、なんとなくキレのある雰囲気になっているのだと思います。まあともかく変拍子っていうのがミソですね。

方舟

 

 LB1の方舟の曲って、こんなに短い曲だったとは、すっかり忘れてました。 LB2のは曲もいいのにあんなに短いし.....(涙) 全然関係ないけど、方舟の動きって好き。キビキビしてて...。

 たった2小節の繰り返しですが、これもミクソリディアンですね(D Mixo)。D7一発のコード進行(それって進行って言わない...w) それでいてファンクとかブルースっぽくならないところが.....すごいかも。......ミクソっていうよりはD7のブロークンコードみたいな感じですが。

 だいたいそういうシチュエーションのほこらの曲。魔獣のほこら以外はみなコレかな。

 これもミクソリディアン。4小節ごとに移調しているので、G MixoとA Mixoです。

 マグネタイトと交換してアイテムがもらえる、魔獣が棲んでいるほこらの曲。これもダンジョンの曲と同じ様にしゃくりあげた様な音色になっています。 ピッチが狂ってしまう場合は、"MIDIベンドなし"の方をお聞きになってください。

 通常の戦闘の曲ですが、随分と凝っている印象を受けました。そしてカッコいい! ギタリストがギターソロをやっている様な、そんな雰囲気がします。前半はペンタで後半はモードで、最後のフレーズはタッピングみたいな感じで。なにげに、この曲のベースはカチっとしていながらいいグルーヴでノリがいいですよね。 しかし、聞き取るのに苦労しました。(前半後半終了部分)

.....これ、後半部分がいまいち良く分かりません。進行的にはGドリアンだと思うのですが(ベースラインがG→Cなのでドリアンのモーダルコードパターン)、途中からBbがBになってしまっているので、どうもGミクソリディアンになっている感じで.....。G7→C△だったらCメジャーのコード進行を逆進行したとも考えられるのですが、聴いた感じではミクソっぽいし......。ともかく、ギタリストがソロを演っているような雰囲気を狙っているのが窺えます。(ヴァイとか)

 LB2ガイアの曲にも通じる様な、怪し気な雰囲気の曲ですね。邪悪で魔術のイメージが凄く感じます。E H-P5↓(=E Phry Natural3)か....。 ここまで詰め込むかっ!ってほどフレーズが細かくて、めちゃめちゃ速くて、後半のフレーズは譜割りも5連府とか、譜割りに出来ないようなフレーズなどあって、ディレイでかぶって聞きにくいわで、全く....、死ねました。 本当に、バアル、ベリアル、メフィスト.....彼等に相応しい曲です。 コピーして改めてそう思いました。

 通常の戦闘の曲と共に狙ったのか、後半は怒濤のハーモニックマイナーによるメロディで、ネオクラシカルっぽい感じがなんとも。向こうがヴァイならこっちはインギーだったりして。

全滅

 

......全滅の曲の割には、かなり普通な感じの曲です。3/4拍子の調子が、悲しげなメヌエットみたいに感じます...。

「このほしを ガイアよって (「に」が抜けているような....)
かざんをおこし…
たいきをつくり…
そして まじゅうをつくった!
まじゅうには オリハルコンが
ひつようなのだ!
まじゅうを みすてることは
わたしには できん!」

 本当に大好きな曲です。なぜか何度も聴いても飽きなくて作ったMIDIデータをリピートして聴いてました。それに自分が思い描いているルシフェルの雰囲気になんだか似ている気がして最高。 前半マイナーで後半がメジャーに転調しています。「ドドレミファソラシド〜」あまりにベタなメロディだし.........なんだかボスっぽくないような気もしますが、だからこそ、大好きなのかも。 ゲーム内のルシフェルは、憂いながらも邪悪な感じはしないし、魔獣に対する優しさみたいなのが見え隠れしていて、そういうところをうまく曲に表している......のかもしれません。

A-とCのキーで、コード進行も王道的なものです。だからこそポップでキャッチーな曲調になっているのでしょうね。

 優し気な曲で、アルペジオの部分が好きです。なんとなくLB2(のOP)の流れにつながるような.....。ちなみに6/8拍子。

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